• ブログ
  • 【Excelワークシートつき】リスティング広告代理店選びで確認したい50項目
2026.03.26 更新
2026.03.26 更新

【Excelワークシートつき】リスティング広告代理店選びで確認したい50項目

Written By
M.R.

アカウントプランナー

自社に適した広告代理店を選定することは、広告成果の向上に関して非常に重要な要素となります。しかしながら、運用フェーズに入る前段階でその代理店の特徴や良し悪しを見極めることは、広告主側からすると難しいのではないのでしょうか。運用開始後になって、「なんか思ってたのと違う…」と気付くパターンはよくあると思います。

さらに近年は、AIや自動運用ツールの普及により、代理店のサービス内容や運用手法も大きく変化しています。「AIを活用しています」と謳う代理店は増えましたが、その中身は千差万別です。ツールを導入しただけの代理店と、専門家がAIを戦略的に活用している代理店では、成果に大きな差が出ます。

そこで本ブログ記事では、「広告代理店を選ぶ際に確認しておきたい50の項目」をご紹介していきます。これさえ確認をしておけば代理店選びを誤ることはまずないでしょう。AI・自動運用時代に対応した最新版として、従来の確認項目に加え「AI・テクノロジー活用面」のカテゴリを新設しました。代理店の選定の仕方に困っている・リプレイス先の代理店を探している広告主の方はぜひご一読ください。

代理店選びに便利なチェックリスト無料配布中!
チェック項目や判断のポイントの確認、所感のメモに便利なExcelシートです。サービスや特徴の比較にお役立てください。

▲サンプル▲

「今すぐリスティング広告の運用を相談したい」という方は、以下のボタンから弊社へご連絡ください。本ブログで推奨している各項目と貴社のご希望とを照らし合わせ、適切な広告プランをご提案します。ご相談は無料ですので、お気軽にお問合せください。

目次

サービス/特長面の確認項目(14項目)

まずは、代理店の提供しているサービス内容や特長を把握するための確認項目をご紹介していきます。

No.1:担当している広告主の主要な予算帯

代理店と予算の価値観がズレていないかを確認するための項目です。

注意点としては、平均値ではなく最頻値を確認するようにしてください。仮に最頻値が100万円だった場合、その代理店は100万円規模の案件を積極的に受注している=100万円規模の案件に価値を置いている、と考えることができます。

この「代理店側の最頻値」と「広告主側の予算」が大きく乖離してしまっていると、予算に関する価値観にも大きくズレが生じている可能性があります。その結果、代理店は本来のサービスを提供することができず、広告主側としても望むサービスを受けられなくなってしまいます。予算に関する価値観のズレはお互いが不幸になってしまいますので、しっかりと確認をしておきましょう。

なお、こういった質問をする際に「平均値」を聞いてしまいがちですが、この場合は「平均」はあまり役に立ちません。予算が非常に大きい(が業務としてはすごくライト)な案件が1社あるだけで全体の平均値を押し上げてしまうことがあるためです。各代理店がターゲットとしている予算帯を知るには「最頻値」をうまく聞き出しましょう。

No.2:その代理店の得意分野

広告代理店のバリューチェーンは、セールス/プランニング/オペレーションの3つの機能で成り立っています。この項目では、代理店が3つの機能のうちどこに特化しているかを確認します。

以下の表は、代理店を類型別に分けた際のそれぞれの特長を整理した表となります。

セールス特化プランニング特化オペレーション特化
こんな広告主に
おすすめ
数十万から始めたい
自社で施策は考える
レポートは不要
広告の結果を出したい
改善の取り組みをしたい
レポートはほしい
多くの作業を任せたい
数十万から始めたい
自社で施策は考える
予算帯数十万円/月~100万円/月~数十万円/月~
手数料概ね20%概ね20%概ね20%
※固定料金の場合アリ
新規提案活動
分析/改善提案
ポカミス
発生頻度
高め少なめほぼゼロ
一人当たり
担当社数
数十社~100社/1名数社/1名数十社~100社/1名

上記の表を参考に、まずは代理店に依頼したい業務を明確にしていきましょう。その上でサービス面のミスマッチが発生しないよう、「その代理店がどの業務に特化しているか」を必ず確認するようにしてください。

この点を深く知るために代理店側にあれこれ質問しても、「どの工程も得意です」といった類の返答が想定されます。が、実際は強みがいずれかに偏ってしまうのが実状であるとともに、どこかに強みをもっている方が経営戦略的上は合理的であるケースが多いのがこの業界の特徴でもあります。そのため、「大体どの部門も強い」という言葉には惑わされないようにしましょう。

もちろん、広告運用組織について相応の理解がないとなかなか見極めることが困難であるポイントでもあります。困ったら直接弊社へご相談いただければココでは書けないポイントも含めて、代理店の裏側をコッソリ教えます…

No.3:管理画面の閲覧権限は付与してもらえるか

これは代理店の透明性・誠実さを見極める為のクリティカルかつシンプルな確認項目になります。結論、管理画面を開示しない代理店とのお付き合いは避けておくのが無難な選択といえます。

管理画面を常時チェックしておく必要こそありませんが、重要なポイントとしては「代理店の行なっている業務をいつでもチェックできる状態に保っておくこと」です。

管理画面を見れば代理店の業務すべてが丸裸になりますから、これを拒否する代理店は「広告主に何か隠したいことがある」と判断せざるを得ないでしょう。

No.4:運用業務の再委託は発生するか

この項目では、「運用業務を下請けの業者に発注するか否か」を確認していきます。広告主側からすると意外かもしれませんが、ネット専業の代理店であっても、受注した案件の運用業務を下請けの業者に発注しているケースは珍しくありません。実際、弊社も大手代理店では運用が難しい規模の案件を下請けとして担当していたりします。

重要なポイントは、広告主がその状況を正確に把握しておくことです。再委託そのものが悪いわけではないため、「運用自体は下請けの会社が担当している」と把握していれば、成果が悪い時に再委託先の変更をフロントの代理店に打診することなども可能になります。

再委託の発生を広告主側に伝えない代理店も少なくないので、発注前に事前に確認を行いましょう。

No.5:外部の運用自動化ツールを導入しているか

運用自動化ツールに関しては、代理店側の単なる工数削減目的で導入されているケースが多いです。
しっかりとした分析・改善を期待している広告主の方は、この点について留意しておいた方がいいでしょう。

なお、最適化機能そのものは媒体の純正AIを活用するのがもっとも成果改善近道となります。

No.6:効果測定ツールの対応は可能か

自社で使用している解析ツールについて対応が可能かを確認しておきましょう。
(GA4、アドエビス、ウェブアンテナ等)
GA4移行後の計測設計やコンバージョン設定の知見があるかも重要です。

No.7:類似業種の実績

類似業種の実績はある方が望ましいです。実績がない場合でも、運用体制がしっかりしていれば2~3ヶ月でキャッチアップ可能な場合が多いですが、短期で成果を出したい場合などは実績があるに越したことはないでしょう。

しかしながら、会社として実績があるのと担当者個人として実績があることは別の話です。ノウハウは組織ではなく個人に貯まるものですから、担当者ベースの実績を確認しておいた方がいいでしょう。

No.8:定例会は実施してもらえるか

施策の方向性や全体の成果状況を擦り合わせる場として、定例会は実施するのが望ましいです。

もし定例会の実施を断られた場合、代理店側の「業務量と手数料のバランス」に原因があることが考えられます。代理店はフィービジネスなので、手数料以上のサービス提供を行うことができません。こういった場合は、どのくらいの手数料があれば定例会を実施してもらえるか確認をしてみるのがいいでしょう。

No.9:媒体社の認定代理店であるか

認定代理店とは、「媒体社が信頼する代理店」として一定の条件を満たした代理店のことです。

しかしながら、実際は各媒体ごとの売上規模で評価をされる節があるため、あまり参考になる項目とは言い難いのが実情です。言い換えると、広告主にたくさんお金を使わせている代理店が評価される、ということになります。

「認定代理店かどうか」を気にされている広告主の方は、この点も踏まえて確認してみてください。

No.10:現在掲載している媒体以外で成果が出そうな媒体はあるか、またその媒体の実績はあるか

現在掲載している媒体以外に成果が出そうな媒体の有無と、その媒体の実績の有無は初回の打ち合わせや提案時に確認してみるのがいいでしょう。

例えば、「Google広告では改善の幅が小さいので、ここはFacebook広告に予算を寄せてみましょう」など、媒体の垣根を越えた提案があれば成果改善の幅は大きくなることが期待できます。

リスティング広告に特化している代理店などは、SNS広告の知見に乏しいケースも少なくないので、他媒体の実績も確認しておくといいでしょう。

No.11:こちらの意図を汲んだ的確なコミュニケーションが取れるか

こちらの項目に関しても、初回の打ち合わせや提案時に見極めたい項目です。

コミュニケーションに関しては定量的な評価が難しい部分ではありますが、「こちらの意図を汲んだ上で、適切に受け答えができているか」「適切に意見を述べてくれているか」などが基準です。

コミュニケーションの問題は想像以上にストレスがかかりますので、スムーズなやり取りができる代理店を選定しましょう。

No.12:LP(ランディングページ)の制作・改善(LPO)に対応できるか

広告の成果は、広告そのものだけでなく遷移先のLP(ランディングページ)の品質にも大きく左右されます。広告運用とLP改善を一気通貫で対応できる代理店は、成果改善の幅が格段に大きくなります。

「広告運用は得意だけどLPは別の会社に…」となると、改善のスピードが落ちるだけでなく、広告とLPの整合性が取れなくなるリスクもあります。LP制作・改善まで対応できるかは必ず確認しておきましょう。

No.13:インハウス運用への移行支援やコンサルティングは可能か

将来的に自社での広告運用(インハウス運用)へ移行する可能性がある場合、その移行を支援してくれる体制があるかを確認しておきましょう。

広告主を囲い込むことだけを考えている代理店は、インハウス移行の相談に消極的な傾向があります。逆に、広告主の成長を本気で考えている代理店は、必要に応じてインハウス移行のコンサルティングも快く引き受けてくれるものです。

No.14:対応可能な広告媒体の幅(SNS・動画・データフィード等)

Google広告やYahoo!広告だけでなく、Meta(Facebook/Instagram)広告、LINE広告、TikTok広告、YouTube広告、データフィード広告など、対応可能な媒体の幅を確認しておきましょう。

事業の成長に伴い、新たな媒体への出稿が必要になることは珍しくありません。その際に「うちでは対応できません」と言われてしまうと、代理店を追加で探す手間が発生します。将来の媒体拡張も見据えて、幅広い媒体に対応できる代理店を選んでおくと安心です。

AI・テクノロジー活用面の確認項目(8項目)

2024年以降、生成AIの急速な進化により広告運用の現場は大きく変わりました。「AIを活用しています」と謳う代理店は増えましたが、その活用レベルには大きな差があります。ここでは、AI時代に代理店を見極めるための確認項目をご紹介します。

No.15:生成AIを広告運用にどう活用しているか(方針と実績)

まず確認すべきは、その代理店が生成AIをどのような業務に、どのように活用しているかです。

「AIを使っています」だけでは具体性がありません。市場リサーチ、戦略設計、クリエイティブ制作、要因分析、効果検証など、具体的にどの業務でどう活用しているかを聞きましょう。活用範囲が広く、具体的な実績を示せる代理店ほど信頼度が高いといえます。

No.16:AIの活用は「ツール任せ」か「専門家主導」か

これは非常に重要な確認項目です。AIツールを導入しただけで「AI運用です」と謳う代理店と、専門家がAIの出力を検証・調整し、戦略に落とし込む体制がある代理店では、成果に大きな差が出ます。

AIはあくまでツールであり、それを使いこなす「人」の質が成果を左右します。「AIに任せておけば大丈夫」という代理店には注意が必要です。AIの出力を専門家がレビューし、広告主ごとの固有の状況を踏まえて判断できる体制があるかを確認しましょう。

No.17:自動入札戦略の設計・チューニングの知見があるか

Google広告のP-MAXやスマート自動入札など、自動入札が主流になった現在、自動入札の設計とチューニングは運用成果を大きく左右します。

「自動入札に設定して放置」は論外です。コンバージョンデータの蓄積状況、入札戦略の選定根拠、学習期間中の対応方針など、自動入札に対する深い知見があるかを確認しましょう。ここで曖昧な回答しかできない代理店は要注意です。

No.18:クリエイティブ制作にAIをどう活用しているか

バナーや広告文の制作にAIを活用することで、テストの高速化や訴求パターンの多様化が可能になります。

ただし、AIが生成したクリエイティブをそのまま使うのか、専門家が品質チェック・調整を行う体制があるのかは大きな違いです。AIアシストとプロの品質管理が両立している代理店を選びましょう。

No.19:自社開発の分析・運用ツールやカスタムツールの有無

汎用的なAIツールや自動化ツールは、どの代理店でも導入可能です。差がつくのは、自社で独自のツールを開発しているか、さらにはクライアントごとにカスタマイズしたツールを提供できるかどうかです。

広告主ごとに専用のデータベースや分析ツールを構築できる代理店は、より高精度な改善提案が可能になります。

No.20:リアルタイムダッシュボード(Looker Studio等)の提供はあるか

月次レポートだけでは、リアルタイムの成果状況がわかりません。Looker Studio等を活用したリアルタイムダッシュボードを提供してくれる代理店であれば、広告主側でもいつでも成果を確認でき、透明性が格段に高まります。

ダッシュボードの有無は、代理店の情報開示姿勢を測るバロメーターにもなります。

No.21:Cookie規制・プライバシー対応への取り組み

サードパーティCookieの規制強化やITP対応など、計測環境は大きく変化しています。コンバージョンAPI(CAPI)の導入や、拡張コンバージョンの設定など、最新のプライバシー対応に精通しているかを確認しましょう。

この領域への対応が遅れている代理店では、正確な計測ができず、改善の方向性を見誤るリスクがあります。

No.22:ファーストパーティデータの活用提案ができるか

Cookie規制の強化に伴い、広告主が保有する顧客データ(CRMデータ、購買履歴など)の活用が成果を大きく左右するようになっています。

ファーストパーティデータを活用したオーディエンス設計やリターゲティング施策を提案できるかは、今後の広告運用において非常に重要な判断基準です。データ活用の提案力がある代理店を選びましょう。

体制/人員面の確認項目(12項目)

次は、体制/人員面についての確認項目をご紹介していきます。運用型広告の特性上、「しっかりとPDCAが回るような体制を組んでもらえるか」は非常に重要なポイントになります。

No.23:担当者1人当たりで何社程度の案件を運用しているか

弊社の感覚値になりますが、下記は「1人当たりが担当している社数」と「リソース状況」を表したものになります。

予算規模や業務内容によっても変わるので一概には言えませんが、成果改善を前提として運用を行っていくのであれば「4~5社」が担当できる社数のラインだと考えています。

しかしながら、この項目に関しては代理店から実態と異なる社数が返ってくる可能性も考えられます。そのため、まずここでは代理店の自己申告の社数を確認した上で、後述する項目(No.24&No.25)を参考に実際の数を算出してみましょう。

No.24:運用している広告主の数

1人当たりで担当している本来の社数を算出するための確認項目です。

No.25:運用担当者の人数

No.24と同じく、1人当たりで担当している本来の社数を算出するための確認項目です。

ちなみに、「全体の社員数に対して運用担当者がどのくらいの割合を占めているか」でNo.2で確認した「どの機能に特化した代理店であるか」をある程度推し量ることができます。

弊社の場合は、社員数48名のうち約40名が運用担当者という人員構成比です。

No.26:本来の1人当たりの担当社数

上記のNo.24で確認をした「運用している広告主の数」を、No.25で確認をした「運用担当者の人数」で割ると、本来の1人当たりの担当者数を算出することができます。

「広告主の数」÷「運用担当の数」=本来の1人当たりの担当社数

自己申告では正確な状況を把握できない可能性があるので、上記の方法でできる限り実態に近い担当社数を確認できれば望ましいです。

No.27:解約された広告主の数

解約された広告主の数については直接代理店に聞きにくい項目かと思いますが、下記の計算式である程度の数を推し量ることができます。

(これまで運用実績のある広告主の数÷運用担当者の数)ー(一人当たりの担当者数)=解約された広告主の数

「運用担当者の数」と「一人当たりの担当者数」についてはNo.25とNo.26で確認を行なったので、「これまで運用実績のある広告主の数」を確認して上記の計算式に当てはめてみて下さい。もの凄い数字が導き出されてしまうかもしれません。

「解約された広告主の数」=「その代理店が広告主の信用を失くした数」ともいえるので、代理店選定の際には可能な限り明確にしておきたい項目となります。

No.28:社内に営業担当者は何名くらいいるか

これもどちらかというと、No.2で紹介した代理店の類型を見極めるための項目といえます。

改善提案や分析を期待しているのに、全体の社員数のうち8割が営業担当という代理店に発注をしてしまうと、期待しているサービスが受けられない可能性が高くなります。

なお、ここで言いたいのは、「営業担当者が多い代理店が良くない」ということではありません。

各広告主が必要としているサービスの内容にあった組織形態の代理店へ発注する必要があるため、代理店側の組織から得手不得手を見極めるのが目的です。

広告主の状況をよく理解し、的確な情報を提供してくれる営業担当者は広告主にとっても非常に重要な存在ですから、そういった点を重視する広告主にとっては営業担当者を主軸に意思決定をするという考え方もあり得ると考えます。

ちなみに弊社の場合は、社員数48名のうち3名が営業担当者という人員構成比になっています。

No.29:運用体制図は提示してもらえるか

これは必ず確認しておきましょう。

運用型広告の改善に際しては、提案時の内容よりも「成果改善ができるような体制をいかに用意できるか」の方が重要であるといえます。

プレゼンの時はトッププレイヤーが出てきたけど、実運用のフェーズになったら新人が付くというパターンも少なくないので、運用体制はしっかり確認しましょう。

No.30:体制図に含まれている担当者は、どの業務をどのくらい受け持つか

運用体制図上では、見栄えをよくするための人員が含まれていることも多々あるため注意が必要です。立派な体制図にデカデカと記載されている素敵な経歴の担当者が、運用フェーズに入った途端一度も顔を見せない。なんてことが本当に起こるのがこの業界の怖いところです。それぞれの役割を説明してもらった上で、体制図が実態に即しているか確認を行いましょう。

No.31:運用担当者の経験や経歴

会社として豊富な実績や知見があったとしても、それが担当者個人にも当てはまるとは限りません。良くも悪くもノウハウは組織ではなく個人に貯まるものなので、その企業の看板に惑わされず担当者ベースの経験・経歴も確認するようにしましょう。

No.32:運用担当者はGoogle広告の認定資格を取得しているか

結論、Google広告認定資格有無はプレイヤーの優秀さを測るのにはあまり参考になりません。資格を取得していてもダメなプレーヤーはいますし、資格は取得していないが優秀なプレーヤーというのも十分存在し得るからです。

気になる広告主の方は確認しておく程度で問題ありません。

No.33:運用開始後の連絡窓口は営業か運用担当者のどちらになるか

代理店に依頼する内容が広告運用とバナー/LP制作程度であれば、運用担当者と直接の方がやり取りはスムーズな場合が多いです。

しかしながら、運用担当者は広告運用に詳しすぎるあまり説明が細かすぎてわかりにくかったり、こだわりが強いケースも少なくありません。優れた営業担当者が窓口になると、そのあたりのバランスをとったコミュニケーションができることもあります。

発注前に窓口がどちらになるかを確認した上で、窓口となる担当者と適切なコミュニケーションが取れそうか見極めを行いましょう。

No.34:運用担当者の変更はどれくらいの頻度で発生しているか

こちらも重要な項目ですが、代理店がどこまで正直に答えてくるか疑問が残ります。

担当者の変更が頻発するような代理店は避けたいところですが、この項目についてはとりあえず代理店の申告を参考にしましょう。

レポート/対応面の確認項目(10項目)

次はレポートの頻度や内容、各種業務の対応日数を確認するための項目をご紹介していきます。

No.35:入稿作業に要する日数

作業ボリュームによって適正な対応日数は変動しますが、おしなべると3営業日以内の対応が適正だと考えられます。

各基礎業務にかかる日数を下記の表にまとめておきますので、こちらも併せてご参考ください。

業務内容通常の作業日数弊社の対応状況備考
広告案の作成3営業日1~2営業日業務ボリュームにより変動
入稿作業3営業日即日~1営業日業務ボリュームにより変動
データ集計2営業日即日~1営業日業務ボリュームにより変動
配信設定等変更2営業日即日~1営業日業務ボリュームにより変動
バナー制作5営業日1~3営業日構成決定後の実作業日数

また、入稿や掲載内容変更にかかる日数については下記の記事でより詳細に解説しています。

No.36:簡単な設定変更等に要する日数

簡単な配信設定の変更等であれば、少なくとも2営業日以内の対応が望ましいです。

No.37:個別でレポート依頼等をお願いした場合の日数

レポートのボリュームや内容によりますが、データをまとめたものに簡単なコメントを添えたようなものであれば、3営業日以内の対応が望ましいです。

No.38:広告文やキーワード抽出を依頼した場合に要する日数

特に難しい作業ではないので、2営業日以内での対応が望ましいです。

No.39:レポートの頻度

成果改善を前提にした場合には、週次(週1回)+月次(月1回)でのレポーティングが一般的であるといえます。

レポートの頻度が極端に少ない場合、成果改善に向けてPDCAが回らない可能性があるので注意しましょう。

No.40:【レポートの確認】成果要因が明確になっているか

※ここからの3項目はレポートのサンプルを見せてもらいながら確認を行いましょう。

よくあるダメなレポートの例に、「単なる数字の羅列になっている」という特徴があります。

「なぜその成果に至ったのか」という仮説が組み込まれているか確認をしましょう。

No.41:【レポートの確認】対策が提案されているか

成果要因に対して仮説を立てた上で、それに対する何らかの対策(次に行なうアクション)が明示されているか確認を行ないましょう。

No.42:【レポートの確認】わかりやすいか

「わかりやすさ」は広告主側が正確な判断をするために必要な事項となります。

用いられている言葉の難易度だけではなく、展開されている論理が明解でわかりやすいかも確認できると尚良しです。

No.43:定例会以外のコミュニケーション手段(チャット・電話等)

定例会だけでなく、日常的なコミュニケーション手段が確保されているかも重要なポイントです。Slack、Chatwork、電話など、どのようなチャネルで連絡が取れるかを確認しましょう。

特に、急な配信停止の依頼や予算変更など、スピードが求められる場面でのレスポンス速度は代理店の対応力を如実に表します。「メールでのみ受付」という代理店は、スピード面で不安が残るかもしれません。

No.44:緊急時の対応体制(審査落ち・アカウント停止・炎上等)

広告の審査落ちやアカウント停止、SNS上での炎上など、緊急事態が発生した際の対応スピードと体制を事前に確認しておきましょう。

営業日外(土日・祝日)の対応可否や、緊急連絡先の有無も聞いておくと安心です。万が一の事態に迅速に動ける代理店かどうかは、リスク管理の観点から非常に重要な判断基準です。

契約/料金面の確認項目(6項目)

ここからは契約に関する事項や料金体系について確認をするための項目をご紹介していきます。後々トラブルにならないよう、事前にしっかりと擦り合わせを行ないましょう。

No.45:運用手数料は何パーセントか

広告代理店の手数料は概ね20%が相場です。

この相場から乖離している場合、サービス内容が一般的な代理店業務とは異なるなど、何らかの理由があることが考えられます。特に低手数料を売りにしている代理店は、その分だけ運用に手間をかけていない可能性がある点にも留意しましょう。

No.46:上記の手数料は内掛け/外掛け計算か

手数料の算出方法には、内掛け/外掛けの2種類があります。それぞれの算出方法は下記のとおりです。

内掛け:媒体費から手数料を算出する方法
外掛け:請求金額総額から手数料を算出する方法

どちらが良い悪いということはありませんが、外掛け計算の方が手数料は若干高くなるので、認識の相違が発生しないように確認をしておきましょう。

No.47:手数料の下限金額は設けているか

代理店はフィービジネスですから、手数料にはもの凄くシビアな節があります。

人員を配置してリソースを投下する以上、手数料が確保できないとサービス提供を行なうのが難しいというのが実情です。

事前に手数料の下限金額を確認しておかないと、請求の段階になってトラブルが発生することも考えられるので事前に確認を行ないましょう。

No.48:契約期間の縛りなどはあるか

代理店によっては、「3ヶ月は解約ができない」など契約期間の縛りを設けている会社も存在します。

「あまりにも成果/対応が悪いので初月で解約したい」などの要望が不可となる場合もあるので、こちらも事前確認が必須な項目です。

No.49:初期費用などはあるか

こちらも代理店によって、「アカウント設計費」などの名目で設定をしている会社があります。特に悪いことではありませんが、初めに掛かる費用を明確にするために確認しましょう。

No.50:バナー等の制作費

バナーや動画などのクリエイティブ制作を依頼する場合を想定して、制作費についても確認しておきましょう。制作が内製なのか外注なのかによっても、品質・スピード・コストが変わってきます。

まとめ|広告運用の成功は代理店選びから!

実際に代理店に確認できる項目を厳選しました。AI・自動運用が当たり前になった現在の広告運用環境に合わせ、従来の37項目に「AI・テクノロジー活用面」をはじめとする13項目を追加した最新版です。

自社の求める条件に合う代理店を選ぶことが、リスティング広告をはじめとするWeb広告でしっかりと成果をあげる第一歩です。ぜひ50の項目のチェックリストをダウンロードし、リスティング広告代理店選びにご活用ください!

とりあえず見積もりだけ出してほしい!というご依頼も承っております。下記ボタンよりお気軽にご連絡ください。

Written By
M.R.

アカウントプランナー

異色の経歴を持つ歴戦の営業職。軽妙な語り口で聴く人の心をつかむトークスクリプトは、営業業界では「言い値で買う」「これを使ったら目標三倍達できました!」などのレビューが後を絶たないともっぱらの噂。「パッと見怖そう」と言われるとちょっと落ちこむ。