【資料DL可能】インスタ広告(Instagram広告)のキャンペーン目的・パフォーマンスの目標と選び方を解説
「インスタ広告の費用対効果が上がらない…」
「いろいろ試しているのに、コンバージョンに繋がらない…」
という問題に直面したとき、新しいクリエイティブやターゲティングを試すことも重要ですが、まず「キャンペーンの目的」設定が合っているか確認することをおすすめします。この設定が広告主の目標とずれているために、広告の成果が出にくいケースは少なくありません。
この記事ではMeta社の公式情報を基に、インスタ広告の成果を最大化するための「キャンペーン目的」全6種類とそれぞれで選べる「パフォーマンスの目標」を分かりやすく解説します。自社の広告設定が最適か、この記事を読みながらぜひ一度見直してみてください。
キャンペーン目的とそれぞれで選択できるパフォーマンス目標の対応表は下記から無料でダウンロードいただけます。キャンペーン設計にお役立てください。

目次
なぜ「キャンペーンの目的」設定が重要なのか?
Instagram広告では、広告キャンペーンを作成する最初のステップで「目的」を選択します。Instagramの広告配信システムはここで選ばれた目的に対して、「最も成果を出しやすい」と判断したユーザーに広告を配信するように自動で最適化を行います。
つまり、目的の選択を間違えると、意図しないユーザーにばかり広告が配信され、無駄なコストが発生してしまうのです。
よくある間違いの例
例えば、最終的なゴールが「ECサイトでの商品購入(コンバージョン)」だとします。
この時、「まずはサイトに来てもらわないと始まらない」と考えて「トラフィック(サイトへのアクセスを増やす)」を目的に設定するのはあまりおすすめしません。
Instagramのシステムは、「商品を購入してくれそうなユーザー」ではなく、「広告のリンクをクリックしやすいユーザー」に集中的に広告を配信します。その結果サイトへのアクセスは増えるものの、肝心の商品購入には繋がりにくいという事態に陥ってしまいます。広告の最終ゴールから逆算して適切な「キャンペーンの目的」を選ぶことが、費用対効果を高めるために最も重要です。

6種のキャンペーン目的とパフォーマンスの目標
Instagram広告で設定できるキャンペーン目的は以下の6つです。
①認知度:ブランドや商品をまだ知らない層に広める
②トラフィック:Webサイトやアプリなど、指定のリンク先への訪問者を増やす
③エンゲージメント:投稿に「いいね!」やコメントなどの反応をもらいユーザーとの関係性を深める
④リード:見込み顧客の連絡先情報(メールアドレスなど)を獲得する
⑤アプリの宣伝:アプリのインストールや、アプリ内での特定のアクションを促す
⑥売上:ECサイトでの商品購入やサービスの申し込みなど、直接的な成果(コンバージョン)を増やす
また、それぞれを選択したうえでさらに下記の「パフォーマンスの目標」を選びます。選んだキャンペーン目的によって設定できるパフォーマンスの目標が異なります。
| パフォーマンスの目標 | 概要 |
| 広告リーチの最大化 | できるだけ多くのユニークユーザーに広告を配信 |
| インプレッション数を最大化 | 広告の表示回数を最大限に増やす |
| 広告想起リフトを最大化 | 広告を記憶する可能性が高いユーザーに広告を配信します。 |
| ThruPlayの再生数を最大化 | 動画を15秒以上または最後まで視聴する可能性が高いユーザーに配信 |
| 動画の2秒以上の継続的な再生数を最大化 | 動画を2秒以上継続して視聴する可能性が高いユーザーに配信 |
| ランディングページビュー数を最大化 | 広告をクリックし、リンク先のWebページを読み込む可能性が高いユーザーに配信 |
| リンククリック数の最大化 | 広告のリンクをクリックする可能性が高いユーザーに配信 |
| デイリーユニークリーチを最大化 | ユーザー1人あたり1日1回まで広告を配信 |
| 会話数を最大化 | メッセージで会話を開始する可能性が高いユーザーに配信 |
| Instagramプロフィールへのアクセス数を最大化 | Instagramのプロフィールにアクセスする可能性が高いユーザーに配信 |
| 通話数を最大化 | 広告から電話をかける可能性が高いユーザーに配信 |
| 投稿のエンゲージメントを最大化 | 投稿に「いいね!」やコメントなどをする可能性が高いユーザーに配信 |
| イベントへの参加数を最大化 | Facebookイベントに参加回答する可能性が高いユーザーに配信 |
| コンバージョン数の最大化 | Webサイトやアプリで特定のアクション(購入など)を実行する可能性が高いユーザーに配信 |
| コンバージョン値の最大化 | 高額購入など、価値の高いアクションを実行する可能性が高いユーザーに配信 |
| アプリイベント数の最大化 | アプリ内で特定のアクションを1回以上実行する可能性が高いユーザーに配信 |
| アプリのインストール数の最大化 | アプリをインストールする可能性が高いユーザーに配信 |
| リマインダーの設定数を最大化 | イベントのリマインダーを設定する可能性が高いユーザーに配信 |
| ページへの「いいね!」の数を最大化 | Facebookページに「いいね!」をする可能性が高いユーザーに配信 |
| リード数の最大化 | フォーム入力などで連絡先情報を提供する可能性が高いユーザーに配信 |
| コンバージョンリード数の最大化 | 連絡先を提供し、さらにその後のコンバージョンに至る可能性が高いユーザーに配信 |
| メッセージを通じたリード数の最大化 | メッセージ経由でリード(見込み顧客)になる可能性が高いユーザーに配信 |
参考ページ:Meta広告ヘルプ パフォーマンスの目標について
キャンペーン目的と選べるパフォーマンス目標の対応表を下記よりダウンロードしてご活用ください。
①認知度
新しいブランドの立ち上げや新商品の発売など、まずはブランド名やサービス名をできるだけ多くの人に知ってもらいたい場合に最適な目的です。直接的な購入ではなく、ブランドや商品の存在をユーザーに覚えてもらうことを目的とします。
こんなときにおすすめ
・新しく立ち上げたブランドの知名度を上げたい
・大規模なセールやキャンペーンの開催を、ターゲット層に広く告知したい
・競合他社ではなく、自社のブランドを第一に想起してもらいたい
選択できる主なパフォーマンスの目標
広告リーチの最大化
広告をできるだけ多くの人に届けることを目指します。ターゲット層全体に一度でもいいからメッセージを届けたい場合に最適です。例えば、新店舗のオープンを商圏内の住民に広く知らせたいケースで有効です。
インプレッション数を最大化
広告が表示される回数を最大化します。同じユーザーに複数回表示されることもあり、メッセージを繰り返し見せることでブランドや商品を強く印象付けたい場合に適しています。
広告想起リフトを最大化
Meta独自の指標で、ただ広告を表示するだけでなく「ユーザーの記憶に残りやすくする」ことを目的とします。「広告を見た2日以内に、その内容を思い出せる」可能性が高いと予測されるユーザーに配信を最適化する仕組みです。ブランドメッセージやキャッチコピーを覚えてもらいたい場合におすすめです。
ThruPlayの再生数を最大化
動画広告を使用する場合に、その動画を最後まで(または15秒以上)再生する可能性が高いユーザーに配信を最適化します。ブランドの世界観や商品の使い方をストーリー仕立てで伝えたい場合に適しています。
②トラフィック
自社のWebサイト、ブログ記事、LP(ランディングページ)、アプリストアなど、Instagramの外にある目的地へユーザーを誘導することが主な目的です。リマーケティング広告(一度サイトを訪れた人に再度広告を配信する手法)のためにサイト訪問者のリストを蓄積したり、詳細な情報が掲載されたページへ誘導して商品理解を深めてもらったりする際に活用します。単にクリックさせるだけでなく、質の高いトラフィックを確保することが重要です。
こんなときにおすすめ
・オウンドメディアの記事を読んでもらい、ファンを育てたい
・ECサイトに誘導し、多くの商品ラインナップを見てほしい
・リマーケティングキャンペーンに使うオーディエンスリストを作成したい
選択できる主なパフォーマンスの目標
ランディングページビュー数を最大化 (推奨)
広告をクリックし、かつリンク先のWebページを最後まで読み込む可能性が高いユーザーに配信を最適化します。サイトが完全に表示される前に離脱するユーザーを除外するため、より関心度の高い、質の高いアクセスが期待できます。トラフィック目的の場合は特別な理由がない限り、この目標をおすすめします。
リンククリック数の最大化
文字通り、広告のリンクをクリックする可能性が最も高いユーザーに配信されます。しかし、誤ってクリックしてしまったり、ページの読み込みを待たずに離脱してしまったりするユーザーも含まれるため、アクセス数(セッション数)は増えても、サイトの滞在時間や回遊率が低くなる傾向があります。
デイリーユニークリーチを最大化
ターゲットにしたユーザーに対して、広告の配信頻度を1日1回に制限します。同じ広告を何度も表示することによる「広告疲れ」を防ぎ、ユーザーに不快感を与えずにメッセージを届けたい場合に有効です。特に、幅広い層に毎日少しずつ情報を届けたいリマインダー的なキャンペーンや、ブランドの認知度をじっくり高めたい場合におすすめです。
会話数を最大化
MessengerやInstagramダイレクトメッセージで問い合わせる可能性が高いユーザーに配信を最適化します。単に情報を一方的に見せるだけでなく、質問や相談などのコミュニケーションを促したい場合に最適です。商品に関する相談や来店予約など、顧客との対話がコンバージョンに繋がりやすい場合におすすめです。
インプレッション数を最大化
設定した予算内で、広告の表示回数をとにかく最大化することを目指します。同じユーザーに複数回表示されることも多く、短期間でブランドやメッセージを強く印象づけたい場合におすすめです。期間限定のセールやイベント告知などインパクトが求められるキャンペーンでターゲット層の注目を集めましょう。
Instagramプロフィールへのアクセス数を最大化
広告をクリックした後、Instagramのプロフィールページにアクセスする可能性が高いユーザーに配信を最適化します。WebサイトではなくInstagramの投稿一覧を見てもらい、ブランドのファンになってもらうこと、そしてフォローしてもらうことを目的とします。”世界観”が重視されるファッションブランドや飲食店、クリエイターなどが、フォロワー獲得目的で活用するのに適しています。
③エンゲージメント
投稿に対する「いいね!」、コメント、シェア、保存などユーザーからの反応(エンゲージメント)を増やし、関係性を深めたい場合に有効です。エンゲージメント率が高い投稿は、Instagramのアルゴリズム上で「価値の高いコンテンツ」と評価され、フォロワーのフィードに表示されやすくなります。
こんなときにおすすめ
・ユーザー参加型のキャンペーン投稿を拡散したい
・アカウントのフォロワーと積極的に交流したい
選択できる主なパフォーマンスの目標
投稿のエンゲージメントを最大化
これが最も代表的なエンゲージメントの目標です。広告投稿に対する「いいね!」、コメント、シェア、保存といった、ユーザーからの直接的な反応を最も効率的に集めるよう配信を最適化します。エンゲージメント率が高い投稿はInstagramのアルゴリズムから「価値あるコンテンツ」と見なされ、表示機会が増える可能性があります。
会話数を最大化
MessengerやInstagramダイレクトメッセージで問い合わせる可能性が高いユーザーに配信を最適化します。単に情報を一方的に見せるだけでなく、質問や相談などのコミュニケーションを促したい場合に最適です。商品に関する相談や来店予約など、顧客との対話がコンバージョンに繋がりやすい場合におすすめです。
ThruPlayの再生数を最大化
動画広告を使用する場合に、その動画を最後まで(または15秒以上)再生する可能性が高いユーザーに配信を最適化します。視聴したユーザーが思わずコメントや「いいね!」をしたくなるような、エンゲージメントのきっかけをつくります。
動画の2秒以上の継続的な再生数を最大化
フィードをスクロールしているユーザーの注意を引き、関心を持ち始めるころの層を捉えるための目標です。動画の冒頭2秒を継続的に再生したユーザーに最適化するため、ThruPlayよりも低いハードルで、より多くのユーザーに動画の最初の部分を見せられます。「この目標で広告に反応したユーザーリストを作成し、後日ThruPlayやコンバージョン目的の広告でリターゲティングする」という段階的なアプローチにも有効です。
ランディングページビュー数を最大化
広告をクリックした後、リンク先のWebページを最後まで読み込む可能性が高いユーザーに配信を最適化します。広告だけにとどまらず、ブランドの紹介や商品一覧ページなどよりコンバージョンに近いところまで興味を持ってもらいたい場合に有効です。
コンバージョン数の最大化
エンゲージメントの高いユーザー層の中から、さらにWebサイト上で特定のアクション(例:メルマガ登録、資料ダウンロード)を実行する可能性が高い人に配信を最適化します。直接的な「売上」目的とは異なり、エンゲージメントを起点としたマイクロコンバージョン(購入に至るまでの中間目標)の獲得を目指すときに使用します。
アプリイベント数の最大化
すでにアプリをインストールしている既存ユーザーに対して、アプリを再度開いてもらったり、特定のアクション(例:お気に入り登録、一定のレベルをクリア)を実行してもらったりする「リエンゲージメント」を促します。アプリの休眠ユーザーを呼び覚ましたり、新機能の利用を促したりすることで、アプリの利用を継続してもらうことを目的とします。
リンククリック数の最大化
文字通り、広告のリンクをクリックする可能性が最も高いユーザーに配信されます。しかし、誤ってクリックしてしまったり、ページの読み込みを待たずに離脱してしまったりするユーザーも含まれるため、アクセス数(セッション数)は増えても、サイトの滞在時間や回遊率が低くなる傾向があります。
インプレッション数を最大化
設定した予算内で、広告の表示回数をとにかく最大化することを目指します。同じユーザーに複数回表示されることも多く、短期間でブランドやメッセージを強く印象づけたい場合におすすめです。期間限定のセールやイベント告知などインパクトが求められるキャンペーンでターゲット層の注目を集めましょう。
④リード
商品やサービスに興味を持ち、購入を検討している段階の見込み顧客(リード)から、氏名、メールアドレス、電話番号などの連絡先情報を獲得することを目的とします。不動産の資料請求、BtoBサービスのホワイトペーパーダウンロード、カウンセリングの予約など、すぐに購入が決まるわけではないものの、将来顧客になりうる層との接点を作りたい場合に利用します。
こんなときにおすすめ
・メルマガの登録者を増やし、情報の受信者を確保したい
・高価格帯の商材(住宅、車、保険など)の資料請求や問い合わせを増やしたい
・セミナーやウェビナーの参加者を募集したい
選択できる主なパフォーマンスの目標
リード数の最大化 (推奨)
これが「リード」目的に最も適している目標です。過去にフォーム入力の経験があるなど、連絡先情報を提供することに抵抗が少ないと考えられるユーザーに広告を配信します。
特に、Instagramアプリ内で完結する「インスタントフォーム」を使用する際に最適化されます。広告をクリックしたユーザーを外部サイトに遷移させることなくその場でフォームに入力・送信してもらうため、離脱率が低くなります。
コンバージョンリード数の最大化 (質の高いリード向け)
これは、リードの「量」よりも「質」を重視するための、より高度な目標です。単に連絡先情報を獲得するだけでなく、将来的に商品購入や契約といった最終的なコンバージョンに至る可能性が高いユーザーに配信を最適化します。この最適化を機能させるには、獲得したリードがその後どうなったか(例:成約したか、商談に進んだか)というオフラインの成果データをMetaに連携させる必要があります。高単価商材やBtoBビジネスなど、リード1件あたりの価値が重要な場合におすすめです。
コンバージョン数の最大化 (Webサイトでのリード獲得向け)
自社のWebサイトやLP(ランディングページ)に設置したフォームからのリード獲得を目指す場合におすすめです。この目標を選ぶと、広告をクリックするだけでなく、リンク先で「資料請求完了」や「問い合わせ完了」といった特定のアクション(Meta Pixelで設定したコンバージョンイベント)を実行する可能性が最も高いユーザーに配信が最適化されます。
ランディングページビュー数を最大化
直接的なリード獲得ではなく、その前段階として、まずはLPを閲覧してもらうことを目的とします。複雑なサービスや高額な商品で、ユーザーがフォームを入力する前に十分な情報を理解する必要がある場合におすすめです。
アプリイベント数の最大化
モバイルアプリ内で発生するアクションを「リード」と定義する場合に使用します。例えば、金融アプリでの「口座開設申し込み」や、不動産アプリでの「物件への問い合わせ」などが該当します。すでにアプリをインストールしているユーザーの中からリード獲得に繋がるアクションをする可能性が高い人に広告を配信します。
⑤アプリの宣伝
その名の通り、モバイルアプリの利用を促進する場合に特化した目的です。新規ユーザーの獲得から既存ユーザーの利用促進まで、幅広く対応できます。効果を最大化するためには、Meta SDK(ソフトウェア開発キット)をアプリに導入し、アプリ内イベントを計測できる状態にしておくことを推奨します。
こんなときにおすすめ
・新しいゲームアプリをリリースしたので初期ユーザーをたくさん獲得したい
・ECアプリのユーザーにリリースしたばかりの新機能を使ってもらいたい
・アプリ内課金(収益)を最大化したい
選択できる主なパフォーマンスの目標
アプリのインストール数の最大化
アプリのユーザーを増やすために欠かせない目標です。選択すると、Metaのシステムが”過去の行動から広告経由でアプリをダウンロードする可能性が最も高いと思われるユーザー”を自動で探し出し、広告を配信します。まずはインストール数という「量」を最大化したい場合に最適です。
アプリイベント数の最大化
単にインストールさせるだけでなく、質の高いアクティブユーザーを獲得し、育てたい場合に選択する目標です。ここで言う「アプリイベント」とは、アプリ内での特定の行動(例:「チュートリアル完了」「会員登録」「特定レベルのクリア」「商品のカート追加」など)を指し、事前にMeta SDKを通じて設定しておく必要があります。アプリを継続して使ってほしい場合におすすめです。
コンバージョン値の最大化
アプリの収益を最大化することに特化した目標です。単にアクションを起こすユーザーではなく、「アプリ内課金などで高額な支払いをするor広告収益に大きく貢献してくれる可能性が高いユーザー」に配信を最適化します。計測するためにはアプリ内での購入金額など「価値」に関するデータをMeta SDK経由で送信する必要があります。
⑥売上
ECサイトでの商品購入や有料サービスの申し込みなど、ビジネスの売上に直接結びつくアクション(コンバージョン)を最大化したい場合に選択する目的です。購入意欲のある顧客にアプローチし、広告費用対効果(ROAS)を最大化することを目指します。
こんなときにおすすめ
・アパレルや雑貨のECサイトで、オンラインでの売上を最大化したい
・サブスクリプションサービスの新規契約者を増やしたい
・多くの商品を扱うECサイトで、個々のユーザーに合った商品をおすすめしたい
選択できる主なパフォーマンスの目標
コンバージョン数の最大化
「売上」目的に最も適している目標です。広告を見てからWebサイトで「購入完了」ボタンを押す可能性が最も高いユーザーに広告を配信します。この目標は、販売「金額」よりも販売「件数」の最大化を目指します。金額がほぼ一定の商品や、まずは新規顧客の獲得数を最優先したい場合におすすめです。
コンバージョン値の最大化
単なる販売件数ではなく、投じた広告費に対して得られる売上(ROAS)を最大化することに特化した高度な目標です。「より高額な商品を買う人」「一度に多くの商品をまとめて買う人」など、LTV(顧客生涯価値)の高いユーザーにアプローチします。幅広い価格帯の商品を扱うECサイトで、全体の売上総額を最大化したい場合におすすめです。
アプリイベント数の最大化
自社アプリで商品を売っている場合の「コンバージョン数の最大化」に相当します。この目標を選択する際は、アプリ内で計測しているイベントの中から「購入」や「有料会員登録」など直接収益に繋がるアクションを指定します。アプリをインストール済みのユーザーの中から指定された購買アクションをする可能性が最も高いユーザーに広告を配信し、アプリ内での売上を最大化します。
インプレッション数を最大化 / デイリーユニークリーチを最大化
これらの目標は、購入直前のユーザーへの「最後の一押し」として活用できます。「カートに商品を追加したが購入していない」など購入の一歩手前にいる人々の取りこぼしを防ぎたい場合におすすめです。
キャンペーン目的を見直してインスタ広告の成果を改善する
インスタ広告の成果が出ない場合に、配信面やターゲット、広告の変更を考えることもありますが、キャンペーンの目的を正しいものに変えるだけで費用対効果を高めることができる可能性があります。一度根本から見直してみることをおすすめします。
プライムナンバーズでは、Instagram広告をはじめとするSNS広告やWeb広告の運用代行サービスを提供しています。お客様と目標を共有し、達成を第一に考えた広告運用が強みです。
「ずっと広告の成果がよくないのに改善策を提案してくれない…」
「代理店のレスポンスが遅くてタイムリーな施策が実行できない…」
「今の運用状況のよしあしを正確に判断できない…」
などお悩みの方は、ぜひお気軽にプライムナンバーズへご相談ください。






