【資料DLあり】Google広告コンバージョンタグの仕組みと設定方法をわかりやすく解説!
Google広告で広告成果を測定するために欠かせないコンバージョンタグについて、図解を交えて初心者の方にもわかりやすく解説します。
本記事では下記のような方のお悩みを解決します。
・Google広告のコンバージョンタグの計測の仕組みを理解したい
・Google広告のコンバージョン計測をしたいけどタグの設置方法がわからない
▼Googleコンバージョンタグ設置手順書はコチラからダウンロードできます(全工程画像付き)
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目次
1.コンバージョン計測の仕組み
「資料請求完了」や「購入完了」などのコンバージョン計測したいページにコンバージョンタグを設置します。広告をクリックしたユーザーが購入完了ページまでたどり着いた時、コンバージョンが計測される仕組みです。
2.タグの種類
タグにはGoogleタグ、イベントスニペット(コンバージョンタグ)の2種類があり、役割の違いについて解説します。
Googleタグとは
Webサイトに訪れたユーザーの行動を計測できるタグです。コンバージョン計測する場合はコンバージョンタグと合せて設定する必要があります。 1広告アカウントに1つのみ作成可能で、すべてのページで共通のタグとなります。
・設置するページ:効果計測したいWebページすべて
イベントスニペット(以降:コンバージョンタグ)とは
コンバージョンの計測のために必要となるタグです。1広告アカウントで複数個作成可能で、「資料請求」や「購入」といった計測したいイベントごとに作成します。
・設置するページ:計測したいコンバージョンが発生するページに設置
3.コンバージョンタグの設置方法
コンバージョンタグのWebサイトへの設置方法は大きく分けて2つあります。
1.Webサイトへ直貼り
2.Googleタグマネージャーで設置
※Googleタグマネージャー (Google Tag Manager, GTM) は、ウェブサイトやアプリにおける様々なタグをコード編集なしで一元管理できる無料ツールです。GTMを利用することで、タグの追加や更新、管理を簡単に行うことができます。
それでは実際にコンバージョンタグの設定方法を見ていきましょう。
1.Webサイトへ直貼り
WebページのHTML内に直接タグを埋め込むことで、コンバージョンタグの設定をしていきます。
それでは手順を見ていきましょう。
①コンバージョンの作成
まずはGoogleの広告管理画面で「資料請求」や「購入」といった計測したいイベントごとにコンバージョンを作成します。
1.管理画面左上の「目標」をクリック
2.コンバージョンタブの「概要」をクリック
3.「+新しいコンバージョンアクション」をクリック
4.Webサイト上のコンバージョン計測であれば「ウェブサイト」をクリック
5.コンバージョン測定の対象とするWebサイトのURLを入力する
6.「スキャン」をクリック
7.「手動でコンバージョンアクションを追加」をクリック
8.任意のコンバージョン設定をする
②タグの設置
広告管理画面でコンバージョンを作成したら、WebサイトのHTML内に作成したタグを直接貼り付けて設定していきます。
9.「Googleタグの設定」タブを選択
10.「設定」をクリック
11.括弧内のGoogleタグをコピーし、Webサイトの計測したいWebページの<head>タグの直後にペーストして貼り付け
12.「イベントスニペットを確認」をクリック
13.イベントスニペットをコピーして、コンバージョン計測したいWebページの <head>~ </head>タグの間にある、Google タグの直後に貼り付け
これでコンバージョン設定は完了です。
2.Googleタグマネージャで設置
Googleタグマネージャーというタグ管理ツールを使用してタグ設置をしていきます。
Googleタグマネージャーを活用すればWebサイトのHTML内の様々なタグをコードなしで編集できるため作業時間が短縮できたり、複数のタグを一元管理できるため、どのページにどのタグを設定しているかなど簡単に管理ができるようになります。
①コンバージョンの作成
まずはGoogleの広告管理画面で「資料請求」や「購入」といった計測したいイベントごとにコンバージョンを作成します。
1.管理画面左上の「目標」をクリック
2.コンバージョンタブの「概要」をクリック
3.「+新しいコンバージョンアクション」をクリック
4.Webサイト上のコンバージョン計測であれば「ウェブサイト」をクリック
5.コンバージョン測定の対象とするWebサイトのURLを入力する
6.「スキャン」をクリック
7.「手動でコンバージョンアクションを追加」をクリック
8.コンバージョンの設定をする
9.「Googleタグマネージャーを使用する」タブを選択
10.画面に表示される「コンバージョンID」と「コンバージョンラベル」を別途テキストに保存し、「完了」をクリック
これでコンバージョンの作成は完了です。
②GoogleタグマネージャーのコンテナをWEBサイトへ設置する(初回のみ)
Googleタグマネージャーの初期設定として、コンテナをHTML内に直接埋め込んで設定していきます。コンテナはタグを一元管理する箱の様なもので、一度HTML内に設定すれば、あとはGoogleタグマネージャー上でコード編集なしでタグ設置、管理ができるようになります。
11.Googleタグマネージャーへログインする
12.Googleタグマネージャーで「アカウントを作成」をクリック
13.各種設定する
14.コードをコピーしてWebサイトのすべてのページの <head>~ </head>内のなるべく上のほうに貼り付け
15.コードをコピーしてWebサイトのすべてのページの <body>直後に貼り付け
これでコンテナの設定は完了です。
③Googleタグマネージャーでコンバージョンタグを作成する
コンテナの設置が完了したら、次はGoogleタグマネージャーを使ってWebサイトにコンバージョンタグを設置していきます。
16.「新しいタグを追加」をクリック
17.任意の名前を設定
18.タグアイコンをクリック
19.タグタイプ「Google広告」をクリック
20.「Google広告のコンバージョントラッキング」をクリック
21.先ほどGoogle広告アカウントで取得した「コンバージョンID」と「コンバージョンラベル」を設定
22.トリガーアイコンをクリック
23.右上の「+」をクリックして新規トリガーを作成する
24.任意のトリガー名を設定
25.トリガーアイコンをクリック
26.該当のトリガータイプを選択
※トリガー設定では、コンバージョンタグが作動するタイミングを設定できる。お問い合わせや購入完了ページ(サンクスページ)をコンバージョンに設定したい場合は、「ページビュー」を選択
※「ページビュー」を選択した場合の例
27.「一部のページビュー」を選択
28.「Page URL」を選択
29.コンバージョンをカウントするページのURLを入力。
30.「保存」して「公開」したら、これでコンバージョン設定は完了です。
④Googleタグマネージャーでコンバージョンリンカーを設定する
※コンバージョンリンカー設定はGoogleタグマネージャーでコンバージョン設定する場合に必要な操作になります。
コンバージョンリンカーを設定することで、Cookie情報からユーザー行動を分析して正確にコンバージョン測定できます。
そのためApple社などが実施しているセキュリティ対策(ITP対策)によるCookie規制配下でも規制前と同様にコンバージョン計測が可能となります。
それでは設定手順を見ていきましょう。
1.「タグ」をクリック
2.「新規」をクリック
3.タグアイコンをクリック
4.「Google広告」をクリック
5.「コンバージョンリンカー」をクリック
6.トリガーアイコンをクリック
7.「All Pages」をクリック
8.「保存」→「公開」したら、これでコンバージョンリンカー設定は完了です
3.まとめ
商品購入や資料ダウンロードなどを目的として広告配信する場合は、
成果を分析・改善していくためにコンバージョン計測は欠かせない設定となります。
これから広告配信を始められる方は本記事の設定手順をぜひご活用ください。
また「コンバージョン計測しているけれど中々成果が改善できない」などGoogle広告でお悩みの方は下記よりお問い合わせください!
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