
【23年8月更新】Web広告5媒体最新アップデートまとめ
今月も7月中におこなわれたWeb広告媒体のアップデート情報をお知らせします。今回ご紹介する媒体は次の3つです。
- Yahoo!広告
- LINE広告
- X(Twitter)広告
定期的に新たな情報が公開されるWeb広告業界。常に最新の情報をゲットし、日々の広告運用にご利用ください。本記事の内容をまとめたPDF資料を、以下のページからダウンロード可能です。こちらもあわせてご活用ください。
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目次
【Yahoo!広告①】ディスプレイ広告の拡張クリック単価が増加
Yahoo!ディスプレイ広告運用型において、これまでβ版として提供されていた「拡張クリック単価」が正式にリリースされました。
拡張クリック単価とは、手動で設定した入札価格をもとにして、クリックまたはコンバージョンをできるだけ多く獲得できるよう、入札価格を自動的に調整、設定した金額よりも上振れて配信することもある入札戦略です。Google広告では既にリリースされています。
これまで手動で入札設定をしていた広告アカウントは、これによりコンバージョンおよびクリックが獲得しやすくなります。ただしクリック単価が上昇する可能性もあるため、導入後の成果推移には注意が必要です。
参考ページ:【ディスプレイ広告(運用型)】拡張クリック単価 正式リリースのお知らせ – Yahoo!広告
【Yahoo!広告②】ウェブ掲載面でのSKAdNetwork計測対応開始
アプリ訴求目的のキャンペーンで利用できるiOSアプリのSKAdNetwork計測において、SKAdNetwork for Web Ads(ウェブ掲載面のアプリ訴求広告に対応するSKAdNetwork)に対応しました。対応できる広告効果測定ツールは、現在以下の3つです。
- Adjust(adjust株式会社)
- AppsFlyer(AppsFlyer)
- Singular(Singular)
この更新により、アプリダウンロード目的のキャンペーンで、ウェブ掲載面に広告が配信された際も計測ができ、より正確な成果把握ができるようになりました。
参考ページ:【ディスプレイ広告(運用型)】ウェブ掲載面でのSKAdNetwork計測対応開始について – Yahoo!広告
【LINE広告】詳細ターゲティングの追加
LINE広告の詳細ターゲティング「属性ターゲティング:居住タイプ」に新たなターゲティングが追加されました。追加された項目は以下のとおりです。
- 持ち家
- 賃貸
- 家族と同居
不動産業界を中心に、現在運用中のキャンペーンの新規ターゲット候補として検討してみてもよいでしょう。
【X(Twitter)広告】バーティカルビデオ広告(β版)リリース
TwitterからXへと名称が変更され、Twitter広告も「X広告」となりました。
X広告では、動画広告に「バーティカルビデオ広告(β版)」がリリースされました。スマートフォン(iOSのみ)で全画面表示される動画広告を出稿することで、より魅力的にブランドストーリーをユーザーに認知させられる可能性があります。
バーティカルビデオ広告の仕様は以下のとおりです。
キャンペーンの目的 | 動画の再生数 |
表示エリア|メディアビューア― | [話題を検索]タブのおすすめ動画の広告枠に全画面の動画広告を配信 |
表示エリア|タイムライン、プロフィールなど | 1:1の正方形フォーマットに自動でトリミングして配信 |
デバイス | iOSのみ |
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