
【25年8月更新】Web広告5媒体最新アップデートまとめ
直近に発表・実施されたWeb広告媒体のアップデート情報をお知らせします。
今回ご紹介する媒体は次のとおりです。
- Yahoo!・LINE広告
本記事の内容をまとめたPDF資料も、以下からダウンロードいただけます。あわせてご活用ください。
目次
【Yahoo!広告】スマートフォン版ブランドパネルに1:1レスポンシブ(画像)を追加
スマートフォン版Yahoo! JAPANブランドパネル枠に、レスポンシブ広告のアスペクト比1:1が新たに追加されます。これまでのフォーマットに加えて正方形の画像(300×300ピクセルまたは600×600ピクセル以上)が利用可能になります。
■対応するキャンペーン目的
コンバージョン、アプリ訴求、サイト誘導、ブランド認知の4種類
■対応する広告タイプ
・アスペクト比 1:1
・300pixel x 300pixel
・600pixel x 600pixel 以上
メリット
クリック率・コンバージョン率が高いブランドパネル枠での広告効果がさらに向上。既存の画像素材(1:1)を活用できる
注意点
スマートフォン版ブランドパネル枠のみへの配信やタイムラインとの出し分けには事前のプレイスメントターゲティング設定が必要
適用日
Android:2025年7月28日(適用予定)
iOS:2025年8月4日(適用予定)
ウェブ:2025年8月4日(適用予定)
参考:【ディスプレイ広告(運用型)】スマートフォン版ブランドパネルに1:1レスポンシブ (画像)を追加

【Yahoo!広告】「Yahoo!防災速報」アプリへ広告配信開始
「Yahoo!防災速報」アプリがディスプレイ広告(運用型)の新たな配信先として追加されます。リリース当初はiOSアプリのトップページから配信を開始し、今後Androidアプリや他の掲載面への拡大も予定されています。
■配信可能な広告タイプ
テキスト広告、レスポンシブ画像(アスペクト比1:1および1.91:1)、バナー画像(アスペクト比32:5)の4種類
防災速報アプリへの配信を希望しない場合は、プレイスメントターゲティングで「emg.yahoo.co.jp」を除外対象に設定することで配信を制御できます。
メリット
防災・地域情報への意識が高いユーザー層にアプローチできる
注意点
防災アプリの特性上、配信内容や表現に配慮が必要。配信を希望しない場合はプレイスメントターゲティングでの除外設定が必要
適用日
2025年8月4日(適用予定)
参考:【ディスプレイ広告(運用型)】「Yahoo!防災速報」アプリへの広告配信開始のお知らせ

【Yahoo!広告】広告表示アセットの削除機能追加
検索広告において、従来削除できなかった広告表示アセットの削除機能が新たに追加されました。この機能は広告管理ツール、キャンペーンエディター、Yahoo!広告 検索広告API、Yahoo!広告 スクリプトのすべてのツールで利用可能です。複数の広告表示アセットを同時に100件まで削除できます。
削除した広告表示アセットと同一のアセットを再入稿できますが、復元は不可です。削除した画像/ファビコンアセットと同一のアセットを入稿し同一の関連付けをした場合、削除する以前の実績データが引き継がれます。
不要な広告表示アセットが大量に蓄積されている場合、これらを削除することで管理画面を整理できます。特に長期間運用しているアカウントでは、使用していないアセットが多数残っているケースがあるため要確認です。
メリット
使用中のアセットを見つけやすくなり、運用ミスを防げる
注意点
一度削除すると復元は不可。使用中のアセットを誤って削除しないよう注意が必要
適用日
2025年7月16日(適用済み)


【Yahoo!広告】レポートにトラッキングURL情報追加
ディスプレイ広告において、特定の広告タイプに設定されたトラッキングURLがパフォーマンスレポートで表示できるようになりました。外部計測ツールとの連携状況の確認や、URLパラメータごとの効果分析がより簡単に行えます。
■対象広告タイプ
カルーセル、ブランドパネル パノラマ パネルスイッチ、トップインパクト パノラマ パネルスイッチ
トラッキングURLの設定状況をレポート上で一括確認できるようになり、外部計測ツールとの連携状況を簡単に把握できるようになります。効果測定の精度向上と運用効率化が期待できます。
メリット
トラッキングURLの設定状況をレポート上で一括確認できる。外部計測ツールとの連携状況の把握が容易になる
注意点
対象は特定の広告タイプのみ
適用日
2025年7月16日(適用済み)
参考:【ディスプレイ広告】レポートへのトラッキングURL情報追加について


【Yahoo!広告】インタースティシャル広告の掲載面拡大
ディスプレイ広告において、インタースティシャル広告の掲載面がYahoo!ニュース(ウェブ掲載面)に拡大されました。インタースティシャル広告とは、アプリやウェブサイトのインターフェースにポップアップとして表示され、画面全体を覆うように表示される広告形式です。
■対象の広告タイプ
レスポンシブ(画像、動画)とバナー(画像、動画)の4種類
Yahoo!ニュースの大規模なユーザーにリーチできる機会が増えます。現時点ではYahoo!ニュースのウェブ掲載面のみが対象ですが、掲載面および広告タイプは今後も順次拡大予定です。
メリット
Yahoo!ニュースの大規模なユーザーにリーチできる
注意点
現時点ではYahoo!ニュースのウェブ掲載面のみが対象
適用日
2025年7月22日(適用済み)
参考:【ディスプレイ広告】インタースティシャル広告の掲載面拡大について

【LINE広告】Yahoo! JAPAN 共通オーディエンスのセグメントを追加
LINE広告のターゲティングで利用可能なYahoo! JAPANの共通オーディエンス「興味関心」「購買意向」「属性・ライフイベント」に、新たに104項目のセグメントが追加されます。
内訳は、興味関心68項目、購買意向19項目、属性・ライフイベント17項目です。Yahoo! JAPAN共通オーディエンスを利用した場合も、従来のLINE広告と同様にレポート確認が可能です。
また一部セグメントでは名称変更も実施されます。購買意向カテゴリの「ラグジュアリーブランド」は「ラグジュアリーブランド(メンズ)」「ラグジュアリーブランド(レディース)」に、バイク関連は「新車(バイク)」「中古車(バイク)」のように末尾に括弧表記が追加されます。より細分化されたターゲティングが可能になります。
メリット
興味関心、購買意向、属性・ライフイベントの3カテゴリで幅広く選択肢が増える
適用日
適用済み
参考:LINE広告アップデート情報 2025年7月 ターゲティングに使える104項目のセグメントを追加!
オーディエンスセグメントを利用して配信する

【LINE広告】CV値(購入)とROASにおける動画視聴経由コンバージョンの計測対応
動画視聴経由コンバージョンを、標準イベントのCV値(購入)およびROASで計測できるようになりました。これまでクリック経由のコンバージョンのみ計測していた既存指標が、クリック経由と動画視聴経由の両方を含む指標に変更されます。
動画視聴経由コンバージョンは、動画広告を10秒以上再生(10秒以下の動画は再生完了)した場合にカウントされ、計測の有効期間は3日間です。
リリース日以前に配信した広告についても、有効期間分(3日)を遡って動画視聴経由のコンバージョンが追加計上されます。
動画広告の真の貢献度を把握できるようになりますが、既存の指標定義が変更されるため、過去データとの比較時には注意が必要です。なお、クリックのみのコンバージョンを確認したい場合は、新たに追加される「◯◯ -クリック」項目で確認可能です。
メリット
ROASを正確に把握できる
注意点
既存の指標定義が変更されるため、過去データと比較するときは要注意
適用日
適用済み
参考:LINE広告アップデート情報 2025年7月 ターゲティングに使える104項目のセグメントを追加!


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