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2020.11.02

CPA改善の近道!コンバージョンユーザーの除外を徹底する方法

 

 なかなかコンバージョン単価(以下、CPA)が改善できないとお悩みの広告主の皆様。ユーザーリストの除外はお済みでしょうか?

 広告代理店に運用を任せきりにされている広告主の皆さまだと聞いたことがない言葉かもしれませんが、ユーザーリストの除外は非常に重要な設定です。カンタンに設定できるうえに一定のCPA改善の効果はある、しかし見落としやすい設定のため経験の浅い担当者であれば除外設定ができていないという可能性もあります。

 本記事ではユーザーリストの除外方法の重要性とその設定方法を解説いたします。広告主の皆さまは、当記事の内容を確認したうえで、是非ご自身の広告アカウントで除外設定ができているか、実際にチェックしてみてください。

特定のユーザー層を除外することがCPA改善の近道

 序文でも述べた通り、CPAを改善する近道としてコンバージョンユーザーの除外という方法があります。コンバージョンユーザーとは既に商品を購入していたり、資料請求や会員登録をしてくれたユーザー、つまり「既存顧客」ということになります。

 この既存顧客への広告配信は、広告配信目的に応じて除外対象にすべきかどうかが変わってきます。

 除外すべきどうかは以下をご覧ください。

コンバージョンユーザーを除外した方が良いケース

 1回目のコンバージョンにのみ価値があり、2回目以降は価値が低いもしくは価値がないケース

・広告配信目的が会員登録の場合

・広告配信目的が資料請求であり、ダウンロードできる資料がサイトに一件しかない場合

・広告配信目的が新規ユーザー向けの問い合わせ獲得の場合              

など

コンバージョンユーザーを除外しない方が良いケース

 新規顧客・既存顧客どちらの場合にもコンバージョンの価値があるケース

ユーザーが年に複数回購入する商品の場合

・広告配信目的がホテルの予約の場合

など

様々なユーザーリストの除外を駆使してCPA改善を図る!

 この章ではCPA改善につながるユーザーリストについての解説と、Google広告とYahoo広告の除外設定の仕方をお伝えします。皆様のアカウントでも、除外すべきかどうか確認してみてください。

一度コンバージョンに至ったユーザーへの広告配信を除外する

 先述したコンバージョンユーザーを除外する方法です。新規顧客のみを配信の対象とした広告の場合は除外設定をすべきでしょう。

■設定方法

【Google広告の場合】

① 「ツール」→「オーディエンスマネージャー」を選択し、“コンバージョンに至ったすべてのユーザー“というリストを確認(このリストはコンバージョントラッキングの設定を行ったアカウントでは自動作成されます。)

② キャンペーン単位、もしくは広告グループ単位で「オーディエンス」から除外設定を行う

上記のようになっていれば、設定完了

【Yahoo!広告の場合】

① 「ツール」→「ターゲットリスト」を選択

② 「+ターゲットリストを作成」から「条件リストを作成」を選択

③ ターゲットリスト名(すべてのコンバージョンユーザーなど)を入力

④ 「条件を設定する」を選択し、CVページのURLを設定

⑤ 訪問履歴の有効期間を90日→540日へ変更し、作成(Yahoo広告の訪問履歴の情報を蓄積できる最長期間が540日のため)

⑥ 設定したい広告グループを選択し、サイトリターゲティングを選択

⑦ 「編集」を選択し、先ほど作成したユーザーリストを「除外」し保存

カスタマーマッチで既存顧客への広告配信を除外する

 カスタマーマッチでの除外とは、広告主様が所有する顧客リストを管理画面へアップロードし、除外設定するものです。顧客の電話番号、メールアドレスのリストがあれば、Google広告,Yahoo広告共にユーザーリストを作成することができます。

 先ほどのコンバージョンユーザーへの除外は、WEB広告経由でコンバージョンしたユーザーに限定されるのに対し、カスタマーマッチは電話経由の問い合わせなど全ての顧客が対象になるため、より多くのユーザーを除外することができます。

■設定方法

【Googleの場合】

① 「ツール」→「オーディエンスマネージャー」を選択

② 「+ボタン」→「顧客リスト」を選択

③ オーディエンス名入力。また、アップロードするデータの種類を選択し、作成します

※アップロードするリストのフォーマットは、Google広告ヘルプのフォーマットガイドラインを参照してください ⇒ https://support.google.com/google-ads/answer/7659867

④ 除外設定から作成したリストを選択し保存します

【Yahoo!広告の場合】

① 「ツール」→「ターゲットリスト」を選択

② 「ターゲットリストを作成」→「カスタムリストを作成」を選択

③ ターゲットリスト名を入力、連携データファイル「アップロードする」を選択し、アップロードファイルを選択し作成

④ 除外したい広告グループを選択し、サイトリターゲティングから作成したリストの「除外」を選択し保存します

顧客が見ないページの閲覧者を除外する

 自身のサイトの中で、広告配信のターゲットが閲覧しないであろうページを閲覧しているユーザーのリストを作成、除外しましょう。

 広告配信のターゲットが閲覧しないであろうページの例を以下に紹介します。

① 広告配信目的が会員登録である場合の会員者用ページ

 広告配信目的が新規の会員登録である場合は、既存の会員はターゲットになりません。そのため、サイトの中で会員登録者向けの情報を扱うページは除外した方がよいでしょう。

② 結婚式場のアクセスページなど

 結婚式場の予約が広告配信目的の場合は、結婚式場へのアクセスが記載してあるページは除外設定を検討してもよいかもしれません。

 なぜなら、結婚式場のアクセスのページを閲覧するユーザーの中に、結婚式場の予約を検討しているのではなく、結婚式に参列するユーザーが多く含まれる可能性があるからです。このユーザーは広告のターゲットにならないケースも多く、無駄費用を発生させているケースもあります。

 ただ➀のケースと違い、広告配信ターゲットもページを閲覧している場合もありますので、CPAやCVRの状況を見て該当ページ閲覧者の配信停止を検討してください。

③ 会社の採用ページや会社概要のページ

 会社の採用ページを閲覧している方の多くは、求職者と考えられます。また会社情報のページを閲覧している方の多くは、営業会社が多いと考えられます。それぞれは広告配信のターゲットでないと思われるので、これらのページ閲覧者は除外を検討してもよいでしょう。

 ただこちらも②のケースと同様、広告配信ターゲットもページを閲覧している場合もありますので、CPAやCVRの状況を見て該当ページ閲覧者の配信停止を検討してください。

■設定方法

【Google広告の場合】

① 「ツール」→「オーディエンスマネージャー」を選択

② 「+ボタン」→「ウェブサイトを訪れたユーザー」を選択

③ 除外対象となるページのURLを入力し、オーディエンスを作成

④ 有効期間をデフォルトの30日⇒540日に変更する

⑤ 除外設定から作成したリストを選択し保存します

【Yahoo広告の場合】

① 「ツール」→「ターゲットリスト」を選択

② 「+ターゲットリストを作成」→「条件リストを作成」を選択

③ ターゲットリスト名を記入、「条件を設定する」を選択

④ 除外対象となるページのURLを入力し、リストを作成

⑤ 訪問履歴の有効期間を90⇒540日間に変更する

⑥ 除外したい広告グループを選択し、サイトリターゲティングから作成したリストの「除外」を選択し保存します

CPA改善には、ユーザーリストの除外が不可欠です

 ユーザーリストを除外する必要性はご理解いただけましたでしょうか。ユーザーリストの除外を駆使し、既存顧客や特定のユーザーへの配信を抑制することで、本来配信すべき対象のユーザーに向け効率良く広告を表示させることができます。

 一度ご自身の広告アカウントをご確認いただき、ご紹介したユーザーリストの除外でまだ実施していないものがあれば、さっそくお試しいただきCPAの改善を図ってみましょう。

 CPA改善策も含めたリスティング広告の改善方法の提案は、運用型広告の取り扱いに特化した弊社プライムナンバーズまでご相談ください。ご連絡は画面右の問い合わせボタンよりお願いいたします。