ぼっち脱却!LINE公式アカウントはCPF広告で「友だち」を増やせ
LINE広告には、LINE公式アカウントの友だちを増やすことができる「友だち追加広告(CPF)」という広告があり、公式アカウントの友だち数が少なくても予算を投下すれば友だちを増やすことが可能です。
- 公式アカウントで友だちを増やすメリット
- CPF広告の仕組みや課金形態について
- CPF広告の配信方法と効率よく運用するポイント
こちらの記事では上のような情報をご紹介しておりますので、LINEの友だち集めに困っている方や、CPF広告について上司から調べるように指示されている方などぜひ最後までご覧ください。
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目次
LINE公式アカウントの友だちとCPF広告について
こちらの記事を読んでいただいている方は恐らくLINE公式アカウントはすでに所持していて、友だち集めに困っている方が多いのではと思いますが、念のため、最初にLINE公式アカウントについて説明いたします。「LINE公式アカウントのことは知ってるから、CPF広告について教えてくれよ!」という方は、次の段落まで読み飛ばしてもかまいません。
LINE公式アカウントは企業や店舗向けにユーザーとダイレクトに繋がり、情報を発信することができるサービスです。上手に運用すれば、自社の商品やサービスの認知向上や導入促進を効率よく進めることができます。LINE公式アカウントは作成から運用まで誰でもできますし、1ヶ月のメッセージ1000通分までは無料で使えます。
LINE公式アカウントの運用面で多くの方が頭を悩ませがちなポイントが「友だち集め」です。
友だちを増やすメリットと集め方
LINE公式アカウントが有益なものとなるかどうかは、「友だち」の数によって決まると言っても過言ではありません。友だちの数が多ければ多いほど情報を発信したときの効果が高くなるため、いかに多くのユーザーに友だち登録をしてもらうかが重要です。
友だちを増やす手段は大きく分けると2種類あります。
一つはお金を使わず地道に友だちを集める方法です。これは自社サイトやメルマガを使っての告知や、店舗があれば直接店舗で登録を促すといった手法が考えられます。しかし、地道に友だちを集める方法には、次のような問題があります。
- 既存顧客へのアプローチのため、登録される見込み数に限りがある
- まだ自社サービスや店舗について認知していない層にはアプローチできない
- 一定の配信量(友だち数)を確保するまで時間がかかる
これらの問題を解決する方法として、お金を使った友だち集め(というと聞こえが悪いですが……)つまりCPF広告があります。
LINEの友だちを増やすことができるCPF広告
CPF広告はLINE公式アカウントを所持していれば誰でも実施できる、友だち集めに特化した広告です。
自社サービスを知らないユーザーにも広告を配信できるので、自社サービスの認知を促進し見込み客を増やす効果も期待できます。
また「現状100人しかいない友だちを1ヶ月で1500人に増やす必要がある」といった期間と獲得の目標が決まっている場合にも、CPF広告が役に立ちます。投下する予算を調整することで、「いつまでに何人の友だち登録を集めるか」という獲得ペースの設定が可能です。
CPF広告の仕組みと課金形式について
CPF広告はLINE NEWSやトークリスト、タイムラインなどLINEアプリ内に配信されます。配信面がLINEアプリ内ですから、そもそもLINEアプリを登録していない(友だちになりようがない)層に配信されることはありません。
またユーザーが友だち登録をしてはじめて費用が発生する課金形式のため、「配信したけど友だち登録は0件で、費用だけ無駄にかかってしまった」といった心配もありません。
CPF広告を掲載するまでの進め方
では実際にCPF広告を配信するための進め方についてご紹介していきます。
LINE公式アカウントを準備し、広告アカウントを作成
大前提として、CPF広告に限らずLINE広告を配信するためにはLINE公式アカウントが必要です。まだLINE公式アカウントが無い方は以下のサイトから無料で作ることができるため、早速作ってみてください。
参考サイト:【公式】LINE公式アカウントをはじめましょう|LINE for Business
LINE公式アカウントの登録自体は無料ででき、月に1,000通までのメッセージなら無料で送信できます。1,001通以上のメッセージを送る場合は有料プランを選ぶ必要があるので、とりあえず登録しておき、配信したいメッセージ数に応じてプラン変更することをオススメします。
広告を配信する方法は、LINE公式アカウントの管理画面から直接配信する方法と、LINE広告の管理画面から配信する方法の2種類があります。LINE公式アカウントの管理画面から直接配信すると設定できる機能に制限があるため、LINE広告の管理画面から広告を配信する方法がオススメです。
ちなみに「どっちのアカウントでやればいいか判断できない」「初期設定ってどうやってやるの?」という方は、以下のURLからLINE公式がサポートしてくれるプログラムに申し込むことも可能です。
参考サイト:LINE for Business|LINEが提供する法人向けサービス
配信する最適なターゲティングを選定しよう
ターゲティングには、オーディエンスリスト(特定のユーザー属性を任意に指定するリスト)を使ったターゲティングの他に、以下のようなユーザーに絞りこんで配信することが可能です。
- 国
- 地域
- 性別
- 年齢
- OS
- 趣味関心
- 行動
- 属性
ターゲティングは自社サービスの見込み顧客に合わせて絞り込むべきですが、必要以上に絞り込みすぎると配信量が狭まり「友だち獲得単価」が上昇したり、友だちの獲得効率が低下したりするなど悪影響が出る懸念があります。
最初はやや広めにターゲットを設定し、獲得した友だちの質を見ながら徐々に絞り込んでいくのがよいでしょう。
友だちを獲得するためのテキストと画像を準備しよう
広告には画像と合わせてテキストを入稿し配信することになります。
テキストと画像の入稿規定は以下の通りです。
テキストの入力規定 | |
タイトル | 20文字以内 |
説明文 | 75文字以内 |
画像の入力規定 | |
サイズ | 1200×628pixel/1080×1080pixel/600×400pixel |
形式 | jpg/png |
ファイルサイズ | 10MB以内 |
一般的に画像はシンプルで商品やサービスをイメージしやすいもの、テキストは友だちになることでユーザーが得られるメリットが伝わる文章が効果的です。良いテキストと画像の組み合わせを見つけるため、一種類だけではなく複数のパターンを入稿しましょう。
友だち獲得を効果的に運用する2つのポイントとは?
最後にCPF広告を効果的に運用し、効率よく友だちを増やしていく上で大事なポイントを2つご紹介します。
自動入札を活用して機会学習により成果を最大化しよう
CPF広告では一日に使う予算と入札を設定することができますが、入札方法には手動と自動があります。
「一日の予算の中で獲得できる友だちを最大化する」、もしくは「友だち獲得あたりの単価の上限」を設定することで、あとはLINEに運用を任せる(=運用を自動化する)方が成果は断然良くなります。
使える予算が決まっていてその中で友だちを獲得できるだけ獲得したいのであれば「予算の中で最大化」、友だち1件あたりの単価を決めているのであれば上限単価を設定することで、目標にあった効果が得られやすくなりますよ。
勝ちパターンのクリエイティブを見つけよう
CPFに限らずLINE広告の成果をよくする上で重要なのが、クリエイティブ(画像とテキストの組み合わせ)の効果検証です。
「1パターン画像とテキストを入稿したら終わり」ではなく、良いクリエイティブのパターンを見つけ悪いクリエイティブと入れ替えていくことで、今よりも成果を良くしていくことが可能です。
ちなみに、テキストと画像がバラバラだと何が影響して良かった(悪かった)のか判断が難しくなるため、画像は同じ種類でテキストが異なるパターンもしくは、テキストが同じ種類で画像が異なるパターンなど、「ある要素を固定し、その他の要素を変更していく」検証方法がおすすめです。
CPF広告はユーザーの認知・ファン化を同時に狙える
ターゲットを自由に選択できるCPF広告を使えば、まだ商品やサービスを認知していないユーザーを対象に、短期間で多くの友だちを獲得することが可能です。LINE公式アカウントの情報発信機能を活かし、自社サービスのファンを効率よく増やすためにも、CPF広告を使って「友だち=情報の受け取り手」の母数をまずは増やすことが必要です。
自動化を活用したり勝ちパターンのクリエイティブを見つけたりすることで、CPF広告の成果を最大化する運用を行っていきましょう。
弊社でもLINE友だち獲得広告の運用について、ご相談を承っております。現在運用中の広告アカウントの成果改善などにお悩みの方は、ぜひお問合せください。