【25年10月更新】Web広告5媒体最新アップデートまとめ
直近に発表・実施されたWeb広告媒体のアップデート情報をお知らせします。
今回ご紹介する媒体は次のとおりです。
- Yahoo!・LINE広告
- Google広告
- Meta広告
- X広告
本記事の内容をまとめたPDF資料も、以下からダウンロードいただけます。あわせてご活用ください。
目次
- 【LINE・Yahoo!】(重要)2026年春頃〜 広告プラットフォームを統合し「LINEヤフー広告」になる
- 【Yahoo!広告】ディスプレイ広告(運用型)スマートターゲティングの「サイト誘導」目的への対応開始
- 【Yahoo!広告】インストリーム広告の提供を開始
- 【Google広告】ウェブ広告とアプリ広告の管理・設定が統合
- 【Google広告】デマンド ジェネレーションのプレースメント設定がキャンペーン単位で可能に
- 【Meta】Instagram広告の管理画面上で広告経由のフォロワー数が確認可能に
- 【X広告】キーワード広告キャンペーン(ベータ版)の提供終了
- 最新情報を活かしたWeb広告運用ならプライムナンバーズへ
【LINE・Yahoo!】(重要)2026年春頃〜 広告プラットフォームを統合し「LINEヤフー広告」になる
2026年春頃より、「LINE広告」と「Yahoo!広告 ディスプレイ広告(運用型・予約型)」が統合され、新しく「LINEヤフー広告 ディスプレイ広告」となります。
これまで別々のプラットフォームで行っていた広告出稿が一元化され、より効率的な配信が可能になります。現在LINE広告を利用している広告主は、新プラットフォームへの移行作業が必要となるためご注意ください。なお、円滑な移行のためのサポート機能(移行ツールなど)が提供される予定です。
メリット
複数のプラットフォームに分かれていたディスプレイ広告の運用が一本化され、管理が効率的になります。
注意点
・現在LINE広告を利用している場合、新プラットフォーム「LINEヤフー広告 ディスプレイ広告」への移行作業が必要になります。
・円滑な移行のためのサポート機能(移行ツールなど)が提供される予定です。
適用日
2026年春頃(適用予定)
参考ページ:LINEとヤフーの広告プラットフォームを統合し、「LINEヤフー広告」として2026年春頃より提供開始

【Yahoo!広告】ディスプレイ広告(運用型)スマートターゲティングの「サイト誘導」目的への対応開始
これまでコンバージョン数の最大化を目的としていたスマートターゲティングが、「サイト誘導」を目的としたキャンペーンにも対応しました。
これにより、コンバージョンに至る可能性が高いユーザーだけでなく、広告をクリックする見込みの高いユーザーへの配信も可能になります。広告主はキャンペーン目的を「サイト誘導」にし、入札戦略を「クリック数の最大化」などに設定すると本機能を利用できます。
メリット
クリック数やクリック率の改善、広告クリック後のサイト閲覧者数の増加が期待できます。
注意点
すでに「サイト誘導」目的のキャンペーンでスマートターゲティングを有効中の場合、本アップデート適用後は配信傾向が変わる可能性があります。
適用日
2025年9月10日(水)(適用済み)
参考ページ:【ディスプレイ広告(運用型)】スマートターゲティング「サイト誘導」目的への対応開始のお知らせ

【Yahoo!広告】インストリーム広告の提供を開始
動画サービスが提供する動画コンテンツ内に動画広告を配信できる「インストリーム広告」の提供が開始されます。PCやスマートフォンに加え、コネクテッドTVにも配信できるため、広告の配信先を拡大できます。利用は一部の広告主に限定されており、利用を希望する広告主は担当営業への問い合わせが必要です。
メリット
コネクテッドTVへの配信により、これまでアプローチが難しかった層へのリーチ拡大や、テレビの大画面への配信ができます。
注意点
・利用は一部の広告主に限定されており、利用を希望する場合は担当営業への問い合わせが必要です。
・入稿した広告は配信先の動画配信サービスとYahoo!広告の双方で審査されます。
適用日
2025年10月下旬(適用予定)
参考ページ:【ディスプレイ広告(運用型)】インストリーム広告の提供開始について

【Google広告】ウェブ広告とアプリ広告の管理・設定が統合
ウェブ広告とアプリ広告の管理や設定が統合され、両方に配信する場合の管理が効率化されました。
1. Web to App Connectの拡大
これまで一部キャンペーンのみで利用可能だった「Web to App Connect」が、YouTube広告/ホテル広告/デマンド ジェネレーションキャンペーンにも拡大。広告からアプリへユーザーを誘導しやすくなりました。
2. レポート機能の統合
ウェブとアプリのパフォーマンス分析やコンバージョン設定がGoogle広告の管理画面に統合され、一元的に管理・分析できるようになりました。
3. ウェブキャンペーンからのアプリ貢献度を測定
ウェブキャンペーンが、新規アプリインストールや初回アプリ内コンバージョンにどれだけ貢献したかを正確に測定できるようになりました。
これにより、ウェブとアプリを横断したパフォーマンス分析やコンバージョン計測がGoogle広告の管理画面上で一元的に可能になります。
メリット
エンゲージメントやコンバージョン率が高いアプリヘビーユーザーを誘導することで、ROIの高いユーザーにアプローチできます。
適用日
2025年9月5日(金)(適用済み)
参考ページ:新機能とお知らせ – Google 広告 ヘルプ
Web to App Connect の概要

【Google広告】デマンド ジェネレーションのプレースメント設定がキャンペーン単位で可能に
デマンド ジェネレーションキャンペーンにおいて、これまで広告グループ単位でのみ可能だったプレースメント(GDN配信面)の設定が、新たにキャンペーン単位でも設定できるようになりました。
メリット
キャンペーン全体で同じ配信面設定を適用する際の管理が簡素化され、手間を省けます。
注意点
・キャンペーンと個々の広告グループの両方でディスプレイネットワークを有効にする必要があります。
・エディターと管理画面のずれにも注意が必要です。
適用日
適用済み

【Meta】Instagram広告の管理画面上で広告経由のフォロワー数が確認可能に
特定の条件でキャンペーンを設定した場合に、広告マネージャの管理画面上で、広告経由のInstagramフォロワー獲得数を確認できるようになりました。
設定条件は下記のとおりです。
・キャンペーンの目的:「トラフィック」
・コンバージョンの場所:「Instagram」または「Facebook」
・遷移先:「Instagramプロフィール」
メリット
広告の間接的な要因とするフォロワー獲得数を可視化できます。
注意点
上記の特定の設定がされたキャンペーン以外は利用できません。
適用日
適用済み

【X広告】キーワード広告キャンペーン(ベータ版)の提供終了
X広告の「キーワード広告キャンペーン(ベータ版)」の提供が終了し、今後の新規作成ができなくなりました。これは、既存のオーディエンスターゲティング機能の強化に注力するための措置です。すでに配信中のキャンペーンは引き続き利用可能ですが、新しいキーワード広告キャンペーンは作成できません。
注意点
代替として他のオーディエンスターゲティング機能の活用を検討する必要があります。
適用日
適用済み

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