
【Web広告改善事例集①】追加機能の活用で成果が大幅UP!
”検索テーマ”や”画像表示オプション”など、Web広告の媒体には広告の成果を改善しうるさまざまな機能が備わっています。うまく活用できれば成果を大幅に改善できる余地があるものですが、「種類が多すぎてわからないからとりあえず初期設定でいいや!」と設定を諦めてしまうこともしばしば。
本記事では、Web広告の媒体に備わる追加機能の活用で成果が改善した事例を4つご紹介します。ご紹介する例はすべて弊社の運用事例に基づいています。
記事の内容をまとめた資料を無料でダウンロードいただけます!あわせてご活用ください。
資料には【Web広告改善事例集②】の内容も含まれています。
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目次
Google広告(P-MAX) 検索テーマ
P-MAX配信において、「検索テーマ」を追加したことで成果が改善した事例です。検索テーマとは、広告が表示されやすいキーワードの方向性をGoogle AIに指示できる機能です。
【事例詳細】
P-MAXで配信中の広告に、検索テーマとして商材と関連性の高いキーワードを3件追加した。
追加前後の同期間を比較して、マイクロコンバージョンの件数が約128%増加し、その単価も約20%削減された。
検索テーマを追加したことで、最終的なコンバージョンより手前の”マイクロコンバージョン”の成果が大幅に改善しました。
マイクロコンバージョンの件数が増えると契約や購入など最終的なコンバージョンに繋がりうる見込み顧客が増えることになり、多くの場合キャンペーン全体の成果も改善します。
コンバージョン地点を複数設定している場合や、ハードルの低いコンバージョンを設定している場合は特に、検索テーマの導入を検討するとよいでしょう。
とはいえ検索テーマを設定することに大きなデメリットはないため、上記にかかわらずとりあえず設定してみるのもよいかもしれません。
Google広告(P-MAX)オーディエンスシグナル
P-MAX配信において、「オーディエンスシグナル」を設定したことで成果が改善した事例です。オーディエンスシグナルとは、商材と関連性が高いと思われるユーザーのデータをGoogle AIに指示できる機能です。
【事例詳細】
同時に配信していてコンバージョンが多く獲得できている検索広告のオーディエンス情報を、P-MAXのオーディエンスシグナルとして設定した。
追加前後の同期間で比較すると、コンバージョン率が3%から5%に改善した。
P-MAXのオーディエンスシグナルを活用できていない場合は、この事例のように成果の良いキャンペーンの広告が表示されているオーディエンスをそのまま設定すると改善する可能性があります。
Googleの検索広告で成果の良いオーディエンスを特定するには、「モニタリング」という機能の活用を推奨します。モニタリングについては下記の記事で詳しく解説しています。
Yahoo!広告(検索) 画像表示オプション
Yahoo!検索広告において、「画像表示オプション」を設定したことで成果が改善した事例です。赤枠部分が画像表示オプションの配信イメージです。
画像引用:画像アセットについて
【事例詳細】
配信中のYahoo!検索広告に、商品画像を画像表示オプションとして追加。検索広告のテキスト部分の横に商品画像が表示されるようにした。
追加前後の同期間を比較して、クリック率が約160%伸長した。
画像表示オプションを追加したことで、クリック率が大幅に改善しました。テキストのみの広告よりも商材を詳細に知ることができるからだと考えられます。
画像表示オプションは、管理画面左のメニュー「広告表示アセット」>「+広告表示アセット作成」>「画像アセット」から入稿できます。

商品画像を設定しておくのが理想ですが、用意できない場合でも商材に関連する画像を何かしら設定しておくことをおすすめします。
Meta広告 Advantage+ショッピングキャンペーン
Meta広告において、Advantage+ショッピングキャンペーンを導入した広告の方が通常の配信よりも良い成果になった事例です。
Advantage+ショッピングキャンペーンとは商品の販売に特化した広告メニューで、ターゲティング・配信面・クリエイティブがすべて自動で最適化されます。
【事例詳細】
既存で配信している広告に加えて、同じクリエイティブでAdvantage+ショッピングキャンペーンも配信。同期間で比較すると、Advantage+ショッピングキャンペーンの方がクリック単価が元の単価の67%に抑えられ、コンバージョン単価も25%まで低減した。
この事例は商品販売ではなくイベントへの集客を目的としたものでした。 Advantage+ショッピングキャンペーンは商品の販売に特化したメニューではありますが、それ以外の目的でも成果が改善する可能性があります。実施したことがない方は一度試してみるとよいでしょう。自身の広告に応用できるか知りたいという方はお気軽にお問い合わせください。
使える機能は最大限活用すべし
ご紹介した機能以外にも、活用できるオプションや最適化機能はたくさんあります。機能によっては意図と異なる広告が配信される事象などに注意が必要ですが、設定方法さえ誤らなければ広告の成果を今より伸ばせる可能性があります。
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