
リスティング広告のインハウス(自社)運用を成功させる方法とは?【セミナー紹介】
リスティング広告をはじめ、Web広告の運用は代理店に任せるのが確実。
……とはいえ、自社でインハウス運用を成功させられるならそれに越したことはないと思いませんか?
代理店への手数料はかからないし、社内作業だからコミュニケーションも取りやすい。会社に運用ノウハウも蓄積するし、良いことづくめ。うまくいったらこれ以上のことはない…ですよね。
インハウスでのWeb広告運用は控えめに言ってもイバラの道です。それでも「代理店に任せるのはコスパが悪い」とか「ひとまず試しに社内で運用したい」とか「本気で社内の広告運用担当者を育てたい」と考えているなら、本記事を読むことをおすすめします。
なお「本気でインハウス運用に取り組みたい!」とお考えの方は、ぜひ株式会社識学と弊社が共催する無料ウェビナー「広告運用インハウス化が失敗するたった1つの間違ったマネジメントとは?」にご参加ください。

本セミナーで学べること
・広告運用の代理店orインハウス化どちらが自社に合っているか分かる
・インハウス化の組織構築とマネジメントで陥りがちな失敗と対策について学べる
・Webマーケティング組織の知識を深められる
【開催概要】
料金|無料
日時|7月19日(水)14:00~15:00
会場|Web(受講用URL:https://zoom.us/j/99686345307)
登壇者|
・株式会社識学シニアコンサルタント 長島 史明氏
・プライムナンバーズ株式会社代表取締役 小林 大輔
注意|
受講用URLには対応するパスワードが必要です。
パスワードは申込者様に、申込直後と開催の1時間前にメールで送られます。
問合せ先|識学開発部マーケティング推進室 TEL:03-6821-7488
目次
インハウス運用のメリットとデメリット

運用のポイントを解説する前に、まずはインハウス運用の主なメリットとデメリットを整理してみます。
【主なメリット】
・代理店手数料がかからない
・商材に対する理解が深い人間が運用できる
・自社に運用ノウハウが蓄積される
【主なデメリット】
・結果が出るまで時間がかかる
・人事コストが大きい
・アクセスできる情報が制限される
あらかじめメリットとデメリットを理解しておくことで、「なんとなく」でスタートして大失敗するという事態を避けられるようになります。本記事ではそれぞれ初心者でもわかりやすいよう簡潔に解説します。
メリット①代理店手数料がかからない
Web広告の運用を社内でおこなえば、広告運用会社に依頼をする際に必要な手数料がかかりません。当たり前のことのようですが、広告費における代理店手数料の有無は非常に重要です。
たとえば弊社の広告運用サービスの手数料はおまかせいただく広告費の20%ですので、広告費が100万円なら手数料は20万円、実際に運用に回す予算は80万円です(内掛けの場合)。インハウス運用であれば手数料が不要であるため、広告費100万円をまるごと運用予算として利用できます。
メリット②商材に対する理解が深い人間が運用できる
自社の商材をもっともよく理解しているのは、もちろん自社の社員です。セールスポイント、顧客層、よく使われる検索キーワード、キャンペーンの状況、在庫状況など、代理店に運用を任せていたらいちいち説明が必要なことでも、インハウス運用なら「自明のこと」としてスピーディに処理できます。
単に担当者とのコミュニケーションコストがかからないだけでなく、広告文やバナー画像など広告クリエイティブの質もよくなる可能性があります。業界人でなければユーザーの心理や行動を想像しにくい、一部の特殊な業界・業種のWeb広告では、特にその傾向が強いといえるでしょう。
メリット③自社に運用ノウハウが蓄積される
インハウスでWeb広告を運用し続けることで、社内に広告運用のスペシャリストを育てることができます。社内に専門家を持てば、自社広告から適切に成果を挙げることはもちろん、いざ代理店に依頼するとなった場合でもスムーズにやりとりできるようになるでしょう。Google、Yahoo!、Meta、LINEなどの主なWeb広告媒体はそれぞれに公式ヘルプを備えているため、独学でも基本的な操作方法を身につけることは不可能ではありません。
さらに長い時間と多くの運用経験が積める環境さえあれば、広告の配信状況を分析し、改善計画を立て、実行しては再度成果を分析する…というPDCAを繰り返し、しっかり運用できる人材を育てることもできるでしょう。
デメリット①結果が出るまで時間がかかる

インハウス運用でも、Web広告の配信を始めること自体に時間はあまりかかりません。しかし、「広告から顧客を獲得し、売上を立てる」などの成果を挙げられるようになるまでは長い時間がかかるケースがほとんどです。
広告運用の知識がない社員がゼロから運用できるようになるには、前述のとおり長い時間と多くの試行錯誤が必要です。学んでいる間はまともな成果は見込めませんから、即時的なリターンがない投資を続けることになります。
デメリット②人事コストが大きい
Web広告の運用作業は、他の業務をしながら片手間で実施できるような作業量ではありません。成果を求めるなら担当者が広告業務に専念することは必須です。しかしある程度商材について理解している社員を、急に「今日から広告運用だけしてね」と異動させれば元の部署に大きな穴が空いてしまいますよね。
かといって中途採用をおこなうと「商材知識が豊富な人間が運用する」というアドバンテージを手放すことになるでしょう。仮に業界知識が豊かな広告運用者が見つかったとして、人材の価値が非常に高いため、採用およびその後の雇用に多額のコストがかかります。
デメリット③アクセスできる情報が制限される
弊社のような代理店は、Googleなど広告媒体社から特別な情報提供を受けることで効率的かつ成果の出る広告運用を実現しています。たとえばリリース前の新サービスの情報や、同業界で成果の出やすい運用事例、公開されていない媒体の仕様変更など、代理店が媒体社から得ているアドバイスはどれも有益な情報ばかりです。
広告主企業がインハウス運用をおこなう場合、この情報提供は受けられません。Web広告運用は「情報戦」な部分もあるため、他社は代理店を通じて知っている情報が手に入らないというのはインハウス運用の大きなデメリットと言えるでしょう。
インハウス運用を成功に導くアイデア

インハウスでの広告運用を成功させるには、社内のマネジメント環境を整えることが不可欠です。「手数料がもったいないし、とりあえず社内で試してみよう」という考えで始めても、よい成果は得られないでしょう。
やり方を改めれば成果が出るのに「Web広告は使えないな」と判断してしまうことになったら、Web広告で成果を出している他社に遅れを取ることにもつながります。まずは次のような社内環境整備から始めてみてはいかがでしょうか?
- 担当者の評価基準を定める
- 長期的な目線で成果を見る
- 商材理解の深い人材を任命する
①担当者の評価基準を適切に定める
これから新たにインハウスでのWeb広告運用に取り組む場合、担当者の評価基準をあらかじめ定めておく必要があります。専門家の手を借りない場合、広告を始めてしばらくの間は売上が立たないどころか、広告を適切に配信することも難しいでしょう。
そのような状態では、たとえば「Web広告からの売上1000万円」といった目標はハードルが高すぎ、達成することはほぼ不可能です。新たな領域にチャレンジしているということを考慮し、担当者の心が折れないよう、適切に評価できる基準を設けることが求められます。
②長期的な目線で成果を見る
前述のとおり、インハウスでの広告運用をスタートして成果があがるようになるまでには長い時間がかかります。担当者がWeb広告の仕組みを理解し、しっかりとPDCAを回しながら運用できるようになるまで、独学なら早くて数年はかかるでしょう。
弊社ではベテランの広告運用コンサルタントが新卒研修をおこなっていますが、ゼロから本格的な運用を任されるようになるまで平均して半年はかかっています。だからこそインハウスの広告運用は、成果が出るまで長い目で投資を続けることが必要です。
③商材理解の深い人材を任命する
「新たな試みだから、ひとまず新人に任せてみよう」
「他の社員は手が回らないから、比較的手が空いてる新卒にやらせよう」
…このような考えでWeb広告運用に新人をつけるのはオススメできません。
せっかくインハウスで広告を運用するのですから、ある程度商材を深く理解しており、かつセールス面でも裁量を持たせられる人物を任命するのがベストです。
ウェビナーでインハウス運用をさらに詳しく
本記事では、インハウスでの広告運用に関するノウハウを簡単に解説しました。
インハウスでWeb広告運用を成功させる方法をさらに詳しく知りたい方は、ぜひ株式会社識学と弊社が共催する無料ウェビナー「広告運用インハウス化が失敗するたった1つの間違ったマネジメントとは?」にご参加ください。

本セミナーで学べること
・広告運用の代理店orインハウス化どちらが自社に合っているか分かる
・インハウス化の組織構築とマネジメントで陥りがちな失敗と対策について学べる
・Webマーケティング組織の知識を深められる
【開催概要】
料金|無料
日時|7月19日(水)14:00~15:00
会場|Web(受講用URL:https://zoom.us/j/99686345307)
登壇者|
・株式会社識学シニアコンサルタント 長島 史明氏
・プライムナンバーズ株式会社代表取締役 小林 大輔
注意|
受講用URLには対応するパスワードが必要です。
パスワードは申込者様に、申込直後と開催の1時間前にメールで送られます。
問合せ先|識学開発部マーケティング推進室 TEL:03-6821-7488