【24年4月更新】Web広告5媒体最新アップデートまとめ
3月中に更新されたWeb広告媒体のアップデート情報をお知らせします。
今回ご紹介する媒体は次の2つです。
- Yahoo!広告
- LINE広告
本記事の内容をまとめたPDF資料も、以下のページからダウンロード可能です。あわせてご活用ください。
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目次
【Yahoo!検索広告】広告文を生成AIが提案する機能の提供開始
広告管理ツールにおいて、レスポンシブ検索広告のタイトル・説明文を生成AIが提案する機能が提供されました。この機能はレスポンシブ検索広告でのみ利用可能で、その他の広告タイプでは利用できません。
広告に設定する最終リンク先URLを入力すると、
入力したウェブサイトの情報をもとにタイトル・説明文が生成AIによって提案されます。
提案されたタイトル・説明文の確認と調整のみで簡単に広告が作成できるため、
広告作成の手間や時間が削減できます。
ただし生成AIによるタイトル・説明文の生成は1アカウントにつき1カ月最大30回までで、30回利用すると翌月まで利用できなくなります。
また生成AIによって提案されたタイトル・説明文は広告審査の承認を保証するものではないため、広告掲載基準に準拠していない場合や問題のある文言は必ず確認・修正する必要があります。
参考ページ：【検索広告】広告文を生成AIが提案する機能の提供開始について
【LINE広告】プレースメント機能の追加
従来は広告の配信面は自動で設定されていましたが、広告グループごとに配信面を設定して配信できるようになりました。
また、配信面別の成果をパフォーマンスレポートで確認できるようになりました。
意図したプレースメントに配信できるため、配信のコントロールがしやすくなります。
プレースメントに合わせたサイズ・デザインのクリエイティブを用意するのも効果的です。
プレースメントは、広告入稿時に広告グループ階層で選択することができます。
プレースメント別レポートは、パフォーマンスレポートの出力画面から集計対象を「配信先別（詳細）」にすると確認可能です。
参考ページ：プレースメント機能の追加
【LINE広告】キャンペーン目的「友だち追加」で自動ターゲティングが設定可能に
キャンペーン目的「友だち追加」の自動入札において、自動ターゲティングが設定できるようになりました。自動ターゲティングとは、ターゲットの「地域」「性別」「年齢」「OS（iOS、Android）」をそれぞれ任意で設定するとアクションが見込めそうなユーザーに自動的にターゲティングできる機能です。
アップデート前後の比較は下記のとおりです。
参考ページ：キャンペーン目的「友だち追加」で自動ターゲティングが設定可能に(β)
【LINE広告】A/Bテスト機能の追加
広告の配信対象者を分割しパフォーマンスを均等に比較できるA/Bテスト機能(β版)が追加されました。
通常の配信で広告グループを比較するテストを行いたい場合、配信対象者の重複が考慮されないため正確な検証をすることが難しい状態でした。
アップデート後は配信対象者を均一に分割することで各広告グループ単位で配信機会が平等となり、正確なテストが可能になった。
ABテストが可能な項目は下記のとおりです。
・クリエイティブ
・ターゲティング
・最適化と入札
下記の条件を満たす場合に利用できます。
・テスト実施時に新規作成されたキャンペーンであること
（既存キャンペーンは不可）
・キャンペーン作成時に以下いずれかの目的を選択していること
→ウェブサイトへのアクセス
ウェブサイトコンバージョン
アプリのインストール
アプリのエンゲージメント
・キャンペーン上限予算の設定が必須ではないこと（ABテストでは設定不可）
ABテストの仕組みや具体的な利用方法は下記をご参照ください。
A/Bテスト機能（β）を利用する
参考ページ：A/Bテスト機能の追加(β)
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