プライムナンバーズの研修内容②|「知っている」だけで終わらせないWeb広告の基礎知識研修
Web広告の仕事に興味はあるけれど、「知識やスキルがなくても、仕事についていけるのだろうか?」「入社後に具体的にどんな研修をしてくれるのだろうか?」といった不安を抱えている方はいませんか?
私たちプライムナンバーズは新入社員に向けて、様々な研修を実施しています。
研修の中でも、当記事では「広告業界および広告メディアの基礎知識習得研修(以下、基礎知識研修)」について、その具体的な内容と研修のゴールをご紹介します。
この記事を読むことで、Web広告のプロとして成長していく姿を、イメージできるようになるはずです。
目次
プライムナンバーズが目指すのは「知っている」ではなく「説明できる」プロフェッショナル
プライムナンバーズの研修が目指すゴールは、単に知識をインプットすることではありません。研修のゴールは、習得した知識を説明できる状態にすることです。
私たちのビジネスでは、Web広告の知識がないクライアントに対して、広告メディアやターゲティング方法などの広告配信戦略を提案します。提案の際には、専門用語を並べることなく、相手に伝わる言葉で説明しなくてはいけません。
将来のクライアント対応を見据えて研修時から、単なる「知識」のインプットで終わらせず、「説明できる」状態になることを目指します。
「知っているつもり」で終わらせない!アウトプットまでを行う研修
講義を聞いて「なるほど、よくわかった!」と感じても、いざ説明しようとするとうまく説明できないことはよくあると思います。これは「知っているつもり」の状態であり、「理解した」状態にまで到達していないと私たちは考えています。
プライムナンバーズの研修は、その状態をなくすため、座学によるインプットの後、必ずテスト形式でアウトプットする機会を設けています。アウトプットまで行うことで、単なる知識で終わらず、ビジネスの場で「使えるスキル」に昇華させます。
研修の段階でアウトプットまで行うからこそ、将来的にクライアント対応できる能力が身につくと私たちは考えています。
基礎知識研修で学ぶ具体的な内容とは
では、具体的にどのような項目を研修で学ぶのかご紹介します。研修では、広告業界全体の解説をしたのちに、Web広告メディアの概要を説明していきます。
STEP1:まずは広告業界の全体像を掴む
まずは広告業界の全体像を頭に入れることから基礎知識研修はスタートします。
広告代理店とは何をする会社であり、その役割が時代と共にどう変化してきたのか、そして現代においてなぜWeb運用型広告が重要視されるようになったのかを解説します。
広告代理店の大きな流れを理解することで、クライアントが私たちに何を期待しているかを理解することから始めます。
STEP2:広告業界で使われる基本的な指標や用語を理解する
業界の全体像を掴んだら、次はプロとして会話するための基本的な指標や用語を理解していただきます。
この研修ではまず、クライアントのマーケティング担当者がどのような役割や目標を持っているのかを学びます。その上で、代表的なマーケティング戦略のフレームワークや具体的な手段といった、Webマーケティングの基礎知識を理解します。
そして、広告運用にはデータ集計が必須です。広告配信で集計する頻出の指標や用語、その意味や計算方法などを理解します。
これらの基本的な指標や用語を理解することで、広告の配信成果を読み解くための基礎知識が身につきます。
STEP3:主要な広告メディアを理解する
業界の全体像と共通言語を理解したら、私たちが提案する広告メディアの詳細を学んでいきます。クライアントの課題に応じて最適な提案ができるよう、主要な広告メディアの特性・設定できるターゲティング・広告配信時に準備する内容などを理解します。研修時に説明する主なメディアは以下になります。
■リスティング広告(検索広告)の概要
Googleなど検索エンジンの検索結果画面に表示される広告です。情報を求めて検索した方に広告を表示できるため、商品購入に繋がりやすい人を効率的に集めることができます。
■ディスプレイ広告の概要
Webサイトやアプリの広告枠に表示される主に画像(バナー)形式の広告です。様々なサイトに広告を配信できるため、まだ商品を知らない多くの人に「こんな商品があるんだ!」と知ってもらうきっかけ作りに適しています。
■主要SNS広告(YouTube, X, Meta, LINE)の概要
- YouTube広告:世界最大の動画サービスであり、様々な興味関心を持つユーザーが利用しています。そのため、多くの方に商品を広く知ってもらうことから、購入を促すことまで、幅広い目的で活用できます。
- X(旧Twitter)広告:情報のリアルタイム性と高い拡散力が特徴の広告メディアであり、広告の内容によってはバズを狙うこともできます。
- Meta(Facebook/Instagram)広告: 実名登録に基づく精緻なターゲティングが強みです。Instagram広告は、ビジュアルが購入の決め手となるBtoC向け商材と相性が良く、Facebook広告はBtoB向けの商材と相性が良い傾向があります。
- LINE広告: 国内最多の約9,400万ユーザーを抱えており、トークリスト(メッセージ画面の上部)やLINE NEWSなど、多くの人が毎日使うサービスに広告を配信できるのが強みです。
研修の総仕上げ!「説明できる」状態にするアウトプット
座学を通して上記の項目を学んだ後は研修の総仕上げとして、アウトプットテストを行います。
テストの目的はただ一つ、「説明を聞いたけど、わかっていない内容」が何かを明確にし、「説明できる」状態に到達することです。テスト中は自分で取ったメモを見ることやサイト検索をしてWebサイトから情報を調べても構いません。重要なことは、Web広告の知識がない人にもわかるように説明ができているかどうかです。ただWebサイトの情報をコピペしただけの回答では、相手は理解してくれないかもしれません。相手に伝わる内容になっているか吟味して回答してください。
実際のテスト問題をチラ見せ!
ここで、研修のテスト問題の内容を少しだけご紹介します。
■リスティング広告(検索広告)の概要|理解確認テスト

「リスティング広告はどのような特徴があるか」、「リスティング広告の広告文はどのように作ればいいか」「リスティング広告で設定できる機能」などを自分の言葉で説明できるかを確認します。
■SNS広告の概要|理解確認テスト

SNS広告の確認テストでは、「各広告メディアの特徴」や「広告配信する際に相性が良い商材の傾向」、「各広告メディアで配信する具体的な広告の説明」などを自分の言葉で説明できるかを確認します。
将来的にクライアントに「どのWeb広告を実施した方が良いか?」説明する際や、「各広告メディアでどんな広告配信設定をすればよいか」を提案することを想定した問題を用意しています。
まとめ|実戦を想定した研修で、未経験者をWeb広告業界のプロに成長させます
ここまで弊社で実施している基礎知識研修について紹介させていただきました。
私たちが研修で大切にしているのは、「教えただけ」で満足せず、受講者が「完全に理解した」状態になるまでサポートすることです。
そのため、受講者も研修を通して「知っている」で満足せず、どんなクライアントに対しても「説明できる」状態になることを目指してもらいます。
私たちの研修は、広告の知識がまったくない状態の方を想定して作っていますので、学生時代に広告やマーケティングを学んでいなくても問題ありません。「成長したい」という意志があれば、どなたでも活躍できます。
私たちの研修制度や会社の環境に興味を持っていただけたら、ぜひ一度、会社説明会にご参加ください。会社説明会では弊社の具体的な研修内容やキャリアパスの説明に加え、「Web広告の仕事って具体的に何をするの?」など広告業界のことを詳しく説明しますので、入社後の不安を解消できると思います。
弊社へのエントリー及び説明会のご参加は、マイナビより受け付けております。以下のリンクよりお気軽にご参加ください。






