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2022.07.26 更新
2022.07.26 更新

Googleファインド広告 とは?効果的な使い方と導入すべき業種を徹底解説

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プライムナンバーズ編集部

広告運用コンサルタント

Google広告の新たな掲載枠として、2019年にβ版としてリリースされ、2020年4月から全アカウントでの利用が可能になったGoogleファインド広告 。

従来の検索連動広告、ディスプレイ広告とは全く異なる枠での掲載となるため、特徴や仕様を理解して広告運用の選択肢を広げましょう。

検索連動広告、ディスプレイ広告について知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

ファインド広告はGoogleDiscover、YouTube、Gmailへの配信が可能

ファインド広告の掲載枠はGoogleDiscover、YouTube、Gmailの3プラットフォームです。そのうちGoogleDiscoverとYouTubeはスマートフォン版のみ、GmailはPCとスマートフォン両方に配信されます。

図:左から GoogleDiscover、YouTube、Gmail

掲載枠1.GoogleDiscover

GoogleDiscoverはスマートフォンまたはタブレットでGoogleのトップページを見た際に表示される、モバイル限定の自動記事ピックアップ機能です。

ログイン中のGoogleアカウントから収集した閲覧・行動履歴などの情報をもとに「そのユーザーが興味を持つであろう記事」をピックアップしてくれるため、広告配信のターゲットをしっかり設定すれば非常に親和性の高いユーザーへの広告配信が期待できます。

後述のYouTubeはファインド広告以外の配信手段がありますが、GoogleDiscoverに配信できるのは現状Googleファインド広告のみです。以前はGmail広告も別の配信手段がありましたが、2021年7月以降、ファインド広告に統一されました。

「GoogleDiscoverに配信できる」ことは、Googleファインド広告を使う大きな理由になるかもしれません。

掲載枠2.YouTubeホームフィード、次のおすすめ

GoogleDiscoverと同様フィード面での配信となり、トップへの掲載とYouTube動画5つごとに1枠広告が掲載されます。

動画を探しているユーザーに対して別サイトに遷移する広告が掲載されるため、ユーザーのモチベーションとしてはイマイチな所は感じられます。

しかしYouTube広告(インストリーム広告やバンパー広告など)で商品の紹介は出来たものの、サイト誘導にまで至らなかったユーザーのフォローアップとしての活用など「動画コンテンツと結びつきが強い商材」であれば十分期待できます。

掲載枠3.Gmailのプロモーションタブ、ソーシャルタブ

以前配信されていた「Gmail広告」と同様の配信面となります。

「課金形態がクリック課金」「掲載フォーマットが1種」という仕様の違いがあり、過去Gmail広告で利用されていた画像一枚の画像フォーマットや複数画像・リンクが設定できるカタログテンプレートなどのフォーマットはありません。

ファインド広告の掲載フォーマット(アセット仕様)

掲載フォーマットはファインド広告とファインドカルーセル広告の2種類が用意されています。

ファインド広告は画像を最大20個まで設定できます。また、ディスプレイ広告では使えない縦長画像(アスペクト比4:5)が使えます。

一方、ファインドカルーセル広告は画像が2~10個と画像数は減ってしまいますが、画像ごとに広告見出しと最終ページURL(モバイルURL)を設定できるため、URLや訴求内容が異なる商品・サービスを訴求するのに最適です。

Googleファインド広告で利用できるクリエイティブの仕様を表にまとめました。クリエイティブの仕様は、以下の公式ヘルプにも掲載されていますので、あわせてご確認ください。

Googleファインド広告で利用できるクリエイティブの仕様を表にまとめました。クリエイティブの仕様は、以下の公式ヘルプにも掲載されていますので、あわせてご確認ください。

関連サイト:ファインドキャンペーンを作成する(Google広告ヘルプ)

ファインド広告 – アセット仕様

ファインド広告のアセット仕様は以下の表のとおりです。

画像は個数に上限はありませんが、すべての画像を合計して20個以内に収める必要があります。

ロゴもすべてのロゴを合計して5個以内に収める必要があります。

項目仕様の詳細設置可能数
最終ページURLランディングページのURL1
広告見出し最大半角40文字(全角20文字)
※少なくとも1つは半角15文字(全角7文字)以内
3~5
※推奨5
説明文最大半角90文字(全角45文字)3~5
※推奨3
お店やサービスの名前最大半角25文字(全角12文字)1
行動を促す
フレーズのテキスト
11個のメニューから選択
※「自動」に設定することで、
最大パフォーマンスが得られるよう最適化された
フレーズが自動で選択される
1
横向きの画像比率 1.91:1
※1200×628ピクセル/最小600×314ピクセル
※最大ファイルサイズ5MB
1個以上
※推奨3
スクエア画像比率 1:1
※1200×1200ピクセル/最小300×300ピクセル
※最大ファイルサイズ5MB
1個以上
※推奨3
縦向きの画像比率 4:5
※960×1200ピクセル/最小480×600ピクセル
※最大ファイルサイズ5MB
※縦向きの画像はYouTubeには表示されない
0個以上
※推奨1
スクエアロゴ比率 1:1
※1200×1200ピクセル/最小128×128ピクセル
※最大ファイルサイズ5MB
※透明な背景を推奨
1個以上
※推奨1
参照:ファインドキャンペーンを作成する(Google広告ヘルプ英語版

ファインドカルーセル広告 – アセット仕様

ファインドカルーセル広告のアセット仕様は以下の表のとおりです。

カルーセルに設定する画像のアスペクト比(画像の縦横の比率)は、カード全体で統一する必要があります。異なるアスペクト比の画像を同一のカルーセルに混ぜて利用することはできません。

項目仕様の詳細設置可能数
最終ページURLランディングページのURL
※画像ごとに設定可能
1
モバイルページURLモバイルデバイスからクリックした
ユーザー向けのランディングページのURL
※画像ごとに設定可能
任意
広告見出し最大半角40文字(全角20文字)
※少なくとも1つは半角15文字(全角7文字)以内
※画像ごとに設定可能
3~5
※推奨5
説明文最大半角90文字(全角45文字)3~5
※推奨3
お店やサービスの名前最大半角25文字(全角12文字)1
行動を促す
フレーズのテキスト
11個のメニューから選択
※「自動」に設定することで、
最大パフォーマンスが得られるよう最適化された
フレーズが自動で選択される
1
カード画像比率 1.91:1
※1200×628ピクセル/最小600×314ピクセル

または比率 1:1
※1200×1200ピクセル/最小128×128ピクセル

いずれも最大ファイルサイズ5MB
2~10
※推奨2
ロゴ比率 1:1
※1200×1200ピクセル/最小128×128ピクセル
※最大ファイルサイズ5MB
※透明な背景を推奨
1
参照:ファインドキャンペーンを作成する(Google広告ヘルプ英語版)

ファインド広告では設定できない項目

他のキャンペーンと比較してファインド広告は以下の設定ができません。

  • 入札戦略(目標コンバージョン単価、コンバージョン最大化のいずれかを選択)
  • 広告のローテーション
  • デバイス
  • フリークエンシーの管理
  • キーワード(コンテンツターゲティング)
  • プレースメント

既に他のキャンペーンで機械学習による自動化を行っている方は「自動最適化で調整される機能が使用不可」になっていると考えるとわかりやすいと思います。

設定ができる地域、時間帯、属性なども「配信しない(-100%)設定」以外の入札強弱については基本的に機械学習に任せましょう。

カスタムオーディエンスを活用するとサーチターゲティングが出来る

カスタムオーディエンスのリスト作成の際、「これらのいずれかの興味 / 関心や購入意向を持つユーザー」「Google でこれらのいずれかのキーワードを検索したユーザー」のラジオボタンがあります。

「Google でこれらのいずれかのキーワードを検索したユーザー」を選択すると「Google検索で検索した語句(類似含む)で検索したユーザーへ配信」というYDA(Yahooディスプレイ)のサーチターゲティングと似た機能でのターゲティングができます。

  • キーワードの競合が多くクリック単価の高いBIGワード
  • キーワードに関連した訴求ができない競合キーワード
  • サイトとの関連性で品質が低くクリック単価が高いキーワード

上記のような理由からリスティング広告でキーワード登録をしていないキーワードを設定するのがおすすめです。

設定をコロコロ変えるのは厳禁!機械学習にまかせる忍耐も必要

正しい設定と正しい測定をすることで正しい評価がなされます。ファインド広告に関わらず入札戦略が自動入札設定になっているキャンペーンが以下のような設定や評価をしていないか確認してみましょう。

「過去のCPAよりも低いCPAを目標として設定する」「学習期間中に成果を評価する」という2点は特に行ってしまいがちです。

費用を低く抑えたい、早く成果を出したいという要求は当然のことではあるのですが、代理店であれば広告主、インハウス運用であれば上長に十分説明した上で、初月は成果が落ちても我慢して結果を待ちましょう。

過去のCPAよりも低いCPAを目標として設定する

機械学習は設定より高いCPA、低いCPA両方のデータで目標CPAを目指すため、目標CPAを下げると配信量が減ってしまう(配信量減少により学習精度が落ちる)。
※媒体推奨としては現CPAの2倍のCPAを設定。

学習期間中に成果を評価する

学習期間中は基本的に成果が落ち込むため正しい評価にならない。

戻りコンバージョンを加味しない

検討期間が長い商材などは戻りコンバージョンが付くタイミングまで待った上で評価する。

不必要な設定変更

設定変更する度に機械学習がリセットされるため学習が進まなくなってしまう。
※目標CPAの変動は学習完了後、10%程度の増減に抑える。

一日の予算不足

配信が途中で終わってしまうと停止期間(時間帯)の学習が進まないため、1日通しての学習にならない。

※媒体推奨は目標CPAの10倍

ファインド広告は認知もコンバージョンも獲得できるフォーマット

検索広告、ディスプレイ広告、動画広告に次ぐ新しい広告フォーマットのファインド広告ですが、掲載面、設定など既存のフォーマットが異なるだけでなく、機械学習の仕様を十分に理解することが重要です。

Googleファインド広告はGoogleDiscover、YouTubeのフィード面やGmailといった日常的に閲覧の多い面での掲載ということもあり、コンバージョン獲得だけではなく認知拡大を目的とした配信にも効果的です。

特にスマホ面での掲載が多いフォーマットのため、スマホで成果の良い商品・サービスでは導入検討してみましょう。

適切な設定と適切な評価でコンバージョンの最大化、CPAの最適化を目指しましょう。リスティング広告の運用方法に関するお悩みは、プライムナンバーズにご相談ください。

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プライムナンバーズ編集部

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