【23年12月更新】Web広告5媒体最新アップデートまとめ
11月中に更新されたWeb広告媒体のアップデート情報をお知らせします。
今回ご紹介する媒体は次の2つです。
- Google広告
- Yahoo!広告
特にGoogleにおいて、P-MAXのパフォーマンスをより高めることができるアップデートが行われました。常に最新情報をチェックし、日々の運用に活かしていきましょう。
本記事の内容をまとめたPDF資料も、以下のページからダウンロード可能です。あわせてご活用ください。
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目次
【Google広告】P-MAXキャンペーンで「検索テーマ（ベータ版）」が設定可能に
P-MAXキャンペーンにおいて、「検索テーマ」という任意のキーワードをアセットグループごとに25個まで設定できるようになります。
P-MAXの従来の仕様では機械学習が成果が高いと予測されるプレースメントに自動で広告を配信していましたが、検索テーマを設定すると機械学習によって定められたプレースメントに加え、任意のテーマのプレースメントにも広告を配信できるようになります。
広告主の知見と Google AI を組み合わせられる点、AI が短期間では学習できないビジネスや顧客に関する知識を提供できる点がメリットです。
下記のシチュエーションで特におすすめの機能です。
- 商材やサービスに関する詳細な情報や最新情報がLPに記載されていない場合
- リリース直後でキャンペーンの過去の掲載結果のデータが十分に利用できない場合
- キャンペーンをすばやく軌道に乗せ、パフォーマンスを短期間で最適化したい場合
P-MAXキャンペーンを利用中・利用予定の方はぜひご確認ください。
本アップデートの詳細は下記記事で詳しく解説しています。併せてご利用ください。
https://primenumbers.co.jp/blog/googleads/google-update-searchtheme/
参考ページ：P-MAX で検索テーマを活用して関連性の高い新たなトラフィックに配信する
【Yahoo!検索広告】キャンペーン間の共有予算機能の提供開始
キャンペーン間の共有予算機能の提供が2023年11月28日（火）より開始されました。キャンペーン間の共有予算機能とは、予算を複数のキャンペーンで共有して利用することができる機能です。
本機能を利用すると、日予算を使い切れないキャンペーンから日予算が不足しているキャンペーンに余剰分を振り分けることができます。また日予算不足により機会損失が発生しているキャンペーンに他キャンペーンの予算を振り分けることで、機会損失を最小限に抑えることもできます。予算の使用状況や広告配信状況は共有予算レポートで確認可能です。
しかし共有予算では各キャンペーンの予算配分をコントロールできないため、注意が必要です。また日予算は超過する可能性があります。※請求対象は1日の共有予算の200％まで
予算目標が同じキャンペーンを複数利用しているという方はぜひご確認ください。
参考ページ：【検索広告】キャンペーン間の共有予算機能の提供について
【Yahoo!広告】広告の有効性表示
23年12月以降、広告の状態を総合的に評価した「広告の有効性表示」が確認できるようになります。
有効性表示を参考に、タイトルを追加する・キーワードを含めるなどのアクションをることができます。他のレポートと同様、運用改善に活用することを推奨いたします。
【Yahoo!ディスプレイ広告】サーチキーワードターゲティングがオーディエンスリストターゲティングへ移行
2023年12月11日、「サーチキーワードターゲティング」が「オーディエンスリストターゲティング」に集約されます。それに伴い、「オーディエンスリスト」に新規リスト種別「高度なセグメント」が提供されます。
「高度なセグメント」とは任意のワードを入力するとそのワードを基にして機械学習で最適なユーザーリストが作成される機能で、広告グループ設定で他のリストと共に選択できます。このアップデートにより、関連性の高いユーザーにより広くアプローチできるようになります。
「サーチキーワードターゲティング」 と「高度なセグメント」はしばらく並行稼働しますが、最終的には「高度なセグメント」に移行する必要があります（時期未定）。
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