【一覧DL可能】GDN&YDAディスプレイ広告バナーサイズ一覧(2022年12月更新)
「ディスプレイ広告をはじめるから、用意するバナーのサイズを教えてください!」
……こんなふうにバナーサイズについて聞かれたことが、Web広告担当者なら一度はありますよね。しかし各広告媒体のヘルプを見ても判断がつかず、困った経験はありませんか?
今回はディスプレイ広告の主要媒体である「Googleディスプレイ広告(GDN)」および「Yahoo!広告 ディスプレイ広告(運用型)(YDA)」で利用できる主要なバナーサイズを紹介します。最低限これだけは用意すべきというバナーサイズなど、バナーを用意する際の参考となる情報をまとめましたので、ぜひお読みください。以下のリンクから入稿規定の一覧をダウンロードすることができます。
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目次
イメージ広告のバナーサイズ
イメージ広告とは、広告枠にバナー画像のみを表示する広告です。後述するレスポンシブディスプレイ広告と違い、画像が広告枠に応じて自動的に調整されることはありません。一方で複数のバナーサイズを入稿しないと、十分な配信量を確保できないというデメリットもあります。
Googleディスプレイ広告(GDN)
GDNのイメージ広告で入稿できるバナーサイズは、48種類あります。詳しくは以下リンクをご覧ください。
Yahooディスプレイ広告(運用型)(YDA)
YDAも入稿できる画像のアスペクト比が決められています。入稿できるバナーのアスペクト比は9種類あります。詳しくは以下のリンクをご覧ください。
作成すべき7つのバナーサイズ
GDN、YDAどちらもバナーサイズが多様ですが、上記バナーサイズを全て用意する必要はありません。
GDN・YDAともに配信することができる以下の7サイズを作成すると、1データを両媒体で使いまわせて便利です。
イメージ広告のオススメバナーサイズ
アスペクト比 | 画像サイズ(px) | 対応デバイス |
6:5 | 300×250 | PC,タブレット,スマホ |
39:5 | 468×60 | PC,タブレット |
728:90 | 728×90 | PC,タブレット |
4:15 | 160×600 | PC,タブレット |
1:2 | 300×600 | PC,タブレット |
32:5 | 320×50 | スマホ |
16:5 | 320×100 | スマホ |
媒体別イメージ広告入稿規定
項目 | GDN | YDA |
上限ファイルサイズ | 150KB | 3MB(※150KB以内を推奨) |
利用可能なファイル形式 | JPG,PNG,GIF | JPG,PNG,GIF |
絶対に用意したいバナーの種類
ディスプレイ広告をおこなう際、「レスポンシブディスプレイ広告」用のバナーは必ず用意しましょう。
レスポンシブディスプレイ広告とは、2種類のサイズのバナーと複数のテキスト文を用意すると、広告枠に合わせてバナーとテキストを自動的に調整して広告を出せるというもの。
バナーを2サイズだけ用意すれば、全てのディスプレイ広告枠に広告配信できる便利さがウリです。
通常はサイトが用意した広告枠と同じサイズのバナーを入稿しないと、広告を表示できません。
そのためレスポンシブディスプレイ広告が登場する前は、十分な配信量を確保するためにはスクエア・縦長・横長など複数のバナーサイズを用意する必要がありました。
これからディスプレイ広告実施するなら、必ずレスポンシブディスプレイ広告に適したサイズを用意しましょう。
以下、レスポンシブディスプレイ広告のバナーについて紹介します。
レスポンシブディスプレイ広告のフォーマット
GDN | YDA | |
アスペクト比(横長) | 1.91:1 | 1.91:1 |
推奨サイズ(横長) | 1200×628ピクセル | 1200×628ピクセル |
アスペクト比(スクエア) | 1:1 | 1:1 |
推奨サイズ(スクエア) | 300×300ピクセル | 1200×1200ピクセル |
ファイルサイズ | 5120KB以内 | 3MB以内 |
広告見出し | 半角30字以内 | 全角20字以内 |
広告見出しの個数 | 5個まで | 5個まで |
長い広告見出し | 半角90字以内 | 設定不可 |
説明文 | 半角90字以内 | 全角90字以内 |
説明文の個数 | 5個まで | 5個まで |
会社名 | 半角25字以内 | 全角20字以内 |
ロゴ画像(任意) | 4:1(横長)、1:1(スクエア) | 180×180ピクセル |
レスポンシブディスプレイ広告の注意点
表示される広告枠によっては、バナー画像は小さく編集されます。
そのためバナー内に文字を入れても全く視認できない可能性があります。
レスポンシブディスプレイ広告はテキストも入稿できるので、バナーには文字を入れない方が良いでしょう。
逆にバナー画像を特に目立たせたいという場合は、以下に紹介するイメージ広告のバナーサイズも入稿する必要があります。
GDN、YDAで入稿できるバナーサイズは異なります。
必要に応じて用意すべきバナーの種類
通常のディスプレイ広告の配信面とは異なりますが、特定のサイズのバナーを用意することで配信できる広告枠があります。
広告掲載されるサイトが決まっているため、掲載先を精査する必要がなく安心して広告を配信できます。
ディスプレイ広告の配信先を広げたい場合は、以下のバナーサイズを用意することを検討してください。
Googleファインド広告のバナーサイズ
Googleファインド広告は、Googleが提供しているサービスの指定広告枠に配信できるものです。
ファインド広告の詳細については、以下の記事をご覧ください。
https://primenumbers.co.jp/blog/googleads/google-find-ads/
画像1個が掲載される通常の「ファインド広告」と、複数の画像を掲載できる「ファインド広告-カルーセル」の入稿規定と掲載イメージを紹介します。
ファインド広告の入稿規定
項目 | 通常 | カルーセル |
アスペクト比(横長) | 1.91:1 | 1.91:1 |
推奨サイズ(横長) | 1200×628 | 1200×628 |
アスペクト比(スクエア) | 1:1 | 1:1 |
推奨サイズ(スクエア) | 1200×1200 | 1200×1200 |
アスペクト比(縦長) | 4:5 | 非対応 |
推奨サイズ(縦長) | 960×1200 | 非対応 |
アスペクト比(スクエアロゴ) | 1:1 | 1:1 |
推奨サイズ(スクエアロゴ) | 1200×1200 | 1200×1200 |
画像のファイル形式 | JPG,PNG | JPG,PNG |
上限ファイルサイズ | 5120KB | 5120KB |
広告見出し | 半角40字以内 | 半角40字以内 |
広告見出しの個数 | 5個まで | 5個まで |
説明文 | 半角90字以内 | 半角90字以内 |
説明文の個数 | 5個まで | 5個まで |
会社名 | 半角25字以内 | 半角25字以内 |
その他 | ・同じアスペクト比の画像が2~10個必要 |
ファインド広告の掲載イメージ
Yahoo! JAPAN ブランドパネル枠広告のバナー
Yahoo!JapanTOPページの上部の配信面をブランドパネルと呼びます。
Yahoo!が提供している広告枠の中で特に目立つため、認知獲得・成果獲得ともに効果が期待できます。
PC、スマホそれぞれにブランドパネル枠がありますが、入稿規定が違います。それぞれの入稿規定を紹介します。
ブランドパネル規定
項目 | PC静止画 | PC動画 | スマホ静止画 | スマホ動画 |
アスペクト比 | 1:1 | 1:1,16:9 | 16:9 | 16:9 |
最小画像サイズ(px) | 600×600 | 600×600,640×360 | 640×360 | 640×360 |
上限ファイルサイズ | 3MB | 200MB | 3MB | 200MB |
バナー作成時の注意事項
規定のサイズ通りのバナーを作成しても、広告審査で不承認になる可能性があります。
広告が審査落ちする主な要因について紹介します。
主体者表記が明確でない
クリエイティブの中に、視認可能な大きさで主体者名を明記する必要があります。主体者名とは「会社名」「ブランド名」「商品名」「ブランド名」などが当てはまります。いずれかの名称またはロゴをクリエイティブに含めてください。
企業の連絡先が明確ではない
サイトの信頼性を担保し、責任の所在を明確にするために、サイト内に運営者情報を明記する必要があります。
所在地・連絡先として認められるもの
- 本社住所
- 電話番号(携帯電話不可)
- お問い合わせ用メールフォーム
- お問い合わせフォーム
コンテンツと同化するものや誤認されるもの
サイト内のコンテンツと同化するようなバナーは掲載できない可能性があります。バナーに枠取りをするなど、コンテンツとバナーを区別できるデザインにしてください。その他、広告のガイドラインは下記リンク先をご覧ください。
悩んだらレスポンシブディスプレイ広告
GDNもYDAも入稿できるバナーサイズが複数あり、用意すべきサイズの判断が難しいものです。
どのバナーを作ればよいか悩んだら、レスポンシブディスプレイ広告のバナーを作ることをオススメします。
レスポンシブディスプレイ広告のバナーなら、2つのサイズを用意すれば全てのディスプレイ広告枠に配信可能です。
少ない労力で配信量を確保できるため、まずはレスポンシブディスプレイ広告用のバナー作成から始めましょう。
レスポンシブディスプレイ広告で成果が出たら、その他サイズのバナーを適宜追加していくとよいと思います。
本記事の内容は、以下のリンクからダウンロード可能です。ぜひ日々の広告運用にご利用ください。
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