【全種一覧Excelつき】Microsoft オーディエンス広告で使えるターゲティング紹介
Microsoft広告(マイクロソフト広告)には、様々なターゲティング機能があります。適切なターゲットを設定することは、広告の効果を最大化し、広告費用対効果も高めるために非常に重要です。
この記事では、Microsoft広告で設定できるターゲティング機能について詳しく解説します。それぞれの機能の特徴や設定方法、活用のポイントを理解して、より効果的な広告運用を目指しましょう。
設定できるターゲティングの一覧のほか、特に数の多い「購買意向の強いオーディエンス」カテゴリ(1000種以上)を一覧にまとめました。使いやすいExcel形式です。下記より無料でダウンロードいただけます。使い勝手の良いExcel形式です。ぜひご活用ください。
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目次
Microsoft広告のターゲティング機能一覧
Microsoft広告では、広告グループ階層で以下のターゲティング機能を設定できます。
①オーディエンスターゲティング
②デバイスターゲティング
③会社名ターゲティング
④業界ターゲティング
⑤職種ターゲティング
⑥地域ターゲティング
⑦性別ターゲティング
⑧年齢ターゲティング
⑨購買意向の強いユーザーターゲティング
⑩トピックターゲティング
①オーディエンスターゲティング
オーディエンスターゲティングでは、リマーケティングリストやカスタムオーディエンスなどを使用して、広告の表示対象となるユーザーを指定することができます。また、特定のオーディエンスを除外して、それらのユーザーに広告が表示されないようにすることも可能です。下記が使えます。
オーディエンスの種類
・リマーケティングリスト
・動的リマーケティングリスト
・類似オーディエンス
・カスタマーマッチリスト
・結合されたリスト
・インプレッションベースのリマーケティングリスト

リマーケティングリスト
一度サイトに訪れたユーザーに対して、あとから再度広告を配信する機能です。
たとえば「商品ページを見たけど購入しなかった人」に広告を出して、再訪や購入を促します。サイトに設置したUETタグを使ってユーザー行動を記録しておき、その情報をもとに配信対象を作ります。

動的リマーケティングリスト
通常のリマーケティングを、商品単位で自動化した機能です。
ユーザーが見ていた商品を広告内に自動表示できるため、ECサイトで特に効果があります。たとえば、ユーザーがAというスニーカーを見ていた場合、(同サイトで扱う他の商品ではなく)そのAというスニーカー自体が広告に表示されます。


類似オーディエンス
既存顧客やサイト訪問者と「行動や特徴が似ている新しいユーザー」に広告を配信する機能です。
既に成果が出ているユーザー層をもとに、Microsoft側が似た人を自動で探してくれるため、新規顧客を増やしたいときに使われます。

カスタマーマッチリスト
自社が持っている顧客データ(メールアドレスなど)をアップロードし、その顧客に広告を配信する機能です。たとえば、既存の会員だけに広告を見せたり、過去に購入した人を除外したりできます。

結合されたリスト
複数のオーディエンス条件を組み合わせて、より細かくターゲティングする機能です。たとえば「商品ページを見た人」かつ「購入していない人」のように条件を重ねて使えます。配信対象を絞り込めるためより狙った配信ができますが、範囲が狭くなりすぎると単価が上がってかえって成果が悪化する場合もあるため要注意です。

インプレッションベースのリマーケティングリスト
広告を「クリックした人」ではなく「表示された人」を対象に再配信する機能です。つまり、広告を見ただけのユーザーにも後から再度広告を出せます。
認知拡大やブランディング施策のあとに獲得目的で配信したい(コンバージョンを刈り取りたい)場合によく使われます。


【コラム】Microsoft広告はOutlook除外に注意
広告運用コンサルタント Y.M.
Microsoft広告では、検索広告などを配信する際、Outlookなどのオーディエンス面には出したくないという要望がよくあります。しかし、配信設定は管理画面の深い階層にあり分かりづらく、除外設定や配信面の確認もしづらいのが難点です。キャンペーン設定内の「Audience Ads」をOFFに設定し、配信先レポートを定期的に確認することが重要です。
②デバイスターゲティング
デバイスターゲティングでは、広告が表示されるデバイスの種類(コンピューター、タブレット、スマートフォン)を指定できます。BtoCの商材ならスマートフォン、BtoBの商材ならコンピューターなど、商材に合わせて使い分けましょう。

ポイントと注意点
デバイスに応じて、入札単価がリアルタイムで自動的に変更されます。設定した入札額は参考として使用されますが、実際の入札金額は状況によって変動する場合もあります。
活用方法
デバイスターゲティングは以下のような場合に活用するとよいでしょう。
・モバイルでの閲覧に向いているサイトへの誘導広告でスマートフォンユーザーをターゲットにする
・ デスクトップでの購入率が高い製品・サービスの場合、コンピューターユーザーをターゲットにする
・各デバイスでの成果を見て、入札単価を調整する
③会社名ターゲティング
ビジネス特化型のSNSである「LinkedIn」の情報に基づいたターゲティングです。特定の会社で最近働いているユーザーに対して広告が表示される可能性を高めたり(または低めたり)することができます。

ポイントと注意点
会社名のターゲティングはリーチ範囲が狭くなりやすいため要注意です。ターゲットを追加・編集するときは、管理画面の右側にある対象ユーザーメーターを見ましょう。ターゲティングの範囲が狭すぎると、キャンペーンを保存できなくなる場合があります。
活用方法
会社名ターゲティングは特にBtoB広告に向いています。下記の場合に利用を推奨します。
・特定の企業をターゲットにしたサービスがある場合
・自社製品やサービスへの乗り換えを検討している可能性が高い競合ユーザーにアプローチしたい場合(他社クラウドサービスからの移行を促すなど)
④業界ターゲティング
こちらもLinkedInのデータを利用したターゲティングです。LinkedInプロファイルの情報に基づいて、特定の業界で最近働いているユーザーに対して広告が表示される可能性を高めたり(または低めたり)することができます。選択できる業界は下記のとおりです。
法人向けサービス
消費財
エネルギー・鉱業
健康管理
農業
デザイン
小売り
レクリエーション&旅行
法律上の
ハードウェアとネットワーク
ファイナンス
教育
公安
非営利団体
輸送・物流
芸術
ソフトウェアおよびITサービス
不動産
行政
メディア&コミュニケーション
工事
エンターテインメント
健康&フィットネス

ポイントと注意点
会社名ターゲティングと同様に、ターゲットを追加および編集するときは、ページの右側にある対象ユーザーメーターに注意しましょう。狭くなりすぎないように類似の業界を含めて選択するなどの工夫が必要です。
活用方法
業界ターゲティングは以下のような場合に活用するとよいでしょう。
・特定の業界が抱える課題を解決しうる商材を扱っている場合
・既存顧客と同業界の別部門・関連企業に追加提案をしたい場合
⑤職種ターゲティング
こちらもLinkedInのデータを利用します。LinkedInプロファイルの情報に基づいて、最近特定の種類の職業についていたユーザーに対して広告が表示される可能性を高めたり(または低めたり)することができます。選択できる職種は下記のとおりです。
地域社会および社会福祉サービス
プログラムおよびプロジェクト管理
芸術とデザイン
メディアとコミュニケーション
研究
サポート
品質保証
法律上の
エンジニアリング
起業家精神
プロダクトマネジメント
購入
業務
不動産
医療サービス
軍事および警備サービス
管理
人事
情報技術
コンサルティング
マーケティング
販売
事業開発
ファイナンス
会計

ポイントと注意点
職種ターゲティングは、米国、カナダ、英国、オーストラリア、フランス、ドイツ市場を対象とするキャンペーンでのみ使用できます。
活用方法
職種ターゲティングは以下のようなケースで活用できます。
・意思決定者(経営者、役員、マネージャーなど)にアプローチしたい場合
・特定の専門職(エンジニア、マーケター、財務担当者など)向けの製品・サービスがある場合

【コラム】BtoBならLinkedInターゲティングを活用すべし
広告運用コンサルタント T.A.
BtoB向けの広告ならやはりLinkedInのデータを使ったターゲティングを設定するのが強いですね。ユーザーに刺さりやすいという実感があります。
ただ、他のターゲティングに比べてボリュームはやや出にくいので、認知の拡大にはあまり適していなさそうです。
⑥地域ターゲティング(ロケーション)
地域ターゲティングでは、広告を表示したい地域、または表示したくない地域(除外される地域)を指定することができます。
特にサービスの利用や商品の購入のために実際に店舗まで来店する必要がある場合(医療サービスや不動産など)、商品を買ったりサービスを利用したりできない地域の人からのクリックに費用を払う必要がなくなります。

⑦性別ターゲティング
広告を見せたい人の性別を指定できます。これにより、特定の性別をターゲットにした商品やサービスの広告効果を高めることができます。

⑧年齢ターゲティング
年齢によるターゲティングでは、広告を見せたい人の年齢層や範囲を指定できます。特定の年齢層に関連性の高い製品やサービスを提供している場合に効果的です。

なお、金融・保険・教育・キャリア・雇用・住宅サービスに関する広告を掲載する場合には、年齢、性別、地域などの個人のユーザー属性を使用することはできません。
⑨購買意向の強いユーザーターゲティング
ユーザーが購入しようとしている(=積極的に調べたり興味を示したりしている)ものを、用意されたカテゴリから選択する形で指定できるターゲティングです。
カテゴリはかなり多く、あらゆる種類の商材に当てはまるようになっています。
すべてのカテゴリを一覧表にまとめたため、下記より無料でダウンロードしてご利用ください。当てはまるカテゴリがあれば、Microsoft広告の出稿をぜひご検討ください。
設定できるカテゴリは多岐にわたるため、一覧にまとめました。下記より無料でダウンロードいただけます。使い勝手の良いExcel形式です。ぜひご活用ください。
⑩トピックターゲティング
オーディエンス広告において「掲載面の文脈」を重視する配信手法です。ユーザーが今読んでいる記事のテーマ(金融や技術等)に基づき広告を出すため、プライバシーに配慮しつつユーザーの状況と関連性の高い広告を届けられるのが強みです。トピックは下記から選べます。
スポーツ
ニュース
ビジネスと工業
ビューティ & フィットネス
フード&レシピ
ファイナンス
ペット & 動物
ヘルス
ホーム&ガーデン
ホビー & レジャー
不動産
世界の各地
人々と社会
仕事 & 教育
参照
旅行と運輸
書籍と文学
法律と行政
科学
自動車 & 車両

予測ターゲット設定について
予測ターゲット設定をオンにすると、通常のターゲティングでは設定していないユーザーにも範囲を広げて配信されます。広告に興味を示す可能性のある新しいオーディエンスを簡単に見つけられ、新規顧客を開拓できます。
ユーザーメーターを確認して範囲が狭すぎると感じたら、この設定をオンにしておきましょう。
※デバイスのターゲティングや地域ターゲティングの設定には適用されません。


【コラム】「予測ターゲット設定」に要注意!
広告運用コンサルタント T.A.
Microsoft広告では、購買意向や会社名などのターゲティングを設定すると「予測ターゲット設定」が自動でオンになります。これは指定したターゲティング以外にも拡張して配信される機能なので、決まったターゲットにしか出したくない場合は忘れずにオフに直しましょう!
経験上、一度オフにしていても設定を触っているうちにオンに戻ってしまうことがあります。入稿が完了したらもう一度確認しておくと安心です。
ターゲット設定で予算を効率よく活用すべし
ターゲティング機能を適切に活用すれば無駄な予算を削減し、限られた予算内でも成果を最大化できます。この記事でご紹介した各種ターゲティング機能の特徴と使い方を理解し、自社の商材に合ったターゲティングを色々試してみましょう。
Microsoft広告を配信したいがリソースが足りない
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