X(Twitter)広告の配信は認証バッジが必要!種類別に解説
Xにおける「認証バッジ」とは、下記のようなプロフィール欄の名前の横についているチェックマークのことを指します。
X広告の掲載には認証バッジが必要であるため、広告出稿を検討中の広告主様は、アカウントの開設とともに認証バッジの取得を行いましょう。
本記事では、認証バッジの種類や獲得条件、剥奪される場合について解説します。
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※本記事は2026年7月時点のX公式ヘルプの情報をもとにしています。バッジの名称・条件・料金などは変更される場合があるため、最新情報は必ずX公式ヘルプをご確認ください。
目次
認証バッジの種類
現在、認証バッジの種類は個人向けのブルーと法人向けのゴールド、政府機関または多国間機関向けのグレーの3タイプがあります。
ブルーバッジ「X Premium」
個人・法人を問わず誰でも申し込みが可能です。
かつての旧TwitterではTwitter社が認めた著名人や公式企業アカウントに対し、無償でバッジを付与していました。そのため、バッジの付いたアカウントは著名人や企業の公式であり信頼できる、というポジティブなイメージが強くありました。
しかし2023年4月以降にバッジ認証のルールが変更され、従来の無償版バッジは廃止されました。現在はサブスクリプション「X Premium」(PremiumまたはPremium+)への加入がバッジ取得の必須条件となっています。
ゴールドバッジ「X Premium Business」
企業の公式アカウントや非営利団体が対象です。
個人アカウントでは申請できません。
グレーバッジ(政府機関・多国間機関向け)
政府機関・多国間機関、およびそれらを代表する個人(政府関係者)が対象です。
一般の企業アカウントや個人アカウントは対象外です。グレーバッジの基準を満たさない政府系アカウントは、政府向けパッケージ「Premium Organizations」の対象となる場合があります。
バッジの獲得条件
獲得したいバッジの色によって条件が異なります。
ブルーバッジとゴールドバッジの取得には、Xの有料サブスクリプションプランへの加入が必要です。
サブスクリプションプランは、個人向けの「X Premium」と法人・組織向けの「X Premium Business」(旧「Verified Organizations(認証済み組織)」)があります。なお、グレーバッジは政府機関・多国間機関向けのもので、サブスクリプションへの加入ではなく申請・審査によって付与されます。
ブルーバッジ
▽獲得条件(有償)
・Xのサブスクリプション「X Premium」(Basicを除く、PremiumまたはPremium+)に加入していること
・所定の資格基準を満たしていること
▽X Premium プランごとの詳細
| 機能/料金 | ベーシック | プレミアム | プレミアムプラス |
| 月額料金(ウェブ版) | 368円 | 980円 | 6,080円 |
| 年額料金(ウェブ版) | 3,916円 | 10,280円 | 60,040円 |
| 青いチェックマーク | × | ◯ | ◯ |
| 広告数の削減 | × | 約50%削減 | ほぼ非表示 |
| 返信の優先表示 | 最小 | 大 | 最大 |
| ポストの編集・長いポスト・長い動画 | ◯ | ◯ | ◯ |
| ブックマークフォルダ/アプリアイコン | ◯ | ◯ | ◯ |
| 身分証明書によるID認証 | × | ◯ | ◯ |
| Media Studio | × | ◯ | ◯ |
| X Pro | × | ◯ | ◯ |
| クリエイター収益分配・サブスクリプション | × | ◯ | ◯ |
| Grokの利用上限 | 標準 | 引き上げ | さらに引き上げ |
| Radarサーチ・「記事」機能 | × | × | ◯ |
▽所定の資格基準
・表示名とプロフィール画像が設定されており情報に不備がない
・過去30日間にわたってアクティブである
・確認済みの電話番号が登録されている
・欺まん的行為に加担していない
→プロフィール画像、表示名、ユーザー名(@で始まる名前)を最近変更していない
→誤解を招く情報や虚偽情報の流布を行っている兆候が認められない
→プラットフォーム操作やスパム行為に加担している兆候が認められない
参考ページ:X公式ヘルプ:Xプレミアムについて
ゴールドバッジ
▽獲得条件(有償)
法人・組織向けサブスクリプションプラン「X Premium Business」(Basicまたはフルアクセス/Full Access)に加入していること、参加資格を満たしていること、アカウント審査で承認されていることが条件です。承認されると、ゴールドバッジと四角いプロフィールアイコンが付与されます。
▽参加資格
・認証したいアクティブなXアカウントを保有し、管理できること(個人アカウントは不可)
・組織の現在のメールアドレスとウェブサイトのドメインを保有していること
・プロフィール画像、自己紹介、表示名など組織の情報が正しく設定されていること
・法人・非営利団体・政党などの組織アカウントであること(原則として個人・個人事業主のアカウントは対象外。ただしパーソナルブランドを軸とする一部の事業者は個別審査で例外が認められる場合があります)
・支払いはクレジットカードのみ対応
▽料金(日本)
X Premium Businessには「フルアクセス(Full Access)」と「ベーシック(Basic)」の2つのプランがあり、Basicは機能が一部制限されます。料金は地域によって異なり、日本のフルアクセスは月額135,000円(別途アフィリエイト1件あたり月額8,000円。いずれも税・手数料別)、Basicは月額200米ドル/年額2,000米ドル(税・手数料別、地域により変動)です。料金は変更される場合があるため、最新の価格は公式ヘルプでご確認ください。
アフィリエイト機能(関連アカウントの認証)はフルアクセスプランのみで利用できます。
参考ページ:X公式ヘルプ:X Premium Businessについて
グレーバッジ
▽獲得条件
以下を満たしていれば、グレーバッジが付与される可能性があります。
・国政レベル
行政府の代表アカウント
特定分野の政策を統括する行政機関のアカウント
大使館および領事館の代表アカウント
国会またはそれに相当する組織および委員会のアカウントなど
・地方自治体
緊急時対応、公共の安全、法執行、規制問題を統括する行政府や行政機関の代表アカウントなど
・政府機関関係者
国家元首(大統領、君主、首相)、副元首(副大統領、副首相) 、閣僚またはそれらに相当する人物のアカウント
行政機関またはそれに相当する機関の首席報道官のアカウント
国際会議もしくは国内会議、議会またはそれらに相当する機関の構成員のアカウントなど
・多国間機関
その機関の本部レベル、地域レベル、国レベルの代表アカウントなど
▽参加資格
下記の手順で申請します。
①表示名、プロフィール写真、自己紹介、ウェブサイトに、ご自身または所属組織の身元情報が正確に反映されていることを確認する
②専用フォームに身分証明書をアップロードするか、所属先の政府機関のメールアドレスを登録して、本人確認を行う。
③審査後、承認され次第バッジ獲得
▽X Premium Business プランごとの詳細
| 月額料金 | 200米ドル(年額2,000米ドル)※地域により変動 | 135,000円(+アフィリエイト1件あたり月額8,000円) |
| 金色(ゴールド)のチェックマーク | ◯ | ◯ |
| 四角いプロフィールアイコン | ◯ | ◯ |
| X Premium+ の全機能 | ◯ | ◯ |
| VIP/優先サポート | 優先サポート | VIPサポート |
| なりすまし防御 | ◯ | ◯ |
| 求人(Hiring)機能 | ◯ | ◯ |
| Radar | Radar Basic | Radar Pro |
| 関連アカウントの紐づけ(アフィリエイト) | × | ◯ |
バッジの剥奪条件
バッジは一度取得できても、サブスクリプションをやめたりアカウントがバッジ付与の条件を満たさなくなったりした場合に失効します。それ以外にも、Xの定める規約に違反したと判断された場合、予告なく剥奪される可能性があります。スパム行為やヘイトスピーチ、差別的な内容を含むポスト、上限数を超えるメッセージの送付、偽情報の拡散などがこれに該当します。
他にもプロフィール画像、表示名、またはユーザー名(@から始まる名前)の変更をすると、対象のアカウントが引き続きXの要件を満たしていることが確認されるまで、一時的に表示されなくなりますので注意が必要です。またこの審査期間中にプロフィール画像、表示名、またはユーザー名をさらに変更することは禁じられています。
バッジの剥奪による広告配信への影響
バッジを剥奪された場合、X広告の配信は停止されます。X広告の出稿資格には「アカウントが認証済みであること」が含まれており、個人はX Premium、法人・組織はX Premium Business(広告ヘルプ上の表記は「Verified Organizations」)による認証が必要とされています。
プロフィール画像、表示名、またはユーザー名(@から始まる名前)の変更による一時的な審査中の場合であっても、審査が完了するまでは広告の配信はできません。
まとめ
Xでは2022年以降さまざまな改定が行われ、バッジの取得条件が有償化されたことで「公式である」という印象は以前よりも抱かれにくくなっています。
収益化を狙った多数のアカウントがバッジを取得し、収益を目的として表示を稼ぐだけの「インプゾンビ」なるアカウントの存在が、ユーザーに不信感を抱かせる要因となっているのも事実でしょう。
一方で、認証バッジの取得により使用可能な機能が充実したり、広告が出稿できるようになる、投稿が優先的に表示されるようになるなどのメリットも大きく、広告配信をする上で欠かせません。
既に企業アカウントをお持ちの方は、自身のアカウント目的に合わせてバッジの取得をご検討ください。
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