【26年6月更新】Web広告5媒体最新アップデートまとめ
直近に発表・実施されたWeb広告媒体のアップデート情報をお知らせします。今回ご紹介する媒体は次のとおりです。
- Google広告
- LINEヤフー広告
- TikTok広告
- LinkedIn広告
- Microsoft広告
- スマートニュース広告
本記事の内容をまとめたPDF資料も、以下からダウンロードいただけます。あわせてご活用ください。
目次
- 【Google広告】ショッピングキャンペーン用AI Max 提供開始
- 【Google広告】Ask Advisor 提供開始(Gemini製AIエージェント)
- 【Google広告】AI Search向け次世代広告フォーマットの提供
- 【Google広告】デマンドジェネレーションキャンペーンがビュースルーコンバージョン最適化入札に対応
- 【LINEヤフー広告】検索広告APIに検索連動型ショッピング広告の入稿機能を追加
- 【LINEヤフー広告】一部画像の最小ピクセルサイズ引き上げと入稿停止
- 【LINEヤフー広告】「友だち追加広告」のPC掲載面配信開始と配信面拡大
- 【LINEヤフー広告】検索連動型ショッピング広告 最上部掲載の最適化
- 【TikTok広告】トップリーチ(予約型)クリエイティブ・シーケンシング 提供開始
- 【TikTok広告】TikTok Growth Max(Mini Series / Mini Games広告)提供開始
- 【LinkedIn広告】Off-Platform Event Ads 提供開始
- 【Microsoft広告】P-MAXで除外キーワード設定が可能に
- 【スマートニュース広告】ビジネスマネージャーで広告アカウント作成方法が変更
- 最新情報を活かしたWeb広告運用ならプライムナンバーズへ
【Google広告】ショッピングキャンペーン用AI Max 提供開始
Google Marketing Live 2026にて、新しいショッピング広告メニュー「AI Max for Shopping」が発表されました。既存のStandard Shopping(手動運用)とPerformance Max(全自動)の中間に位置し、AIで自動化しつつ商品(SKU)単位での露出最適化に強みを持つ新形式です。在庫はあるものの一度もクリックされたことがないSKUを、AIが自動で見つけて露出を増やす設計となっており、カタログ全体の露出不足を解消することを目的としています。
メリット
売れる商品の取りこぼしが減り、カタログ全体の売上機会を拡大できます。商品数が多いのに一部しか売れていないEC広告主にとっては有力な選択肢になり得ます。導入前にはMerchant Centerのフィード品質を整えておくことが重要です。
注意点
Standard ShoppingやPerformance Maxとの併用時には、予算カニバリゼーションやCV重複に注意が必要です。配信ロジックの大半をAIに任せるため、フィード品質が成果を左右します。導入時は予算配分の整理とフィード見直しをセットで行いましょう。
適用日
2026年5月20日(Google Marketing Live 2026にて発表)

参考ページ:AI Max を活用して、ショッピングキャンペーンを最新の検索に対応させましょう。
【Google広告】Ask Advisor 提供開始(Gemini製AIエージェント)
GoogleがGemini製の新しいAIアシスタント「Ask Advisor」を発表しました。Google広告、Google Analytics、Merchant Center、Google Marketing Platformを横断する単一のチャット型エージェントで、「先週CVが落ちた原因は?」「来月の予算配分を提案して」といった対話で運用示唆を得られます。これまでプロダクト別に分かれていたAIアシスタント機能を一つに統合する新しい仕組みです。
メリット
複数ツールを行き来する手間が減り、運用工数を削減できます。改善案やデータ要約をAIに任せられるため、戦略立案により多くの時間を割けるようになります。提供開始後は、まず検証用アカウントで使い勝手を確認し、効果的な質問例を社内に共有しておくとスムーズです。
注意点
AIの示唆はあくまで参考であり、最終判断は人間が行う必要があります。段階的にロールアウトされるため、すべてのアカウントですぐに使えるとは限りません。まずは検証アカウントで試してから本番案件に展開しましょう。
適用日
2026年5月20日以降順次適用(現在は英語アカウントのみ)

参考ページ:新しいAI搭載のコラボレーションツール、Ask Advisorをご紹介します。
【Google広告】AI Search向け次世代広告フォーマットの提供
GoogleがAI検索(Gemini会話型検索)専用の次世代広告フォーマットを発表しました。従来のキーワード対応テキスト広告ではなく、ユーザーの質問に合わせて広告メッセージがその場で自動カスタマイズされ、会話の自然な延長として表示される新しい広告体験です。AI MaxまたはPerformance Maxを通じて利用できます。
メリット
AI検索という新しい接点で広告を出せ、「質問→検討→購入」までの導線が短くなります。ユーザーの文脈に沿った広告体験のため、エンゲージメント率の向上が期待できます。AI Max/Performance Max未導入の広告主にはまず導入を検討いただき、ランディングページや商品情報を「質問に答えられる」内容に整えておくのが効果的です。
注意点
AI MaxまたはPerformance Maxの利用が前提のため、それ以外の広告主は利用できません。配信面・対応地域は段階的にロールアウトされるため、すべての広告主が即時利用できるわけではありません。テキスト広告のみで運用している広告主には、まずAI Max導入から提案するのが現実的です。
適用日
2026年5月20日以降適用予定

参考ページ:検索AI時代に向けた新世代の広告
【Google広告】デマンドジェネレーションキャンペーンがビュースルーコンバージョン最適化入札に対応
Google広告のデマンドジェネレーションキャンペーン(YouTube中心)で、ビュースルーコンバージョン(VTC)を入札最適化に活用する機能がOpen Betaで全広告主に開放されました。VTCとは、広告を見たがクリックせず後にCVに至ったユーザーのことです。これまでクリックCVのみだった学習材料に視聴後CVも加わるため、より幅広いユーザーを獲得しやすくなります。管理画面の「Conversions Optimization」欄にある「Include view-through conversions」にチェックを入れることで有効化できます。
メリット
従来拾えなかった視聴後CVも学習データになり、CV量の拡大と立ち上がり速度の改善が見込めます。YouTubeでデマンドジェネレーションを運用中の広告主は、有効化を検討してみる価値があります。事前にVTCコンバージョンウィンドウを「1日」に設定することが公式から推奨されています。
注意点
現状はYouTube在庫のみが対象となります。有効化するとレポートのCV数が増え、外部計測ツール(Googleアナリティクスなど)と数値が一致しなくなる可能性があります。クリックCVのみを評価する場合や、Google外で広告効果を測っている場合には不向きです。有効化前にクライアントへ「CV数値の見え方が変わる」ことを必ず説明しておきましょう。
適用日
2026年内に順次拡大予定

参考ページ:デマンド ジェネレーション キャンペーンのビュースルー コンバージョン最適化入札戦略について
【LINEヤフー広告】検索広告APIに検索連動型ショッピング広告の入稿機能を追加
LINEヤフー広告の検索広告APIに、検索連動型ショッピング広告(SSA)の入稿機能が追加されます。これまでSSAの商品データ管理や入札変更は、管理画面または一括ツール(CSV)でしか行えませんでした。API対応により、自社運用ツールやスクリプトから自動でSSAを操作できるようになります。大量SKUを扱うEC事業者にとっては運用効率が大きく向上する見込みです。
メリット
大量SKUを扱うEC事業者の運用が自動化でき、工数を大幅に削減できます。他媒体と同じAPIツール上でSSAも一元管理できるため、運用全体の効率化に貢献します。大規模EC案件を持つ広告主の方は、API連携によるメリットをぜひご検討ください。
注意点
APIのバージョン更新や仕様変更には継続的に対応する必要があります。API実装には開発工数がかかるため、小規模アカウントだとコスト見合いが取れない場合もあります。既存のCSV入稿で困っていない案件については、無理にAPI移行する必要はありません。
適用日
2026年7月8日適用予定

参考ページ:検索広告 APIに検索連動型ショッピング広告の入稿機能を追加
【LINEヤフー広告】一部画像の最小ピクセルサイズ引き上げと入稿停止
LINEヤフー広告のディスプレイ広告で、一部画像の最小ピクセルサイズが引き上げられます。これまで入稿できていた小さめの画像が、新基準を満たさないと入稿停止となります。配信面での画像品質を上げ、ユーザーに見やすく・きれいな広告を届けることが目的です。既存配信中の画像については別途案内が予定されています。
メリット
配信画像の品質が上がることで、視認性・クリック率の改善が期待できます。広告主のブランドイメージ向上にも寄与します。今後の制作物は最初から新基準に合わせて作成しましょう。
注意点
現行サイズで運用中のクリエイティブは、新基準に合わせて差し替えが必要です。既存配信中の画像についても、変更後に配信が停止される可能性があります。既存画像の棚卸しを実施し、新基準向けに早めに差し替えスケジュールを立てておきましょう。
適用日
2026年7月22日(変更後の最小ピクセルサイズを満たさない画像を設定している広告の配信を停止)

参考ページ:一部画像の最小ピクセルサイズ引き上げと入稿停止について
【LINEヤフー広告】「友だち追加広告」のPC掲載面配信開始と配信面拡大
LINE公式アカウントの「友だち追加広告」が、新たにPC掲載面でも配信できるようになります。従来はスマートフォン中心の配信でしたが、PC面の追加でリーチできるユーザー層が拡大します。あわせて配信面の拡大も実施される予定です。
メリット
PC利用が多い層(BtoB・オフィスワーカー・年配層など)にもリーチでき、友だち獲得の母数を最大化できます。LINE公式アカウントで友だち獲得を運用中の広告主にとっては、配信機会の拡大による効率改善が見込めます。
注意点
PCとスマホでは最適なクリエイティブサイズや訴求が異なります。PC配信を追加するだけで成果が上がるわけではないため、PC向けクリエイティブを別途用意することが望ましいです。配信開始後は、デバイス別のCPAや友だち獲得数を確認しながらチューニングを行ってください。
適用日
2026年6月9日適用予定

参考ページ:「友だち追加広告」のPC掲載面配信開始と配信面拡大について
【LINEヤフー広告】検索連動型ショッピング広告 最上部掲載の最適化
LINEヤフー広告の検索連動型ショッピング広告(SSA)の最上部掲載ロジックが改善されます。最上部掲載とは、商品名や型番など購入意図の強いキーワードで検索された時に、SSAが検索結果の一番上に表示される仕組みです。対象はスマートフォン版Yahoo!検索(ウェブ版)とスマートフォン版Yahoo! JAPANアプリで、PC版は2026年夏に対応予定です。
メリット
購入意図の強いユーザーへの露出効率が改善される見込みです。夏のPC版展開でPCユーザーへのリーチも増えるため、今後の集客機会が広がります。SSA運用中の広告主には事前案内をしておき、実施後はレポートで配信傾向の変化を把握しましょう。
注意点
配信ロジック改善により、配信傾向(CPC・配信量・CV数)が変動する可能性があります。最上部にSSAが表示される場合、コマース検索モジュール内には表示されない仕様です。6/9以降はレポートを毎日チェックし、必要に応じて入札や予算を調整してください。
適用日
2026年6月9日適用予定

参考ページ:検索連動型ショッピング広告 最上部掲載の最適化と今後の予定について
【TikTok広告】トップリーチ(予約型)クリエイティブ・シーケンシング 提供開始
TikTokのプレミアム広告枠トップリーチに、「Creative Sequencing(クリエイティブ・シーケンシング)」機能が追加されました。トップリーチはアプリ起動時の全画面広告(TopView)とフィード最上部広告(TopFeed)を1セットで配信できる枠です。新機能では、2つの枠で別々のクリエイティブを連続再生し、1つのストーリーとして見せられるようになりました。
メリット
TikTok起動直後からブランドストーリーを段階的に伝えられるため、1日のアクティブユーザーへ最大限のリーチが可能になります。ブランド認知の効果が高く、大型ローンチやキャンペーンを控えた広告主におすすめの広告枠です。配信前には前編・後編の2本のクリエイティブを準備しておきましょう。
注意点
高単価のプレミアム枠であり、配信枠も限定的です。直前申し込みは取れない可能性が高いため、早めの予約が必要です。また、クリエイティブ2本分の制作工数・コストが発生する点もご留意ください。実施希望の際は早めにTikTok営業担当へ枠予約を行ってください。
適用日
2026年5月13日(TikTok World 2026にて発表)

参考ページ:TikTok World ’26
【TikTok広告】TikTok Growth Max(Mini Series / Mini Games広告)提供開始
TikTokがメディア企業・ゲーム開発者向けの新広告ソリューション「TikTok Growth Max」をリリースしました。TikTok内のエンタメ体験「Mini Series(エピソード形式のミニドラマ)」「Mini Games(アプリ内ミニゲーム)」へのユーザー誘導・エンゲージメントを促進する広告で、ユーザーはTikTokアプリを離れることなく発見・視聴・購入・プレイまで完結できます。
メリット
エンタメコンテンツの新しい収益化機会を作れます。高エンゲージメントなオーディエンスに直接ターゲティング可能なため、コンテンツ・ゲーム配信を扱う広告主には新たな選択肢となります。映像コンテンツやゲームを扱うクライアントにはぜひ紹介してみてください。
注意点
対象はメディア・ゲーム事業者が中心で、一般広告主の活用余地は限定的です。国内提供時期や対応案件は今後のロールアウト次第となります。対象業種以外には積極的に提案する必要はなく、対象業種には情報共有のみ行いつつ需要を見極めるのが良いでしょう。
適用日
2026年5月13日(TikTok World 2026にて発表)

参考ページ:TikTok World ’26
【LinkedIn広告】Off-Platform Event Ads 提供開始
「Off-Platform Event Ads」の提供が開始されました。従来はLinkedIn内のイベントページが必須でしたが、新機能ではLinkedIn外で開催されるイベント(Zoom・Webinar Jam等のウェビナー、ハイブリッドイベントなど)も広告で配信できるようになりました。対応する目標はブランド認知度、ウェブサイト訪問、エンゲージメント、リード獲得です。2026年5月6日に全広告主に展開済みです。
メリット
LinkedIn内にイベントページを作る手間が不要となり、普段使うウェビナーツールをそのまま使えます。BtoBのウェビナー集客に最適な広告手法です。Google広告やMeta広告中心だった広告主にも、LinkedIn広告を新しい選択肢として提案しやすくなりました。
注意点
出席者管理やリマインド送付などイベント運営機能はLinkedIn外で完結する必要があります。リード情報の連携は、クライアント側のCRMやMAツールで対応する必要があります。配信を開始する前に、ウェビナーツール・CRM・リード獲得後のフローを整理しておきましょう。
適用日
2026年5月6日適用済み(全広告主展開)

参考ページ:LinkedIn Marketing Solutions Blog
【Microsoft広告】P-MAXで除外キーワード設定が可能に
Microsoft広告のPerformance Max(P-MAX)キャンペーンで、除外キーワード(Negative Keywords)をセルフサーブで設定できるようになりました。管理画面の「キャンペーン」→「除外キーワード」から、適用先のP-MAXキャンペーンまたは除外キーワードリストを指定して追加します。API・Editor・Google Adsからの除外キーワードのインポートにも対応済みです(2026年3月)。
メリット
並行運用中の検索広告で設定済みの除外キーワードをP-MAXにも適用でき、意図しないクエリでの配信を防げます。Google Adsからのインポートにより、両プラットフォーム間の運用工数を削減できます。Microsoft P-MAXを運用中のアカウントでは、まず検索広告で設定中の除外キーワードリストをP-MAXにもコピーしておくのがおすすめです。
注意点
除外キーワードはSearch/Shopping在庫にのみ適用され、Audience在庫には適用されません。頻繁な手動除外はAIの最適化を阻害する可能性があるため、必要最小限に絞ることが推奨されます。設定後はパフォーマンスを2週間ほどモニタリングし、影響を確認してください。
適用日
適用済み(2026年2月オープンベータ開始、3月にAPI/Editor対応)
参考ページ:PMaxおよびその他の製品ニュース
【スマートニュース広告】ビジネスマネージャーで広告アカウント作成方法が変更
スマートニュース広告(SmartNews Ads)の広告アカウント作成方法が変更されました。SmartNewsビジネスマネージャーから直接アカウントを作成できるようになり、作成→入稿→審査申請まで一気通貫で実行可能になりました。従来は営業担当への依頼が必要でしたが、自社の管理画面で完結できます。従来使われていた一部のGoogleフォームは廃止予定で、移行期間は2026年5月27日までとなっています。
メリット
営業担当を介さずに広告アカウント作成・入稿・審査申請が完結し、新規アカウント立ち上げのリードタイムが大幅に短縮されます。自社管理画面で一元的に管理できるため、運用効率も向上します。2026年5月27日までに、Googleフォーム経由から新フロー(ビジネスマネージャー経由)への移行を完了させましょう。
注意点
1ビジネスアカウントで作成できる広告アカウントは最大20件です(請求書払いの場合は超過可)。アカウント名は「広告主名(ブランド名)_オーナー会社名(正式名称)」のルールで自動生成され、現時点では管理画面からの名称変更はできません。SKAdNetwork(SKAN)計測を利用する場合は別途申請が必要です。命名規則を社内に共有してから新規作成を行ってください。
適用日
2026年5月20日適用済み
参考ページ:ビジネスマネージャー利用ガイド – SmartNews Adsヘルプセンター
最新情報を活かしたWeb広告運用ならプライムナンバーズへ
弊社では一般に公開されている情報の他、各媒体社から特別に共有を受けた最新情報を活用し、お客様のWeb広告運用をおこなっております。「最新情報を加味してWeb広告を運用してほしい!」とお考えの方は、以下のボタンからプライムナンバーズにご連絡ください。ご相談は無料で承りますので、いつでもお気軽にお問い合わせください。






