【24年3月更新】Web広告5媒体最新アップデートまとめ
2月中に更新されたWeb広告媒体のアップデート情報をお知らせします。
今回ご紹介する媒体は次の3つです。
- Google広告
- Yahoo!広告
- LINE広告
本記事の内容をまとめたPDF資料も、以下のページからダウンロード可能です。あわせてご活用ください。
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目次
【Google広告】レスポンシブ検索広告 広告見出し・説明文の表示形式変更
レスポンシブ検索広告において、パフォーマンスが改善すると媒体が判断した場合に広告見出しが1つのみ表示されるようになりました。
従来は見出しが2つ(3つ)“-”で繋げられて表示されていましたが、変更後は(見出しが1つのみの方がパフォーマンスが改善すると判断された場合)見出しは1つのみ表示されます。また、説明文の先頭に広告見出しが表示される可能性があります。※固定アセットは引き続き固定位置で配信されます。
媒体の判断によって、見出しは赤枠(見出し1)のみになり青枠(見出し2)は説明文先頭に移ります。
”1つの広告見出しを使用した広告”や”説明文の先頭に広告見出しがある広告”の表示回数は「組み合わせレポート」で確認できます。
参考ページ:新たに変更されたアセットを活用して、AI による検索広告のパフォーマンスを高めましょう
【Google広告】RSAのキャンペーン単位の広告見出し・説明文が設定可能に
レスポンシブ検索広告において、キャンペーン単位で最大3個の広告見出しと2個の説明文のアセットを関連付けられるようになりました。これらのアセットは、キャンペーン内の有効なレスポンシブ検索広告すべてに適用され、変更する際に広告単位で更新する手間が省けます。
またそれらをスケジュールを設定できるため、イベントなどの広告において特定の期間のみアセットを表示したい場合に役立ちます。
表示位置の固定も可能ですが、広告単位で固定されているアセットが他にもある場合は同じ位置に固定されているアセットがすべて表示される可能性があります。
参考ページ:レスポンシブ検索広告のキャンペーン単位のテキスト アセットについて
【Google広告】「アカウント単位の自動生成アセット」が利用可能に
アカウント単位の自動生成アセットを有効にするとGoogleによって自動的に広告表示オプションのアセットが作成され、パフォーマンスの向上が見込まれる場合に広告に表示されるようになりました。
従来は手動で作成した画像アセット・サイトリンク・コールアウト・構造化スニペットが常に配信されていましたが、パフォーマンスの向上が見込まれる場合は動的画像アセット・動的サイトリンク・動的コールアウト・動的構造化スニペットが手動作成アセットと同時に(またはその代わりに)表示されるようになっています。
ユーザーに商品やサービスをわかりやすくアピールできるため広告のパフォーマンスが向上し、広告がクリックされる可能性が高まります。またアセットを手動で作成する手間が省けます。
参考ページ:アカウント単位の自動生成アセットについて
【Yahoo!ディスプレイ広告】1日の予算と請求対象に関する仕様変更
ディスプレイ広告(運用型)のキャンペーンにおいて、1日に発生したコストの請求対象が1日の予算の200%までに変更されました。(従来は120%まで)
また変更に伴い「1カ月の請求限度額」が新設されました。「1カ月の請求限度額」は原則として1日の予算に当月の日数を掛けて算出される金額を指します。
発生した請求対象のコストのうち、実際に請求されるのは上記を基に算出された「1カ月の請求限度額」内の金額になります。
※月の途中で1日の予算を変更、または掲載を終了した場合などは1カ月の請求限度額の計算方法が異なります。
「1日の予算」を超過したコストが発生している日や「1日の予算」を使い切らない日が頻繁にあるキャンペーンの場合、配信挙動が変わる可能性があるため注意が必要です。
参考ページ:【ディスプレイ広告(運用型)】1日の予算と請求対象に関する仕様変更について
【Yahoo!検索広告】画像アセットの提供開始
検索広告において、広告表示オプション(広告表示アセット)の新しい種類として「画像アセット」が2024年4月より利用できるようになります。
画像アセットを利用すると広告主が入稿した画像を検索広告に表示でき、ユーザーに商材を視覚的に訴求できるようになります。
入稿可能な画像サイズは以下のとおりです。
・アスペクト比1:1でピクセルサイズが300×300以上
・アスペクト比1.91:1でピクセルサイズが600×314以上
また掲載不可の画像は以下のとおりです。
・広告掲載基準に準拠していない画像
・外側に枠線がある画像
※画像の外側の一部のみに枠線がある場合も掲載不可
・テキストが記載された画像
※写真の中の商品などに印刷されたテキストは掲載可能
掲載される際に、画像の角を丸くする、画像に枠線を追加するなど加工される可能性があります。
掲載された画像アセットをクリックすると広告の最終リンク先URLに遷移しますが、画像アセット個別のリンクは設定できません。
画像アセットの登録上限数は1アカウントにつき1,000件までで、編集や削除はできません。
参考ページ:【検索広告】画像アセットの提供開始について
【LINE広告】広告フォーマット「動画」がトークリストに対応
動画広告をLINEのトークリスト上部に掲載できるようになりました。
対象のフォーマットは以下のとおりです。
・動画Card(16:9)
・動画Square(1:1)
・動画(小)
ユーザーがトークリスト内の動画をタップした際は下記画像のような流れで表示されます。
配信する際は、広告フォーマット「動画」の広告を作成・編集する画面で「小さい広告枠への動画配信を有効にする」をオンにする必要があります。
また9:16の動画、友だち追加広告には未対応です。
参考ページ:トークリストに動画広告が掲載可能に
【LINE広告】広告フォーマット「動画(小)」を追加
LINE広告に入稿可能な広告フォーマットとして、新たに「動画(小)」が追加されました。
利用可能な配信面とキャンペーン目的は下記のとおりです。
配信実績はパフォーマンスレポートで確認可能です。
※階層は「広告」、集計方法は「サイズ別」を選択
また9:16のアスペクト比の動画には未対応です。
参考ページ:トークリストに動画広告が掲載可能に
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