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2020.10.16

Googleデータポータルを活用して、広告主目線のレポートを簡単作成

 上長に提出するレポートを毎週集計するのが大変。レポートの集計時間を極力抑えたいというマーケ担当者の方はいらっしゃいませんでしょうか。レポート作成にお悩みの皆様に是非お伝えしたい、無料で使えるツールを当記事でご紹介させていただきます。

 是非、ご参考にしてください。

誰でも使えるBIツール「Googleデータポータル」

 「Googleアナリティクスから獲得ユーザー数を引っ張ってきて」、「Facebook広告のデータを担当部署から貰って」「Google広告のデータは代理店から貰って」、「会社の問い合わせフォームの営業メールは省いて」など、毎月報告書の作成に奔走しているマーケティング担当の皆様はBI(ビジネスインテリジェンス)ツールを使っていますでしょうか?

 BIツールと聞くと「月額費用がかかる」、「設定が難しそう」そんなイメージがあるかもしれませんが、実はGoogleから無料で提供しているBIツール「Googleデータポータル」は非常に簡単に扱える上、なんと使用料はかからず無料で使えます。

▼Googleデータポータル

https://datastudio.google.com/

 GoogleアナリティクスやGoogleタグマネージャーのメニューからもアクセスできます。

接続できるデータは200種類以上

 Googleデータポータルは単体では機能せず「各種ツール」を接続することが必須となります。

 接続できるツールは国内外合わせて約200種類以上ありますが、グローバルなツールであるため、国内でしか取り扱われていないツールには対応していない可能性があります。

▼対応ツール(一部抜粋)

 GoogleデータポータルはGoogleのサービスなので当然ですが対応ツールは豊富にあります。

 マーケティング担当者の皆様がよく目にかかるものだとGoogleアナリティクス、Google広告、Googleスプレッドシート、サーチコンソールなどが対応しています。

 MAで有名なHubSpot、SNSのTwitterやInstagram、こちらには記載がないですが、Facebookももちろん対応しています。

対応していないデータはGoogleスプレッドシートで解決

 マーケティング担当者の皆様がよく利用されるものの中だと、Yahoo広告が対応していません。そのような場合は、Googleスプレッドシートを活用することでGoogleデータポータルに組み込むことができます。

 GoogleスプレッドシートにYahoo広告の管理画面からダウンロードしてきた日別データを貼り付けます。

※曜日別データも作成することを想定して、数式側で曜日の項目を追加しています。 クリック率や平均クリック単価などの「率」「平均」のデータはGoogleデータポータル側で計算して指標を設けるため、データを用意する必要はありません。

 Googleデータポータルのデータソース管理より、Googleスプレッドシートのどのデータを用いるかを設定します。

 こちらでは各指標の値書式(数値、通貨など)と指標同士の組み合わせて新しい指標を作っています。

※指標名の項目にfxのアイコンが付いているものが、組み合わせで作成された指標になります。

 Googleスプレッドシート側の指標「コスト」を「Cost」にリネームして棒グラフで使用、コストとクリック数から新指標「CPC」を作成、折れ線グラフで追加してみました。

 このように標準で用意されていないツールも、Googleスプレッドシートを経由することで取り扱うことが可能になります。

データはすべてツールから直接参照、リアルタイムで反映

 レポートを作る場合パワーポイントやエクセルで作成することが多いですが、共に元となるデータを事前に用意しておく必要があります。

  Googleデータポータルは直接ツールからデータを参照するため元データのダウンロードは不要です。また、リアルタイムにデータを表示するため、瞬時に異なるアカウントや期間などのデータに切り替えられます。

 当然ですがインターネットに接続しておく必要があります。

グラフ・比較・フィルタなどを活用見やすく解りやすく表示

 ここでは筆者が特に使う機能を紹介します。

期間設定

 当月、前月、年間など期間を変えてデータを見るケースは非常に多いです。そのため事前に切り替えられる設定をしておけば、その場ですぐ対象期間のデータに切り替えられます。但し、比較するレポートを作成する場合は、始めから両期間のデータが表示されているレイアウトの方が良いです。

フィルタ

 2つ以上の項目を絞ってデータを表示する場合、各組み合わせのレポートを作成するとなるとページ数が膨大になるためフィルタを活用します。

 代表的な活用としては「媒体×デバイス」の場合、媒体別レポートにデバイスのフィルタ、「曜日×時間帯」の場合、時間帯別レポートに曜日のフィルタを設けます。

グラフ

 各グラフ毎に指標やデータソースを設定できるため、「月別のPV、セッション推移」、「対象月のデバイスのセッション割合」といった異なる項目・指標のデータを同一ページに表示することができます。

比較

 各指標毎に「前年比較」、「前月比較」といった比較データが表示でき、増減を色付きで分かりやすく表示することができます。

 平日のスマホでの状況を見たいため、曜日フィルタで土日をオフ、デバイスフィルターでPCとタブレットをオフにして表示。

Googleデータポータルを使えば、上司へ報告するレポートを10秒で作成できる

 「レポートを作る」ということは「報告する相手がいる」訳ですが、これまで説明してきました通りGoogleデータポータルに各ツールを連携させて、表示させるように予め作っておけば、相手を待たせることもなく即時提出できます。

 これで上司から「なる早で用意しておいてね」と言われても問題なし!

 「急で悪いんだけど今回は半年分のデータも用意しておいて貰える?フォーマットは同じでいいから」と言われても問題なし!! 仮にデータに不備があったとしてもすべてが連動しているため、全部データを集計しなおす必要もありません。

 ※”レポート”に関連する下記の記事も是非ご参照ください↓

月次レポートだけ見ている広告主は費用の8割を無駄にしている

【超初心者向け】リスティング広告のレポートは3指標だけ見ればよい

 

まとめ

 一見難しそうなBIツールですが、「色々な機能を要している」だけであり、自分が使う領域や目的を絞って使えば意外と難しくありません。

 より詳しく使おうとすると無料のGoogleデータポータルでは行き詰ってしまうかもしれませんが、その場は有料のBIツールを導入して公式サポートを受けて活用するのもいいかもしません。

 Googleデータポータルの解説をさせていただきましたが、どうしても自分一人で設定するのは難しい。どういうレポートを取るべきか教えて欲しいなど、データ計測についてのご相談があれば弊社プライムナンバーズにお気軽にご連絡ください。画面右の問い合わせボタンよりお願い致します。