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2026.09.08 更新
2026.09.08 更新

【配信実績あり】Google検索パートナーとは?メリット・デメリットと設定・除外方法を解説

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N.F.

デジタル広告 コンサルタント

Google検索広告は、Google検索の結果ページだけでなく、Googleと提携した「検索パートナー」のサイトにも配信できます。掲載面や制御方法を把握していないと、意図しない面に予算が流れたり、逆に成果の出る面を止めてしまったりします。本記事では、検索パートナーの掲載面・オン/オフの設定方法・特定サイトの除外方法・成果と掲載先の確認方法を整理し、弊社の配信実績もあわせて解説します。

Google検索広告の「検索パートナー」について、掲載面の構成から実際の掲載先サイト、配信を止める・除外する方法までをまとめた資料を無料でダウンロードいただけます。「検索パートナーを含めるべきか判断できない」「どんなサイトに出ているのか把握したい」という広告運用担当者の方におすすめです。ダウンロードいただくと、自社アカウントの実測にもとづく掲載先Webサイトの一覧や、やりたいこと別の除外・制御方法、よくあるミスや最新の仕様変更まで、検索パートナーの扱いを判断するためのポイントが分かります。▼

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Google検索パートナーとは?

Google検索パートナーとは、Googleと提携して広告を掲載する検索ネットワークのサイトです。検索パートナーを有効にすると、Google検索広告とリスティングの掲載対象を、YouTubeのほかGoogle以外の多数のウェブサイトにも広げられます。課金は他の検索広告と同じくクリック課金で、ユーザーが広告をクリックした場合にのみ費用が発生します。

まず、Google広告の「検索ネットワーク」がどう構成されているかを整理します。検索ネットワークは「Google検索サイト」と「Google検索パートナー」の2つに分かれており、キャンペーン設定でオン/オフを切り替えられるのは後者です。

区分含まれる掲載面キャンペーン設定での扱い
Google検索サイトGoogle検索、ショッピングタブ、Google画像検索、Googleマップ、マップアプリ検索キャンペーンの基本の配信先。「Google検索ネットワーク」のみをオンにすると、ここだけに配信される
Google検索パートナーYouTube、およびGoogle以外の多数のウェブサイト「Google検索パートナーを含める」のチェックボックスでオン/オフを切り替える(新規作成時はデフォルトでオン)
(参考)ディスプレイネットワークYouTube、Blogger、GmailなどのGoogleサイト、インターネット上の数千ものパートナーサイト検索キャンペーンでは「ディスプレイネットワーク」設定として別に管理する

Google画像検索やGoogleマップは「検索パートナー」ではなく「Google検索サイト」に含まれます。一方でYouTubeは検索パートナー側に含まれ、YouTubeの検索結果や動画再生ページに広告が表示されることがあります。

参考ページ:検索パートナー:定義
Googleネットワーク

検索パートナーで広告が表示される掲載面

検索パートナーサイトでは、Google検索と同じ「検索結果画面」だけでなく、サイト内の検索結果一覧やディレクトリページ、商品詳細ページなどにも広告が表示されます。公式に挙げられている掲載面は以下のとおりです。

掲載面広告が表示される位置掲載される主な広告
検索結果のリスト検索結果の横・上・中・下テキスト広告、動的検索広告、レスポンシブ検索広告、電話専用広告、ショッピング広告
サイトディレクトリページサイトディレクトリの上同上
商品の詳細ページページ内のプレースメントショッピング広告など
YouTubeの検索結果検索結果のリスト内テキスト広告、イメージ広告・動画広告など
動画再生ページページ内のプレースメント同上

検索パートナーサイトでは、テキスト広告やショッピング広告に「Ads by Google」と表示される場合があります。また、イメージ広告や動画広告が検索パートナーから提供されることもあり、広告の表示形式(プレースメント、サイズ、フォーマット、ビジュアル)はサイトのデザインに合わせて変わります。

参考ページ:Google検索ネットワークについて

掲載先のサイト名は公開されている?

P-MAX以外のキャンペーンでは、検索パートナーの具体的なサイト名は公開されません。ただし、検索・ショッピング・アプリの各キャンペーンでは「完全版プレースメントレポート」を見ることができるので、自分のアカウントで実際に広告が掲載されたサイトは確認できます。確認手順は本記事の後半で解説します。

参考ページ:検索パートナーネットワークの完全版プレースメントレポートについて

弊社のアカウントで配信された実績があるパートナーサイトは、こちらの資料にまとめています。参考までにご覧ください。

検索パートナーの掲載イメージ

弊社で実際に配信した際の掲載イメージです。Googleの検索結果と比べて、広告の見え方や掲載される情報に大きな差はありません。

・検索パートナー

検索パートナー(AllAboutのサイト内検索)で広告が表示される位置を赤枠で示した例。広告内容はモザイク処理しています

・Google検索(Googleネットワーク)

Google検索結果で広告が表示される位置を赤枠で示した例(検索パートナーとの比較用)。広告内容はモザイク処理しています

※上記はいずれも掲載イメージです。実際の広告主名やURL等は加工しています。

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Google検索パートナーのメリット・デメリット

ここからは弊社の配信実績をもとに解説します。下記は同一キャンペーン内でGoogle検索と検索パートナーの成果を比較した一例で、Googleが公表している数値ではなく弊社の実績値です。

Google検索と検索パートナーの配信実績の比較表(表示回数・クリック率・クリック単価・CVR・CPA)

検索パートナーへ配信するメリット

実績から見えたメリットは3点です。

①CV数の増加が見込める
検索パートナーへの配信によりリーチを拡大できるため、CV獲得数の増加が見込めます。実績ではGoogle検索と比較して獲得率は低いものの、CVを獲得できています。ただし配信量は少ないため、大幅なCV数の増加はあまり期待できません。

②クリック単価が安い
弊社実績では、Google検索と比較して検索パートナーの方がクリック単価が安い傾向にあります。上記の実績ではクリック単価はGoogle検索の約1/4程度と安価です。

③CPAが安くなりやすい
クリック単価が安いことから、CVRが多少低くてもCPAは安くなりやすい傾向にあります。実績ではCVRは低いものの、CPAは2,871円と安く獲得できています。

検索パートナーへ配信するデメリット

一方で、運用上あらかじめ押さえておきたい制約が3点あります。

①配信量が少なく、クリック率は低い
Google検索面と比較して配信量は少なく、クリック率は低い傾向にあります。実績ではGoogle検索と比較して表示回数は1/2程度、クリック率は1/6程度です。

②配信量を細かく制御できない
キャンペーン設定にあるのは「Google検索パートナーを含める」のオン/オフのみで、Google検索と検索パートナーの配信比率を指定する設定は用意されていません。検索パートナーだけ配信量を抑えることもできないため、成果が合わない場合はネットワークごとオフにするか、後述のプレースメントの除外で個別サイトを止める判断になります。

③掲載先をあらかじめ指定できない
検索キャンペーンではプレースメントに入札単価や入札単価調整を設定できないため、「このサイトに出したい」という指定はできません。掲載先のコントロールは除外が基本です。

補足:検索パートナーでのクリック率は品質スコアに影響しない
検索パートナーはクリック率が低い傾向にあるため、広告の品質評価が下がるのでは?とも考えられますが、検索パートナーサイトでの広告のクリック率(CTR)は品質スコアには影響しません。

補足:入札単価は自動で調整される
個別単価設定の場合、検索パートナー向けには従来”Smart Pricing”が使われてきましたが、コンバージョントラッキングが設定されている場合は検索パートナーサイトでスマート自動入札が使用されることがあります。Google検索と同様のコンバージョン単価を目指して入札単価が調整される仕組みです。

参考ページ:検索パートナーネットワークでの個別単価設定

補足:2026年2月にドメインパーキング(AFD)が掲載面から除外された
2026年2月10日より、ドメインパーキング(AFD)は検索パートナーネットワークから除外されました。あわせて、アカウントの「コンテンツの適合性」設定にあった「ドメインパーキングを含める」オプションも削除されています(変更は自動適用)。

参考ページ:検索パートナーネットワーク(SPN)のお知らせ

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Google検索パートナーの設定・除外方法

検索パートナーの制御は「ネットワークごとオフにする」「特定サイトだけ除外する」かの2とおりで考えます。

やりたいこと手段適用単位対象キャンペーンタイプ
検索パートナーへの配信自体を止めるキャンペーン設定「Google検索パートナーを含める」のチェックを外すキャンペーン単位検索/検索-モバイルアプリのインストール/ショッピング
特定の検索パートナーサイトだけを止めるプレースメントの除外アカウント単位/MCC単位検索/ショッピング/アプリ/P-MAX/スマートアシスト
検索語句レベルで止める除外キーワードアカウント単位/キャンペーン単位検索/P-MAXなど
コンテンツのカテゴリ・ラベルで止めるコンテンツの適合性(カテゴリ/コンテンツラベル)アカウント単位ディスプレイ/YouTube/検索パートナー
除外リストを使う検索パートナーネットワークの第三者による事前審査プログラムアカウント単位(提供事業者と直接契約)検索パートナーネットワークの全インベントリ

検索パートナーへの配信をオン/オフする(キャンペーン単位)

検索キャンペーンでは、ネットワーク設定のチェックボックスでオン/オフを切り替えます。新しく作成した検索キャンペーンではデフォルトでオンになっているため、意図せず配信されていないか一度確認しておきましょう。

▼手順
①[キャンペーン]メニューの[キャンペーン]に移動する
②対象キャンペーン名の横にある歯車アイコンを選択する
③[ネットワーク]プルダウンを開く
④「Google検索パートナーを含める」のチェックを外す(配信する場合はオンにする)
⑤Google検索のみに配信したい場合は[Google検索ネットワーク]のチェックボックスのみがオンになっていることを確認する
⑥[保存]を選択する

複数キャンペーンをまとめて変更したい場合は、Google広告エディタのキャンペーンタブで「検索パートナーを含める」を有効/無効に切り替えられます。CSVインポートや「複数の変更」ツールでは「Networks」列に「Search Partners」を指定します。※対応するキャンペーンタイプは検索/検索-モバイルアプリのインストール/ショッピング

参考ページ:キャンペーンのネットワーク設定を確認、変更する

特定の検索パートナーサイトだけを除外する

ネットワークごと止めるとリーチも失います。「一部のサイトだけ成果が悪い」「ブランドに合わないサイトに出ている」という場合は、プレースメントの除外で個別サイトを止められます。2024年3月以降、アカウント単位のプレースメントの除外が検索パートナーネットワークにも適用されるようになりました。

▼手順
①[ツール]メニューの[コンテンツの適合性]に移動する
②[詳細設定]を選択する
③[除外プレースメント]に、広告を表示したくないサイトのURLを入力する(「www.」は含めない)
④URLのリストがある場合は[複数のプレースメントを入力]でまとめて貼り付ける
⑤[保存]を選択する

除外を設定するときに押さえておきたい仕様は以下のとおりです。

項目内容
適用範囲アカウント単位の除外は、キャンペーン単位・広告グループ単位の設定をオーバーライドする。P-MAXキャンペーンのプレースメントの除外はアカウント単位で管理される
対象キャンペーンP-MAX、アプリ、検索、ショッピング、スマートアシストなど、検索パートナーネットワークで広告を配信するすべてのキャンペーン
サブドメイン「www.」を除いた指定でサブドメイン・サブサイト・サブページをまとめて除外する挙動は、検索パートナーネットワークでは機能しない
国別ドメインexample.comとexample.co.jpのように国が異なるドメインは、別々に登録する必要がある
上限一度に20,000件まで、1アカウント合計65,000件まで。MCCではプレースメント除外リストを3つまで作成でき、リストごとに250,000件まで
反映までの時間新しいプレースメントの除外設定は通常12時間以内に適用される
除外できないものGoogleドメイン(mail.google.comなど)に関連付けられたURLは、プレースメントの除外対象として直接指定できない

参考ページ:アカウント単位でプレースメントを除外する

ブランド保護の要件が厳しい場合は、第三者による事前審査プログラムも利用できます。Googleが毎週、検索パートナーネットワークの全ドメインリストをDoubleVerify、Integral Ad Science、Zefrに共有し、各社が低・中・高リスクに分類した推奨除外リストを提供する仕組みです。利用するには広告主がパートナー事業者を選んで直接連絡し、実装する必要があります。なお、ブランド適合性を検証することを目的とした機能であり、パフォーマンスの最適化は目的とされていません。

参考ページ:検索パートナーネットワークの第三者による事前審査プログラムについて

検索キャンペーン以外での検索パートナーの扱い

上記のチェックボックスによるオン/オフは、検索キャンペーン(およびショッピング、検索-モバイルアプリのインストール)の設定です。P-MAXキャンペーンにはネットワークのオン/オフ設定がなく、検索パートナーだけを切り離すことはできません。P-MAXで掲載先やトラフィックを制御する方法は下記のとおりです。

  • アカウント単位のプレースメントの除外(検索パートナーサイトも対象。P-MAXではアカウント単位で管理される)
  • アカウント単位/キャンペーン単位の除外キーワード(アカウント単位は最大1,000個、P-MAXのキャンペーン単位は最大10,000個。類似パターンには一致しない)
  • キャンペーン単位のブランドの除外(除外キーワードと異なり、明らかな誤字脱字や外国語表記のブランドトラフィックもブロックできる)
  • コンテンツの適合性設定(デリケートなコンテンツなどのカテゴリ、ギャンブル・アルコールなどのコンテンツラベル)

参考ページ:P-MAXに関するよくある質問への回答

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検索パートナーの成果・掲載先の確認方法

検索パートナーを続けるか止めるかは、「ネットワーク別の成果」「掲載先のサイト」の2つを見て判断します。それぞれの確認手順を解説します。

ネットワーク別の成果を確認する

管理画面の表を「ネットワーク(検索パートナーを含む)」で分割すると、Google検索と検索パートナーの成果を分けて確認できます。

▼手順
①[キャンペーン]など、成果を確認したい表に移動する
②「分類」選択する
③[ネットワーク(検索パートナーを含む)]を選択する
④ネットワーク別に行が分割され、表示回数・クリック数・費用・コンバージョン数などを比較できる
※分類を解除するには[なし]を選択

参考ページ:パフォーマンスデータをさらに細かく分割表示する

P-MAXキャンペーンについては、2026年1月よりチャネルレポートで検索パートナーネットワークを分割表示できるようになりました。チャネル別のパフォーマンスと、コンバージョンへの貢献度を確認できます。

掲載先のサイトを確認する(完全版プレースメントレポート)

実際にどのサイトへ広告が掲載されたかは、コンテンツの適合性レポートの一部として提供される「完全版プレースメントレポート」で確認します。検索・ショッピング・アプリ・P-MAXの各キャンペーンが対象です。

▼手順
①[キャンペーン]メニューの[レポートエディタ]に移動する
②[広告が表示された日時と場所]の展開可能なメニューまでスクロールする
③[コンテンツの適合性]を選択する
④選択した期間に広告が掲載されたサイトと、サイト単位の表示回数が一覧表示される

レポートに表示される項目はプレースメント(サイト)と表示回数です。選択期間中に次のいずれかの条件を満たしたプレースメントのみが掲載されます。条件を満たさないサイトはレポートに含まれません。

  • 表示回数が5以上
  • クリック数が0を上回る
  • 動画再生回数が0を上回る
  • コンバージョン数が0を上回る

参考ページ:検索パートナーネットワークの完全版プレースメントレポートについて

Google検索パートナーに関するよくある質問

検索パートナーについて、ご相談の多い質問をまとめました。

Q.検索パートナーには必ず配信されますか?

検索ネットワークのキャンペーンを作成すると、検索パートナーはデフォルトで掲載先に含まれます。配信が不要な場合は、キャンペーン設定の[ネットワーク]から「Google検索パートナーを含める」のチェックを外すと除外できます。

Q.検索パートナーだけに配信することはできますか?

できません。検索パートナーは「Google検索広告とリスティングの掲載対象を拡大する」設定として提供されており、検索パートナー単体を指定して配信する設定はありません。Google検索と検索パートナーの配信比率を指定することもできません。

Q.広告グループ単位で検索パートナーをオフにできますか?

できません。ネットワーク設定はキャンペーン単位です。特定のサイトだけを止めたい場合は、アカウント単位のプレースメントの除外を使います。

Q.どのサイトに掲載されたか確認できますか?

検索パートナーの具体的なサイト名はGoogleが公開していませんが、自分のアカウントで実際に掲載されたサイトは完全版プレースメントレポートで確認できます(検索・ショッピング・アプリ・P-MAXが対象)。

Q.検索パートナーへ配信すると品質スコアは下がりませんか?

下がりません。検索パートナーサイトでの広告のクリック率(CTR)はGoogleの品質スコアには影響しません。

Q.検索パートナーは除外したほうがよいですか?

一概には言えません。弊社の配信実績ではクリック単価・CPAが安く、CV数の上積みが見込めるケースが多い一方で、成果が合わないケースもあります。まずはオンのまま配信し、ネットワーク別の成果とプレースメントレポートを確認したうえで、ネットワークごと止めるのか、特定サイトだけを除外するのかを判断することをおすすめします。

まとめ

検索パートナーは、Google検索広告の掲載対象をYouTubeやGoogle以外の多数のサイトへ広げる設定です。弊社の配信実績では、Google検索より配信量は少ないものの、クリック単価とCPAはともに安くなりやすい傾向がありました。検索パートナーでのクリック率は品質スコアに影響しないため、まずはオンのまま配信して成果を検証する価値があるでしょう。ネットワーク別に成果を検証し、費用対効果の合う配信面へ予算を最適化していく運用が、成果を大きく左右します。

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N.F.

デジタル広告 コンサルタント

2022年に広告運用コンサルタントとして新卒入社後、コンテンツプランナーに変身した。マーケティングに心血を注ぎつつ、運用経験を活かしたコンテンツを制作できるよう日々奮闘中。右利き。酒と食べ物に興味がないが、酒と食べ物もまた私に興味がない。