GDN/YDNリマケの効果が良ければ、同時にこの媒体、ターゲットも掲載すべき
「GDN/YDNでリマケを実施して、十分な成果が出ているし、ディスプレイ広告はこれで満足だ!」と思っている広告主の皆様はいらっしゃいませんか?でも落ち着いて考えてください。
本当に現状のままで良いですか…
これ以上何もすることないと思っていませんか…
実はもっと成果を増やす手段があるかもしれませんよ…
今回は、GDN/YDNでのリマケ成果が良い広告主様向けに、更なる成果が期待できる施策をご紹介します。
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目次
- GDN/YDNのリマケで一定の成果があるならば、他の媒体への掲載を検討する
- 【面の拡張その1】利用者は若い世代からお年寄りまで!SNS広告
- ビジネスユーザーに最適 Facebook
- 若年層の女性に人気 Instagram
- 若年層の男女の利用が多い Twitter
- 10代~60代まで、幅広年齢層が利用するLINE広告
- 【面の拡張その2】Google検索トップ画面に掲載できるGoogleファインド広告
- 【面の拡張その3】Gmail受信トレイの特定のタブに表示されるGmail広告
- 【面の拡張その4】Yahoo!トップページに表示できるYDNブランドパネル
- 【ターゲットの拡張その1】過去のCVユーザーの類似オーディエンスへの配信
- 【ターゲットの拡張その2】顧客データを活用したターゲティング(カスタマーマッチ)
- GDN/YDNに満足せず、次の一手を試すことが重要です
GDN/YDNのリマケで一定の成果があるならば、他の媒体への掲載を検討する
ディスプレイ広告で一般的に獲得が期待できる配信メニューが、GDN/YDNのリマケと言われております。実際に配信して、十分な成果が出ているという広告主の方も多いと思います。しかし、GDN/YDNのリマケは配信面やターゲティングが限られているため、獲得できる成果には限界があります。
ディスプレイ広告で更に成果を増やそうと考えた場合は、いつまでもGDN/YDNのリマケにこだわらず、これまでに配信できていなかった「面」や「ターゲット」に向けて配信を行う方がよいでしょう。
これから紹介するメニューは、GDN/YDNリマケで既に一定の成果が出ているという広告主の方向けに、次の一手となる配信メニューを紹介させていただきます。配信面やターゲティングの特徴を理解したうえで、自社ビジネスとの相性の良さそうなものは、配信を検討してみてください。
弊社でも配信のサポートをいたします。ご興味のある方は、以下のボタンからご連絡ください。無料でご相談を承ります。
【面の拡張その1】利用者は若い世代からお年寄りまで!SNS広告
まずは同じリマケでも、新しい媒体に配信を検討するという方法です。新しい媒体としてまず挙げられるのが、GDN・YDNと同じく運用型の広告配信が出来、ユーザー数も多いSNSになります。
SNS広告を配信することで、これまでGDN・YDNではターゲットできなかったSNS利用者層に対して、広告の接触機会を持たすことができ、それが成果に繋がる可能性もあります。以下では、SNS主要4媒体の特徴をお伝えいたしますので、是非検討してみてください。
ビジネスユーザーに最適 Facebook
Facebookは基本的に実名登録制のSNSであり、出身地や学歴などの細かい個人デーも入力します。
また所属企業、役職などの情報も入れることができ、ビジネスユーザー同士のコミュニケーションツールとなっている側面もあります。ビジネスユーザー向けの商材を扱っている広告主様は、効果が見込める媒体です。
【配信面】
・Facebook のフィード面やPCの画面右側広告枠など
・Facebook Messenger – Facebookに登録しているユーザーとメッセージのやり取りができるチャットツール
・Audience Network – Facebookと提携しているサイトやアプリ内の広告枠
若年層の女性に人気 Instagram
InstagramはFacebook提供の、写真や動画を共有することができるアプリです。女性の利用割合が高く、おしゃれな画像をクリエイティブに設定することができるので、アパレル商品やレストランなどの業種が特に有効です。
Facebook広告アカウントがあれば、Instagram広告を配信することができます。Facebookと同様のクリエイティブも利用できるので、Facebookリマケと同時にInstagramリマケを始めるのも良いでしょう。
【配信面】
・Instagramアプリ内のフィードやストーリーズなど
若年層の男女の利用が多い Twitter
Twitterは10~30代の若年層の利用割合が高く、リアルタイムな情報を瞬時に取得、共有できるサービスです。Twitter特有の「リツイート」を上手く利用できれば、大規模な情報拡散が狙えることもできる媒体です。
【配信面】
・Twitterのタイムライン上
・Twitterのおすすめユーザー
・Twitterと提携しているサイトやアプリ内の広告枠
10代~60代まで、幅広年齢層が利用するLINE広告
LINEは国内での利用者数が最大のSNSです。
「他のSNSはやっていないけどLINEはやっている」といったユーザーは多いため、幅広い年齢層への配信に向いています。以前はLINEニュースなど、LINE利用者の中でも一部のユーザーしか閲覧しない面への配信に限られていましたが、最近ではLINEのトーク画面上部に広告を出せるようになる等、広告枠が広がっております。
・LINEタイムライン
・LINE NEWS
・LINEマンガ
・LINEトーク画面上部(Smart Channel)
・LINE広告ネットワーク など
【面の拡張その2】Google検索トップ画面に掲載できるGoogleファインド広告
SNS広告に続いて、Google、Yahooの中でも、特殊な配信面について紹介していきます。
まず一つ目はGoogleファインド広告です。
このキャンペーンでは、通常のGDNのキャンペーンタイプでは配信できない、3つの配信面に広告を配信することができます。その3つの配信面は、Youtubeのホームフィード、Gmailのプロモーションタブやソーシャルタブ、スマホのGoogle検索トップ画面のフィードであるディスカバーフィードです。
この中だとディスカバーフィードは、Androidのスマホを使用していないと馴染みがないかもしれません。こちらは、スマートフォンのGoogleアプリで、これまでの検索内容やユーザーの興味に合わせて各種情報が表示されるフィード機能のことを指します。
▼Googleディスカバーフィード
これらはGDNと同じターゲティングで配信設定ができますので、広告開始までの手間が少ないです。GDNリマーケティングで成果が出ているなら、配信面を増やす施策として、ファインド広告も試してみてはいかがでしょうか。
【面の拡張その3】Gmail受信トレイの特定のタブに表示されるGmail広告
次に紹介するのが、Gmail広告です。
Gmail広告は、Gmailのプロモーションタブ、ソーシャルタブには配信される広告です。こちらのタブは、ショッピングサイトのメルマガやクーポンメールなどが自動的に分配されるタブになります。先ほどのファインド広告キャンペーンでもGmail面に広告配信できますが、ファインド広告は先述した3つの配信面の中のどれかに配信するという仕様になっており、Gmailのみに指定するということはできないという違いがあります。
Gmail広告での注意事項ですが、ユーザーがクリックして広告(メール)が展開されたタイミングが課金ポイントになることです。サイトに遷移ではなく、メールをクリックした際が課金ポイントになりますのでご注意ください。
▼Google広告イメージ
【面の拡張その4】Yahoo!トップページに表示できるYDNブランドパネル
もう一つ配信面で紹介するのが、YDNのブランドパネルです。
こちらは日本最大のポータルサイトであるYahooのトップページに表示されるものです。利用ユーザーも多く、非常に目立つ配信面であるため広告効果は期待できます。
以前は予約型広告でしか配信できませんでしたが、現在はYDNの管理画面から入稿できるようになったため、YDNを実施しているアカウントならすぐに始めることもできます。
通常のYDNの配信面より入札競争が激しいため、クリック単価は高くなりやすいですが、それに見合った獲得も期待できるので、YDNで成果が良いアカウントであれば是非こちらも試してみてください。
▼ブランドパネル配信枠
【ターゲットの拡張その1】過去のCVユーザーの類似オーディエンスへの配信
さてここまでは新規で広告を出す配信面について記載させていただきました。次からはGDN、YDNでリマケの次に実施を検討すべき、ターゲットについて説明させていただきます。
一つ目は、CV類似ユーザーへの配信です。
CVとは申込や購入などのウェブサイトで獲得できる最終的な成果地点を指す指標になります。 GDNでは、過去にCVしたユーザーと行動が類似しているユーザーをターゲットに配信することができます。これはCVユーザー数が多ければ多いほど、CVに至る傾向をシステムが読み取り最適なユーザーに配信することができるため、CVユーザーのマーク数が多いアカウントでは効果が見込みやすいと言えます。
【ターゲットの拡張その2】顧客データを活用したターゲティング(カスタマーマッチ)
もう一つターゲットの拡張として有効な施策は、カスタマーマッチです。
これは、自社の顧客データ(電話番号やメールアドレスなど)を利用したターゲティング方法です。こちらもGDNで利用できるターゲティングになります。
設定方法としては、Google管理画面に顧客情報のデータをアップロードすることで、顧客リストを作成することができます。この顧客リストに絞って広告を配信することもできますし、このリストに行動が類似するユーザーに広告配信することもできます。先ほどのCV類似ユーザーと似たようなターゲティングになりますが、顧客情報は広告以外から獲得に至ったユーザーの情報も含まれていると思いますので、リストの数が多くなり、よりターゲティングの精度が高くなるでしょう。
効果が見込めるターゲティングにはなりますが、個人情報を取り扱うことになるので、データを媒体に取り込む作業には十分注意が必要です。広告代理店に運用を任せている広告主は、カスタマーマッチを利用する際は個人情報の取り扱いについて、事前に代理店と協議してから作業に移るようにしましょう。
GDN/YDNに満足せず、次の一手を試すことが重要です
この記事では、GDN/YDNのリマケにおいて成果が良い広告主の方向けに、次の取る施策候補として配信面または配信ターゲットの拡張施策を紹介させていただきました。GDN/YDNのリマケの配信だけでは、ユーザーおよび配信面が限定されるため、獲得数にも限界があります。新しいターゲットに広告を当てることで、獲得数が増えることも大いに期待できますので、試したことがない配信面やターゲットがあれば、是非実施を検討してみてください。
成果が思うように出なかったとしても、すぐには撤退することはできます。大事なのは新しい施策を試してみることです。失敗を恐れず是非GDN/YDNリマケの次の一手となる施策を実施してみてください。
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