【ガイドブックDL可】Web広告とは?概要から弊社実績まで解説
「きみ、今日からWeb担当ね!」
「そんな!WebマーケティングもWeb広告も何もわからないよ~!!」
ということになっても、この記事を読めば大丈夫!
Web広告初心者の方に向けて、Web広告の種類やメリット・デメリット、弊社が実際に運用した案件の実績を端的に解説します。
記事の内容をまとめたガイドブックは下記よりダウンロードいただけます。
あわせてご利用ください。
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目次
Web広告の特徴
Web広告には次のような特徴があります。
①見込み顧客へ配信し、その効果を検証できる
②純広告と運用型広告という2つの取引形態がある
①見込み顧客へ配信し、その効果を検証できる
Web広告は、広告を表示するターゲットを詳細に設定することができます。
ユーザーがいる地域や年齢などに加え、Web上の行動をもとにした興味関心などのより細かいターゲティングも媒体によっては可能です。
そのため見込み顧客となりうるターゲットへのみ広告を配信することができます。
また、広告の配信後は「広告が何回表示されたか」「どの広告が何回クリックされたか」「現在、広告費をいくらつかっているのか」といったデータをリアルタイムで確認できます。また広告を通して商品を購入したり申込みをしたりなど目標とする行動をとった人の数も確認できます。
②純広告と運用型広告
Web広告には純広告と運用型広告という2つの取引形態があります。
純広告
事前に掲載したい媒体の広告枠を予約/買い付けし、定められた期間や露出量で広告掲載を行う
運用型広告
オークション形式でリアルタイムに広告枠の買い付けを行う
純広告と運用型広告の比較は下記のとおりです。
純広告 | 運用型広告 | |
概要 | ・掲載期間や露出量を予約して枠を買う ・定価で販売される ・予約した枠への露出数は保証される | ・広告表示はオークションで決まる ・定常的に入札額や広告内容を改善可能 ・成果改善に向け日々運用を行う |
主な課金形態 | ・インプレッション保証型(◯回 表示で○円) ・期間保証型(◯週間の掲載で○円) | ・インプレッション課金(1,000回表示ごとにオークションで決まった金額を課金) ・クリック課金(1クリックごとにオークションで決まった金額を課金) |
主な媒体 | ・Yahoo!広告(予約型) ・YouTubeマストヘッド ・その他専門サイトなど | ・リスティング広告 ・ディスプレイ広告 ・SNS広告 |
価格 | 各媒体単位で価格が設定される 例)Yahoo!ブランドパネル○サイズの場合は○回表示で○円 | 定額ではなく、特定の条件で課金 |
掲載期間 | 各媒体単位で掲載期間が設定される例)1日/1週間/1か月等 | 定められた期間はなく自由に調整可能 |
純広告は、一般的に数千万円以上のまとまった予算が必要になります。
一方運用型広告は数千~数万円程度の少額からでも配信可能です。
そのためWeb広告においては運用型広告のほうが配信のハードルが低く主流です。
運用型広告について
運用型広告の基礎知識をご説明します。
運用型広告のメリット
始めやすく試しやすいことが運用型広告最大のメリットです。
その他には以下のようなメリットがあります。
予算の自由度が高い
運用型広告は自由に予算を決めて配信することができます。少額から始めて成果が良ければ増額する、などの調整が可能です。
掲載開始までがはやい
入稿してから掲載が開始されるまでも短く、始めたいときにすぐに始められます。
早ければ即日から配信できますが、配信開始日を自由に決めることもできます。
配信後も変更が容易
配信を開始したあとでも配信のオン/オフ、広告の内容(画像や広告文)、ターゲットなどの設定を自由に変更できます。
運用型広告のデメリット
成果改善のための運用業務が必要になる点がデメリットとして挙げられます。
運用スキルが必要
広告管理画面の操作のほか、成果を上げるための戦略立案や結果の分析、改善策の考案などが必要です。
業務量が多い
広告内容の作成や進捗管理、予算の消化状況の管理などを日々行う必要があり、工数がかかります。
成果が伴わないリスクがある
広告の運用作業を上手く行わないと、予算を効率的に使うことができず成果に繋がらなくなってしまう恐れがあります。
運用型広告の課金形式
運用型広告の掲載は、特定のアクション(広告表示やクリックなど)が生じるたびにオークションで決まった金額を課金する仕組みで行われます。
オークションの課金形式は複数存在し、媒体によっては自身で選択できます。
主な課金形式は下記のとおりです。
課金形式 | 課金ポイント | 補足事項 |
インプレッション課金 (CPM課金) | 広告の表示 | ・広告が1,000回表示される度に課金 ・SNS広告やディスプレイ広告で使用 |
クリック課金 (CPC課金) | 広告をクリック | ・広告がクリックされたときに課金 ・リスティング広告など多くの媒体で使用 |
視聴課金 (CPV課金) | 動画広告の視聴 | ・動画が視聴されたときに料金が発生 ・課金対象となる視聴時間は媒体によって異なる |
エンゲージメント課金 (CPE課金) | 特定のユーザーアクション | ・「いいね」などのアクションごとに課金 ・主にSNS広告で使用 |
成果報酬型課金 | 成果獲得 | ・申込や購入などの目標達成で料金が発生 ・主にアフィリエイト広告で使用 |
運用型広告の種類
代表的な運用型広告は下記の4種類です。
各広告の特性を理解し、施策の目的によって広告を使い分けましょう。
・リスティング広告
・ディスプレイ広告
・SNS広告
・動画広告
リスティング広告
検索結果面に掲載される広告です。「検索連動型広告」ともよばれます。
自らサービスや商品について調べている関心度が高いユーザーにアプローチできるため、購入や申込みなどの獲得に向いています。
配信方法は下記記事をご参照ください。
ディスプレイ広告
様々なWebサイトやブログ内に掲載される広告です。
媒体のターゲティング機能を利用すると、商材に合ったユーザーに絞って配信できます。
一度に多くのユーザーに広告を見せることができるため、商材やブランドの認知拡大に利用できます。
詳細は下記記事で解説しています。
SNS広告
FacebookやX(Twitter)など、特定のSNSへ広告を配信できます。
通常の投稿と類似しているため、”広告っぽさ”が少ない点が特徴です。
SNSによってユーザー層が異なるため、商材に合ったSNSを選んで配信することが重要です。
SNS広告の媒体については下記の記事で解説しています。
動画広告
動画形式の広告を配信できます。
画像よりも多くの情報を用いて商材をアピールできます。
媒体はYouTubeが主流ですが、SNSやディスプレイ広告の配信面にも動画広告を配信できる場合があります。
動画広告に関しては下記で解説しています。
運用型広告の実績
弊社の運用例を目的別に3件ご紹介します。
資料請求・問い合わせ獲得目的
商材別の成果は下記のとおりです。
商材 | 人材/転職 | BtoB | 金融ローン |
目的 | 新規会員獲得 | 資料請求獲得 | お申込み |
施策 | ・リスティング広告 | ・リスティング広告 ・ディスプレイ広告 | ・リスティング広告 ・ディスプレイ広告 ・SNS広告 |
予算 | 約300万円/月 | 約200万円/月 | 約1,000万円/月 |
CV数 | 3000件~/月 | 80~250件/月 | 500~700件/月 |
CPA | 1,000円~数万円/件 | 5,000~30,000円/件 | 15,000~20,000円/件 |
資料請求や問い合わせ獲得が目的の場合CPAは数万円程度になることが多いです。
申し込みのハードルが低い、ブランドの認知度が大きい、競合が少ない等のアドバンテージがある商材の場合はこれよりも安く獲得できる可能性があります。
来店・来場予約獲得目的
商材別の成果は下記のとおりです。
商材 | クリニック | 住宅・不動産 | 冠婚葬祭 |
目的 | 来店予約の獲得 | 来場予約の獲得 | 下見予約の獲得 |
施策 | ・リスティング広告 ・SNS広告 | ・リスティング広告 ・ディスプレイ広告 ・SNS広告 | ・リスティング広告 ・SNS広告 |
予算 | 約300万円/月 | 約400万円/月 | 約500万円/月 |
CV数 | 50~100件/月 | 130~260件/月 | 80~120件/月 |
CPA | 30,000~60,000円/件 | 15,000~30,000円/件 | 40,000~65,000円/件 |
実店舗などへの来店や来場予約を目的とした広告の場合、Web上で完結する資料請求や問い合わせなどに比べて獲得に至るハードルが高く、CPAは資料請求等を目的とするより高くなる場合が多いです。
ECサイト売上獲得目的
商材別の成果は下記のとおりです。
商材 | 食品通販 | アパレル通販 | スポーツ用品通販 |
目的 | 商品販売 | 商品販売 | 商品販売 |
施策 | ・リスティング広告 ・SNS広告 | ・リスティング広告 ・ディスプレイ広告 ・SNS広告 | ・リスティング広告 ・ディスプレイ広告 ・SNS広告 |
予算 | 約100万円/月 | 約200万円/月 | 約500万円/月 |
CV数 | 1,000~2,000件/月 | 2,000~2,500件/月 | 1,200~1,800件/月 |
CPA | 500~1,000円/件 | 400~800円/件 | 3,000~4,000円/件 |
ECサイトの売上獲得効率は、商材の種類や単価に大きく左右されます。商材が安価で購入しやすいものであれば、CPAも比較的安くなる傾向があります。
ECサイトに適した配信メニューをもつ媒体もあります。
下記記事もあわせてご参照ください。
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