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2023.12.19 更新
2023.12.19 更新

【資料あり】TikTok広告とは?運用前に知りたい基本情報

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N.F.

コンテンツプランナー

本記事では、TikTok広告のメリットや出稿方法、成果を出すコツをご説明します。

”TikTok”はモバイル向けショート動画のプラットフォームで、誰でも簡単に動画を作成・投稿、閲覧することができます。その中に広告を出すことができるTikTok広告が今注目されています。本記事をご一読いただき、ぜひTikTok広告の実施をご検討ください。

記事の内容をまとめた資料も無料DL可能です。下記よりご利用ください。

TikTok広告のご利用をお考えの方は、ぜひプライムナンバーズへご相談ください。

TikTokとは|若い世代で人気のSNS

TikTokの概要

TikTokは中国のByteDance(バイトダンス)社が運営する、ショート動画の共有・閲覧がメインのSNSです。1分以下の縦型の動画を誰でも投稿することができ、画面を上にスワイプすることでそれらの動画を次々と閲覧することができる点が特徴です。
また、アプリ内で簡単に動画を編集・投稿することができる点も人気の理由です。
BGMや字幕、エフェクト(動画に加える特殊効果)を活用し、投稿用の動画を誰でも簡単に作成できます。

TikTokのユーザー層

日本国内では約1,700万人が利用しています。世界の利用者数は約10億人とかなり多く、国内の利用者も今後増加すると考えられます。
メインのユーザー層は10代~30代と若く、若い世代が中心となるSNSであるといえます。
男女差はそこまで大きくありません。

参考ページ:2023年10月更新!性別・年齢別 SNSユーザー数(X(Twitter)、Instagram、TikTokなど13媒体)

TikTok広告の概要

広告メニュー

広告のメニューは次の2つに分けられます。

運用型広告
 →広告主が設定したターゲットや予算で広告を運用するメニュー
予約型広告(純広告)
 →広告枠を予約し、一定期間その枠を独占して広告を配信するメニュー

そもそも「運用型」とは?という方は下記の記事もあわせてご参照ください。

運用型広告

・ブランドオークション
ベーシックなメニューで、広告の表示が入札によって決まる運用型の広告です。
予約型の広告よりも予算を抑えることができ、数百円単位からでも始めることができる点が特長です。ターゲットも細かく設定することができるため、特定のユーザー層に絞って配信することも可能です。

ブランドオークションで選択できるオーディエンスターゲティングは次のとおりです。

ターゲティング詳細
ロケーション広告を配信する地域。
国/都道府県単位で設定可能
性別男/女/無制限 から選択
年齢13-17/18-24/25-34/35-44/45-54/55以上 から選択
言語41ヵ国語から選択
購買力無制限/高い購買力 で選択
デバイスOS、システムバージョン、デバイスモデル、通信環境、キャリア等を選択

また、興味&行動ターゲティングにも下記の4種類があり、それぞれ「ゲーム」「ライフスタイル」などのジャンルを細かく設定可能です。
ハッシュタグターゲティングはジャンルではなく実際のハッシュタグを設定することになりますが、デフォルトで選択可能なもの以外にも任意のハッシュタグで設定することができます。

ターゲティング詳細
興味特定のコンテンツへの興味に基づく
動画とのインタラクション過去15日間にTikTokでエンゲージした動画に基づく
クリエイターとのインタラクションTikTokでフォローまたは視聴したクリエイターに基づく
ハッシュタグとのインタラクション過去7日間にTikTokで視聴したハッシュタグに基づく

それぞれの一覧を下記資料にまとめておりますので、ダウンロードしてご活用ください。

予約型広告

・TopView
アプリ起動後最初に表示される1日2社限定の広告枠です。
ユーザー全員に表示されるため、1日約500万のリーチを獲得することができます。
インパクトが大きく、認知拡大に効果的です。

・OneDayMax
指定の1日に限りユーザーが初接触する広告で、おすすめフィードの4投稿目に表示されます。通常の投稿と同じように表示されるため馴染みやすく、視聴とクリックの質が非常に高くなることが特長です。こちらも表示機会が多いため認知拡大にも効果的です。

・Brand Premium
通常の投稿と同じように表示される広告枠です。何投稿目に表示されるかは決まっていません。最大60秒の縦型フルスクリーン動画で、ランディングページ、アプリストアへの誘導に適しています。

・ハッシュタグチャレンジ
TikTok特有の広告スタイルで、ユーザー参加型であることが最大の特徴です。
TikTokでは、ハッシュタグ(頭に”#”をつけた文言)をつけることで投稿をラベリングすることができます。インフルエンサーがダンスなどで企業の商品をプロモーションし、その投稿に企業独自のハッシュタグをつけることで、ユーザーに参加を促しながら認知拡大を図ることができます。費用相場は1,000万円程度といわれ、高額なメニューです。

・ブランドエフェクト
こちらもTikTok独自の広告スタイルです。
エフェクトとは、写真や動画を撮る際に加えることができる特殊効果のことです。
TikTok内で使える企業独自のエフェクトを配信し、それをユーザー間で流行らせることで認知拡大を図ることができます。ハッシュタグチャレンジと組み合わせることで相乗効果を狙うこともできます。

配信目的

選択できる配信目的は次のとおりです。

分類目的詳細
ブランド認知リーチ最も費用対効果の高い価格で
最大数のインプレッションを獲得
購買検討トラフィックウェブサイトなどのURLにターゲットを取り込む
コンバージョンコンバージョンウェブサイト上で購入などの価値の高いアクションを促進させる
コンバージョン動画視聴数動画に対しアクションしそうなユーザーを中心に
再生回数を最大化
コンバージョンコミュニティインタラクションフォロワー等TikTokアカウントに触れる人を増やす
コンバージョン商品販売TikTok Shop・ウェブサイト・アプリでの
商品販売を促進
コンバージョンリードジェネレーション見込み顧客を開拓し、リードを引きつける
コンバージョンアプリプロモーションアプリの新規利用・既存ユーザーのアプリ内行動を促す

入札方法

運用型のTikTok広告 ブランドオークションでは、4つの入札方法が利用可能です。

①​インプレッション課金型(CPM)

1,000回のインプレッションあたりに支払う希望額を設定する入札方法です。
予算内で最大のインプレッションを獲得できるよう調整されます。
リーチ目的において利用可能です。

②​最適化インプレッション課金型(oCPM)

こちらも1,000回のインプレッションあたりに支払う希望額での入札ですが、コンバージョン目的・アプリインストール目的に強い入札方法です。システムが「広告主が希望するアクション(CV、アプリインストールなど)をする可能性が高い」と判断したユーザーに広告を表示することができます。
上記の他にもリードジェネレーション、コミュニティインタラクション(フォロー)の目的で利用可能です。

③再生課金型(CPV)

視聴者が広告を最短6秒視聴した場合、または最初の6秒間に動画とインタラクションした場合(どちらか先に起こった方)に課金される方式です。
動画視聴数目的で利用可能です。

④クリック課金型(CPC)

1クリックあたりの単価で入札を行う方式です。
クリックする可能性の高いユーザーに広告を配信することができ、広告主が提示した価格に基づいてクリックあたりのコストが可能な限り入札額に近づくよう調整されます。
トラフィック、アプリインストール、コンバージョン、コミュニティインタラクション(プロフィール訪問)の目的で利用可能です。

広告を配信するには

運用型の広告は、アカウントを作成し請求先情報などを設定するだけで出稿できます。
また”ビジネスマネージャー”を使うことで広告の配信状況を細かく分析でき、成果を伸ばす運用をすることがが可能です。ただ、広告マネージャーを用いた成果分析・運用は工数がかかり、専門的な知識と技術が必要になります。
広告の設定自体は簡単に行うことができますが、成果を出すためには代理店に相談した方が確実です。TikTok広告の配信実績のある代理店に運用代行を依頼するのがよいでしょう。
プライムナンバーズにはTikTok広告の運用実績があります。
ご相談を無料で承っておりますので、必要な方は下記ボタンよりお気軽にお問い合わせください。

Written By
N.F.

コンテンツプランナー

広告運用コンサルタントとして新卒入社後、コンテンツプランナーに変身した。運用経験を活かしたコンテンツを制作できるよう日々奮闘中。子どもの頃からブラジル音楽をこよなく愛しており、演奏もする。好きなしらすは釜揚げ。右利き。最近自宅の給湯器に鳩が巣を作った。