【一覧DL可】YDA（Yahoo!ディスプレイ広告）全ターゲティング解説

　Yahoo Display Network(以下、YDN)のターゲティングは活用できていますでしょうか？どれだけ良いバナーやLPを作っても、広告配信する人と場所を間違えたていたら効果には繋がりません。今回はYDNで設定できるターゲット全9種を一挙ご紹介させていただきます。ターゲティングを把握したうえで、どれがご自身のサービスと適しているのか？考える一助にしていただければ幸いです。

なお、YDAのターゲティングである「興味関心」と「購買意向」は非常に多くの項目が用意されています。一挙に紹介すると長くなるため、表に一覧化しました。以下よりダウンロードできますので、こちらもご参照ください。

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YDA興味関心ターゲティング一覧【DL資料】

YDA（Yahoo!ディスプレイアド）の「興味関心ターゲティング」を一覧化したExcelシートです。日々の広告運用にお役立てください。

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YDA購買意向ターゲティング一覧【DL資料】

YDA（Yahoo!ディスプレイアド）の「購買意向ターゲティング」を一覧化したExcelシートです。日々の広告運用にお役立てください。

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人にターゲティングするか、面にターゲティングするか

YDNのターゲティングは大きく2つの種類に分けられます。それは、「人」に対してターゲティングする方法と、「面」に対してターゲティングする方法です。

人に対するターゲティングは、性別や年齢、趣味、検索した語句など特定の条件に合うユーザーを指定して配信できます。女性のみに配信するや、スポーツに興味のある人のみに配信するといったターゲティングができるため、自社の商材サービスの購買層のみに絞って配信することができます。前述の目次で記載してある2章～8章が、人に対するターゲティングとなります。

面に対するターゲティングは、広告の配信先を指定して配信する方法です。エンタメ系のニュースが掲載されるサイトに映画情報のバナーを出すなどといったターゲティングができます。前述の目次で記載してある9～10章が、面に対するターゲティングとなります。

人を指定したターゲティングで配信を始め、成果が出るサイトの傾向が見つかれば配信面を指定するという戦略がよく取られます。それでは次章からどういうターゲティングができるのか、またどのような場面で活用できるのかを解説させていただきます。

地域ターゲティング

位置情報を利用して、指定した地域に今いるユーザーに広告を配信する機能です。地域は都道府県、市区町村単位で指定できます。店舗への誘導を目的としたプロモーションなどでは、エリアの指定が重要になるため、必ず指定するようにしましょう。

デバイスターゲティング

広告を配信するデバイスを選択できます。デバイスは「PC」「スマートフォン」「タブレット」から選択できます。スマートフォン・タブレットを指定した場合は、OSおよびプラットフォームの選択も出来ます。OSは「全てのOS」「Android」「iOS」の3つから選択。プラットフォームは「ウェブ」「アプリ」「全てのプラットフォーム」の3つから選択します。

デバイスは獲得成果に大きく影響を与える要素です。デバイスの配信結果を見て、CPAが悪いデバイスがあれば配信を抑制または停止することも検討ください。

年齢ターゲティング

広告を配信するユーザーの年代をあらかじめ設定して、対象ユーザーの年代を絞り込むターゲティングです。YDNで設定できる年齢幅は以下の通りとなっております。

• 13～14歳
• 15～17歳
• 18～19歳
• 20～21歳
• 22～29歳
• 30～39歳
• 40～49歳
• 50～59歳
• 60～69歳
• 70歳以上
• 不明

また、YDNでは各年齢幅に「推定」のチェック項目があります。こちらは各広告掲載面の配信実績やユーザーの検索履歴などの興味関心情報を基にした機械学習により、選択した年代であると推定されるユーザーのことです。すなわち「推定」にチェックを入れた方が配信ユーザーは増えます。

ちなみにGDNの年齢ターゲティングは年齢の下限が18~24歳となっております。YDNは13歳～17歳にも広告を配信できるため、中高生向けに配信したいということであれば、YDNでの年齢ターゲティングを検討されてもよいと思います。

性別ターゲティング

ユーザーの性別をあらかじめ設定して、広告の配信先を絞り込むターゲティングです。

「男性」、「女性」、「不明」の3種から選択できます。また、「男性」「女性」は「推定」を選択することも可能です。男性のみターゲットの商材であれば、男性のみに絞った配信をすればよいですが、男性がメインだが女性も利用するサービスであれば、「不明」もターゲットに含めるという使い分けを行うと良いでしょう。

オーディエンスカテゴリーターゲティング

オーディエンスカテゴリーはユーザーの「特定のジャンルの興味や関心」、「特定の商材の購買意向がある」、「ユーザー属性」でターゲティングする機能です。それぞれの説明を以下で紹介します。

興味関心（潜在顧客の集客、ブランド認知）

スポーツや旅行など、特定のカテゴリに興味・関心を持つユーザーをターゲットできます。11種類の大きなカテゴリがあり、合計で123個のセグメントからターゲットを選択できます。

興味関心は持っているが、商品の購入までは検討しない潜在顧客をターゲットすることができるため、幅広いユーザーに商品・ブランドを認知させたいときに使用するとよいでしょう。カテゴリが非常に多いので、こちらは別途記事に一覧を載せております。よろしければ、こちらもご覧ください。

購買意向（見込顧客へのアプローチ）

 特定の商品やサービスの購入を検討しているユーザーをターゲットとします。「購買意向」は先述の「興味関心」と比較すると、より購入確度が高いユーザーをターゲットできるので、獲得目的のキャンペーンでも利用できるターゲティングです。

こちらもターゲティングできるセグメントの種類が多く、23種類の大きなカテゴリの中から、全370種のセグメントができます。こちらも別記事で詳細を説明させていただきましたので、よろしければ下記のリンクもご覧ください。

属性・ライフイベント（顧客層を指定したアプローチ）

年収や学歴、就職・結婚など特定のイベントを控えているユーザーなど、ユーザーの属性指定してターゲティングする機能です。

年収が高いユーザーに、車など高額な商品のプロモーションを行う。同居している孫がいるユーザーにランドセルや知育商材のプロモーションを行うなど、戦略に応じて配信を行うことができます。皆様の考えているターゲティングに合うカテゴリがあれば、是非とも実施の検討をしてください。

【属性・ライフイベント_カテゴリ一覧】

サーチキーワードターゲティング

設定したキーワードをYahoo検索したユーザーに対して広告を配信するターゲティングです。

サーチキーワードは過去に検索したユーザーが、Yahooニュースなどのコンテンツを閲覧中に、主に画像や動画形式のクリエイティブで配信されます。リスティング広告に比べると獲得効果の面では落ちますが、低い単価で幅広いユーザーに広告配信できるので、認知施策や単価の高いキーワードでの配信をしたい際に利用するのも良いでしょう。

サーチキーワードにおける注意点は、どんなキーワードでも設定できるというわけではなく、Yahooで一定の検索ボリュームがあるキーワードしか設定できません。どんなキーワードが設定できるかは面倒ですが、Yahoo広告の管理画面で確認するしかありません。

サーチキーワードはGDNにはない、YDN特有のターゲティングとなります。

リターケティング

リターケティングとは、過去に自社のウェブサイトを訪問したユーザーに、広告を表示することができる機能です。

一度サイトを訪れただけで申込みなどの獲得地点まで到達するユーザーは少ないです。しかしサイトに訪れたということは商材に興味を持ったユーザーに違いはないので、そのユーザーに再度アプローチすることで、購入につながる可能性は高いです。

他のターゲティングに比べて獲得率は非常に高いので、獲得目的のキャンペーンでは最優先で実施すべきターゲティングです。

カスタムリスト

カスタムリストとは、広告主様が別途持っているユーザーデータ（メールアドレス、広告識別子）をYDNにアップすることで、それらのユーザーに広告を配信するターゲティングです。既存顧客に対してのプロモーションを行う際などは、カスタムリストを利用して配信を行うとよいでしょう。

類似リスト

類似リストとは、リターゲティング・カスタムリストでユーザーリストと、WEB上の行動履歴が類似しているユーザーをターゲティングできる機能です。

様々なケースで利用できるターゲティングですが、なかでもBtoB向けのニッチな商材などのプロモーションによく利用されます。ニッチな商材はキーワードなどでターゲットするのが難しいため、配信の幅を広げたい場合に活用してください。

プレイスメント

ここまで人に対するターゲティングを説明させていただきましたが、これからは面に対するターゲティングの紹介です。最初はプレイスメントです。これは広告を配信するサイトを指定することができる機能です。広告を配信したいサイトのドメインを設定することで、利用することができます。

プレイスメント指定して広告を配信するケースとしては2つあります。

1つ目は、過去の配信実績を見て特定のサイトで獲得実績が高いということがわかった際に、利用されます。2つ目は、会社のブランドイメージを損ねたくない場合に利用されます。YDNで違法サイトなど意図しないサイトに配信される可能性が0ではないため、それを防ぐためにプレイスメント指定するというケースもあります。

サイトカテゴリー

広告を配信するウェブサイトが属するカテゴリーを指定して配信する機能です。例えば、音楽系の情報が載っているサイトに広告配信したいといったケースで利用されます。7つの大きなカテゴリーから277種のサイトを指定できます。次よりカテゴリー別に分けて紹介します。

サイトカテゴリー➀：ニュース、情報系

サイトカテゴリー②：ソーシャルサービス

サイトカテゴリー③：電子メール、ストレージ

サイトカテゴリー④：エンターテイメンメント

サイトカテゴリー⑤：専門サイト（サービス）

サイトカテゴリー⑥：専門サイト（製品、物販）

サイトカテゴリー⑦：専門サイト（その他）

ディスプレイ広告成功のかぎは、ターゲティングが握っている

どれだけ時間をかけてバナーやLPのデザインをしても、ターゲティングが正しく出来ていないと成果には繋がりません。WEB広告は出したい人に絞って広告を出すということが出来る媒体なので、ターゲティングの機能を有効に使って、費用対効果を高めましょう。そのためにもターゲティングの理解は必須ですよ。

ディスプレイ広告のターゲティングの相談を始めとしたWEB広告のご相談は、成果改善を得意とする弊社プライムナンバーズまでご相談ください。

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YDA興味関心ターゲティング一覧【DL資料】

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非公開: 【2023年2月更新】広告媒体最新アップデート

主なWeb広告媒体の最新アップデート情報をまとめました。今月はYahoo!広告・Twitter広告・LINE広告が更新されています。

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【企業担当者向け】ウェブ広告超入門！主な特徴・種類・弊社実績を紹介【参加無料】

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