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2026.07.30 更新
2026.07.30 更新

ChatGPT広告とは?料金・出稿方法と実際の配信成果を解説

Written By
N.F.

デジタル広告 コンサルタント

ChatGPT広告(ChatGPT Ads)は、ChatGPTとの会話画面内に表示される新しい広告形式です。OpenAIが提供を進めており、マーケティング施策の新たな選択肢として注目されています。

本記事では、ChatGPT広告の仕組みやキャンペーンの始め方、現在の提供状況、パフォーマンス指標についてわかりやすく解説します。これから広告出稿を検討しているマーケティング担当者や広告担当者の方に向けて、全体像を把握できる内容にまとめました。

配信事例資料を無料で公開中!下記からダウンロードしてご活用ください。

なお、本記事の内容は、OpenAIの公式ヘルプセンターに掲載されている「ChatGPT Ads」の情報をもとに作成しています。ChatGPT広告は現在もベータ版として開発が進められているため、最新情報については公式情報もあわせてご確認ください。

参考ページ:OpenAI公式ヘルプ

プライムナンバーズ株式会社では、ChatGPT広告の導入を準備中です。日本国内でも配信できるようになった今、セルフサーブで自社でも活用したいという方は、まずはお気軽にお問い合わせください。

日本国内へのリリースに備えて今のうちに動向を押さえておきたい方のために、概要をスライドにまとめました。社内外への情報共有にお役立てください。

入稿手順のまとめはこちら

ChatGPT広告(ChatGPT Ads)とは

ChatGPT広告とは、OpenAIが提供する広告プラットフォームです。ChatGPT上に広告を掲載できる仕組みであり、広告主は「OpenAI Ads Manager Beta」を利用して、キャンペーンの作成から配信、効果測定までを行えます。

ChatGPT広告は、検索キーワードに応じて広告を表示する従来の検索広告とは異なり、ユーザーの会話の流れに合わせて広告を届ける広告フォーマットです。大きな特徴は、広告がユーザーとChatGPTの「会話内容」に関連付けられる点です。広告グループごとに「コンテキストヒント」を設定でき、どのような会話に広告を表示したいかを指定します。これにより、関連性の高い文脈で広告を配信することを目指しています。

なお、OpenAI Ads Manager Betaは「ads.openai.com」で提供されており、キャンペーンの作成や管理はすべて管理画面上で完結します。

ChatGPTの会話画面下部に表示されたChatGPT広告(Sponsored枠)の表示例

参考・画像引用:https://ads.openai.com/

ChatGPT広告の現状

ChatGPT広告は2026年現在ベータ版で、日本を拠点とする企業もOpenAIの管理画面から自社で直接出稿する形(セルフサーブ)に対応しており、日本国内でも配信できます。代理店を介さなくても、セルフサーブで誰でも広告配信を始められます。利用にあたって特別な契約や代理店の仲介は必要なく、誰でもすぐに始められます。「とりあえず詳細が知りたい」「どんな進め方になるのか気になる」という場合は、まずはお気軽にご相談ください。

ChatGPT広告は現在規模を拡大している途中の段階です。具体的には、2月から4月にかけて限定的なパイロット運用が実施され、その後順次拡大が進められています。開発が続いているため、今後は新しい広告フォーマットや在庫の拡大、配信インフラの改善などの展開があるかもしれません。

管理画面であるAds Manager Betaは、現在ベータ版として提供されています。キャンペーン作成、請求管理、アクセス権限の設定、レポート作成といった基本機能に加えて、現状では次のことができます。
・配信目的をCPM(インプレッション課金)・CPC(クリック課金)・oCPC(コンバージョン最適化型クリック単価)の3種類から選べる
コンバージョン計測(JavaScriptピクセル/Conversions API)で、クリックの先の成果を計測できる
日予算は「7日間を通した1日あたりの平均額」として配信される
・国単位に加え、米国では州・DMA・郵便番号単位でターゲティングできる

ベータ期間中に予想される変更

ベータ版の提供期間中は、ChatGPT広告プラットフォームの機能が継続的にアップデートされると予想されます。対象となるのは、配信システムや広告在庫、広告フォーマットだけでなく、広告主による購入・管理・測定・最適化の仕組み全般です。

また、新機能や仕様変更が公開された際には、Ads Manager Betaアカウントに登録されているメールアドレス宛てに案内が送付されます。すでに出稿している広告主は、こうしたアップデート情報を随時受け取りながら最新機能を活用できる仕組みです。

Ads Manager Betaを利用できる国・地域

現時点でAds Manager Betaは、日本を拠点とする広告主・企業を含め、セルフサーブで誰でも利用できます。ChatGPT広告はベータ提供が始まったばかりで、始め方や設定の流れに戸惑う方も多い段階です。自社でも配信できるのか、何から準備すればよいのか整理したいという方は、以下のボタンからお気軽にお問い合わせください。

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ChatGPT広告キャンペーンの始め方

最初のキャンペーンを開始するまでの流れは、アカウント作成→キャンペーン入稿の2ステップです。

ステップ1:Ads Manager Betaアカウントを作成する

ChatGPT広告のキャンペーンの作成・管理はすべて、ads.openai.comで利用できるOpenAI Ads Manager Betaで行います。まずはこのアカウントを作成するところから始まります。開始手順は次のとおりです。

  • 勤務先のメールアドレスに紐づけられた既存のOpenAIアカウントでサインインするか、新しいアカウントを作成する
  • 「設定」でブランドロゴを追加する
  • 請求プロファイルと支払い方法を設定する
  • アカウント認証を完了する
  • メンバー(運用担当者など)を追加で招待する

セットアップが完了しないと広告が配信できないため、最初の段階で確実に完了させておく必要があります。

入稿の詳細な手順は下記で解説しています。

ステップ2:キャンペーンを作成する

アカウントのセットアップが完了したら、キャンペーン作成に進みます。現時点では2種類の作成方法があります。

①ガイド付きキャンペーン作成:フローに沿って直接キャンペーンを作成する
②一括アップロード:テンプレートをアップロードして、一気に作成・管理する

少数のキャンペーンから始める場合はガイド付き作成が分かりやすく、たくさんのキャンペーンを効率的に入稿したい場合は一括アップロードが適しています。

キャンペーンの構造

キャンペーン以下の階層は下記のような構造で、基本的には他の媒体と変わりません。

  • キャンペーン:目的、予算、期間、ターゲティングを定義する単位
  • 広告グループ:特定のテーマや意図領域に基づいて整理された広告のグループ。「コンテキストヒント」を追加することで、その広告グループに関連する会話のタイプを説明できる
  • 広告:実際に表示されるクリエイティブ(広告文、画像、ランディングページなど)

特徴的なのは広告グループ単位で設定する「コンテキストヒント」で、これがChatGPT広告ならではの「会話文脈に合った広告」を出すために必要です。

コンテキストヒントとは?

コンテキストヒントとは、広告グループ単位で設定する、広告を関連づけたい会話文脈をOpenAIに伝えるための情報です。「自社の商品やサービスが、どのような会話・トピック・ユーザーのニーズに関連するのか」をコンテキストヒントとして記述します。たとえば旅行関連のサービスであれば、「週末旅行の行き先を探している」「家族旅行の宿泊先を比較している」「出張時のホテルや移動手段を検討している」といった会話文脈があてはまります。
ただし、コンテキストヒントは検索広告のキーワードのような完全一致のターゲティング条件ではありません。特定の語句を含む会話に必ず広告を出す仕組みではなく、広告マッチングを補助するためのテーマシグナルとして使われます。そのため、単語を羅列するのではなく、「ユーザーがChatGPTにどのような相談をしているときに、自社の商品・サービスが役立つのか」を具体的に説明することが重要です。

キャンペーンのセットアップで行う具体的な作業は下記のとおりです。

  • キャンペーンを作成し、目標を選択する
  • 広告グループを作成し、コンテキストヒントを定義する
  • タイトル、説明、画像、ランディングページを含む広告を作成する
  • キャンペーンを審査用に提出する

審査を通過すると配信が始まります。

配信目的(オブジェクティブ)の選び方:CPM・CPC・oCPC

ChatGPT広告では、キャンペーン作成時に「配信目的(オブジェクティブ)」を選びます。目的によって課金方式配信の最適化のされ方が決まります。2026年時点では、次の3つから選べます。

CPM(インプレッション課金)
1,000回表示あたりの課金。認知拡大・リーチ重視のキャンペーンに向いています。表示回数の最大化に向けて広く配信されます。

CPC(クリック課金)
有効クリックごとの課金。サイトや商品ページへの誘導(トラフィック・エンゲージメント)に向いています。クリックしそうなユーザーに向けて配信が最適化されます。

oCPC(コンバージョン最適化型クリック単価)
クリックの先にある「コンバージョン(成果)」に向けて配信を最適化する目的です。課金はコンバージョンごとではなく有効クリックごとですが、選択したコンバージョンイベントにつながりやすいクリックを狙って配信されます。購入・会員登録・リード獲得など、クリックのその先の成果を重視する場合に向いています。

注意点:配信目的は課金と最適化の基準になるため、キャンペーン作成後には変更できません。別の目的で配信したい場合は、新しいキャンペーンを作成します。

コンバージョン目的(oCPC)キャンペーンの作り方

oCPCキャンペーンを作成する前に、次の準備が必要です。

コンバージョン計測の設定(Conversions API または JavaScriptピクセル。次章で解説します)
対応している標準コンバージョンイベントが1つ以上あること(カスタムイベントは現時点でoCPC非対応)
最適化したいコンバージョンイベントが決まっていること
・既存のCPM/CPCキャンペーンはoCPCに変換できないため、新規キャンペーンとして作成すること

作成手順は次のとおりです。

①目的で「コンバージョン」を選ぶ:これでキャンペーンタイプがoCPCになります。
②コンバージョンイベントを選ぶ:購入・サインアップ・リード送信など、配信の指針にする成果を1つ選びます。1キャンペーンにつき1イベントで、作成後は変更できません。
③予算・期間・地域を設定する:他の目的と同じ要領で設定します。学習に十分な期間と予算を確保しておくのがポイントです。
④広告グループごとに「入札上限(Bid Cap)」を設定する:1クリックに支払える上限額です。実際のCPCはオークションで決まり、上限額より低くなることもあります。
⑤配信して成果を確認する:oCPCはクリック課金のため平均CPCが主要なコスト指標ですが、最適化の対象は成果なのでコンバージョンを重視して見ます。支出÷コンバージョンで「コンバージョン単価」も算出できます。

運用のヒント:キャンペーンの目的に最も合うイベントを選ぶ、発生頻度が十分なイベントを使う(まれすぎるイベントは評価が難しい)、計測を正常な状態に保つ、入札上限は配信状況を見ながら調整する(推奨額は現時点で提示されていません)、十分なデータが貯まる前に大きな変更をしない——といった点が挙げられています。

コンバージョン計測の設定(Pixel・Conversions API)

oCPCやコンバージョン最適化を活用するには、広告アカウントであらかじめコンバージョン計測を設定しておく必要があります。OpenAIは、ユーザーのプライバシーを保護しつつ成果を把握できる計測手段を提供しています。

JavaScriptピクセル:ウェブサイトに設置し、ページ上のアクション(購入・登録など)を計測します。
Conversions API:サーバー側からコンバージョンを送信する計測方法です。
計測パートナー連携:計測パートナーやモバイル計測パートナーとの連携も利用できます。

いずれの計測でも、広告主が受け取るのは集計されたパフォーマンス情報であり、個々の会話や個人情報にはアクセスできない設計になっています。

ターゲティング(国・地域・DMA・郵便番号)

広告を配信する地域は、キャンペーン単位で指定します。国単位のターゲティングに対応しているほか、米国内では州・地域、市区、DMA(指定市場エリア)、郵便番号単位のターゲティングにも対応しています。対応状況は国によって異なるため、キャンペーン作成時に地域を検索して利用可否を確認できます。対応地域の一覧はCSVでダウンロードすることもできます。

ChatGPT広告で確認できるパフォーマンス指標

キャンペーンの配信が始まると、Ads Manager Betaで次のパフォーマンス指標の監視を開始できます。

・インプレッション
・クリック数
・支出
・クリック率(CTR)
・平均CPC
・平均CPM
・コンバージョン(コンバージョン測定が設定されている場合)

広告の成果(データ)は、次の3つの方法でチェックできます。

表で見る: キャンペーンや広告ごとの数字を確認
グラフで見る: 時間の経過とともに、どう変化しているかを分析
データ(CSV)で保存する: 日ごとの詳しい数字を手元にダウンロード

データの数字を見て改善の余地があれば、その場ですぐに修正したり、複数の広告をまとめて一気に変更したりできます。ChatGPT広告に限った話ではありませんが、最初から完璧を目指すのではなく、データを見ながら少しずつ修正を繰り返して徐々に成果を良くしていくのがコツです。

ChatGPT広告のパフォーマンスと予算の考え方

ChatGPT広告はまだベータ版の広告メニューであり、配信実績も多くありません。パフォーマンスや予算の考え方を、あくまで今後の導入に備えた参考情報として整理します。

「良いパフォーマンス」の基準はまだない

ChatGPT広告には、現時点で「CTRが何%なら良好」「CPCがいくらなら高い・安い」と判断できる一般的なベンチマークはありません。キャンペーンの目的やクリエイティブ、ランディングページ、ユーザーとの会話、オークション状況など、さまざまな要因によって変動します。

そのため、検索広告やSNS広告のように業界の平均とくらべて成果を評価するのは現段階では難しいと考えられます。まずは自社の配信データをもとに、どの広告グループ・広告・訴求が成果につながりやすいのかを検証していくことが重要になりそうです。

ベータ期間中の予算の考え方

ChatGPT広告のキャンペーン予算とは、そのキャンペーン内で配信される広告に対して支払う上限金額のことです。広告配信に応じて費用が発生し、設定した予算の範囲内におさまります。ただし、提供が開始された直後は、最初から大きな予算を投下するのではなく検証目的の慎重な予算設計がおすすめです。

配信を始める際には複数のキャンペーンや広告グループに予算を分配し、コンテキストヒントや広告文、ランディングページの違いによって成果がどのように変化するかを確認しましょう。その後、十分なデータが蓄積された段階で、成果の良い設計へ予算を集中させることを推奨します。

日予算の考え方

ChatGPT広告の日予算は、「7日間を通した1日あたりの平均額」を表します。1日に使える固定の上限ではなく、配信機会の多い日には多めに、少ない日には少なめに、と日ごとに支出が変動しながら、キャンペーン全体としては設定額に沿うように配信が調整されます。

具体的な上限は次のとおりです。

1日あたりの最大支出は、日予算の2倍まで
7日間の合計支出は、日予算の7倍まで

たとえば日予算を1万円に設定した場合、ある日は1万円より多く(最大2万円まで)、別の日は1万円より少なく配信されることがありますが、7日間の合計では7万円を超えません。実際の支出は、広告が合致する会話や配信機会の量によって、これより低くなることもあります。

既存のキャンペーンも同じ方式で配信されます。作り直し・一時停止・再設定は不要で、設定した予算額やその他の設定に影響はありません。管理画面のラベルは「日予算」で、キャンペーンの作成・編集時に「1日あたり」と「7日間」の最大支出額が表示されます。

なお、日の途中で日予算を変更した場合、その日の最大支出は「その日に設定された最も高い日予算額」の2倍が基準になります。週の途中で変更した場合の7日間の上限は、変更時点から次の日曜0時までで割り振られます。

予算タイプ:日予算とキャンペーン総額予算

キャンペーン作成時には、日予算キャンペーン総額予算のどちらかを選べます。
日予算:1日あたりに使いたい平均額を設定する「配信目標」です。日ごとの支出は上下します。日本での最低日予算は1キャンペーンあたり¥2,500です。
キャンペーン総額予算:キャンペーン全体で使う上限額を設定します。総支出をより厳密に抑えたい場合の設定で、日々に均等配分されるわけではなく、配信機会によっては早く消化されることがあります。

配信を始めたての段階では、配信と成果を見ながら調整しやすい日予算から始めるのがおすすめです。なお、予算タイプには変更できない組み合わせがあります(例:キャンペーン総額予算から日予算に変更すると、元には戻せません)。目的やタイプを間違えた場合は、新しいキャンペーンを作り直します。

【配信事例】実際に配信してみた

前章のとおり、ChatGPT広告にはまだ「CTRが何%なら良い」といった一般的なベンチマークがありません。そこで当社では、自社アカウントで実際にChatGPT広告を配信し、成果を検証しました。ここでは2026年7月に配信した実績をもとに、配信目的・コンテキストヒント・訴求・画像の違いで反応がどう変わるかをまとめます。
なお、この配信はコンバージョン最適化(oCPC)目的が使えるようになる前に実施したもので、クリック最適化・リーチ最適化での検証です。コンバージョンを最適化対象にしていないため、以下ではCTR・CPCなどクリック関連の指標を中心に見ていきます。

下記資料ではスライド形式でより詳しくまとめています。あわせてご活用ください。

検証の狙いと広告設計

ChatGPT広告はまだ事例が少なく、「何が効くか」の定説がありません。そこで今回は、成果を左右しそうな要素を1つずつ変えて配信し、どの組み合わせが反応を取れるかを検証しました。変えたのは次の3つで、それぞれ仮説を立てて比較しています。

  • ① 配信目的(キャンペーン単位):広告の最適化のさせ方を2通りで比較しました。クリック最適化キャンペーンリーチ最適化キャンペーン
  • ② コンテキストヒントの書き方(広告グループ単位):どんな会話に広告を出したいかをAIに伝える「コンテキストヒント」の書き方を3通りで比較しました。キーワード箇条書き型(どんなキーワードが含まれたときに広告を出したいか列挙)・文章型(どういう文脈で広告を出したいか文章で説明)・ハイブリッド型(両方を併用)。
  • ③ クリエイティブ(広告単位)訴求4種 × 画像2種=計8パターンを比較しました。訴求は「事例公開中・成果を改善したい方へ・ブログ公開中・無料相談受付中」、画像は「人物写真あり(A)/人物なし(B)」です。

配信全体の成果

使用金額表示回数クリックCTRCPCCPMCV
¥133,495138,2479350.68%¥143¥9660
※日予算はクリック最適化:¥5,446、リーチ最適化:¥2,554

表示は約13.8万回、クリックは935件と、設計の良し悪しを比較できる十分な母数が得られました。ここからは、配信目的・コンテキスト・訴求・画像の4つの軸で結果を見ていきます。

検証軸ごとの結果

① 配信目的:クリック最適化が優位
(当たり前ですが)クリック最適化キャンペーンの方が、より少ない費用で多くのクリックを獲得しました。

配信目的表示クリックCTRCPC消化
クリック最適化72,6836440.89%¥97¥62,614
リーチ最適化65,5642910.44%¥244¥70,881

② コンテキストヒント:配信目的との相性が出た
全体では書き方による差は小さめ(CPCは箇条書き型¥131が最安)。ただし配信目的で相性が分かれ、クリック最適化ではハイブリッド型が突出、リーチ最適化では文章型が不振でした。

ヒントの書き方クリック最適化 CTRリーチ最適化 CTR
キーワード箇条書き型0.78%0.47%
文章型0.96%0.33%
ハイブリッド型1.00%0.47%

③ 訴求:ブログ公開訴求に配信が寄った
「ブログ公開中」がクリックの約57%を占め、量・効率とも最良。「事例」は配信量が伸びず不振でした。

訴求表示クリッククリック構成比CTRCPC
ノウハウ公開中72,346530約57%0.73%¥126
無料相談受付中37,363232約25%0.62%¥164
成果を改善したい方へ25,012159約17%0.64%¥149
事例公開中3,52614約1.5%0.40%¥351

④ 画像:人物なし(グラフィック)が優位
配信量・効率ともに人物なし(B)が上回り、訴求別に見てもすべて人物なしが人物ありを上回りました。

画像表示クリックCTRCPC
人物なし(グラフィック/B)72,5775290.73%¥134
人物あり(写真/A)65,6704060.62%¥154

GAで見たサイト流入と読まれ方

GA4で、広告クリックのその後(着地後の動き)も確認しました。935クリックに対し実流入は858セッション(到達率 約92%)、アクティブユーザーは808。訴求別ではノウハウが508セッション(全体の約59%)で最多となり、媒体側のクリック傾向(ノウハウが最量)とGAでも一致しました。

着地後の読まれ方(直帰率・平均滞在)は、訴求・画像で差が出ました。全体では直帰率68.0%・平均滞在0:58です。
比較的深く読まれた:ノウハウ(人物あり・なしとも滞在1分超/直帰は6割台)、成果×人物なし(平均1:21)
浅かった:無料相談、成果×人物あり、事例(直帰が高く、滞在も短い)
訴求と着地ページ(LP)の内容が噛み合うほど深く読まれる傾向で、ここに改善の余地があると考えられます。広告別の内訳は下表のとおりです。

広告(訴求・画像)セッション直帰率平均滞在時間
ノウハウ(人物あり)27465.0%1:02
ノウハウ(人物なし)23461.5%1:07
無料相談(人物なし)12579.2%0:31
成果(人物なし)11665.5%1:21
無料相談(人物あり)6275.8%0:56
成果(人物あり)3783.8%0:07
事例(人物なし)683.3%0:04
事例(人物あり)475.0%0:02
総計 / 平均85868.0%0:58

まとめ

いずれもまだ検証段階の一次データですが、ベンチマークが無い中では「自社で回して検証する」ことが最も重要です。当社では今後も配信と検証を継続し、知見を更新していきます。

  • 勝ちパターン(現時点):クリック最適化 × ノウハウ訴求 × 画像B(クリック最適化の中ではハイブリッド文脈も有効)
  • 反応の弱いリーチ最適化・「事例」訴求の比重を下げ、成果の良い構成へ予算を寄せる
  • 今後はコンバージョン最適化(oCPC)の活用を見据え、コンバージョン計測の整備と着地ページ(LP)の改善を進める

ChatGPT広告の導入を検討中の方へ

プライムナンバーズでは、ChatGPT広告の導入に向けた準備を進めています。日本国内でもセルフサーブで誰でも配信できるようになっており、ChatGPT広告の仕組み・キャンペーン構造・始め方・現状の提供状況についてくわしくご説明いたします。とりあえず話だけ聞きたい、進め方を相談したいなどお考えがある企業さまは、ぜひお気軽にお問い合わせください。まずは現状の出稿可否や進め方についてご案内します。

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日本国内へのリリースに備えて今のうちに動向を押さえておきたい方のために、概要をスライドにまとめました。社内外への情報共有にお役立てください。

Written By
N.F.

デジタル広告 コンサルタント

広告運用コンサルタントとして新卒入社後、コンテンツプランナーに変身した。運用経験を活かしたコンテンツを制作できるよう日々奮闘中。右利き。酒と食べ物に興味がないが、酒と食べ物もまた私に興味がない。