Blogブログ
2020.10.16
[2021.09.06 UP]

リスティング広告よりもSEOが安いという誤解。メリットデメリット比較

 リスティングとSEOはともに検索結果を元にした集客手法であるため、比較されることがよくあると思います。一方でリスティングとSEOの違いやメリットデメリットをしっかりと説明できる人は意外にも少なく、「なんとなくSEOの方が安い気がする」といった誤ったイメージを持ってしまっている人も多いと思われます。本記事ではそのような誤解が生まれてしまう理由や、それぞれのメリット・デメリット、使い分けについて解説していきます。

誤解が生まれる2つの理由

リスティングは100%有料、SEOは無料でも可能

 大きな理由としてリスティングが有料広告だからという点があげられます。広告ですので安い高いに関わらず100%料金が発生してしまうことになります。GoogleのリスティングならGoogleへ、YahooのリスティングならYahooへクリックが発生するたびに広告掲載費用を支払わなければなりません。

 一方でSEOは自然検索結果への掲載ですので、GoogleやYahooなどに費用を払う必要はありません。うまく順位を上げることができれば無料で検索結果から集客することができるのです。ただし、順位を上げるためには対策が必要となり素人が対応するには難易度が高いため専門のSEO業者に依頼することになり、結果としてSEO対策費用がかかってしまいます。

あなたが読んだその記事、SEO業者が書いている

 SEOについて調べようと思った際に検索(SEO)で上位に上がっている記事を読んでいる人が多いのではないでしょうか。検索ワード「SEO」や「リスティング」は自社への見込み客へ繋がる可能性の高いビッグワードになります。そんな競争の激しいキーワードでSEO上位掲載できている記事は当然のごとくガッツリSEO対策がされています。

 そう、あなたの読んだ記事はSEO業者が自社の集客のために作成しているため、SEOが優位になるように隔たった記事になっている可能性が高いのです。もちろん公平な目線で書いている記事もありますが見極めは難しいためなるべく多くの記事を読むことをおすすめします。 (こんなことを書いておいて弊社はリスティングの運用会社ですので、記事が隔たらないように気をつけないとですが汗)

覚えておきたい共通点と違い

【共通点】検索結果に表示されることくらい

 SEM(サーチエンジンマーケティング)といった大きな括りでは同じに考えられますが、共通点はともに検索結果に表示されて見た目が似ていることくらいです。

  リスティングはSEOよりも上部に掲載することが可能ですが『広告』の表記が目立ちます。

【違い】12項目の違いを図で解説

 リスティングとSEOの違いを12項目に絞って比較した表が以下になります。

▼リスティングとSEOの違い

対象 リスティング SEO
即効性
開始日から可能
×
3~6ヵ月程度かかる
料金 ×
クリックごとに発生

自分で対策すれば無料
認知効果 ×
期待小

期待大
クリック率 ×
全体的に低い

上位はかなり高い
タイトルや説明文
自由に変更可
×
自由度は低い
リンク先
自由に変更可
×
コントロール不可
ABテスト
(TDやリンク先など)

自由にできる
×
できない
掲載順位
調整可能
×
コントロール不可
曜日・時間別
自由に出し分け可
×
コントロール不可
デバイス
自由に出し分け可
×
コントロール不可
地域
自由に出し分け可
×
コントロール不可
年齢や性別
自由に出し分け可
×
コントロール不可

 リスティングは即効性が高く掲載内容をコントロールしやすい、SEOはクリック率が高く自分で対策できれば無料といった特徴が挙げられます。

メリット・デメリット比較

リスティングのメリット・デメリット

  内容 補足
メリット すぐに始められる(最短即日) キーワードの選定や広告文の作成など準備は必要なものの、仕組み上は最短で当日配信可能。やめる時もボタン一つですぐに停止可能。
良くも悪くも結果を確認できる リスティングはGoogleやYahooなどそれぞれの管理画面で結果が数値としてはっきり出ます。良かった点や悪かった点が一目瞭然なため次に生かすことができる。
運用による改善が可能 効果の良し悪しが様々なセグメントで分析できるため、効果に応じた調整をすることによって日々効果改善が可能。
ABテスト可能 広告やリンク先など様々なABテストが実施可能。迷った場合はテストしてみて決めることができる。
デメリット 必ずお金がかかる クリック課金のため、クリックされる毎に必ず料金が発生する。
素人が運用するのは難しい 運用者によって効果が大きく変動します。運用には知識と経験が必要なため、一般の人が運用して効果を出すのは難しい。
市場が飽和状態に 現在は多くの企業がリスティング広告をやっているため、競合との争いが激化してきている。

SEOのメリット・デメリット

  内容 補足
メリット 簡易的な対策なら無料で可能 「タイトルタグの見直し」「キーワードの出現率」など、自分でできる簡単な対策もある。ただし、ビジネスシーンにおけるSEO対策(本格的な対策)は業者へのコンサル料が発生する有料対策と考えてよい。
クリック率が高い 1位掲載ではリスティングの約3倍あるといわれている
良質なユーザーを集客できる 広告を嫌がるユーザーが一定数存在するためユーザーの信頼度はリスティングよりも高い。
デメリット すぐに結果が出ない 最短で3~6ヵ月と言われている。
順位が上がらなかった場合、評価そのものができない 業者に依頼して料金を支払っても順位が全く上がらない場合は完全な無駄金を支払うことになる。安い高い以前に評価テーブルに乗らない可能性も。
業者を使う場合、長期契約になることが多い SEO業者としても、すぐに契約を解除されてしまっては利益を確保しにくいため、効果が出ない場合であっても6ヵ月以上など長期契約を結ぶケースが多い。

優劣は無い、併用がお勧め

 お客様からよく「リスティングとSEOはどっちをやるべきなの?」と聞かれることがありますが、本記事で説明したようにそれぞれ違いはあれど一般的な優劣はありません。予算に余裕があるのであればどちらも併用して試してみることをお勧めします。

 それでもどちらか一方に絞りたいのであればまずはリスティングから始めるべきだと思います。理由としては、すぐに試せて結果を確認できるためSEOのキーワード選定に活かせるからです。全く効果が見えないキーワードに対して長期のSEO対策を行うのはリスクが高いと考えられます。

 リスティング広告の実施を検討されている方は、WEB広告運用に特化した弊社プライムナンバーズまでご相談ください。

 ご連絡は画面右の問い合わせボタンよりお願いいたします。