
【23年9月更新】Web広告5媒体最新アップデートまとめ
今月も先月中におこなわれたWeb広告媒体のアップデート情報をお知らせします。
今回ご紹介する媒体は次の2つです。
- Yahoo!広告
- Google広告
特にYahoo!広告で多くのアップデートがおこなわれました。媒体を利用中の広告主様は、自社のキャンペーンに影響がないかご確認ください。またGoogle広告ではファインド広告の機能が強化され、新たなメニューになる予定です。
定期的に新たな情報が公開されるWeb広告業界。常に最新の情報をゲットし、日々の広告運用にご利用ください。本記事の内容をまとめたPDF資料を、以下のページからダウンロード可能です。こちらもあわせてご活用ください。
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目次
【Yahoo!広告①】スマートターゲティングβ版リリース
Yahoo!ディスプレイ広告(運用型)で利用できる新たなターゲティングとして、「スマートターゲティング」が提供開始されました。設定したターゲティングの範疇を超え、関連性の高いと思われるユーザーに広告が配信されるようになります。これによりコンバージョン数の増加が期待されます。
【「スマートターゲティング」とは?】
行動履歴を利用した従来のターゲティングで指定した範疇を超え、CV可能性の高いユーザーに優先的に広告が配信されるシステムです。
参考ページ:スマートターゲティング(β版)-Yahoo!広告ヘルプ
【Yahoo!広告②】インプレッションシェア損失率の厳密化について
Yahoo!ディスプレイ広告(運用型)において、自動入札戦略を設定している場合、「インプレッションシェア損失率」(予算またはランク)を変更します。これにより予算不足または掲載順位が原因で広告の配信機会を失っているキャンペーンの改善策がわかりやすくなり、効率的な運用が可能になります。
インプレッションシェア損失率の変更が行われる自動入札戦略は以下のもの。
- コンバージョン数の最大化
- クリック数の最大化
- 動画再生数の最大化
- 拡張クリック単価
参考ページ:【ディスプレイ広告(運用型)】インプレッションシェア損失率の厳密化について-Yahoo!広告ヘルプ
【Yahoo!広告③】LINE VOOMを配信先に追加
Yahoo!ディスプレイ広告(運用型)の配信面に、LINE VOOM(ブーム)が追加されました。LINE VOOMはショート動画などが楽しめる、LINEのファミリーアプリです。
掲載フォーマットは以下のもの。
- 広告タイプ:レスポンシブ(画像)
- アスペクト比:1:1、1.91:1
参考ページ:【ディスプレイ広告(運用型)】LINE VOOMを配信先に追加-Yahoo!広告ヘルプ
【Yahoo!広告④】自動入札のスポット調整機能が提供開始
Yahoo!検索広告において、自動入札の新たな設定として、コンバージョン率を1週間前後の短期間で調整できる「自動入札のスポット調整」機能が提供開始されました。
自動入札は過去1か月ほどの期間で発生したコンバージョン率を加味して入札価格を決定していたため、セールなどでコンバージョン率が短期間で大きく変動する場合、うまく調整できないことがありました。
今回のスポット調整導入により、セールなど短期間のキャンペーンにも自動入札で対応できるようになります。
- 対象となるキャンペーンタイプ・入札戦略
- キャンペーン:標準キャンペーン、動的検索連動型広告キャンペーン
- 入札戦略:ポートフォリオ入札設定(コンバージョン単価の目標値・広告費用対効果の目標値)、キャンペーン個別入札設定(コンバージョン数の最大化、コンバージョン価値の最大化)
参考ページ:【検索広告】自動入札のスポット調整の提供について-Yahoo!広告ヘルプ
【Yahoo!広告⑤】評価指標「広告の有効性」の提供開始
Yahoo!検索広告のレスポンシブ広告において、広告の評価項目として「広告の有効性」が提供開始されました。「広告の有効性」は、効果的なパフォーマンスが期待できる設定内容かどうかを「非常に高い」「高い」「平均的」「低い」の4段階で表示します。
広告レポートにも指標が追加されるため、アセットの評価がしやすくなります。
参考ページ:【検索広告】広告の有効性の提供について-Yahoo!広告ヘルプ
【Google広告】デマンドジェネレーションキャンペーン提供開始
Google広告で提供しているファインド広告がアップデートされ、デマンドジェネレーションキャンペーンとなります。アップデートにより、Googleフィード全体で最大30億人のユーザーにアプローチできるようになり、成果目標の達成により近づけます。
なおGoogleファインド広告を運用しているキャンペーンは、11月以降自動的にデマンドジェネレーションキャンペーンにアップグレードされます。
Googleファインド広告の配信面は「YouTubeホームフィード」「おすすめ」「Discover」「Gmail」でしたが、これらに加えて「YouTubeショート」にも広告配信が可能となりました。
ただしデマンドジェネレーションキャンペーンの仕様は未公開の部分もあります。実リリースまでに仕様が変更される可能性もあるため、ご注意ください。
参考ページ:ファインド キャンペーンとデマンド ジェネレーション キャンペーンについて-Google広告ヘルプ
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