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2025.10.14 更新
2025.10.14 更新

【無料DL資料つき】インスタ広告(Instagram広告)の配信面・入稿規定一覧

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N.F.

コンテンツプランナー

Instagram広告で成果を出すためにはクリエイティブ(広告用の画像や動画)の用意も重要ですが、それを「どこに(配信面)」「どのような形式で(フォーマット)」広告を表示させるか戦略的に選ぶ必要があります。

この記事では、Instagramの各配信面の特徴とそこで使用できる広告フォーマット、そしてそれぞれのクリエイティブ入稿規定を網羅的に解説します。

Instagram広告の主要な配信面とフォーマット

Instagram広告がどこに表示されるのか(配信面)と、どのような形式があるのか(フォーマット)を整理しました。主要な配信面は下記の5種類です。

主要な配信面概要
フィードユーザーがフォロー中のアカウントの投稿が表示されるメイン画面
ストーリーズ24時間で消える縦型フルスクリーンの投稿
リールエンターテイメント性の高い短尺動画が表示される専用画面
発見タブユーザーの興味関心に基づき、新しいコンテンツが表示される画面
プロフィールフィード他のユーザーのプロフィール画面を閲覧した際に表示されるフィード

これらの配信面に対して、主に以下の4つの広告フォーマットを使い分けて配信します。

フォーマット概要
画像広告1枚の静止画で訴求する広告
動画広告動きと音で情報を伝える広告
カルーセル広告複数枚の画像や動画をスワイプして見せる広告
コレクション広告カタログのように複数の商品を一覧で見せられる広告

1. フィード(Instagram Feed)

Instagramアプリを開いて最初に表示されるメインのタイムラインです。一般ユーザーの投稿の間に自然な形で広告を差し込めます。

フォーマットアスペクト比 (推奨)解像度 (推奨)主な規定
画像1:1 または 4:51080×1080px 以上・ファイル形式: JPG, PNG
・ファイルサイズ: 最大30MB
・メインテキスト: 125文字以内推奨
動画4:51080×1350px 以上・ファイル形式: MP4, MOV
・動画の長さ: 1秒~60分
・ファイルサイズ: 最大4GB
カルーセル1:11080×1080px 以上・カード数: 2~10枚
・画像/動画の規定は上記に準ずる
コレクション1.91:1~1:11080×1080px 以上・メインテキスト: 125文字以内
・見出し: 40文字以内

補足:プロフィールフィード (Profile Feed)

フィードの中でも、他のユーザーのプロフィールページを閲覧し、投稿をタップしてスクロールした際に表示される広告枠です。基本的な仕様は通常のフィード広告に準じますが、ユーザーが特定のアカウントに興味を持っている状況で表示されるため、関連性の高い広告が効果を発揮しやすくなります。


2. ストーリーズ(Instagram Stories)

Instagramアプリを開いたときに画面上部に表示される、24時間で消える投稿ができる縦型のフォーマットです。ユーザーは横にタップ・スワイプしながら複数人の投稿を一気に閲覧するため、最初の数秒で注意を引くクリエイティブが求められます。

フォーマットアスペクト比 (推奨)解像度 (推奨)主な規定
画像9:161080×1920px・ファイル形式: JPG, PNG
・ファイルサイズ: 最大30MB
・画像の一部が見切れないよう、上下約14%の範囲には重要な要素を配置しない
動画9:161080×1920px・ファイル形式: MP4, MOV
・動画の長さ: 1秒~60分 (15秒以内が推奨)
・ファイルサイズ: 最大4GB
カルーセル9:161080×1920px・カード数: 2~10枚(うち3枚まで表示、残りは自動再生)
・画像/動画の規定は上記に準ずる
コレクション9:161080×1920px・カバー画像/動画の規定は上記に準ずる
・ユーザーがタップするとインスタントエクスペリエンス(カタログ)が開く

3. リール(Instagram Reels)

縦型で短い動画を閲覧する場所です。一般のユーザー投稿の間に広告が配信されるため、”広告感”の少ない、トレンドの音楽やエフェクトを活用したコンテンツが効果的です。

フォーマットアスペクト比 (推奨)解像度 (推奨)主な規定
画像9:161080×1920px(注意) 画像はスライドショー形式の動画として配信される
・表示時間: 最大15秒
・BGMが自動で付加される場合がある
動画9:161080×1920px・ファイル形式: MP4, MOV
・動画の長さ: 0.5秒~15分
・ファイルサイズ: 最大4GB
・音声付きを強く推奨
カルーセル9:161080×1920px・カード数: 2~10枚
(注意) リール面に配信されるカルーセルは、通常の投稿とは異なる動的なフォーマットで表示される
コレクション9:161080×1920px・ユーザーが広告をタップすると、商品カタログが表示される

4. 発見タブ(Instagram Explore)

ユーザーの興味関心に最適化されたコンテンツが一覧で表示される場所です。アプリ下部の虫眼鏡アイコンから表示できます。ユーザーはサムネイル画像を見て、気になった投稿をタップして閲覧します。自社をまだ知らない潜在顧客にリーチするのに向いています。
発見タブは下記の2種類に分けられます。

発見タブホーム:虫眼鏡アイコンをタップした直後のグリッド画面。
発見タブフィード:グリッド内の投稿をタップした先のスクロール画面。

広告は主に「発見タブフィード」に表示されますが、「発見タブホーム」に表示されることもあります。仕様は基本的にフィード広告に準じます。

フォーマットアスペクト比 (推奨)解像度 (推奨)主な規定
画像1:1 または 4:51080×1080px 以上・仕様はフィード広告と同様
動画4:51080×1350px 以上・仕様はフィード広告と同様
カルーセル1:11080×1080px 以上・仕様はフィード広告と同様
コレクション1.91:1~1:11080×1080px 以上・仕様はフィード広告と同様

配信面の特性を理解すべし

各配信面には、それぞれ特性や閲覧するユーザーの状況に違いがあります。クリエイティブを制作する際は下記を意識するとよいでしょう。

フィード:じっくり見てもらうためのクリエイティブ(ブランドストーリーや世界観を伝える)
ストーリーズ:次々閲覧されるスタイルに合わせた、瞬間的なインパクトのあるクリエイティブ
リール:トレンドを意識したエンターテイメント性のあるクリエイティブ
発見タブ:新しい「発見」を求めるユーザーの興味を引くコンテンツ

広告キャンペーンの目的(認知拡大、比較検討、購入促進など)に合わせて配信面を戦略的に選択し、それぞれの場所に最適化されたクリエイティブを用意しましょう。

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N.F.

コンテンツプランナー

広告運用コンサルタントとして新卒入社後、コンテンツプランナーに変身した。運用経験を活かしたコンテンツを制作できるよう日々奮闘中。好きなお菓子は知育菓子、好きなしらすは釜揚げ。右利き。「文中に余計な挿絵を入れたい」という衝動を常に抑え、真面目に執筆している。入ってたら抑えられなかったんだなと思ってください。