スマートニュース広告とは?新たな運用型広告メディアを解説
運用型広告ではGoogle・Yahoo!・SNS広告が主流ですが、それ以外の媒体にも配信を広げたいと考えることも多いのではないでしょうか。
本記事では、新しい運用型広告の媒体を探しているに向けて「スマートニュース広告(スマニュー広告)」をご紹介します。是非、新しい施策の提案にご活用ください。
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目次
利用者の7割が働く世代!TVCMでも話題の「スマニュー」とは
スマニューとはスマートニュース(SmartNews)の略で、スマートニュース株式会社が手掛ける日本発のニュースアプリです。
アクティブユーザーは日米合算で月間2,000万人。既に5,000万ダウンロードを突破しており、日本最大規模です。新聞・雑誌・WEBなどの大手メディアのニュースをはじめ、クーポンや動画予告などのあらゆるジャンルの情報を集約しています。
利用者層は40代までの世代が半数を占めており、利用時間は朝の通勤時間帯が最も多くなっています。つまり、働く世代のビジネスマンが朝の隙間時間に効率よく情報収集する手段として利用しているケースが多いと考えられます。
テレビCMでも大々的に宣伝を行っているため、現在もユーザー数は増加傾向にあります。
<スマニューユーザーの特徴>
(参照:SmartNews Ads Media Guide)
「スマニュー広告の特徴はわかったから、なるはやで配信したいんだけど…」とお考えの方は、以下のリンクから弊社にご連絡ください。多数の運用実績を持つ弊社の広告コンサルタントが、スマニュー広告の特性をとらえた配信をお手伝いします。無料でご相談可能ですので、お気軽にお問い合わせください。
スマートニュース広告の概要
スマートニュースアプリ内に掲載できるインフィード形式・動画形式の広告です。
広告配信には人工知能が搭載されており、ログインするユーザーや毎日アップされる膨大な記事の情報を収集し、ユーザーのニーズに合ったコンテンツ及び広告を常に掲載できる仕組みになっています。
スマートニュース広告のメニューには、大きく分けてStandard Ads(運用型広告)と Premium Ads(純広告)の2種類の広告メニューがあります。
※純広告とは…一定の金額を支払い、決められた回数広告を表示する手法。出稿にはまとまった金額が必要になるが、決められた回数広告を表示することが可能。
※運用型広告とは…広告を1回クリックまたは1回表示される度に費用が発生する。広告が表示されるかはオークションによって決まり、オークションの入札額によって1クリックまたは1回広告表示する金額が都度変動する。
【運用型】Standard Ads
Standard Adsは運用型のインフィード広告で、SmartNewsのニュースフィードから直接ランディングページへ誘導することができます。通常のニュースと同じような形式で同じ場所に表示されるので、ユーザーが違和感を抱きにくくなります。
クリエイティブはバナーまたは動画を選択できます。
低予算で広告配信したい場合、また効果を試しながら広告配信したい場合におすすめです。
■配信イメージ
■課金形態
CPC課金…広告が1回クリックされる度に発生。費用は入札額に応じて変動します。
CPM課金…広告が1000回表示される度に発生。費用は入札額に応じて変動します。
■費用の目安
クリック単価は10円~100円程度が目安で、GoogleやYahoo!、SNSのディスプレイ広告よりも安くなる傾向にあります。最低出稿金額はなく、予算は自由に設定できるので、低予算からでも広告配信が可能です。
【予約型】Premium Ads
SmartNewsのニュースフィード上部のプレミアムポジションに広告を配信できるメニューです。
まとまった予算があり大々的に広告をプロモーションしたい場合に利用します。
予約型の広告で、課金方式は期間保証または表示回数保証(定額制)です。
以下の4種類の広告があります。
➀1Day Premium TOP Video Ads
②1Day Premium TOP フルブリード
配信面:「トップ」チャンネル
配信期間:1日
課金形式:期間保証
費用:800万円から
クリエイティブ:➀は動画、②は画像
③Premium Video Ads
④Premium Display Ads
配信面:「トップ」面以外のチャンネル
配信期間:1週間(目安)
課金形式:imp数保証
費用:200万円から
クリエイティブ:③は動画、④は画像
配信の申し込みは媒体のヘルプページにあるお問い合わせフォームより行います。
それぞれ配信開始日の5営業日前までに入稿を済ませておく必要があります。配信を検討している場合は早めに問い合わせましょう。
■配信イメージ
スマートニュースのターゲティング
スマートニュース広告では、以下のターゲット設定を行うことができます。
これらを一覧にした資料も下記よりダウンロードいただけます!あわせてご利用ください。
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性別ターゲティング
「すべて」「男性」「女性」「不明」の4種から選択できます。
どちらかの性別のみがターゲットとなる商材・サービスの場合にご利用ください。
年齢ターゲティング
「すべて」「19歳以下」「20-24歳」「25-29歳」「30-34歳」「35-39歳」「40-44歳」「45-49歳」「50歳以上」の9種から選択できます。
複数項目選択することも可能です。
ターゲットの年齢が決まっている場合は、ご利用ください。
配信面ターゲティング
広告を配信する箇所を「すべて」「フィード面に限定」「記事面に限定」から選択できます。
時間帯ターゲティング
任意の時間を設定できます。
営業時間中の配信や、ビジネスマンの利用が多い朝or夕の通勤時間帯を狙った配信を行えます。
地域ターゲティング
「都道府県」「市区町村」単位で設定できます。
地域を指定すると、店舗のある地域のみに配信することができます。
OSターゲティング
「すべて」「iOS」「Android」の3種から選択できます。
特定のOSのみ利用できるアプリを訴求する場合にご利用ください。
配信回線ターゲティング
ユーザーの置かれている通信環境のうち、Wi-Fiに限定して配信することができます。
キャリアターゲティング
「すべて」「docomo」「au」「softbank」の4つから選択可能です。
興味関心ターゲティング
ユーザーの閲覧記事の傾向をもとに、特定のカテゴリに関心のあるユーザーに絞るターゲティングです。多くのユーザーをリーチすることができるので、自社の商材・サービスが属するカテゴリが選択肢の中にあれば、実施をご検討ください。
<選択できるカテゴリ20種>
「自動車」「ビューティー&ケア」「キャリア」「恋愛&結婚」「教育」「エンタメ」「ファミリー」「マネー&金融」「グルメ」「ゲーム&アニメ」「健康&ヘルスケア」「政治」「ペット」「不動産」「ショッピング」「スポーツ」「ファッション」「テクノロジー」「スマートフォン」「旅行」
参考ページ:【広告マネージャー v2】広告グループのターゲティング
記事キーワードターゲティング
ユーザー定義オーディエンスとして設定するターゲティングです。
設定したキーワードを含む記事の閲覧傾向があるユーザーに広告配信できます。リスティング広告で使用している一般キーワードなどを流用することもできます。
アプリターゲティング
ユーザー定義オーディエンスとして設定するターゲティングです。
広告主のアプリを利用したことがある人に絞って配信できます。
広告ターゲティング
ユーザー定義オーディエンスとして設定するターゲティングです。
特定の広告を閲覧したことがある・クリックしたことがあるユーザーに絞って配信できます。指定する広告は同じ広告アカウント内のものから選択します。
ウェブサイトターゲティング(リマーケティング)
ユーザー定義オーディエンスとして設定するターゲティングです。
ウェブサイトを指定することで、自社サイトに来訪したユーザーをマークできます。ディスプレイ広告やSNS広告同様、獲得につながりやすいターゲティングです。
参考ページ:運用型広告(Standard Ads)|ユーザー定義オーディエンスを設定する
類似オーディエンス
既存のセグメントに含まれるユーザーに似ているユーザーのリストを作成することができます。オーディエンスサイズを5・10%/15%/20%/25%/30%から選択すると、拡張する度合いを調整できます。
成果の良いターゲティングがあり、更に配信ユーザーを拡大したい場合に、こちらのターゲティングを利用すると良いでしょう。
参考ページ:運用型広告(Standard Ads)|特定のユーザーリストに類似したユーザーリストを作成する
スマートニュース広告の効果は?他媒体との比較
スマートニュース広告(StandardAds)の配信成果の例を、他の媒体と比較してご紹介します。
■レポート概要
ある案件の1ヶ月の成果比較です。配信ターゲットは”リマーケティング”に揃えています。
媒体 | 表示回数 | クリック数 | クリック率 | クリック単価 | 費用 | 獲得数 | 獲得率 | 獲得単価 |
GDN | 133,704 | 401 | 0.30% | ¥108 | ¥43,320 | 3 | 0.77% | ¥14,440 |
102,679 | 412 | 0.40% | ¥97 | ¥40,008 | 4 | 1.01% | ¥10,002 | |
SmartNews | 534,350 | 1,336 | 0.25% | ¥29 | ¥38,952 | 3 | 0.24% | ¥12,984 |
同ターゲットということもあり、3媒体の成果を比較した際に、クリック率・獲得数・獲得単価などはそこまで差がありません。
特徴的な数値になったのはクリック単価です。SmartNewsのクリック単価は他の2つに比べ非常に低くなっており、その影響でクリック数・表示回数も多くなるという結果になりました。
SmartNews広告は「質の良し悪しに関係なく、多くのクリックを低単価で集めやすい」という特徴があると考えられます。
スマートニュース広告オススメの業種
スマニュー広告をオススメしたい業種について、2つの点からご紹介します。
➀ユーザー層から考える、オススメの業種
スマニューのコアユーザー層として挙げられるのが、30~50代の働く世代です。その年代がターゲットになる商材・サービスが適しているでしょう。また、スマニューの視聴時間は朝の通勤時間帯すなわち仕事から離れている時間にスマホで見られています。これを考慮すると、BtoB向け案件よりBtoC向け案件の方が良い成果を見込みやすいでしょう。
健康食品やEC案件(安さよりも質の高さウリにしている)、転職サービス(30・40代向け)、車・時計などの高額な商材、不動産情報などが、適していると考えられます。
②配信面から考える、オススメの業種
スマニューがニュース閲覧のメディアであるため、ユーザーはリンク先の情報をしっかり読み込もうという意識がある媒体です。そのため、リンク先が記事になっているなど情報を読み込ませる必要がある商材・サービスは成果を得られやすくなります。
例えば、美容商材やダイエット外来・禁煙外来などが上記の条件に当てはまります。
スマートニュース広告はポテンシャルを秘めた媒体
スマートニュース広告は、BtoCの商材において安価でクリックを獲得したい場合に向いています。
他のディスプレイ広告で成果が出ているから配信面を増やしたい!という場合は、その候補としてスマートニュースをぜひご検討ください。
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