Yahoo!検索広告をキャンペーンエディターで簡単&大量一括入稿する方法
Yahoo!広告の入稿はそれほど難しいものではありません。項目が多く、難しそうに見えますが、何度か入稿作業を繰り返せばすぐに慣れることができるはずです。
今回はリスティング広告の2大媒体の1つである、Yahoo広告の設定方法と設定のミスしやすいポイントを解説します。入稿作業が初めての方、不安のある方はぜひこの記事を参考にしてください。Googleリスティング広告の入稿については以下の記事で紹介しております。こちらもあわせてご覧ください。
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目次
キャンペーンエディターでYahoo検索広告を入稿する
Yahooリスティング広告の入稿をするには、Yahoo広告の申込を行い、広告アカウントを作成する必要があります。広告アカウントの作成方法については、Yahoo広告の公式ページに手順が書いてあるので、こちらをご参考ください。
Yahooリスティング広告はYahoo広告の管理画面上から入稿を行う方法(オンライン入稿)と、「キャンペーンエディター」というYahooが提供しているツールを使いオフラインで広告の設定を行う方法があります。
それぞれ以下のようなメリットがあります。
方法 | 特徴 |
オンライン入稿 | 設定変更の反映が早い |
オフライン入稿 | 大量のデータを一括で入稿可能 操作感がExcelに近いので作業しやすい |
一度に入稿するキーワードや広告・設定変更が膨大な数になりがちなため、多くの広告運用者はキャンペーンエディターを使用しています。Yahoo広告キャンペーンエディターは以下のURLよりダウンロードできます。
キャンペーンエディター画面の見方を理解しよう
上記キャンペーンエディターをダウンロードすると、以下のような画面が表示されます。初めて起動した方は画面左上にある「データのダウンロード」を押してください。
▲キャンペーンエディタースタート画面
続いてダウンロードする広告アカウントを選択します。広告入稿を行いたいアカウントにチェックを入れて、「ダウンロード」ボタンを押してください。
▲広告アカウント選択画面
「ダウンロード」ボタンを押すと、現在オンライン上で設定されているアカウントのデータがダウンロードされます。データがダウンロードされると以下のような画面になります。まずはキャンペーンエディターの画面の見方を解説します。
Googleリスティング広告入稿の際に使用する「Google Ads Editor」とは画面の構成が異なりますので、ご注意ください。
▲メイン画面
➀階層変更ウィンドウ
広告の設定を変更したい階層を決定、変更する場所です。最初は「アカウント」の情報が表示されています。アカウント名の左にある「+」ボタンを押すと、アカウントの下の階層である「キャンペーン」の情報が表示されます。さらにキャンペーン名の左にある「+」ボタンを押すと、キャンペーンの下の階層である「広告グループ」の情報が表示されます。
②入稿項目タブ
設定の変更をしたい項目を決定する場所です。画面上のタブをクリックして設定を変更したい項目を選択してください。
③メイン画面
➀で選択した階層の、②で設定した項目の情報が表示されます。キャンペーンエディターで一番見る機会が多いメイン画面でしょう。
④入稿項目編集ウィンドウ
キャンペーン名や入札金額など、設定した情報が表示される場所です。またこの画面で数値を変更することで、設定を変更することができます。
Yahooリスティング広告の入稿➀キャンペーン編
キャンペーンの設定は、以下の手順で行います。
- 入稿項目のタブから「キャンペーン」を選択する。
- 「キャンペーン作成▼」をクリックする。
- 「標準キャンペーンを作成」をクリックする。
- キャンペーンの設定完了。
▲キャンペーン情報編集画面
上記の画面がキャンペーン情報の編集画面です。各項目の詳細を解説します。
➀キャンペーン名
キャンペーンの名前を記載してください。こちらは入稿必須の項目です。
②配信設定
広告配信のオンオフを設定します。デフォルトはオンになっておりますが、オフに設定することをオススメします。配信設定をオンで入稿すると、広告の審査が終わり次第広告が配信されます。広告配信は入稿内容にミスがあった場合、クライアントの損害になります。
責任が生じる作業になるため、ミスを防ぐために入稿内容の二次確認を行う必要があります。二次確認は入稿作業者とは別の人間に任せるのが一般的です。そのため最初は配信設定をオフに設定のうえ入稿し、二次確認ができしだい設定内容に問題がなければ配信設定をオンにすることを推奨します。
③開始日
広告配信の開始日を設定できます。デフォルトは入稿設定を行った当日が開始日になっています。広告配信日が決まっている場合は、その日付を設定してください。広告配信日が決まっていない場合は、入稿した当日を開始日にしてください。配信設定がオフになっていれば、開始日が過ぎても広告配信されることはありません。
④終了日
広告配信の終了日を設定できます。デフォルトは未設定になっていますが、そのままでも構いません。
期間限定のキャンペーンなど、広告配信期間が決まっている場合は終了日の設定をしてください。終了日の設定をしなくてもキャンペーンの配信設定をオフにすれば広告配信は停止します。
⑤キャンペーン予算
キャンペーンで使用する1日の上限予算を設定してください。後で変更することもできるので、予算が決まっていない場合はひとまず適当な数字を入れておいてもよいでしょう。
⑥入札方法
キャンペーンの入札方法を選択します。デフォルトは個別クリック単価(拡張クリック単価)が設定されています。広告運用初心者の方はデフォルトの個別クリック単価(拡張クリック単価)で設定するとよいでしょう。
拡張クリック単価とは、AIがコンバージョン確度の高いユーザーの検索と判断した場合に限り、設定した入札金額を越える入札を行う場合があるという設定です。個別クリック単価以外の入札は自動入札です。設定した目標を達成するために、AIが自動で入札金額を決める設定です。
自動入札の詳細は別の記事で解説しておりますので、設定に悩まれる方は以下を参考ください。
⑦入札価格調整率
デバイスごとの入札単価調整が行えます。「+100%」~「-100%」の設定が可能です。デバイス調整は配信結果を見ながら後で調整を加えることが多いので、最初は全て「0%」のデフォルトのままの設定でもいいでしょう。
⑧広告掲載方式の指定
「検索のみ」か「検索を含むすべての広告掲載方式」から選択します。リスティング広告では「検索のみ」を選択することが多いです。
「検索を含むすべての広告掲載方式」を選択するとリスティング広告の配信面に留まらずディスプレイ広告の配信面にも広告が配信されます。ディスプレイ広告の配信面は視覚的に目立ちやすいバナーを掲載することがほとんどなので、テキストだけの広告が表示されてもクリックされにくく、成果も期待できません。
成果の期待できない配信面に予算を多く使うことは非効率なので、ここは「検索のみ」を選択し、リスティング広告の配信面のみで広告掲載する方がよいでしょう。
⑨配信対象ユーザー
デフォルトでは「全ユーザー」になっています。ここは特に変更する必要はありませんので「全ユーザー」のままにしておきましょう。
⑩配信地域判定と除外地域判定
「a.配信(除外)設定なしまたはユーザーの所在地、検索キーワードに含まれる地域、ユーザーが関心を示している地域」「b.ユーザーの所在地」「c.検索キーワードに含まれる地域、ユーザーが関心を示している地域」の3つから選択できます。
「ターゲティング設定」では広告配信地域の設定ができますが、この項目では地域設定の範囲について設定できます。例えば「大阪府」を配信地域と設定した場合、以下のユーザーが配信対象です。
- bを選択した場合は大阪府に現在いる人に限定して配信
- cを選択した場合は大阪府にいなくても、検索語句に大阪が入っているか、よく大阪のことを調べている人に配信
- aを選択した場合はb.c両方を対象に配信
細かい設定なので、基本的にはaを選択すると良いでしょう。
⑪トラッキングURL /カスタムパラメータ
こちらの設定は無記入で問題ありません。
これらはGoogleアナリティクスなどの計測用ツールで、流入元を計測する際に必要になるものです。リンク先URLの後に「パラメータ」と呼ばれる文字列を付けることで、ユーザーがどの広告を経由してLPに流入したかを計測できます。
しかしこのパラメータは広告のURLを記入する箇所に直接入力すればよいため、トラッキングURL及びカスタムパラメータで設定する必要はありません。上記項目の入力ができたら、画面下の「作成」ボタンを押しましょう。「作成」を押すと、キャンペーンエディターのメイン画面に先ほど設定したキャンペーンの欄が作成されます。
以上でキャンペーンの設定は終了です。
Yahooリスティング広告の入稿②広告グループ編
続いて広告グループの設定です。広告グループはキャンペーンの下層に作成しますので、広告グループ作成をする際はまずキャンペーンを選択します。
画面左の階層を選択する場所から広告グループを作成したいキャンペーンを指定してください。その後画面上部「広告グループ」のタブをクリックし、「広告グループ作成」を押してください。
すると以下の画面が表示されます。
▲広告グループ作成画面
まずはキャンペーン選択で広告グループを作成するキャンペーンを選択できているか確認してください。選択できていなければチェックをつけましょう。
以下の設定を行い、最後に「作成」ボタンを押してください。するとメイン画面に先ほど設定した広告グループが作成されます。それを確認したら、広告グループの設定は完了です。
➀広告グループ名
広告グループの名前を記入してください。後から変更できるため、決まっていなければ判別しやすい名前を記入しておくだけでも構いません。
②配信設定
デフォルトでは「オン」になっております。
キャンペーンの設定では、配信設定を「オフ」にすることを推奨しました。配信設定はより上の階層の設定が優先されるため、広告グループは配信設定が「オン」になっていても問題ありません。
③入札価格
入札金額(上限のクリック単価)を設定します。最適な入札金額は、広告運用の結果を見ながら微調整していくものなので、最初から最適な金額を設定することは困難です。入稿経験のない方は、ひとまず適切だと思われる金額を入力しておいて問題はありません。
④入札価格調整率
キャンペーン同様、広告グループ単位でもデバイスごとの入札調整の設定ができます。必要があれば「+100%」~「-100%」の設定をしてください。
⑤配信対象ユーザー
こちらも広告グループ単位で設定できます。広告グループでも「全ユーザー」に設定しておいて問題ありません。
⑥広告表示の最適化
「最適化して配信」は広告グループ内に広告を複数登録した際に、自動的に効果の高い広告を高頻度で表示される機能です。「最適化しない」は広告グループ内に広告を複数登録した際に、それぞれの広告を同程度の頻度で表示するようにする機能です。
高い広告効果を出す設定にする方が望ましいため、「最適化して配信」を選択するとよいでしょう。
Yahooリスティング広告の入稿③広告編
「広告」は、以下の手順で作成します。
- 広告グループを選択。
- 画面左の階層変更ウィンドウから、広告を作成したい広告グループを指定。
- 画面上部「広告」のタブをクリックし、「広告作成▼」を押す。
- 4つの選択肢から作成したいものを選ぶ。
ここでは「レスポンシブ検索広告を作成」をクリックしてください。「レスポンシブ検索広告」は、現在リスティング広告で一般的に利用されている広告です。
レスポンシブ検索広告の特徴を詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
レスポンシブ検索広告の入稿内容は既に完成しているものとして、入稿方法について解説いたします。
▲レスポンシブ検索広告入稿画面
まずは広告グループを設定してください。画面左の階層の中から広告入稿したい広告グループに「✓」を入れてください。表示された各項目に必要事項を入力していきます。上記の設定が終わったら、最後に「作成」ボタンを押してください。メイン画面に先ほど設定した広告の欄が作成されていれば入稿は完了です。
各項目の詳細を説明します。
➀広告名
広告の名前を記入してください。広告名は広告のレポートを取る際に、集計しやすくするために設定する目印のようなものです。他の広告と区別をつけやすいような名前を設定してください。
②配信設定
デフォルトは「オン」になっています。配信設定を「オン」に設定していれば、広告の審査が終わり次第、広告が配信されます。審査が終わっても自動で配信をスタートしたくない場合は「オフ」に設定します。
ただし上の階層の配信設定が優先されるので、キャンペーンの配信設定が「オフ」になっていれば、広告の配信設定は「オン」でも構いません。
③タイトル1~15
タイトルは最大で15個設定できますが、全て設定する必要はなく、最小で3個から設定できます。あらかじめ決めておいたタイトルを設定してください。「タイトルの表示位置」の設定もできます。
レスポンシブ検索広告は、複数タイトルを設定しておけば、ユーザーに合わせて最もクリックされそうな組み合わせを、AIが自動的に判断して広告を表示する仕組みです。そのためタイトルはどの順番で表示されるかはわかりません。
しかし「タイトルの表示位置」で順番を指定すると、「そのタイトルが表示される際は必ず〇番目に表示する」という条件をつけることができます。「社名の入ったタイトルは必ず1番目に表示したい」などの場合は、設定をするようにしましょう。
④説明文1~4
説明文は最小で2個、最大で4個設定できます。あらかじめ決定した説明文を設定してください。説明文もタイトルと同様、表示位置の指定ができます。必要があれば表示位置も指定してください。
⑤最終リンク先URL
広告をクリックした後に、リンクされるページのURLを入力してください。URLの後に計測用ツールのパラメータを設定しても構いません。
⑥ディレクトリ1~2
ディレクトリは広告テキストの下に表示されるURLの後に付与することができる文章で、リンク先の情報などを説明する役割があります(下図参照)。設定は任意です。
▲ディレクトリの例
⑦スマートフォン向けURL
「最終リンク先URL」で指定したURLとは別に、スマートフォンで検索したユーザーには別のURLにリンクさせたいという場合は、こちらにURLを指定してください。近年はSEO対策などの観点から、多くのサイトはスマホ対応されているので、あまりこちらの項目を設定する機会はないと思います。
Yahooリスティング広告の入稿④キーワード編
キーワードは1~2つだけ入稿するという機会は少なく、数百~数千個をまとめて入稿することがほとんどです。この数を1個ずつ入稿していては、莫大な時間を使ってしまい効率的ではありません。さらに作業量が多くなるとミスも起きやすくなります。Yahoo!広告には大量のデータを一括入稿できるシステムがあるので、こちらを活用することを推奨します。
まずは一括入稿に使うCSVファイルをダウンロードしましょう。CSVファイルはキャンペーンエディターの画面からダウンロードできます。CSVファイルをダウンロードする手順は以下のとおりです。
- 画面上部「エクスポート」をクリックする。
- 画面中央にアカウントとキャンペーンの一覧が表示されるので、どれかにチェックを付ける(どれを選んでも生成されるCSVファイルの内容は同じです)。
- 画面下の「データのエクスポート」をクリックする。
- ダウンロードされたCSVファイルを開く。
▲一括入稿用CSV
ファイルの1行目に設定項目が表示されます。2行目から設定したい値を入力してください。
初めてファイルをダウンロードした際には、1行目に大量の項目が入力されています。キーワード入稿に必要な項目は限られているので、不要な列は削除しましょう……といっても不慣れな方には、必要な項目を選ぶのは簡単ではありません。
あらかじめ不要な情報を削除し、キーワード入稿に必要な情報だけを残したCSVファイルを用意しました。CSVファイルの見方が分からない、自分で編集できる自信がないという方は以下をダウンロードしてください。
Download
CSVファイルの入稿に必要な情報を、以下に解説します。
➀キャンペーン名
キーワードを入稿したいキャンペーン名を記入してください。既に入稿したキャンペーン名を入れてください。
②広告グループ名
キーワードを入稿したい広告グループ名を記入してください。既に入稿した広告グループ名を入れてください。
③コンポーネントの種類
この列の値は固定で「キーワード」と入稿してください。
④マッチタイプ
キーワードのマッチタイプを記入してください。「完全一致」「フレーズ一致」「部分一致」のどれかを記入してください。
⑤キーワード
入稿したいキーワードを記入してください。複数キーワードを入稿する場合は、縦にどんどん記入してください。その際、A~D列を空欄にせず、必ず値を入れるようにしてください。
CSVファイルをインポートする
上記内容を記入すれば、CSVファイルの設定は終了です。ファイルの記述が終わったら、今度は作成したデータをキャンペーンエディターに取り込む作業を行います。まずキャンペーンエディターの画面上部「インポート」をクリックしてください。
以下の画面が表示されます。
▲CSVインポート画面
次に、「ファイルを選択」ボタンをクリックして、先ほど作成したCSVファイルを選択してください。
そしてアカウント選択で入稿したいアカウントを選択してください。
最後に画面左下の「プレビュー」ボタンを押してください。
設定した内容の確認画面が表示されます。
▲確認画面でCSVの内容を確認可能
内容に誤りがないか確認のうえ、問題がなければ「データのインポート」ボタンを押してください。
▲処理データ件数確認画面
今回処理したデータ件数が表示されます。キーワードの欄に設定した個数が表示されているか確認してください。もし入稿した個数よりも少ない数が表示されている場合は、エラーで入稿できなかったキーワードがあるという状態です。
エラーの多くは以下のどちらかに当てはまります。改めて設定内容を確認してください。
- キーワードで設定できない記号を使っている
- 重複して設定したキーワードがある
設定内容に問題がなければ、「実行」ボタンを押してください。キーワードのタブに、設定したキーワードが表示されていれば設定は完了です。画面右中央に入稿したキーワードの個数が表示されるので、念のため数値が合っているか確認してください。
Yahooリスティング広告の入稿⑤広告表示オプション編
広告表示オプションは広告文の後に、様々な情報を補足・追加することができる機能です。設定は任意ですが、設定することによるデメリットはないため、特別な理由がない限り設定してください。
広告表示オプションについて詳しく知りたいかたは、以下の記事をご覧ください。
広告表示オプションはキャンペーン単位、広告グループ単位のどちらかで設定できます。
- 設定したいキャンペーンまたは広告グループを画面左から選択する。
- 画面上部の広告表示オプションタブをクリックする。
- 入稿したい広告表示オプションのタブをクリックする。
各広告表示オプションの入稿方法を解説します。
➀クイックリンク
クイックリンクは以下の手順で設定します。
- 「複数のクイックリンク作成・編集▼」をクリック。
- 「キャンペーンに複数のクイックリンク作成・編集▼」「広告グループ複数のクイックリンク作成・編集▼」のどちらかをクリックすると、次の画面が表示される。
- 「項目名を追加」をクリックすると、1行目に見出しの項目名が表示される。
- この項目に合う内容を下の行に記入していけばOK。
▲クイックリンク設定画面
項目の区切りについては、キーボードのスペースキーで区切るのではなく、必ずキーボードのTABキーで区切ってください。TABキーを使わないと、文字と文字の区切りが正しく認識されません。
なお1行目に複数の項目が表示されますが、これらを全て設定する必要はありません。クイックリンクの入稿に最低限必要な項目は「クイックリンクテキスト」「クイックリンク説明文1・2」「最終リンクURL」の4つなので、それ以外の見出しは削除してください。
必要項目を設定後「プレビュー」を押してください。入力内容が表示されていればOK。最後に「取り込む」ボタンを押せば入稿完了です。
クイックリンクテキスト
リンク先のページなどを説明するテキストです。
クイックリンク説明文1、2
上記クイックリンクテキストの下部に表示されるテキストで、リンク先ページの説明などを記入します。必ず説明文1・2両方とも文章を記入してください。
最終リンク先URL
リンクテキストをクリックした後、誘導したいページのURLを記入してください。広告文で設定したURLと同一のドメインで、異なるページのURLを指定してください。
②電話番号
電話番号表示オプションは以下の手順で入稿します。
- 「電話番号」のタブをクリック
- 「複数の電話番号作成・編集▼」をクリック
- 「キャンペーンまたは広告グループに複数の複数の電話番号作成・編集▼」をクリック
- 「項目名を追加」をクリック
▲電話番号設定画面
1行目の項目は「電話番号」だけを残して、後は削除して構いません。「電話番号」の下に番号をハイフン付きで記入してください。最後に「プレビュー」ボタンをクリックし、内容を確認して「取り込み」ボタンをクリックすれば入力は終了です。
③テキスト補足
テキスト補足表示オプションは以下の手順で入稿します。
- 「テキスト補足」のタブをクリック
- 「複数のテキスト補足作成・編集▼」をクリック
- 「キャンペーンまたは広告グループに複数の複数のテキスト補足作成・編集▼」をクリック
- 「項目名を追加」をクリック
▲テキスト補足設定画面
1行目の項目は「補足用テキスト」だけを残して後は削除してOKです。補足用テキストの下にテキストを貼付けてください。最後に「プレビュー」ボタンをクリックし、内容を確認して「取り込み」ボタンをクリックで入力は終了です。
④カテゴリ補足
カテゴリ補足表示オプションは以下の手順で入稿します。
- 「カテゴリ補足」のタブをクリック
- 「複数のカテゴリ補足作成・編集▼」をクリック
- 「キャンペーンまたは広告グループに複数の複数のカテゴリ補足作成・編集▼」をクリック
- 「項目名を追加」をクリック
1行目の項目は「補足カテゴリー」「補足内容」だけを残して後は削除してOKです。
補足カテゴリー
媒体が用意している12種類のヘッダーの中から入稿したいものを選んで記入してください。必ず表記を統一しないといけませんのでご注意ください。ヘッダーの候補については、前述した広告表示オプションの記事をご確認ください。
補足内容
上記で設定したヘッダーに応じた内容を記入してください。補足内容は必ず3個以上入力する必要があります。
- 上記画像のように2行目に補足内容1を記述
- 改行した後、キーボートのTabキーを押して、補足内容2を記述
- 以降上記手順を繰り返してください。
最後に「プレビュー」ボタンをクリックし、内容を確認して「取り込み」ボタンをクリックで入力は終了です。広告表示オプションの入稿はこれにて完了です。
Yahooリスティング広告の入稿⑥ターゲティング設定編
ターゲティング設定の設定は必須ではありません。広告の配信対象を絞りたい場合に設定してください。Yahooエディターで設定できるターゲティング項目は以下です。
- 地域
- 曜日/時間帯
➀地域
- ターゲティング設定をしたいキャンペーンを画面左より選択
- 画面中央「ターゲティング設定」⇒「地域」を選択
- 「ターゲティング情報の関連付け」をクリック
画面下の「設定対象キャンペーン」より、正しいキャンペーンが選択されているか確認してください。
次に、配信地域もしくは除外地域の設定をします。ターゲティング設定には47都道府県の名前が記入されています。設定したい都道府県を選択した後、「配信」または「除外」のボタンを押してください。
都道府県の左には「+」ボタンがあります。これを押すと市区町村の一覧が出てきます。市区町村単位で配信設定を行いたい場合は、こちらから設定してください。上図では、東京都・神奈川県川崎市・横浜市を配信対象に設定しています。
最後に画面右下「設定」ボタンを押せば完了です。
②曜日・時間帯
- ターゲティング設定をしたいキャンペーンを画面左より選択
- 画面中央「ターゲティング設定」⇒「曜日・時間帯」を選択
- 「ターゲティング情報の関連付け」をクリック
画面上部で入力した曜日・時間帯にだけ広告が配信されます。配信したくない曜日・時間帯は、設定しないでください。
画面上部で入力した曜日・時間帯にだけ広告が配信されます。配信したくない曜日・時間帯は、設定しないでください。
上図は「月~金曜日は通常配信。土、日は平日より50%入札を弱めて配信する」という設定です。最後に「設定」ボタンを押すと完了です。
Yahooリスティング広告の入稿⑦最後にアップロード
全ての設定が終わったら必ず入稿内容が間違っていないか、メイン画面でもう一度目視で確認しましょう。確認が終わったら入稿したデータをオンライン上にアップロードします。
この作業を行わないと、管理画面上に更新したデータが反映されません。データのアップロードが終わったら、入稿の全工程が終了です。
お疲れ様でした。
Yahoo広告入稿完了後の二次チェックをお忘れなく
Yahoo!広告の入稿について、最初は覚えないといけないことがたくさんあります。広告の入稿に時間がかかるという方は、何回か入稿の練習をして入稿作業に慣れましょう。慣れると数十分で全ての入稿を完了できるようになります。
スピーディに入稿することも大事ですが、それ以上に大事なことは設定のミスをしないことです。入稿した後に必ず自分で確認、さらに他の人にも確認してもらってから広告配信してください。