• ブログ
  • ホームページリニューアル、どうすれば失敗しない?例から学んで成功させよう!
2024.09.04 更新
2024.09.04 更新

ホームページリニューアル、どうすれば失敗しない?例から学んで成功させよう!

Written By
M.G.

Webディレクター

はいどうも、毎度おなじみ制作パートのMです。
「ホームページのリニューアルで失敗しない方法」を3回シリーズで記事を書いております!一応今回が最終回!大団円を目指して筆を執っていきます!!
(タイピングなのに筆を執るってなんかへんだよね)

各回は以下のテーマでお送りしております。
①ホームページのリニューアルで失敗しない!自社の情報整理こそ成功の鍵!
②ホームページリニューアルのメリット+最適な実施タイミング教えます!

③ホームページリニューアル、どうすれば失敗しない?例から学んで成功させよう!

今回は③の「陥りがちな失敗」についてお送りいたします!

HP制作について相談する(無料)

ホームページリニューアルのありがちな失敗

ありがちな失敗は多々ありますが、今回は主に表現上の失敗や初歩的なSEO設計の失敗をお送りします。Webサイトの設計的な失敗やシステム的なことはたくさん他の人が書いているのでそちらを見ましょう!(他力本願)
といったわけで、本記事で取り上げるありがちな失敗ラインナップは以下のとおりです。

①表面的なデザイン刷新で満足して更新すべき内容が更新されていない
②会社の本当の良いところを抽出しきれていない
③情報発信の切り口がクライアント目線になっておらず、会社の良さが伝わりづらい
④部署ごとの言い分をすべて尊重した結果、誰に向けたサイトなのかわかりづらい構成になってしまっている
⑤コンテンツの基礎的な設計・対策が上手く行っておらず、検索順位が下がってしまった

①表面的なデザイン刷新で満足して更新すべき内容が更新されていない

ホームページが古くなったから、見た目をかっこよくリニューアル!それだけで満足してしまうパターンです。
リニューアルと言うとどうしてもデザイン面に意識が偏りがちですが、本来まず行うべきは自社の情報の整理とターゲットに合わせた訴求です。
自社の現状を把握したうえでサービス内容や事業内容、顧客へのメッセージなど、
優先度をつけて訴求するようにしましょう。
リニューアルする際に何を刷新していいのかわからないよ!という場合はこちらの記事も読んでみてください。

②会社の本当の良いところを抽出しきれていない

自社のことがわかっているようでわかっていない、というケースが実は大多数です。
現状打ち出している強みを踏まえたうえで、実際に現場の人の話まで聞いてみたり、取引先やクライアントから情報収集をしてみてください。
いや、自社の強みなんかないよ!という会社さんも多いのですが、実際にやってみると存外に新しい強みがでてくるケースが多いです。まだ読んでいない人はこちらの記事もどうぞ(↑と同じ記事ですが手抜きではないです)

③情報発信の切り口がクライアント目線になっておらず、会社の良さが伝わりづらい

強みはしっかり抽出できていても、切り口がクライアント目線になっていない。これはとてもありがちなケースであるとともに、非常にもったいない状態です。
たとえば、とある八百屋さんがWEBサイトをつくるとして、「全自動の温度管理システムを完備」と記載するとします。これではエンドユーザーがその良さに気付けないでしょう。では、「いつでも良い状態で野菜を提供」だとどうでしょうか。これなら自分のベネフィットに気づいてくれそうです。「全自動の温度管理システム」はたしかに素晴らしいのですが、ユーザーにとって必要なのは「温度管理」という情報ではなく買う野菜の情報です。「全自動で温度管理ができる」→「優れた品質管理ができる」→「良い状態で野菜が提供できる」と遠回りさせてしまうよりも、端的にユーザーのベネフィットに寄り添った表現をしてあげましょう。
 こうして書き表してみると、意外と情報の切り口が重要だということがわかってくるのではないでしょうか。
上記のことを踏まえて、強みの切り口をクライアント目線にして訴求してみてください。

④部署ごとの言い分をすべて尊重した結果、誰に向けたサイトなのかわかりづらい構成になってしまっている

営業部署は営業ツールとして使用したい。マーケティング部は情報発信として使用したい。上層部は会社の言いたいことを言いたい。
これをまとめて落とし所を見つけないままリニューアルを進めてしまうと、結果とても歪で使いにくい、更に誰のためのものだかわからないようなホームページになってしまいます。
それを避けるためにも、掲載が必要な情報を整理したうえで、優先順位をつけて設計しましょう。
「営業ツールとして使用したい VS かっこよく会社情報だけ載せたい」という構図がよくあるケースです。この場合は営業用に使うページと会社情報の発信ページを上手く棲み分けて、商品情報の載せ方を工夫することで打開策が見えてくるかもしれません。

⑤SEOの設計や対策が上手く行っておらず、検索順位が下がってしまった

ホームページリニューアル後にSEOの対策を行っておらず、自然検索の順位が下がってしまった・・・という事態は、
しっかりした制作会社に依頼していれば、そこまで心配はありません。ただ、稀にある事例なので念のため紹介しておきます。
コンテンツのページ構成変更やボリューム削減、リダイレクト処理などをしっかりと行っていない場合、自然検索の順位が下がる可能性があります。
ありがちなのは、リニューアル費用が嵩むからといって、リニューアルのページ数を削減したり、コンテンツの量を少なくしてしまうパターンです。
これらを行う場合は、あらかじめその危険性があることを認識しておきましょう。
どのページをどれだけ減らすとSEOにどれほど影響が出そうなのか、制作会社と相談の上計画を立てることで回避できます。

 陥りがちな失敗を避ける方法と、奥の手

以上、5つに分けて陥りがちな失敗を解説してきました。

自社だけでプロジェクトを進行していくと、意外なところに気が付かなかったり、気がついていても目をつぶってしまったりするものです。
失敗を避けるためには、紹介した各項目にしっかりと向き合って解決することが重要です。
ひとつひとつ対処して、サイト制作を成功させましょう!・・・とはいえ自社のメンバーだけでは目が曇りがちになることも事実。
また、社内のメンバーが社内の人間の話に耳を貸しづらいなんてことも往々にしてあります。そんなときは第三者の手を借りましょう。
サイト制作をしてくれる会社の中には、プロジェクトに一緒に入って必要なアドバイスをしながら制作を進行してくれる会社もあります。

第三者の参入により、意見を言わないで収束した際には自分に責任が問われるので、 会社のメンバーは協力するようになるでしょう・・・というブラックな話は半分ジョーダンですが、第三者の参入により社内が協力的になるのは事実です。社内が非協力的な場合は特に第三者の参入を仰ぐべきかもしれません。

かくいうプライムナンバーズもそうです。これを読んでいるあなた、気になったらご連絡お待ちしていますよ・・・!

それではまたの機会にCiao!

HP制作について相談する(無料)
Written By
M.G.

Webディレクター

業界17年目(たぶん)のWebディレクター。見た目も言動もふざけていますが、真面目に仕事をしています。クライアント先でWEB関連のとりまとめをしたり、ディレクターをしたり、デザイナーの舵取りをしたりしています。真面目です。