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2021.03.23
[2021.09.06 UP]

Twitter広告の費用対効果を高めるコツ|8種の目的別 課金形式を徹底解説

 費用対効果が悪いTwitter広告は、もしかするとキャンペーンの目的と最適化設定が正しくなされていないことが理由かもしれません。Twitter広告には8種類のキャンペーン目的があり、それぞれに異なる最適化設定や課金形式が存在します。「キャンペーン目的の設定をあまり深く考えず、他媒体と統一している」という方は、Twitterの特性を活かしきれず、費用対効果を悪化させてしまっているかもしれません。

 当記事では、Twitter広告のキャンペーン目的と課金形式を解説いたします。今一度皆様のTwitter広告のキャンペーン目的を見直してみましょう。

一番最初に設定する「キャンペーン目的」が費用対効果の最重要ポイント

 Twitter広告の配信をする際、最初に設定するのがキャンペーン目的。選択した目的に応じて課金方式が異なったり、広告表示するターゲットが変化したりするため、「Twitter広告の配信にどのような成果を求めるのか」で選ぶキャンペーン目的は変わってきます。

 使用する広告の内容や配信の最適化もそれぞれで異なるため、最初に設定するキャンペーン目的が適切であるかどうかで、成果や費用対効果は大きく変わってくるのです。

キャンペーン目的✕最適化設定で費用対効果がアップ

 選んだキャンペーン目的によっては、最適化設定というものもあります。最適化設定では、広告配信をどんなユーザーに対して最適化するのかを設定することが可能です。

 例えばキャンペーン目的で「ウェブサイトのクリック数」を選択すると、サイトに誘導するユーザーを最大化する「リンクのクリック」、サイトに誘導したうえで商品の購入や申し込み数を最大化する「ウェブサイトコンバージョン」の2つの最適化設定があります。それぞれの行動を起こしやすいユーザーに広告配信されますの、費用対効果を高めるためにはそれぞれの効果をしっかりと理解した上で最適なものを設定することが必要です。

 尚、本記事のキーポイントとなる「最適化設定」は、セルフサーブアカウント(個人でも開設可能な広告アカウント)では設定ができないためご注意ください。最適化設定までしっかりと管理したい場合は、広告代理店が持っている代理店アカウントでの配信する必要があります。

8種類のキャンペーン目的と課金形式・最適化設定一覧

 Twitter広告には以下の8種類のキャンペーン目的と、それぞれに異なる課金形式と最適化設定があります。

キャンペーン目的 課金形式 最適化設定
リーチ ・1,000インプレッション ・最大リーチ
・エンゲージメントを伴うリーチ
動画の再生数 ・動画再生(2秒/50%表示再生)
・3秒/100%表示再生
・6秒の動画再生
プレロール再生数 ・プレロール動画再生(2秒/50%表示再生)
・3秒/100%のプレロール動画再生
・6秒のプレロール動画再生
アプリのインストール数 ・アプリクリック
・インストール
・アプリのクリック数
・インストール
ウェブサイトのクリック数 ・リンクのクリック ・リンクのクリック数
・ウェブサイトのコンバージョン
エンゲージメント数 ・エンゲージメント
(返信、いいね、引用ツイート、リツイートなど)
フォロワー数 ・新規のフォロワー
アプリのエンゲージメント数 ・アプリクリック

 それぞれのキャンペーン目的別にその特性と、どういったケースで使用することがおすすめかご紹介していきます。

リーチ:ブランド認知度の向上

 『リーチ』では可能な限り多くの人に広告を表示することができるため、ブランドの認知度を上げることに適したキャンペーン目的です。

➀商品やブランドの認知度を上げたい

②イベント等の情報を拡散したい

③どのようなユーザー層が商品への反応が良いかテストしたい

 上記のようなケースに適したキャンペーン目的となっています。

 ③のように多くの人に広告を見てもらう中で、どういった層に訴求が響いているのかを判断する目的に使用することもあります。

 『リーチ』の最適化設定では、『最大リーチ』または『エンゲージメントを伴うリーチ』を設定することが可能です。それぞれの特徴と利用するケースは以下になります。

【最大リーチ】

・一人でも多くの人に広告を配信したい

(①②③のケースに適している)

【エンゲージメントを伴うリーチ】

・認知度をあげながらも、ツイートの拡散を図りたい

(②のケースに適している)

 このキャンペーン目的では、インプレッションに対してのみ課金されます。インプレッション単価の調整で、インプレッション数自体の調整をすることが可能です。

動画の再生数:検討

 『動画の再生数』は、ツイートに含めた動画の再生数を伸ばすことに適したキャンペーン目的です。

➀動画に込めたサービスやブランドの詳細やメッセージを発信したい

②ユーザーの行動を動画で促進したい

 上記のようなケースに適したキャンペーンとなっています。

 業種としては、映画・音界・ゲームなど、クオリティ高い動画を作っているものは積極的に利用すると望ましいといえるでしょう。

 『動画の再生数』には最適化設定がありません。

 このキャンペーン目的では、動画の再生数に対してのみ課金がされます。

 入札単位は、Ⅰ.動画再生あたり(2秒/50%表示再生)Ⅱ.3秒/100%表示再生あたりⅢ/6秒の動画再生あたり、の3つがあり、動画の長さや、メッセージのポイント(何秒地点を得に見てもらいたいか)によって課金箇所を調整することが可能です。

プレロール再生数:検討

 『プレロール再生数』では、200以上のパブリッシャー(メジャーなスポーツチーム、人気テレビ番組、大手テレビ会社、報道機関など)が配信する、動画の本編の前に広告を表示することが可能(表示から6秒でスキップ可)なキャンペーン目的です。Twitter内にとどまらず、外部のサイトに動画広告を配信できるのが、「動画の再生数」との違いです。

➀6秒間に訴求が込められている動画素材がある

②より自然な形でユーザーに動画の再生を促したい

③Twitterユーザー以外にも広告を配信したい

 上記のようなケースに適したキャンペーンとなっています。

 最適化設定は、『動画の再生数』同様にありません。

 入札単位はⅠ.プレロール動画再生あたり(2秒/50%表示再生)、Ⅱ.3秒/100%のプレロール動画再生あたり、Ⅲ.6秒のプレロール動画再生あたり、の3つがあります。動画が再生されなかったインプレッションには課金がなされません。

 このキャンペーン目的は、Twitter内に広告を表示させない関係上、広告ではツイート文を作る必要がなく、動画素材のみで設定できます。『動画の再生数』キャンペーンと並行して、Twitterユーザー以外にも広告配信したいという場合に利用すると良いでしょう。

アプリのインストール数:検討

 『アプリのインストール数』は、Twitterのタイムライン上から直接アプリのダウンロードを促すことに適したキャンペーン目的です。

➀新規アプリユーザーを増やしたい(インストール数を増やしたい)

②アプリの認知度を高めたい

③アプリストアへの誘導数を増やしたい

 上記のようなケースに適したキャンペーン目的となっています。

 最適化設定では、『アプリのクリック数』または『インストール』を設定することが可能です。それぞれの特徴と利用するケースは以下になります。

【アプリのクリック数】

・アプリをクリックする可能性の高いユーザーに配信したい

(②③のケースに適している)

【インストール】

・アプリをインストールする可能性の高いユーザーに配信したい

(➀のケースに適している)

 このキャンペーン目的では最適化設定同様にアプリのクリック数、インストール数でそれぞれ課金されます。

ウェブサイトのクリック数:検討

 『ウェブサイトのクリック数』は、特定のホームページまたはランディングページへのサイト訪問数を増やすことに適したキャンペーン目的です。

➀サイトへの訪問数を増やしたい

②ランディングページの内容を読んでもらいたい

③広告から商品の購入・申込まで繋げたい

 上記のようなケースに適したキャンペーン目的となっています。

 最適化設定では、『リンクのクリック数』と『ウェブサイトのコンバージョン』を設定することが可能です。それぞれの特徴と利用するケースは以下になります。

【リンクのクリック数】

・リンクURLをクリックする可能性の高いユーザーに配信したい

(➀②のケースに適している)

【ウェブサイトのコンバージョン】

・コンバージョンする可能性の高いユーザーに配信したい

(③のケースに適している)

 このキャンペーン目的ではウェブサイトのクリックで課金がなされます。クリック単価が低ければ低いほど、サイトの訪問者数を増やすことが可能であり、その先のコンバージョン獲得数を増やすことも期待できます。

エンゲージメント数:検討

 『エンゲージメント数』は、リツイートやいいね、返信など、ユーザーのTwitter上でのアクションを促すことに適したキャンペーン目的です。

➀価値ある質の高いリーチを獲得したい

②特定のツイートをTwitter上で拡散させたい

 上記のようなケースに適したキャンペーン目的となっています。

 『エンゲージメント数』には最適化設定がありません。

 費用は最初に発生したエンゲージメント(返信、いいね、引用ツイート、リツイートなど)数に対して発生します。1ユーザーがいいね、返信など複数のエンゲージメントをしても、追加の料金は発生しません。

 またリツイートされた広告に対して発生したエンゲージメントは課金対象外であるため、ツイートが拡散されればされるほど、効率的にエンゲージメントを獲得することが可能となります。

フォロワー数:検討

 『フォロワー数』は、特定のTwitterアカウントのフォロワー数を獲得することに適したキャンペーン目的です。

➀アカウントのフォロワー数を増やしたい

②長期または複数回に渡り、商品やサービスを購入するユーザーを増やしたい

③広告以外のオーガニック投稿のサイト訪問やツイート拡散を増やしたい

④Twitterアカウントの信頼性や存在感を高めたい

 上記のようなケースに適したキャンペーン目的となっています。

 『フォロワー数』には最適化設定がありません。

 企業アカウントをフォローしているユーザーは、ツイートを見るだけでなく、その企業の商品やサービスを購入すること、またそれを周りにすすめる傾向があるため、長期的視点で見て御社に利益を生み出す来たいが出来るので、フォロワーを多く獲得するに越したことはありません。

 このキャンペーン目的では費用はフォロワー獲得毎に発生します。それ以外のアクションには料金が発生しません。

アプリのエンゲージメント数:コンバージョン

 『アプリのエンゲージメント数』は、アプリを開いたり、更新したり、アプリ内での行動を促すことに適したキャンペーン目的です。

➀アプリの休眠ユーザーに再度アプリの利用を促したい

②アプリ内のキャンペーン参加を促したい

③既存のアプリユーザーを維持したい

 上記のようなケースに適したキャンペーン目的となっています。

 『アプリのエンゲージメント数』には最適化設定がありません。

 『アプリのインストール数』が新規のユーザーを増やすことに適したキャンペーンである一方で、『アプリのエンゲージメント数』は既にアプリをインストールユーザーに対して行動を促すことが可能です。

 このキャンペーン目的では費用は、ユーザーがアプリを開くためにクリックするごとに発生します。それ以外のアクションには料金が発生しません。

Twitter広告の費用対効果を高めるためには、キャンペーン目的を最適化することが必須

 Twitter広告の配信は、目的や求める成果によって、選択するキャンペーン目的は大きく異なってきます。また、キャンペーン目的と最適化設定をかけ合わせることで、さらに効果的な広告配信を実現することが可能となります。

 一方でTwitter広告配信における最初の目的設定が誤っていると、適したユーザーに広告配信される機会が減少し、結果として費用対効果が悪くなってしまうことも大いにありえます。

 もし他の広告媒体と並行して広告配信を行っている場合でも、Twitter広告のキャンペーン目的を必ずしも他媒体と揃える必要もありません。Twitter広告にはTwitter広告の特性があるため、あくまでTwitter広告に求める成果として、どのキャンペーン目的と最適化設定が適しているのかを考えてみましょう。 

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