
【25年5月更新】Web広告5媒体最新アップデートまとめ
4月中におこなわれたWeb広告媒体のアップデート情報をお知らせします。
今回ご紹介する媒体は次のとおりです。
- Yahoo!広告
- LINE広告
- Meta広告
本記事の内容をまとめたPDF資料も、以下からダウンロードいただけます。あわせてご活用ください。
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目次
- 【Yahoo!検索広告】 ファビコンアセットの提供開始について
- 【Yahoo!ディスプレイ広告】広告配信先プラットフォームの判定方法変更について
- 【Yahoo!検索広告】画像アセットの配信最適化について
- 【Yahoo!ディスプレイ広告(運用型)】リワードフォーマットの配信拡大のお知らせ
- 【Yahoo!ディスプレイ広告】共通オーディエンスリストのカテゴリー追加・ターゲティング精度改善
- 【Yahoo!ディスプレイ広告(運用型)】アスペクト比「3:2」レスポンシブ(画像・動画)の提供開始
- 【Yahoo!ディスプレイ広告】絵文字追加とファイル操作機能の仕様変更のお知らせ
- 【LINE】LINE絵文字の新規企業向けサービス「LINEプロモーション絵文字」を正式提供開始
- 【Yahoo!広告・LINE広告】 有用性の低い広告について審査の判断基準が統合
- 【Meta】Googleアナリティクスとのパートナー連携機能が追加
- 【Meta】Advantage+ ショッピングキャンペーンがAdvantage+ セールスキャンペーンに変更
- 最新情報を活かしたWeb広告運用ならプライムナンバーズへ
【Yahoo!検索広告】 ファビコンアセットの提供開始について
広告主自身がウェブサイトを表すロゴ画像(ファビコン)を広告に設定できる機能が追加されました。自社サイトの内容を示すロゴを表示でき、広告内容によってロゴ画像を使い分けることも可能です。設定したファビコンは広告内の表示URLの前に表示されます。また、MCCアカウントでの画像アップロード機能も開始されました。広告主の方は、必要に応じてファビコンをアップロードし設定することをご検討ください。

メリット
広告の視認性が向上します。
注意点
ロゴ画像はトリミング(一部切り取り)される場合があります。
適用日
2025年4月3日(適用済み)
【Yahoo!ディスプレイ広告】広告配信先プラットフォームの判定方法変更について
LINEアプリおよびLINEヤフーが提供するアプリ内の広告枠において、プラットフォームの判定方法が変更されます。現在はアプリ内のブラウザー上で表示される広告枠は「ウェブ」、それ以外の広告枠は「アプリ」と判定されていますが、変更後はアプリ内の全ての広告枠が「アプリ」と判定されるようになります。現在「ウェブ」のみでターゲティングしている広告主の方は、設定の見直しが必要です。

メリット
より直観的でわかりやすくなります。
注意点
デバイスターゲティングで「ウェブ」のみを設定している場合、広告配信が減少します。変更後もアプリ内の全広告枠に配信したい場合は、プラットフォームを「全てのプラットフォーム(ウェブ/アプリ)」に変更する必要があります。
適用日
2025年6月3日(適用予定)
参考:【ディスプレイ広告】広告配信先プラットフォームの判定方法変更について
【Yahoo!検索広告】画像アセットの配信最適化について
検索広告において、広告表示アセット「画像アセット」の配信を最適化するアップデートが実施されます。広告効果を改善し、検索ユーザーにより価値の高い広告を届けることを目的としています。媒体内部の仕様変更のため、広告主の方が特に対応すべきことはありません。

メリット
より価値の高い広告をユーザーに届けられる可能性があります。
注意点
広告配信の傾向に変化が生じる可能性があります。
適用日
2025年5月1日(適用予定)
【Yahoo!ディスプレイ広告(運用型)】リワードフォーマットの配信拡大のお知らせ
「リワードフォーマット」は、広告を視聴したユーザーがウェブサイトやアプリ内で利用可能なインセンティブを得られる広告形式です。これまではLINEファミリーアプリやLINE広告ネットワークのみで配信されていましたが、今後はLINEヤフーのサービスやLINEヤフー以外のパートナーサイト・アプリにも配信が拡大されます。広告主の方は、この機会に新たな配信先への出稿をご検討ください。

メリット
特にアプリインストール訴求やブランド認知拡大の目的に効果的です。
注意点
対応する広告タイプとアスペクト比に制限があります。
適用日
2025年5月1日(適用予定)
参考:【ディスプレイ広告(運用型)】リワードフォーマットの配信拡大のお知らせ
【Yahoo!ディスプレイ広告】共通オーディエンスリストのカテゴリー追加・ターゲティング精度改善
Yahoo!広告のディスプレイ広告において、オーディエンスリストターゲティングに関する2つの変更が実施されます。共通オーディエンスリストのカテゴリー追加として「興味関心」-「メディア、エンターテインメント」配下に「マンガアプリ好き」カテゴリーが新たに追加されます。またターゲティング精度も改善されます。広告主の方は、新カテゴリーの活用をご検討ください。

メリット
マンガに興味のあるユーザーに広告配信が可能になります。
注意点
ターゲティングで共通オーディエンスリストを利用している場合、広告の配信傾向が変わる可能性があります。
適用日
ディスプレイ広告(運用型):2025年5月13日(適用予定)
ディスプレイ広告(予約型):2025年5月28日(適用予定)
参考:【ディスプレイ広告】オーディエンスリストターゲティング 共通オーディエンスリストのカテゴリー追加とターゲティング精度改善について
【Yahoo!ディスプレイ広告(運用型)】アスペクト比「3:2」レスポンシブ(画像・動画)の提供開始
レスポンシブ(画像)、レスポンシブ(動画)で、新たにアスペクト比「3:2」の画像・動画に対応しました。配信開始時点ではLINEアプリのトークリスト画面最上部の広告枠に配信されます。今後、他の掲載面にも拡大される可能性があります。広告主の方は、新たなアスペクト比の画像・動画クリエイティブを準備することをご検討ください。

メリット
LINEアプリのトークリスト画面最上部という視認性の高い広告枠に出稿可能です。
注意点
配信対象はLINEアプリのトークリスト画面最上部の広告枠のみ(現時点)です。既存のクリエイティブをそのまま使用する場合、アスペクト比の調整が必要です。
適用日
2025年4月22日(適用済み)
参考:【ディスプレイ広告(運用型)】アスペクト比「3:2」レスポンシブ(画像・動画)の提供開始について
【Yahoo!ディスプレイ広告】絵文字追加とファイル操作機能の仕様変更のお知らせ
Yahoo!広告 ディスプレイ広告において、より多様な広告表現と利便性向上のため、タイトルで使用可能な絵文字が10種類追加されます。また、動的ディスプレイ広告のファイル操作機能の仕様変更として、審査否認理由のダウンロードで選択できる文字コードが追加され、キャンペーンエディターでの商品リストファイルのエラー情報ダウンロードが拡充されます。広告主の方は、新しい絵文字を活用した広告表現をご検討ください。

メリット
広告タイトルの表現の幅が広がり、ユーザーの注目を集めやすくなります。
注意点
ー
適用日
2025年5月14日(適用予定)
参考:【ディスプレイ広告】絵文字追加とファイル操作機能の仕様変更のお知らせ
【LINE】LINE絵文字の新規企業向けサービス「LINEプロモーション絵文字」を正式提供開始
「LINEプロモーション絵文字」は、企業のオリジナルLINE絵文字をスタンプショップ経由で、友だち追加を条件にユーザーへ無料配布できるサービスです。ユーザーは企業のLINE公式アカウントを友だち追加すると無料で対象の絵文字を利用可能になります。LINE絵文字の送信数と送信UU数は2年前比115%以上上昇しており、LINEスタンプより送信ユーザー数が多い傾向にあるため、幅広いユーザー層へのアプローチが可能です。広告主の方は、このサービスを活用した友だち獲得施策をご検討ください。

メリット
LINEスタンプではリーチできなかったユーザー層へのアプローチが実現できます。
注意点
絵文字をデザインする必要があり、工数・費用がかかります。
適用日
2024年4月1日(適用済み)
参考・画像引用:LINEヤフー、新たな法人向けサービス「LINEプロモーション絵文字」の正式提供を開始
【Yahoo!広告・LINE広告】 有用性の低い広告について審査の判断基準が統合
Yahoo!広告掲載基準「第2章 ユーザーの利便性のための基準 3.広告の有用性について」と、LINE広告審査ガイドライン「有用性が低いと判断される広告の禁止」において、審査の判断基準が統合されます。広告主の方は、この統合された判断基準に沿った広告コンテンツを準備することをご検討ください。

メリット
それぞれのプラットフォーム用に別々の広告を用意する必要がなくなります。
注意点
Yahoo!広告掲載基準本文の変更はないが、判断基準の解釈が変わる可能性があります。
適用日
2025年4月28日(適用予定)
参考:【Yahoo!広告・LINE広告】 判断基準統合について:有用性の低い広告(2025/4/28適用開始)
【Meta】Googleアナリティクスとのパートナー連携機能が追加
Metaイベントマネージャに新機能として、Googleアナリティクスとのパートナー連携が追加されました。この機能により、Googleアナリティクスのアカウントとプロパティをイベントマネージャと連携できるようになり、データの共有やイベントのマッピングが可能になります。広告主の方は、この連携機能を活用してプラットフォーム間の分析を強化することをご検討ください。

メリット
プラットフォームをまたいで追跡することでユーザーの行動をより深く理解できます。Meta広告のパフォーマンス分析にGoogleアナリティクスデータが使えます。
注意点
代理店の場合、クライアントによるGoogleアナリティクス認証が必要です。
適用日
具体的な日付の記載なし(一部ユーザーのみ利用可能な状態)
参考:GoogleアナリティクスをMetaイベントマネージャのパートナー連携として設定する
【Meta】Advantage+ ショッピングキャンペーンがAdvantage+ セールスキャンペーンに変更
Meta広告において、Advantage+ ショッピングキャンペーン(ASC)の名称が「Advantage+ セールスキャンペーン」に変更されます。Advantage+ オーディエンス/配置/予算をすべてオンにするとAI最適化が有効になり、パフォーマンスが最大化します。広告主の方は、新しい名称の機能を効果的に活用するために、すべての最適化機能をオンにすることをご検討ください。

メリット
テスト結果によると、顧客獲得単価が9%改善します。AIによる自動最適化で最も関連性の高いオーディエンスにリーチできます。
注意点
既存のASCを利用していたキャンペーンは、UI変更時(2025年6月頃予定)に「Advantage+ 予算」が自動的にオフになります。
適用日
2025年2月6日から順次適用(適用済み)
参考:アップデート: Advantage+ キャンペーンの新しい設定フロー
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