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2025.12.22 更新
2025.12.22 更新

コンバージョン(CV)とは?定義や見るべき指標、計測する方法を解説

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N.F.

コンテンツプランナー

Web広告における「コンバージョン」とは、広告主が「この行動が起きたら成功」と決めたゴールのことです。具体的には商品の購入資料請求などが該当します。

Web広告初心者の方に向けて、コンバージョンの定義や関連指標などの基礎知識と、実践的な計測方法をまとめました。

【知識】コンバージョン(CV)とは

コンバージョン(Conversion)とはWebサイトを訪れたユーザーが広告主にとっての”ゴール”となるアクションを起こすことを指します。

「商品を購入してもらう」ことを目標に広告を配信している場合、広告経由でサイトに訪れた人のうち2人が商品を購入したら「コンバージョン数は2件」となります。

マイクロコンバージョン(MCV)とは

コンバージョンのハードルが高すぎる場合、途中に「マイクロコンバージョン」を設置することがあります。

例えば「マンションの購入」を最終目標にWeb広告を配信していても、広告をクリックしてポンっとマンションを購入するとは考えられません。その場合「マンションの情報が載った資料を請求してもらう」ことを「マイクロコンバージョン」として設定し、なるべく多くの人に資料を請求してもらう(=その中からひとりでも多く契約してもらえるようにする)という手法がよくつかわれます。

この場合はコンバージョンも「本契約」に設定するのではなく、「モデルハウスへの来場」「内見予約」など契約する少し手前に設定することがほとんどです。不動産などの大きい買い物の契約はWeb広告ではコントロールできない”カバー範囲外”になるためです。

マイクロコンバージョンを設定する理由

マイクロコンバージョンを設定するのには、AIがWeb広告の成果を最大化しようと働くうえで重要な意味があります。

Web広告は、たいていの場合AIによって配信がコントロールされ、最も良い成果が出るように動きます。このとき、AIは「過去にコンバージョンした人と似たユーザー」を探し出すことで成果を改善しようとします。しかし、最終目標(コンバージョン)だけでは、データが不足してAIがうまく動かないケースが多いのです。

マイクロコンバージョンを設置するとコンバージョン数がうまく”かさ増し”され、本当の目標に繋がるように成果を最適化してもらえます。

コンバージョン・マイクロコンバージョンの具体例

業界別のコンバージョンとマイクロコンバージョンの具体例は下記のとおりです。もちろんこれ以外の目標をコンバージョンに設定することもできます。

業界・ビジネスモデルコンバージョン(最終目標)マイクロコンバージョン(中間目標)
EC(ネットショップ)商品の購入完了カート追加、お気に入り登録
BtoB(法人向けサービス)お問い合わせ、見積もり依頼資料ダウンロード、無料トライアル
来店型ビジネス(飲食店など)来店予約、クーポン利用メニュー閲覧、店舗検索(MAP確認)
不動産・注文住宅モデルハウス見学、内覧予約パンフレット請求、会員登録
人材紹介・派遣本登録、求人への応募マイページ作成、求人保存
アプリビジネス有料課金、定期購読アプリインストール、チュートリアル完了
美容・エステ・クリニック施術予約、カウンセリング申込料金表の閲覧、LINE友だち追加

【知識】コンバージョンの成果を測る指標

コンバージョンに関する指標には下記のようなものがあります。いずれも「コンバージョンをどれだけ効率よく獲得できたか」を示すもので、成果を測るために欠かせません。

・コンバージョン単価(CPA)
・コンバージョン値
・コンバージョン率(CVR)

コンバージョン単価(CPA)

1件の成果(コンバージョン)を得るために、いくら広告費を使ったかを示す指標です。下記の計算で求めます。

CPA = 広告費÷コンバージョン数

10,000円使って2件コンバージョンが得られたら、CPAは5,000円です。CPAが低ければ低いほど、安い金額でコンバージョンを獲得できている=効率が良い、ということになります。

コンバージョン値

コンバージョン1件あたりに、いくらの価値(売上など)があるかを設定する数値です。特に値段の違う商品を複数扱うECサイト等で使う指標で、「商品の値段」に直結するため決まった計算式はありません。

広告経由で1,000円のシャツが1枚売れたらそのコンバージョン値は1,000円です。同じコンバージョンでもコンバージョン値は異なります。

コンバージョン率(CVR)

サイトに来た人のうち、どのくらいの割合でコンバージョンしたかを示す指標です。下記の計算で求めます。

CVR=(コンバージョン数÷サイトに来た人数)×100(%)

「サイトに来た人数」は「広告のクリック数」を使います。広告のクリック数が100回で、そのうち1回コンバージョンが発生したら、CVRは1%です。CVRが高ければ高いほど、広告の内容と商品の内容が一致していて(クリックした人が期待外れになることなく買ってくれて)良いと評価できます。

【実践】コンバージョンを計測する方法

前述のとおり、あらゆる目標をコンバージョンに設定できますが、「コンバージョンが発生した!」と計測するためには下準備が必要です。

必要な作業や仕組みは媒体によって異なりますが、ほとんどの媒体では「特定のWebページに”タグ”を設置し、そのページに訪れた人に反応して計上される」仕組みを採用しています。

資料請求などフォームを入力し終わった後に表示される「サンクスページ」に設置しておけば、資料をダウンロードしたことがわかるようになります。

タグの概要と設置方法

タグとは、Webサイトに埋め込む「数行の短いコード(プログラム)」のことです。タグは広告を配信している管理画面から簡単に発行できます。そして発行したタグをWebサイトのソースコード(HTML)に貼り付けます。 最近では「GTM(Googleタグマネージャー)」というツールを使うと、直接コードを触らなくても管理画面上で簡単に設置できるので主流になっています。

GTMはGoogle広告以外のタグの管理にも使えます。その他の媒体の計測方法については、下記の記事でそれぞれ解説しています。

【実践】コンバージョン計測の注意点

コンバージョンを計測する仕組みが正しく整っていないと、重複して計測してしまう・見る場所によってデータが違う・実際の売上とズレているなどトラブルが発生するおそれがあります。

①数値がズレてしまう

Web広告の計測は、ブラウザの「Cookie(クッキー)」などの仕組みを使っています。そのため、以下のようなケースでズレが生じます。

ブラウザの制限(ITPなど)
iPhoneのSafariなどのブラウザには、プライバシー保護のために計測をブロックする機能があります。本当は発生していたコンバージョンが計上されないことがあります。

重複カウント
ユーザーがサンクスページを何度もリロード(更新)したり、ブックマークから再訪したりすると、1人のアクションが複数回カウントされることがあります。

キャンセルや返品
ユーザーが注文後にキャンセルしても、広告管理画面上の「コンバージョン1件」という数字は消えません。

②戻りコンバージョンが発生しうる

初心者の方が特に混乱しやすいのが、「戻りコンバージョン(過去に遡って計上される成果)」です。

多くの広告媒体では、「コンバージョンが発生した日」ではなく「広告をクリックした日」に成果を記録します。

例:12月1日に広告をクリックし、12月5日に購入(CV)した場合
広告管理画面では、「12月1日にコンバージョンが1件発生した」と表示されます。

「昨日の成果が少なかった」と思っていても、数日後には「実はあの日のクリックから今日コンバージョンが出ていた」と、過去の数字が増えることがあります。これを考慮せずに「成果が出ていない」とすぐに判断するのは危険です。

③ビュースルーコンバージョンと混同してしまう

クリックはしていないが、広告が画面に表示された後に別のルート(検索など)でコンバージョンしたものを「ビュースルーコンバージョン」と言います。 これを含めて見てしまうと、「広告のおかげで売れた」という数字が実態以上に多く見えてしまうことがあるため、「コンバージョン」とは分けて考えましょう。

実態を掴むために正しい計測は必須

コンバージョンを正しく計測することは広告の成果の判断に直結します。計測にミスがあると、本当は成果が出ている広告を成果が悪いと判断してしまうおそれがあり、逆も然りです。広告の成果が悪すぎる・良すぎる場合は特に、計測自体に誤りがないか都度確認しましょう。

プライムナンバーズでは、Web広告の配信準備から運用~成果改善までを丸ごと承っております。

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N.F.

コンテンツプランナー

広告運用コンサルタントとして新卒入社後、コンテンツプランナーに変身した。運用経験を活かしたコンテンツを制作できるよう日々奮闘中。好きなお菓子は知育菓子、好きなしらすは釜揚げ。右利き。「文中に余計な挿絵を入れたい」という衝動を常に抑え、真面目に執筆している。入ってたら抑えられなかったんだなと思ってください。