【3分で理解】リスティング広告とは?超初心者向け基礎知識
WEBマーケターになったばかりの皆さまは、様々なWEB集客の方法について勉強されているかと思います。そんなWEB集客の中でも、近年非常に良く使われているのがリスティング広告です。とはいえ、リスティング広告の理解を1からするのは非常に難しいですよね。専門用語も多いですし。
当記事では、WEBマーケター1年目、「リスティング広告のことは、全くわかんないって…」という方のために、リスティング広告の基礎知識についてカンタンにお伝えいたします。是非、リスティング広告理解の第一歩として、ご活用くださいませ。
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本記事の内容はYouTube動画にもなっています。弊社代表の小林と、ディレクターの森﨑が楽しく・分かりやすく解説していますので、動画で見たい方はこちらをご覧ください。
目次
リスティング広告の基礎知識
リスティング広告のことを勉強しようと思って、本屋さんで本を探したことはありますか?かなりの数の本がおかれていると思いますが、おそらくどの本もまあまあのボリュームがあるんじゃないでしょうか?どんだけやる気になっていても、最後まで読み切って内容を理解するのは難しいのではないでしょうか。
そして、「リスティング広告は代理店にお願いしているし、任せればいいや。」という結論に至ってはいませんか?
しかしWEB広告は、代理店と広告主側の担当者が協力しないとなかなか成果に繋がりません。WEBマーケターも最低限の理解は必要です。
この記事ではリスティング広告をこれから理解しようとする方、挫折しちゃった方向けに、リスティング広告の基礎の基礎を解説いたします。リスティング広告理解の最初の一歩としてご確認ください。
まずはリスティング広告の基本事項の解説です。
「解説を聞くより、プロに全部任せたいんだけど…」とお考えの方は、以下のボタンから弊社にご連絡ください。数多くの企業のリスティング広告を成功させてきたプライムナンバーズが、貴社の広告成功に向けたアドバイスをいたします。ご相談は無料ですので、お気軽にお問い合わせください。
リスティング広告は、検索した際に表示されるテキスト広告
リスティング広告という名前だけ聞くと、何を指しているかよくわかりにくいですよね。これは別名「検索連動型広告」とも言われます。日本語にすると何となくイメージができますでしょうか。Google,Yahooといった検索エンジンで、何かを検索した際に、広告と書かれているテキストが検索結果に出てくるかと思います。それがリスティング広告と言われるものです。
試しに、リスティング代理店で検索してみましょう。広告と書かれたテキストが検索結果の上部に出ていませんか?これがリスティング広告です。
ちなみに、広告と書かれていないテキストも出ていると思います。これは自然検索と呼ばれるものであり、リスティング広告とは別のシステムで表示されているものになります。
リスティング広告の費用は、広告をクリックされた際に発生する
では次にリスティング広告の費用について解説いたします。リスティング広告は、広告を配信するだけでは費用は発生しません。広告がクリックされた際に費用が発生します。即ち、ユーザーが広告を見て、広告の内容に興味を持ち、サイトに来てくれた際に、費用が発生するということです。
広告枠を買って広告を掲載した地点で費用が発生する、他メディアの広告とは性質が異なるということをご理解ください。ここ凄い重要です。
リスティング広告に必要なものは、広告アカウント・広告文・キーワード・LP
リスティング広告ですが、広告配信する際に準備するものはそれほど多くないです。大まかに言うと、広告アカウント・広告文・キーワード・LPの4つほどです。以下それぞれをカンタンに説明します。
➀広告アカウント…会社情報やメールアドレスなどの登録が必要です。基本情報の入力なので、10分程度もあれば作成終わります。これが出来たら、広告を配信する権利が得られると思ってください。
②広告文…検索した際に表示されるテキスト形式の広告を用意する必要があります。広告を作るテクニックなどもありますが、作成自体は誰でもできる内容にはなります。
③キーワード…ユーザーがどの言葉で検索した際に広告を表示させるか、そのキーワードを決める必要があります。これも作成にはテクニックが必要ですが、すぐに用意することは可能です
④LP…(ランディングページの略です。)広告をクリックした際に、リンクされるサイトのことです。既に会社のHPがあるようであれば、それをリンク先に設定すれば良いです。
以上があればリスティング広告の配信はできます。
広告代理店を使う場合は、広告アカウント・広告文・キーワードは代理店が作成してくれますので広告主側が特別用意する必要はないです。そのため会社のHPさえあればリスティング広告は始めることができると言えます。
リスティング広告は、最短1営業日で始められる
上記でリスティング広告開始までに準備するものは、意外と少ないとお伝えしました。なので、広告掲載もやろうと思えばすぐに開始することができます。開始までに必要な手順は、
- 広告やキーワードなど広告配信に必要なものを広告アカウントに入稿する
- その入稿物が媒体の審査に通る
この2つになります。早ければ入稿は数時間で終わりますし、審査も1営業日あれば終わります。そのため、最短1営業日で開始することも可能です。
リスティング広告は、日々の“運用”が必須
さてそんなわけで、リスティング広告は以外と早く開始できることがわかったと思います。しかし、リスティング広告は掲載したら終わりではなく、掲載してからの方がやることが多いです。
広告業界にいる方であれば、広告の種類で“純広告”という言葉を聞いたことがあるかと思います。カンタンに言うと、新聞やTVのCMなど広告の枠を買う広告のことです。各メディアの広告としては、ほとんどがこの純広告に当てはまります。
一方リスティング広告は、“運用型広告“と言われる広告形式になります。運用型広告とはカンタンに言うと、予算、ターゲット、配信数、期間をリアルタイムで調整する広告です。カンタンといいながら、全然イメージがつきにくい言い方になってしまいましたね。
要はこんな感じのイメージです。
- 純広告と違って予算や配信量、配信期間などを最初から決めなくても、好きなタイミングで好きなように設定できる。
- 純広告と違って広告枠を買う仕組みではないので、広告が常に表示されるわけではない。
- 日々の配信結果を見ながら、広告の配信量の調整などを行い費用対効果が最適化されるように調整する。
ここで予算などの調整を行うことを“運用する“といいます。運用型広告は、この”運用”が成果に直結する広告です。
リスティング広告は代理店に任せる方が、結局低コストになる?
リスティング広告の基礎知識は何となくご理解いただけましたでしょうか。リスティング広告は運用型広告という手法であることが、他のメディア媒体の広告と大きく異なるので、他メディアに詳しい方ほど、取っ付きにくく感じるかもしれません。
リスティング広告で成果を出すには、2章最後で説明した運用が重要になります。運用と一言で言っていますが、やることは非常に多いです。
この運用のシステムやノウハウを理解し、成果を出せるような運用者を育成するのは、広告代理店でも非常に難しいです。一人前の運用者になるのは、3年程度の経験が必要になるでしょう。なので広告主側が自前で運用者を採用及び育成するのは、かなりハードルが高いです。
一方広告代理店であれば、運用をお任せできるだけでなく、成果に繋がるキーワードや広告文の作成もお願いできます。日々更新される各媒体のシステムについて、いち早く情報をキャッチして適切に対応することも可能です。
代理店に依頼すると一般的に、広告費用の20%の手数料がかかるケースが多いです。上記のメリットを踏まえたうえで、この手数料20%が高いと感じるか、低いとか感じるか、ご検討してみてください。
広告主側はリスティング広告の代理店に積極的な情報共有を
リスティング広告の運用を代理店に任せた方がよいメリットを上記でご説明いたしました。しかし、代理店に丸投げするのも良くないです。リスティング広告の成果を上げるには、広告主の情報や、商品・サービスのことを詳しく把握する必要があります。広告主側の担当者は、それを代理店に共有してあげてください。
共有した方が良い情報の一例は以下になります。
- 広告主の商材・サービスのセールスポイント、ウイークポイント
- 競合他社のリストとそれぞれのセールスポイント
- 商材・サービスのターゲット層
- リスティング広告以外で実施している広告メディアと予算規模
- WEBマーケ担当者が会社から与えられている目標
代理店自ら調べることも多いですが、広告主側で把握している情報を共有することで、代理店はより計画的な広告戦略を立てることができます。また担当者の方が、会社から求められている数値や役割も共有いただけると、それの手助けができるよう運用の仕方やレポートの出し方などを工夫してくれます。
代理店は広告主側にとっては一緒に会社を成長させるパートナーですので、積極的に情報共有してください。
広告運用初心者の方は下記の関連記事も是非ご参照ください。
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