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2024.05.09 更新
2024.05.09 更新

入札調整の時間がないなら『1ヶ月30CV』を目指せ!手動入札から自動入札への最適な移行タイミング

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N.F.

コンテンツプランナー

入札戦略には手動入札と自動入札の2種類があり、手動入札で一定期間運用してから自動入札に切り替える運用方法が一般的といわれています。

そもそも違いがわからない!いつ切り替えたらいいの?という方のために、手動と自動の違いや切り替えタイミングなど基本的な知識を解説します。

Google広告とYahoo!広告の入札戦略の一覧を下記よりダウンロードいただけます。入札戦略選びの参考にお役立てください。

入札戦略の設定も運用も全て代理店に任せたい!という方は下記よりお気軽にお問い合わせください。

手動入札とは

希望する入札額を手動で入力し、それに応じてインプレッションやクリックが獲得される入札方法です。

例えば”1クリックに対して30円までなら支払える”という場合は入札額を30円に設定します。すると30円以内で1クリック獲得できるように広告が配信され、クリック単価は30円以内におさまります。
しかし、競合や予算の状況によっては30円では広告が配信されないということも起こり得ます。その場合は入札額を上げるなど、様子を見ながら手動で調整する必要があります。

入札単価は広告グループ単位またはキーワード単位で設定できます。
広告グループ単位で設定したキーワードをその広告グループに含まれるキーワードの全てに適用することも可能です。

手動入札のメリット

”特定のキーワードの入札単価を高く保つ”などの意図的な調整が可能です。
また自らの手で調整するため、キーワードごとの配信の特徴や競合の入札状況などを把握することができます。

手動入札のデメリット

入札単価を変更する手間がかかることが一番のデメリットです。
こまめに調整を行わないと広告が出すぎたり予算が使用しきれなかったりするため、工数をかけて様子を観察する必要があります。

手動入札の運用ポイント

入札単価が高すぎると一瞬で予算を使い切ってしまうおそれがあるため、はじめは安い金額を設定して様子を見るようにしましょう。
広告が出なければ入札単価を少しずつ上げていき、適切な配信量になるようにします。

入札単価の見当がつかない!という場合は、Googleの無料ツールであるキーワードプランナーを使うことをおすすめします。
調べたいキーワードを入力すると、そのキーワードがいくらで入札されているか知ることができます。その金額を目安に入札を行うと適切な価格に設定できます。

「上部に掲載された広告の入札単価」を参考に入札単価を設定しましょう。

自動入札とは

過去の配信実績をもとに入札額が自動で設定・調整される入札方法です。

例えばGoogle広告の「目標コンバージョン単価」という自動入札戦略の場合、目標とするコンバージョン単価を設定するとその単価内でコンバージョンを獲得できるように入札単価が自動で調整されます。

自動入札のメリット

入札単価を変更する手間がかからないことが一番のメリットです。媒体に任せておけば最適と判断された入札単価に自動で変更されるため、手動で調整する必要はありません。

自動入札のデメリット

入札単価はそのアカウントでの過去の配信実績を学習したデータに基づいて決定されるため、広告配信を始めたばかりのアカウントでは上手く機能しないおそれがあります。

また手動入札のような意図的な調整ができない点も、細かく調整したい広告主にとってはデメリットになります。

自動入札の運用ポイント

Google広告とYahoo!広告には、1日の予算をもとに最適化される自動入札戦略のほかにコンバージョン単価などの目標値を設定しそれをもとに入札単価が決定する自動入札戦略もあります。
この場合目標値を頻繁に変更すると学習が都度止まってしまい、最適な入札単価に設定できなくなってしまいます。
クリック単価の高騰など成果が悪くなる原因になるため、頻繁に目標を変更しないようにしましょう。

Google広告の入札戦略に関しては下記記事で詳しく解説しています。
あわせてご参照ください。

手動入札から自動入札への切り替えタイミング

自動入札の実施には配信実績が必要なため、手動入札で配信実績を作っておく必要があります。
手動入札から自動入札に切り替えられるタイミングの判断基準は下記のとおりです。

Google広告
→1 か月以上の長い期間に 30 回以上のコンバージョン(目標広告費用対効果の場合は 50 回以上)を獲得しているとき
Yahoo!広告
→一定期間(1カ月以上)に30回(”広告費用対効果の目標値”を利用する場合は50件)以上獲得しているとき

これらの基準を満たす見込みがあれば自動入札に切り替えるようにするとよいでしょう。

参考ページ:
Google広告ヘルプ スマート自動入札について
Yahoo!広告ヘルプ 自動入札タイプ別の設定条件について【検索広告】

データがあるなら自動入札を積極的に利用すべき

自動入札は工数を省きながら成果を最大化する効果的な機能です。
ずっと手動入札で運用するよりも、途中から自動入札に切り替えることをおすすめします。
ただし、下記のような場合は手動入札で運用するほうが効果が出る可能性もあります。

・1ヶ月あたりに獲得できるコンバージョン数が30件未満
・市場のトレンドが頻繁に変わる
 →アパレルなど人間のほうがトレンドを掴みやすい場合

案件によって上手く手動と自動を使い分けましょう。

入札戦略の決定から運用までプロに任せたい!
手動入札の運用ができない…

という場合は弊社までお気軽にご相談ください。
過去に広告配信の実績がなくても、運用のプロが成果を上げるサポートをいたします。

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N.F.

コンテンツプランナー

広告運用コンサルタントとして新卒入社後、コンテンツプランナーに変身した。運用経験を活かしたコンテンツを制作できるよう日々奮闘中。子どもの頃からブラジル音楽をこよなく愛しており、演奏もする。好きなしらすは釜揚げ。右利き。最近自宅の給湯器に鳩が巣を作った。