ネイティブ広告とは?コンテンツに溶け込むメリットと注意点
サイト内の他のコンテンツに溶け込む「ネイティブ広告」。
本記事ではネイティブ広告の特徴のほか、ネイティブ広告が配信できる媒体についてもご紹介します。
目次
ネイティブ広告とは
ネイティブ広告とは、サイト内の他のコンテンツに溶け込むように配信される広告の”総称”です。
あくまで総称のため、この媒体で配信できるこの広告がネイティブ広告だ!と断言できるわけではありません。また「他のコンテンツに溶け込んでる」ことが特徴であるため、クリエイティブを配信先にあわせるよう工夫しないとネイティブ広告とはいえません。
ネイティブ広告の種類と配信できる媒体
ネイティブ広告には下記の6種類があります。
①インフィード型
②ペイドサーチ型
③プロモートリスティング型
④レコメンドウィジェット型
⑤インアド型
インフィード型
記事やSNSのコンテンツと並んで表示される、画像または動画形式の広告です。
インフィード型広告が配信できる主な媒体
・LINE
・X(Twitter)
・Instagram
・Facebook
・TikTok
・YouTube
ペイドサーチ型
GoogleやYahoo!などのエンジンでの検索結果に表示される、テキスト形式の広告です。
ペイドサーチ型広告が配信できる主な媒体
・Google検索広告
・Yahoo!検索広告
・Microsoft検索広告
プロモートリスティング型
ECサイト内で商品が検索された際に検索結果画面に「おすすめ」として表示されます。
プロモートリスティング型広告が配信できる主な媒体
・Amazon広告
・楽天広告(RPP広告)
レコメンドウィジェット型
記事コンテンツの下部に「この記事もおすすめ」として表示されます。
レコメンドウィジェット型広告が配信できる主な媒体
インアド型
記事サイト内に他の記事と同じレイアウトで表示されるディスプレイ広告です。
ディスプレイ広告の配信先が記事サイトであった場合、広告枠によってはインアド型のネイティブ広告になります。意図的にインアド型広告のみを配信するということはできません。
インアド型広告が配信できる主な媒体
・Googleディスプレイ広告
・Yahoo!ディスプレイ広告
ネイティブ広告のメリット
ネイティブ広告の最大のメリットは「広告感」が薄いことです。記事や一般ユーザーの投稿など他のコンテンツになじむため、閲覧中のユーザーを邪魔しにくい形式です。また他のコンテンツと同じように興味を持って見てもらえる可能性が高まります。
ネイティブ広告のデメリット
溶け込んでいるとはいえあくまで広告なので、コンテンツかと思ったら広告だった!ということがあるとユーザーに良く思われないかもしれません。また配信される際に”広告””PR”と明記されるものの、ステマ広告に近い印象を与えてしまうおそれもあります。
ネイティブ広告に向いている商材
SNS広告の場合は、化粧品などの日用品が向いています。
SNSでは、個人のユーザーが普段使っている日用品をおすすめする投稿が数多くあります。それらの投稿と同じような形式のクリエイティブを「広告」として配信することで、投稿を見る流れを邪魔することなく商材に興味を持ってもらえます。
SNS広告以外では特に、配信先となるメディアに合わせることが重要です。例えば医療系のメディアには医療系の商材、金融系のメディアには金融系の商材の広告を配信することで、メディアに溶け込みネイティブ広告として機能します。
ディスプレイ広告の配信媒体によっては配信先のメディアを指定したりトピックで絞ったりすることができるため、商材にあわせて利用するとよいでしょう。
参考ページ:プレースメントターゲティングについて
活かせるかどうかはクリエイティブ次第
ネイティブ広告の特性を活かせるかどうかはクリエイティブにかかっています。ネイティブ広告が配信できる媒体を利用していても、広告のクリエイティブが明らかに他と異なっていたら一般的な広告になってしまいます。ネイティブ広告のメリットを最大限活用できるよう、クリエイティブを工夫しましょう。
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