【一覧DL可能】2024年最新｜LINE広告のターゲティング一覧（2024年3月更新）

さまざまなSNSが登場している現在において、最も利用ユーザーが多い媒体が『LINE』。その存在はその他のSNS媒体と比較しても、“当たり前”と呼ばれるまでに広く、深く浸透しています。

当記事では、SNS媒体での広告配信にLINEをお考えの方や、広告媒体のターゲティング範囲を比較・検討したい方、LINE広告を利用しているものの成果が芳しくなくターゲティングの見直しを考えている方に向けて、LINE広告で可能なターゲティングをすべて網羅して解説します。ぜひターゲット案作成の参考にしてください。

LINE広告の運用を任せる代理店をお探しの方は、ぜひ弊社にご相談ください。アドバイスは無料でいたしますので、以下のボタンからお気軽にお問い合わせください。

LINEで設定できるターゲティング全6種

LINE広告でどのようなターゲティングを設定できるのかをお伝えさせていただきます。どのユーザーに広告を配信するかは、広告の成果に大きく影響を与えるため、どんなターゲティングができるかはしっかり把握しておきましょう。

なお、後半で紹介する「詳細ターゲティング」は設定できるターゲットのカテゴリが多いので、一目でわかるようEXCELの表で一覧化しました。よろしければ、データをダウンロードしてご活用ください。

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【2024年最新】LINE広告詳細ターゲティング一覧

2024年3月更新。LINE広告の詳細ターゲティングで設定できる項目を一覧表にまとめました。LINE広告では、ユーザーの興味関心・行動・属性・購買意向に基づくターゲティング設定が可能です。新たにターゲット設定する際にご活用ください。

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※以下のターゲティングは、LINE ファミリーサービスにおいてLINEユーザーが登録した性別・年代・エリア情報や、LINEスタンプの購入歴、興味を示したコンテンツ、LINE公式アカウントの友だち登録履歴などの行動履歴をもとに分析・分類された「みなし属性」のオーディエンスデータを基に設定されます。

地域ターゲティング

地域ターゲティングといえば、位置情報を基にして配信する広告というイメージを持たれるかもしれませんが、LINEではもう一歩細かいユーザー指定ができます。

地域ターゲティングでは、配信対象となる「ユーザー」と、配信する「地域」を指定することができます。（尚、この項目は選択が必須です。デフォルトでは日本のすべての地域が対象となっております。）

■ユーザーの指定

配信対象となるユーザーを指定します。ユーザーは該当の地域に「住んでいる人・働いている人・最近いた人」の3種類に分類され、計5つのセグメントから選択できます。

＜地域で設定できる配信対象ユーザー＞
・この地域に住んでいる人orこの地域で働いている人orこの地域に最近いた人
・この地域に住んでいる人orこの地域で働いている人
・この地域に住んでいる人
・この地域で働いている人
・この地域に最近いた人

■地域の指定

地域指定もしくは半径指定で、広告配信するエリアを指定することができます。

地域指定では、都道府県単位もしくは市区町村単位で広告配信・除外するエリアを指定することができます。

半径指定では、主要な住所での地点設定を行い、それを中心にした3~50kmの範囲を配信・除外対象にすることができます。

関東地方のみに広告配信する場合は地域指定で関東の都県を指定したり、特定の店舗の周辺に広告を配信したい場合は半径指定で広告を配信したりと、広告戦略に応じて配信対象を選択してください。

尚、LINE広告の配信は日本国内のみに限られます。

上記を2つの設定を理解すると、下記のような応用的なターゲティングも可能です。

都心の不動産物件において、都心に働きに来ている関東近郊のユーザーがターゲットの場合
→都心で働いているユーザーかつ、神奈川・埼玉・千葉の3件に住んでいる人をターゲティング

性別ターゲティング

性別ターゲティングは【すべて】【男性】【女性】の3つに分類されており、いずれかを選択します。

（尚、この項目は選択が必須です。デフォルトではすべての性別が対象になっています。）

年齢ターゲティング

年齢ターゲティングは【すべて】もしくは【設定する】から選択します。年齢を設定する場合は、年齢幅を選択します。

• 最小：【設定なし/15/20/25/30/35/40/45/50/55/60/65】
• 最大：【14/19/24/29/34/39/44/49/54/59/64/設定なし】

LINE広告で特徴的なのは、14歳までや15歳からなど若年層のターゲットも可能な点です。他の媒体では広告で配信設定できる年齢の下限は18歳というものが多いので、中高生に特化して広告を配信したい場合はLINE広告をおすすめします。

（尚、この項目は選択が必須です。デフォルトではすべての年齢が対象になっています。）

OSターゲティング

OSターゲティングは【すべて】・【iOS】・【Android】の中から選択します。アプリダウンロード目的で、片方のOSしかサービス対応していない場合などは、利用するとよいでしょう。

（尚、この項目は選択が必須です。デフォルトではすべてのOSが対象となっています。）

詳細ターゲティング

詳細ターゲティングとして設定できる項目は、「趣味関心」「行動」「属性」「購買意向」のカテゴリで大きく分けられており、更にその下に細かくカテゴリが分類されております。それぞれについて説明させていただきます。

■趣味関心ターゲティング

ユーザーのLINE公式アカウントの友だち登録の履歴などから、ユーザーの趣味関心を分析して広告を配信するシステムです。24種類のカテゴリ、352個の項目からターゲットを指定して配信ができます。

以下の表が2024年3月現在設定できるターゲティングの一覧です。

■行動ターゲティング

「テレビの視聴頻度」「キャリアの変更」「ゲームプレイタイプ」「購買経験」などの行動に関する履歴をもとにターゲットする機能です。合計で33個の項目からターゲット指定できます。

以下の表が2024年3月現在設定できるターゲティングの一覧です。

■属性ターゲティング

「配偶者」「子供」「携帯キャリア」「推定収入」「勤務している業種」などユーザー属性に関わる8つのカテゴリ、53項目からターゲット指定することが可能です。

子供向け商材のプロモーションは、「子供あり」のユーザー。車や不動産など高額商品は「推定収入上位20％まで」のユーザーに配信するなどの戦略を取ると良いでしょう。

■購買意向ターゲティング

特定の商材に対して、商品を購入したもしくは商品をカートに入れたなど、購買意欲が高いユーザーをターゲティングできる機能です。17種類のカテゴリ、201項目から商材を指定してターゲティングできます。

自社で宣伝する商材と同じ種類の項目があれば、是非ターゲット設定してください。

オーディエンスターゲティング

LINE広告では2024年3月現在9種類のオーディエンスを作成することができ、それぞれをターゲティングすることができます。

オーディエンスターゲティングでは、ほかのターゲティングのようなLINE広告上の「みなし属性」に基づいたターゲティングとは違い、広告主の保有している顧客情報などのデータや、ユーザーの実行動からオーディエンスを作成するため、より確度の高いユーザーに対してアプローチすることができます。獲得目的の広告であれば実施を推奨します。

➀ウェブトラフィックオーディエンス

ウェブトラフィックオーディエンスは、特定のウェブサイト上にLINEタグを設定することで、ウェブサイトを訪れたユーザーや、会員登録などに至ったユーザーなどをオーディエンスリスト化し、ターゲティングすることができる機能です。他の媒体ではリマーケティングと呼ばれます。
下記のように利用すると効果的です。

・ウェブサイトを訪れたものの会員登録せずに離脱したユーザーに再度広告を表示
　→もう一度サイトに誘導することで会員登録を促す
・無料会員登録に至ったユーザーに有料会員への登録を促す

一般的によく利用されるオーディエンスです。獲得目的の広告では是非ご利用ください。

②モバイルアプリオーディエンス

アプリ内で発生したイベントをもとにオーディエンスを作成する機能です。

アプリとイベントを選択することによって、アプリ内で特定のイベントが発生したユーザーをリスト化し、ターゲティングすることができます。イベントは「オープン」「インストール」「ホーム閲覧」「カテゴリ閲覧」「商品閲覧」「検索」「カート追加」「購入」「レベル達成」「チュートリアル完了」「カスタムイベント」の11種類から設定することが可能です。
下記のように利用すると効果的です。

・アプリをインストールしたユーザーに、アプリ内で行われる新規イベントのプロモーションをする
・ゲームアプリのチュートリアル完了者に対してさらなる課金を促す

③IDFA/AAIDアップロード

保有しているIDFA/AAIDデータをもとにオーディエンスを作成し、ターゲティングすることが可能です。IDFA/AAIDとは広告ID（広告識別子）と呼ばれる、特定のOSがインストールされた端末に付与される固有のIDです。IDFAはAppleのOS、AAIDはGoogleのOSが搭載された端末を指します。
これらのデータを会社で所有している場合、そのデータをLINE広告にアップデートすることでターゲティオングとして利用することができます。
このターゲティングは下記の場合に利用を推奨します。

・電話番号やメールアドレスなどの情報を取得できない商材（アプリのダウンロードなど）において、既存顧客に類似したユーザーをターゲティングしたい場合

④電話番号アップロード

自社が保有している電話番号データをもとにオーディエンスを作成し、ターゲティングすることが可能です。アップロードした電話番号とLINEに登録している電話番号が一致するユーザーに広告が配信されます。下記の場合に利用するとよいでしょう。

・既存顧客にアプローチしたい場合
・電話による問い合わせが多い場合

⑤メールアドレスアップロード

自社が保有しているメールアドレスをもとにオーディエンスを作成し、ターゲティングすることが可能です。下記の場合に利用すると効果的です。

・既存顧客にアプローチしたい場合
・Webからの問い合わせやメールによる問い合わせが多い場合

⑥LINE公式アカウントの友だちオーディエンス

自社が保有しているLINE公式アカウントの友だちや公式アカウントをブロックしているユーザーをターゲティングすることができる機能です。ブロック中のユーザーには情報を届けることができないため、ターゲティングに設定すると広告で再アプローチが可能です。
下記の場合に利用すると効果的です。

・LINE公式アカウントの友だちが多い場合
・友だち登録から会員登録に昇華させたい場合

⑦動画視聴オーディエンス

動画視聴オーディエンスでは、広告にて配信した動画を視聴したユーザーをリスト化し、ターゲティングすることができます。動画視聴の基準として「3秒以上の動画視聴」か「動画を25%/50%/75%/95%/100%視聴」の中から選択することができます。下記の場合に利用を推奨します。

・動画広告を幅広いユーザーに配信したのち、動画を長時間見たユーザーに更に広告を配信したい場合
・認知の獲得からコンバージョンの獲得に繋げたい場合

⑧画像クリックオーディエンス

画像クリックオーディエンスでは、過去に広告で配信した特定の画像をクリックしたユーザーをリスト化し、ターゲティングすることができます。有効期間はクリックから180日後までです。下記の場合に利用を推奨します。

・画像広告を幅広いユーザーに配信したのち、その広告をクリックしたユーザーに更に広告を配信したい場合
・認知の獲得からコンバージョンの獲得に繋げたい場合

⑨類似オーディエンス

類似オーディエンスは、➀から⑧で作成したオーディエンスリストをもとに、そのリストのユーザーと行動が類似しているユーザーをターゲティングすることができます。類似オーディエンスのもととなるソースオーディエンスを選択し、オーディエンスサイズを1~15%（1%刻み）・自動の中から選択することができます。オーディエンスサイズは大きいほど類似度は低くなりますが、広範囲のユーザーにリーチすることができます。
下記の場合に利用を推奨します。

・ニッチな商材などターゲットユーザーが限られる商材をプロモーションしたい場合
・新規顧客を開拓したい場合

LINE広告サービスの将来性

以上、LINE広告で設定できる全ターゲティングを紹介させていただきました。

『LINE』アプリがリリースされたのは2011年。以降急速にシェアを伸ばしてきました。

ターゲティングの種類も近年急速に増えており、他のSNSと比較しても遜色ないものになりました。

他のSNSを利用しておらず、LINEでないと接触できないユーザーも一部いるので、LINE広告の仕様を理解し、広告媒体の1つの選択肢として使いこなせるようになっておくことは、ますます重要になります。本記事が、その一助になればと存じます。

LINE広告を始めとした、SNS広告の配信提案や運用のご相談は、WEB広告の運用コンサルタントに特化した弊社プライムナンバーズまでご相談ください。

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【事例付き】LINE広告の基礎知識

LINE広告の基礎知識をまとめた資料です。
概要、広告配信面、キャンペーン目的、ターゲティング、配信事例(２例)を解説しています。

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【2024年最新】LINE広告詳細ターゲティング一覧

2024年3月更新。LINE広告の詳細ターゲティングで設定できる項目を一覧表にまとめました。LINE広告では、ユーザーの興味関心・行動・属性・購買意向に基づくターゲティング設定が可能です。新たにターゲット設定する際にご活用ください。

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