【一覧Excelつき】LINEヤフー広告の配信面まとめ|Yahoo!面・LINE面・ネットワーク面
LINE広告とYahoo!広告が一つのプラットフォーム「LINEヤフー」に統合しました。これまで「LINE広告の配信面」「YDAの配信面」と別々だった情報を改めて全体像として捉え直す必要が出てきています。
この記事では、統合後の「LINEヤフー広告」で広告を掲載できる配信面を、Yahoo!面・LINE面・ネットワーク面(外部提携面)の3カテゴリに分け、すべて網羅して解説します。運用型広告の現場で代理店として培った「どの面を、どんな目的で、どう使い分けるか」という実務的な視点も加えました。
配信面のURL・インプレッション数・ユーザーサイズを一覧にしたExcelファイルを下記より無料でダウンロードいただけます。あわせてご活用ください。
目次
統合で何が変わったのか
LINEヤフー広告は、2026年4月1日にLINE広告とYahoo!広告の広告プラットフォームが統合して誕生した、国内最大級の広告サービスです。これまで別々の管理画面で運用していたLINE広告とYahoo!広告 ディスプレイ広告が一つのアカウントに集約され、LINEアプリとYahoo! JAPANという2大メディアの掲載面へ、まとめて広告配信できるようになりました。
LINEヤフー広告は大きく「検索広告(リスティング広告)」と「ディスプレイ広告」の2種類に分かれます。検索広告はYahoo! JAPANの検索結果に表示されるテキスト広告で、配信面は「Yahoo!Japan」の検索結果画面です。

ディスプレイ広告はLINEやYahoo! JAPANの各種サービス上にバナーや動画で表示される広告です。本記事で扱う「配信面」は、主にディスプレイ広告の掲載面が中心となります。
LINEヤフー広告自体の詳細は下記記事で解説しています。あわせてご覧ください。
LINEヤフー広告(ディスプレイ)の配信面
ディスプレイ広告の配信面は、次の3カテゴリに分けて捉えることをおすすめします。この分類で考えると、自社の目的に合った面の選定がしやすくなります。
- Yahoo!面:Yahoo! JAPANトップページやYahoo!ニュースなど、旧Yahoo!広告由来の検索・ポータル系の掲載面
- LINE面:トークリストやLINE NEWSなど、旧LINE広告由来のコミュニケーションアプリ内の掲載面
- ネットワーク面:LINEヤフー広告ネットワークを通じて配信される、外部の提携アプリ・メディアの掲載面
ただし、この3分類はあくまで配信面を理解するための軸であり、3つを別々に運用しなければならないわけではありません。むしろ統合後のLINEヤフー広告では、Yahoo!面・LINE面・ネットワーク面を横断した配信が最大の強みです。
配信面(プレイスメント)の選択方法
広告グループを作成する際に、「広告を配信するコンテンツ」の項目で「プレイスメントリストを指定して配信」を選択すると配信面が指定できます。「全てのコンテンツに配信」とすると、LINEヤフーの持つコンテンツ全てが配信対象になります。プレイスメントは、別途作成したリストを紐づける形で指定します。

リストの作成方法
リストへはURLを手動で登録できるほか、一覧から選ぶこともできます。一覧には「Yahoo! JAPANサービス(配信先名表記あり)」「LINEサービス(配信先名表記あり)」「配信先名表記なし」の3種類があり、「配信先名表記なし」の中にはYahoo!面、LINE面、その他ネットワーク面が混在しています。



①Yahoo! JAPANの主要サービス
Yahoo!面は、検索・ニュース・天気・金融など、ユーザーが「調べたい」「知りたい」と能動的に情報を求めるシーンが多いのが特徴です。比較的目的意識の高いユーザーにアプローチしやすく、顕在層への訴求と相性が良い面が揃っています。数が多いので主要面を抜粋してご紹介します。
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Yahoo! JAPAN全ページ
Yahoo!Japanのドメイン配下すべてを対象にしたい場合はこちらを選択します。これを選択したうえで後述の「LINEアプリ全体」を選択しなければ、実質Yahoo!広告としてYahoo!広告だけに配信されます。

Yahoo! JAPANトップページ
国内最大級のポータルサイトの玄関口です。PC版とスマートフォン版があり、それぞれ選べます。ファーストビューの高い画面占有率を活かせるため、認知拡大やブランディングの起点として非常に強力です。

Yahoo!ニュース
日々多くのユーザーが訪れる国内有数のニュースメディアです。毎日チェックするという人も多く、幅広い層への安定したリーチが見込めます。

Yahoo!天気・災害 – 天気予報系情報
天気予報という日常的に確認されるサービス面です。生活密着型のサービスのため、習慣的にアクセスするユーザーへ繰り返し接触できる点が特徴です。

スポーツナビ
スポーツ情報に関心の高いユーザーが集まる面です。スポーツ関連商材や、男性層・特定の趣味嗜好を持つ層への訴求と相性が良い掲載面です。「野球」が分離されているため、野球の情報に特化してアプローチすることもできます。

Yahoo!ファイナンス
株価や投資、経済情報をチェックするユーザーが利用する金融系の面です。金融・投資・ビジネス関連の商材で、関心度の高い層にアプローチしたい場合に活用できます。

Yahoo!知恵袋
ユーザーが悩みや疑問を投稿・解決するQ&Aサービスです。具体的な課題を抱えたユーザーが集まりやすく、悩み解決型の商材・サービスとの親和性があります。

Yahoo!路線情報
電車やバスの経路検索に使われる、移動シーンに密着したサービス面です。外出・移動の前後というタイミングでの接触ができるため、エリアや行動に紐づいた訴求がしやすい面です。

②LINEアプリ内・関連サービス
LINE面は、コミュニケーションを軸に幅広い世代が毎日利用するLINEアプリ内の掲載面です。Yahoo!面が「能動的に調べる」シーンであるのに対し、LINE面は「日常的に開く」シーンが中心。これまでリーチできなかった潜在層にも届けられるのが大きな魅力です。LINE面は数が非常に多いため、ここでは主要なものから順に網羅します。
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LINEアプリ全体
LINEアプリの全ての配信面を対象とします。これを選択したうえで前述の「Yahoo! JAPAN全ページ」を選択しなければ、実質LINE広告としてLINE広告だけに配信できます。

トークリスト
LINE面の中でも最も閲覧機会が多く、アクティブな掲載面です。トークリストの最上部に広告が表示され、クリックするとランディングページへ遷移します。多くのユーザーが1日に何度も開く画面のため、大規模なプロモーションやリーチ獲得の中心となる面です。

LINE NEWS
国内有数の規模を誇るニュースメディアで、アプリ内のニュースタブから流入する記事一覧ページに加え、多数のアカウントメディア内にも広告配信が可能です。情報感度の高いユーザーへ自然な形でアプローチできます。

LINE VOOM
縦型を中心としたショート動画・投稿のプラットフォームです。外部サイトへの送客、ダイレクトレスポンス、アプリのダウンロード促進など、多様な用途で活用できます。動画クリエイティブとの相性が良い面です。

ミニアプリタブ
ポイント・会員証管理、モバイルオーダー、予約、ゲームなど、さまざまなサービスを集約した「ミニアプリ」タブの掲載面です。オフラインとオンラインの両方でLINEを使うユーザーへアプローチできます。

LINEポイントクラブ
LINEの各種サービス利用や動画視聴などでポイントを貯められるポイントサービスの面です。お得情報に敏感で、行動意欲の高いユーザーが集まりやすい掲載面です。

LINEチラシ
折込チラシをデジタル化し、ユーザーの興味関心や生活エリアに合わせてパーソナライズ配信するサービスです。スーパーやドラッグストアでの購入を検討する購買意欲の高いユーザーにアプローチでき、小売・流通系商材と好相性です。

LINEクーポン
飲食店やコンビニ、スーパーなど全国の店舗で使えるクーポンサービスの面です。ユーザー層は女性が中心で、買い物に興味がある(お得情報に敏感な)層へリーチできます。

LINEマイカード
店舗のポイントカードや会員証をLINE上でまとめて管理できるサービスです。暮らしやお得情報への感度が高い幅広い世代へアプローチできる面です。

LINEホーム
LINEの「ホーム」タブは、友だちやファミリーサービスなど各種コンテンツへの入り口となる面です。ユーザー自身の空間として日常的に開かれるため、安定した接触機会を確保できます。

LINE Monary
節約・保険・投資などお金にまつわる知識を提供するサービス面です。金融に関心のある20〜40代を中心とした層にアプローチでき、金融系商材との親和性があります。

LINEオープンチャット
趣味や年代など共通点のある人同士で情報交換ができるチャットサービスの面です。テーマ性の高いコミュニティに集まるユーザーへ届けられます。

LINE公式アカウント
企業や店舗のLINE公式アカウントが配信するメッセージ内に表示される広告です。なお、この面はLINE公式アカウントのオーナーが設定した場合にのみ広告が配信されます。

LINE GAME公式アカウント
LINE GAMEのアカウントが配信するメッセージ内に表示される広告です。ゲーム好きのユーザー層へのアプローチが可能です。

アルバム
LINEの友だちとの写真を保存・共有できる機能の面です。日本のLINEユーザーの多くが利用しており、日常の会話や思い出を振り返るシーンで接触できます。

ノート
チャットルームのメンバーと情報を共有できる掲示板機能の面です。特にLINEを活発に使う若年層女性の利用が多い掲載面です。

LINEスタンプショップ
スタンプや絵文字を購入・ダウンロードするアプリ内ページです。プロ・アマ問わず様々なユーザーが作成したスタンプの新作が随時リリースされ、幅広い年代のユーザーが訪れる面です。

③外部提携アプリ・メディアへの拡張配信
LINEヤフー自社サービスの外側に配信できるのが「ネットワーク面」です。LINEヤフーが持つ膨大なデータを活用しながら、提携する外部のアプリやメディアにも広告を拡張できるため、リーチをさらに最大化したいときに活用できます。
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Yahoo!以外のサイト
「配信先名表記なし」のサイトはすべて広告の配信対象にできますが、中にはYahoo!ページ内ではない外部サイトもあります。リーチを更に拡大したい際に選択するとよいでしょう。

LINEファミリーアプリ
LINEの名称で展開されるゲーム、マンガ、ツール、カメラ、アバターコミュニケーションなど、さまざまなアプリメディアを束ねた配信先です。こちらもLINEヤフーのデータを活かしたターゲティング配信が可能で、幅広いユーザーへリーチできます。

推奨:プレースメントリストを「除外」として使う
「この面は除外したい」というニーズにも、プレイスメントターゲティング機能で対応できます。作成したリストを設定する際に「除外」にするだけです。

むやみに配信面を絞り込むと機械学習の最適化が効きにくくなり、かえって成果が落ちるケースがあります。基本は広めに配信して最適化に任せ、ブランド毀損リスクのある面や、明らかに成果が合わない面だけをデータに基づいて除外していくのがおすすめです。
目的別・配信面の選び方
実務での配信面の使い分けの考え方をまとめました。配信面そのものを覚えること以上に、「目的に対してどの面の組み合わせが効くか」を設計できることが成果を左右します。
- 認知拡大・ブランディングが目的:トークリストやYahoo! JAPANトップページといった大規模リーチ面が中心。予算が確保できるなら、予約型のTalk Head Viewやブランドパネルで一気に認知を取りに行く設計が有効です。
- 獲得(コンバージョン)が目的:まずは運用型ディスプレイ広告で配信面を広く取り、スマートターゲティングなどの自動最適化に学習させるのが定石。検索広告(Yahoo!検索)と組み合わせ、顕在層と潜在層の両取りを狙います。
- 特定層・特定商材を狙う:金融ならYahoo!ファイナンスやLINE Monary、小売・購買ならLINEチラシやLINEクーポンなど、ユーザー属性が明確な面を意識的に活かします。
- リーチを最大化したい:自社サービス面に加え、ネットワーク面(ディスプレイ広告App・LINEファミリーアプリ)まで含めて配信し、届く母数そのものを広げます。
迷ったらお問い合わせください
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