品質スコアの上げ方 広告文の改善だけじゃない10の解決策
広告の品質スコア、どうやっても上がらないとお困りではありませんか?
品質スコアはGoogleとYahoo!で用いられている指標で(Yahoo!では”品質インデックス”)、他の広告と比べた自社の広告の品質の目安を1〜10で表したものです。
このスコアが高ければ高いほど、自社の広告が他社よりも優れており表示されやすい状態にあることを示します。
5〜7程度だと平均的ですが、8〜10を保てていればベストです。
本記事では品質スコアが低いとお悩みの方へ向けて、改善方法を具体的にご説明します。
改善方法をスライド形式にまとめた資料は下記より無料でダウンロードいただけます。あわせてご利用ください!
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そもそも品質スコアとは?という方は下記記事をご参照ください。
品質スコアの構成要素
品質スコアの構成要素は下記の3つです。
① 推定クリック率
② 広告文の関連性
③ ランディングページの利便性
これらを改善すると品質スコアが改善されます。
構成要素別に改善策をご紹介します。
①推定クリック率の改善
推定クリック率とは、広告が表示された際にクリックされる可能性の高さを表します。クリックされやすい広告にすることを意識しましょう。
そのためには下記のような改善策が考えられます。
1.サービスの強みを強調する
広告文で訴求する商品やサービスの独自の強みを強調します。
例)割引、送料無料、商品の利便性や性能など
2.具体的な広告文にする
◯年、◯円、◯%など具体的な数字を含む広告文にします。
製造地域(日本製など)を明記するなども効果的です。
3.行動を促すフレーズを含む
「お申し込みはこちら」「こちらから詳細を確認できます」「今すぐカンタン見積り」などユーザーにとってもらいたい行動を明記するとよいでしょう。
4.広告文の関連性を上げる
推定クリック率を改善するには広告文の関連性を上げることも関わってきます。
こちらについては次の章で説明します。
②広告文の関連性の改善
ユーザーは検索したキーワードや検索したときのニーズ(何が知りたいのか)に一致していると判断した場合に検索結果をクリックします。つまり、検索結果に表示される広告文の中で特に目に留まる見出しをユーザーのニーズに合わせる必要があるということです。
1.見出しを改善する
入稿しているキーワードを見出しに含むのは大前提です。定期的に検索語句を確認してキーワードと見出しを改善するようにしましょう。
検索語句にはユーザーの意図が反映されるため、検索語句を確認することで想定していたユーザーのニーズと実際のニーズがかけ離れていないか判断できます。
例えば「靴 レディース」という語句が検索されているにもかかわらずキーワードに含まれていない場合、「靴 レディース」をキーワードに登録しておくべきです。
2.広告グループ構成を改善する
広告グループ内のキーワードが広告グループ内の広告で対応できているか確認しましょう。
グループ内に含まれるキーワードに対して、どの広告が表示されても良いようにしておくのがベストです。キーワードと広告のズレがあったら、そのキーワードと広告を別の広告グループとして独立させるとよいでしょう。
③LPの利便性の改善
品質スコアを上げるには、広告だけではなく広告の遷移先となるページ(LP)の利便性を改善することも必要です。
1.ユーザーが求めている内容と合致させる
ユーザーが流入したクエリとLPの内容が異なっていると、すぐに離脱されてしまいます。
例えばアパレルECサイトに遷移させる広告の場合、「帽子」と検索したユーザーが広告をクリックして全ての商品一覧に飛ばされても、帽子を探す前に離脱してしまうかもしれません。
帽子を検索したユーザーには帽子のページを、靴下を検索したユーザーには靴下のページを表示するなど、検索した商品と一致するページに遷移させるようにしましょう。
そのためにはDSA(動的検索広告)の活用をおすすめします。
DSAとは、Webサイトのコンテンツ(ページ内容)に基づいて広告が作成・配信される広告です。WebサイトのURLを入稿するだけで自動で広告が作成されます。
ユーザーの検索内容に合わせた広告を随時作成し表示することができるため、検索内容と広告を一致させられます。
DSAについて詳しくは下記記事をご覧ください。
また、広告カスタマイザの利用も推奨します。
広告カスタマイザを使うと、キーワードにあわせて表示したい広告文を出し分けることができます。
また「おすすめの[帽子/靴下/シャツ]ならこちら」など、広告文の一部のみを差し替える設定にすることも可能です。
広告カスタマイザについて詳しくは下記記事をご覧ください。
2.広告文に表記した内容と合致させる
基本的なことですが、広告文に書く内容はLPにも記載されているものにしましょう。
例えば広告文に割引やキャンペーンについて記載したなら、LPにも同様の内容が記載されている必要があります。
3.LPが重すぎないか確認する
LPの読み込み速度が遅いと、商品ページをしっかり見る前に離脱されてしまいます。
使う画像などの構成要素を見直して、読み込み速度を速く保っておきましょう。LPが軽くなるとLP内でより多くの行動をとってもらえる可能性が高まります。
4.モバイルにもPCにも対応したLPにする
検索はモバイルやタブレットでもPCでも行われます。どのデバイスで表示されてもいいように各デバイスに対応したLPにしておきましょう。
見るデバイスによって見やすさが変わってしまうのはもったいないことです。
上記の対策を行っても品質スコアがなかなか改善しない…
という場合は下記のボタンよりお気軽にプライムナンバーズまでお問い合わせください。
アカウントの状況を把握したうえで、成果を改善するお手伝いをいたします。
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