
【25年2月更新】Web広告5媒体最新アップデートまとめ
1月中におこなわれたWeb広告媒体のアップデート情報をお知らせします。
今回ご紹介する媒体は次のとおりです。
- Yahoo!広告
- LINE広告
- X広告
本記事の内容をまとめたPDF資料も、以下のページからダウンロードいただけます。あわせてご活用ください。
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目次
- 【Yahoo!ディスプレイ広告】絵文字の入稿に対応・利用可能な記号が追加
- 【Yahoo!ディスプレイ広告】画像生成AI機能(AI拡張)の提供
- 【Yahoo!ディスプレイ広告】サイトカテゴリーターゲティングの提供終了日決定
- 【Yahoo!ディスプレイ広告】プレイスメントターゲティングの設定機能改善
- 【Yahoo!ディスプレイ広告】LINE公式アカウント・LINE広告からのオーディエンスデータ連携
- 【Yahoo!ディスプレイ広告】動的ディスプレイ広告 全アカウント提供開始
- 【Yahoo!検索広告(ショッピング)】アルコール飲料の販売制限解除
- 【LINE】【Yahoo!ディスプレイ広告(運用型)】LINEスタンプショップへの広告配信開始
- 【X】【トレンドテイクオーバープラス】スポットライトの遷移先を選択可能に
- 最新情報を活かしたWeb広告運用ならプライムナンバーズへ
【Yahoo!ディスプレイ広告】絵文字の入稿に対応・利用可能な記号が追加
広告のタイトルに絵文字が使えるようになります。
また広告で利用できる記号・文字コード(エディターのエクスポート・インポート時に使用)が追加され、記号の利用ルールも緩和されます(下の表参照)。

注意事項
ディスプレイ広告(予約型)にて提供している「トピックスPR」の商品では絵文字を利用できません。
対象の絵文字・記号を含む広告は、掲載面の環境によっては正しく表示されない場合があります。
適用日
2025年1月28日
参考ページ:【ディスプレイ広告】絵文字の入稿対応と利用可能な記号の追加等について
【Yahoo!ディスプレイ広告】画像生成AI機能(AI拡張)の提供
広告クリエイティブ制作の効率化を図る目的で、入稿された画像をもとに異なるサイズの画像を自動で生成する機能を利用できるようになりました。
利用可能な広告は下記のとおりです。
・バナー広告(1:1、6:5、16:9、1:2)
・レスポンシブ広告(1:1、1.91:1)
メリット
画像の背景などを自然に補完しつつ異なるサイズの画像が生成されるため、複数サイズの画像を用意する必要がなくなります。
注意点
画像生成AI機能の利用は1アカウントにつき1カ月最大30回までです。30回利用すると翌月まで利用できません。
また生成AIによって作成された画像は、広告審査の承認を保証するものではありません。審査基準に準拠しておらず落ちてしまった場合は手動で修正が必要です。
適用日
2025年1月21日
参考ページ:【ディスプレイ広告(運用型)】画像生成AI 機能の提供について
【Yahoo!ディスプレイ広告】サイトカテゴリーターゲティングの提供終了日決定
2024年10月3日に新規設定・既存設定の編集・インポートが終了していたサイトカテゴリーターゲティングについて、2025年4月9日に機能がすべて終了することが決定しました。
終了後の変化
提供終了に伴い下記のとおり仕様が変更されます。
・サイトカテゴリーターゲティング一覧画面が非表示になる
・プレイスメントターゲティングのプレイスメントリストの作成・編集画面において、
サイトカテゴリーの絞り込み機能が利用できなくなる
・パフォーマンスレポートの項目「サイトカテゴリー名」も削除される
必要な対応
サイトカテゴリーターゲティングが設定されている広告グループは、サイトカテゴリーターゲティングの設定を削除し、配信設定をオフに変更しておきましょう。
代替ターゲティング
以下のターゲティングが代わりに利用できます。
・プレイスメントターゲティング
・コンテンツキーワードターゲティング
適用日
2025年4月9日
参考ページ:【ディスプレイ広告(運用型)】サイトカテゴリーターゲティングの提供終了について
【Yahoo!ディスプレイ広告】プレイスメントターゲティングの設定機能改善
プレイスメントターゲティングにおいて、下記5点の変更が行われました。
①LINEアプリのプレイスメントURL変更
OSによって異なっていたURLが”ad.line.me”に統合されました。
②LINEアプリ内の配信面単位で指定可能に
これまではLINEアプリ全体の指定のみ可能だったが、トークリスト・LINE NEWSなどの配信面単位で指定できるようになりました。
③LINEヤフーのサービス全体を指定可能なプレイスメントURLを新設
Yahoo! JAPAN、LINEアプリ、LINEファミリーアプリそれぞれ全体を指定するプレイスメントURLが下記のとおり提供されました。
・Yahoo! JAPAN – 全ページ:yahoo.co.jp
・LINEアプリ – 全体:ad.line.me
・LINEファミリーアプリ – 全てのアプリ:familyapp.line.me
④プレイスメントURLの検索改善
プレイスメントリスト作成時に、LINEヤフーが提供している主要なサービスはURLでの検索に加えて「配信先名」でも検索できるようになりました。
対象ツール:広告管理ツール、キャンペーンエディター
⑤レポート項目の追加
レポート項目に新たに「配信先名」が追加されました。「配信先名」には、LINEヤフーが提供している主要なサービス名が表示されます。
適用日
2025年1月15日
参考ページ:【ディスプレイ広告(運用型)】プレイスメントターゲティングの設定機能改善について
【Yahoo!ディスプレイ広告】LINE公式アカウント・LINE広告からのオーディエンスデータ連携
LINEのオーディエンスが、オーディエンスリスト「ビジネスマネージャー」としてYahoo!ディスプレイ広告に提供されます。
メリット
Yahoo!ディスプレイ広告が配信できるオーディエンスの幅が広がり、いままでリーチできていなかった層にもディスプレイ広告が届くようになります。
また、LINE公式アカウントを使ったマーケティングとYahoo!ディスプレイ広告を融合したアプローチが容易になります。
連携できるオーディエンスタイプ
LINE公式アカウント・LINE広告それぞれ下記のオーディエンスタイプと連携できます。

適用日
2025年1月22日
参考ページ:【ディスプレイ広告(運用型)】LINE公式アカウント・LINE広告からのオーディエンスデータ連携について
【Yahoo!ディスプレイ広告】動的ディスプレイ広告 全アカウント提供開始
これまで一部アカウントにのみ提供されていた動的ディスプレイ広告を全アカウントが利用できるようになります。
変更点
ディスプレイ広告の全てのアカウントのキャンペーン作成時に「商品リスト訴求」目的が表示されるようになります。これを選ぶと動的ディスプレイ広告が作成できます。
※これまでも「商品リスト訴求」が表示されていたアカウントは適用済みのため変更ありません。
注意点
動的ディスプレイ広告を利用するには商品リストファイルの作成が必要です。
一部の業種やカテゴリーは、動的ディスプレイ広告で広告を配信できません。
配信イメージ

適用日
2025年2月3日
参考ページ:【ディスプレイ広告(運用型)】動的ディスプレイ広告 全アカウント提供開始のお知らせ
【Yahoo!検索広告(ショッピング)】アルコール飲料の販売制限解除
検索連動型ショッピング広告(以下SSA)のアルコール飲料の販売制限が解除されました。商品情報掲載だけでなくSSAにおいても、アルコール飲料広告の掲載ができるようになりました。
必要な対応
これまで商品情報掲載でアルコール飲料を掲載していたショップは、特に手続きなくSSAでもアルコール飲料の広告掲載を開始できます。
今後新たにアルコール飲料を取り扱うショップに関しては、LINEヤフー株式会社の担当営業にお問い合わせください。
注意点
アルコール以外の掲載規制品(中古商品、CD、自動車など)は引き続き掲載できません。
適用日
2025年1月8日
参考ページ:【検索広告(ショッピング)】検索連動型ショッピング広告におけるアルコール飲料の販売制限解除について
【LINE】【Yahoo!ディスプレイ広告(運用型)】LINEスタンプショップへの広告配信開始
LINE広告の掲載枠に「LINEスタンプショップ」が追加されました。LINE広告だけでなくYahoo!ディスプレイ広告も配信できます。
配信対応フォーマット
下記のフォーマットの広告が配信できます。
・レスポンシブ(画像):アスペクト比 1:1/1.91:1
・レスポンシブ(動画):アスペクト比 1:1/16:9
※当該広告枠における広告掲載の有無や、掲載位置は変動する場合がある。
掲載イメージ

適用日
2025年1月20日
参考ページ:
【ディスプレイ広告(運用型)】LINEスタンプショップへの広告配信開始について
【LINE広告】1/20~ 新規配信面「LINEスタンプショップ」追加のご案内
【X】【トレンドテイクオーバープラス】スポットライトの遷移先を選択可能に
おすすめタブに表示されるスポットライト枠をクリックした際に「トレンドハッシュタグの検索結果」のみに遷移していましたが、遷移先を下記より選べるようになりました。
設定可能なURL (Xプラットフォーム内)
・ポスト
・プロフィールページ
・イベントページ
・X内の特定のページ (検索結果など)
設定可能なURL (外部リンク)
・広告主様が所有するウェブサイトのURL
・ECサイトの商品ページURL (Amazonの商品ページなど)
・アプリストアのURL (App Store/Google Playなど)
・外部計測ツールのパラメータを設定したURL
・リダイレクトURL
注意点
・設定できないURL:他ソーシャルメディアのURL
・設定可能なURL数:1つのみ
・設定可能なURLの文字数:最大280文字まで
・遷移先URLで発生するユーザー行動は外部ツールで測定する必要があります。
・トレンドテイクオーバープラスで設定可能な紐付けポストは1つのみです。
「スポットライト」掲載イメージ

参考:2025年1-3月期 公式媒体資料
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