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2026.04.10 更新
2026.04.10 更新

Googleタグマネージャーとは?初心者向けに基本と使い方をわかりやすく解説

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N.F.

コンテンツプランナー

「タグ」とは、Webサイトの分析や広告配信を行うために設置するコードのことです。タグは便利ですが、数が増えるほど管理が煩雑になってしまいます。そこで役立つのが、Googleタグマネージャー(Google Tag Manager/GTM)です。本記事では、これからGTMを使い始める方に向けて、基本的な考え方から初期設定の流れまでをわかりやすく解説します。

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Googleタグマネージャーとは

Googleタグマネージャー(GTM)とは、ウェブサイトやモバイルアプリに含まれる「タグ」(トラッキングコードや関連するコードの総称)を、素早く簡単に追加・更新・管理できるタグ管理システムです

参考ページ:Googleタグマネージャー ヘルプ「タグマネージャーの概要」

タグとは?
Webサイトの裏側(コード)に貼り付ける、数行のプログラミングコード(命令文)のことです。見た目はただの英数字の羅列ですが、ブラウザ(SafariやChromeなど)に対して「特定の動きがあったら広告管理画面に報告せよ!」という命令を送っています。広告の効果を正しく測るための報告用センサーみたいなものです。

従来、タグをウェブサイトに設置・変更するには、毎回エンジニアにHTMLソースコードを直接書き換えてもらう必要がありました。GTMを使えば、コードの編集なしに、ウェブ上の管理画面だけでタグの設定・公開が可能になります。しかも、GTMは無料で利用できます。

GTMで何ができるのか?

GTMの最大のメリットは、あらゆる広告媒体のタグをすべて一元管理できるということです。

参考ページ:Google マーケティングプラットフォーム「Googleタグマネージャー」

あらゆるタグを簡単に一元管理できる

GTMは、Googleのタグだけでなく(Google以外の広告媒体など)サードパーティーが提供するタグにも対応しています。たとえば、Google広告やGoogleアナリティクス、Facebook広告など、複数媒体のタグを一つの管理画面でまとめて管理できます。個別の管理画面からコードを編集する手間が減ります。

安心・安全に使える

ミスを防ぐエラーチェックやセキュリティ機能がしっかりしているので、初心者でも安心して使えます。さらに、タグがスムーズに読み込まれるよう工夫されているため、サイトの動きが重くなりにくく、設定したタグがいつでも安定して動いてくれます。また、プレビュー機能を使えば、本番公開する前に「ちゃんと動いているか」を自分の画面だけでチェックできるので、失敗を未然に防げるのもポイントです。

チームでの共同作業が円滑になる

作業場所をいくつでも自由に作れるほか、作業者ごとに「見るだけ」「編集もOK」といった権限を細かく分けられるため、チームでの共同作業がとてもスムーズになります。さらに、本番とは別のテスト環境で動作を確認できる機能があるため、マーケティング担当とシステム担当がお互いの作業を邪魔することなく連携して進められます。

GTMの基本的な構成要素

GTMを理解するうえで欠かせないキーワードとその定義をまとめます。

参考ページ:Googleタグマネージャー ヘルプ「Googleタグマネージャーの構成要素」

タグ(Tag)

タグとは、Googleアナリティクスなどのツールにデータを送信するためのコードを指します。ページやアプリ内で動作し、ユーザーの行動などのトラッキング情報を外部のサービスへ送る役割を持っています。代表的なものとしては、Googleアナリティクスのタグや、Google広告のコンバージョントラッキングタグが挙げられます。

トリガー(Trigger)

トリガーとは、タグを「いつ」発動させるかを決める条件の設定です。クリックやフォーム送信、ページの読み込みといった特定のイベントを監視し、あらかじめ設定した条件に一致したタイミングでタグを配信します。なお、タグを配信するには、少なくとも1つのトリガーを設定する必要があります。

参考ページ:Googleタグマネージャー ヘルプ「トリガーについて」

変数(Variable)

変数とは、商品名や価格、ページURLなど、状況に応じて値が変わる情報を格納する「ラベル付きケース」のようなものです。トリガーの条件として利用したり、タグに必要な情報を渡したりする際に使われます。GTMにはあらかじめ用意された組み込み変数と、自分で設定できるカスタム変数があります。

データレイヤー(Data Layer)

データレイヤーとは、タグマネージャーが読み取れる形式でデータを保持するための仕組みです。あらかじめ構造化されたフォーマットで情報を一時的に格納し、ウェブページやモバイルアプリからタグ・トリガー・変数へスムーズにデータを渡せるようにします。データレイヤーを活用すると、コードを変えてもデータが消えずに済みます。

コンテナ(Container)

コンテナとは、特定のウェブサイトやモバイルアプリに紐づく、タグ・トリガー・変数などの設定をまとめて管理する単位のことです。これらの設定が一つに集約され、タグマネージャー上でまとめて扱えます。

GTMのアカウント構造

GTMを使い始める前に、アカウントとコンテナの関係を理解しておきましょう。

参考ページ:Googleタグマネージャー ヘルプ「アカウントとコンテナを作成する」

  • アカウント:企業や組織単位で作成するIDのことです。1つのGoogleアカウントで複数のGTMアカウントを持つこともできますが、基本的には会社・組織ごとに1つ用意すれば問題ありません。
  • コンテナ:ウェブサイトやアプリごとに作成する管理単位のIDです。タグやトリガーなどの設定は、このコンテナ単位で行います。なお、コンテナにはウェブ・iOS・Android・AMP・サーバーなどの種類があり、用途に応じて選択する必要があります。

1つのアカウントの中に複数コンテナが入っている

GTMの基本的な使い方(導入の流れ)

GTMの導入は、大きく分けて「アカウント作成 → コードの設置 → タグの追加 → 確認と公開」という流れで行います。

ステップ1:アカウントとコンテナを作成する

tagmanager.google.comにアクセスし、Googleアカウントでログインします。「アカウントを作成」をクリックして、アカウント名(会社名など)とコンテナ名(サイトのURLなど)を入力します。コンテナタイプは、通常のウェブサイトであれば「ウェブ」を選択します。

ステップ2:コンテナのコードをウェブサイトに設置する

コンテナを作成すると、2つのコードスニペット(GTMコード)が表示されます。1つ目は<head>タグ内のできるだけ上の方に、2つ目は<body>タグのすぐ後に設置します。この作業は通常、エンジニアに依頼するか、WordPressなどのCMSであればプラグインを使って設置します。一度設置してしまえば、以後のタグ管理はすべてGTMの管理画面から行えるようになります。

※ワークスペース右上のGTMから始まる番号をクリックすればいつでも閲覧できます。

ステップ3:タグを追加する

GTMの管理画面から「タグ」→「新規」をクリックし、設置したいタグの種類(例:Googleアナリティクス、Google広告コンバージョンタグなど)を選択します。

次に、そのタグをいつ発動させるかをトリガーで設定します。たとえば「すべてのページが読み込まれたとき」「特定のボタンがクリックされたとき」などの条件を指定します。

ページビュー、クリック、ユーザーエンゲージメント、その他(カスタムイベントなど)から選択商品の購入や予約完了をコンバージョンとする場合は、完了後に表示されるサンクスページの「ページビュー」にする。

参考ページ:Googleタグマネージャー ヘルプ「タグマネージャーでGoogleアナリティクスを設定する」

ステップ4:プレビューで動作確認をする

タグを公開する前に、必ずプレビュー機能で動作確認をしましょう。GTMの管理画面右上にある「プレビュー」ボタンをクリックすると、「Google Tag Assistant」が起動します。

確認したいサイトのURLを入力して接続すると、どのタグがどのタイミングで発動しているかをリアルタイムで確認できます。このプレビューは自分のブラウザにしか表示されず、一般のユーザーには影響しません。

参考ページ:Googleタグマネージャー ヘルプ「コンテナのプレビューとデバッグ」

ステップ5:公開する

動作確認が完了したら、「送信」から「公開」をクリックして変更内容を反映します。公開時には、バージョン名や説明をあわせて記録しておくと、後から変更履歴を把握しやすくなります。万が一不具合が発生した場合でも、過去のバージョンへ簡単に戻せるため安心です。

GTMで管理できる主なタグの種類

GTMはGoogleのサービスだけでなく、その他の広告媒体のタグにも対応しています。

参考ページ:Google マーケティングプラットフォーム「Googleタグマネージャー」

主な対応タグの例は以下のとおりです。

  • Googleアナリティクス(GA4):サイトへのアクセス数やユーザー行動を計測する
  • Google広告のコンバージョントラッキング:広告経由のお問い合わせや購入などを計測する
  • Google広告のリマーケティングタグ:サイト訪問者に対して広告を再表示するためのタグ
  • サードパーティタグ:Facebook(Meta)広告ピクセル、Twitter(X)タグ、ヒートマップツールなど、GTMのテンプレートギャラリーを通じて設置できる

ギャラリーを検索するとヒットする

まとめ

Googleタグマネージャーは、ウェブサイトのタグをコード編集なしで一元管理できる無料のタグ管理システムです。タグ・トリガー・変数・データレイヤーという基本構成要素を理解し、「アカウント作成 → コード設置 → タグ追加 → プレビュー確認 → 公開」という基本の流れを押さえることで、エンジニアに頼らずマーケターが自力でタグ管理を行えるようになります。

GTMの管理を複数の代理店や担当者で行う場合の注意点や、権限管理・命名規則などのより実践的な運用方法については、Googleタグマネージャーの管理と代理店への依頼方法もあわせてご覧ください。

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コンテンツプランナー

広告運用コンサルタントとして新卒入社後、コンテンツプランナーに変身した。運用経験を活かしたコンテンツを制作できるよう日々奮闘中。好きなお菓子は知育菓子、好きなしらすは釜揚げ。右利き。「文中に余計な挿絵を入れたい」という衝動を常に抑え、真面目に執筆している。入ってたら抑えられなかったんだなと思ってください。